Pino.
16 件の小説どうして君を。
先生。____ 先生がすきかも。 好きなのかただ大人な君に惹かれてるのかわからない。 けどなぜが君を探して、君の気を引こうとする そんな自分も分からなくて。 夢に出てきた。君とベットの上でキスした。 なにこんな夢見てるんだろ。ってわらってしまった 廊下でいつもおはようを交わし、ばいばいを交わす。 保健の授業。週に1度の授業。 近くもない。なのに探してしまう。 15歳も離れている。ごめん、探してしまう。 明日も言うよ、おはよう。 明日も言うよ、ばいばい。 高校2年私はこう思うった。 同性の先生を好きになったよ。ごめんね。先生
最後のじゃあね。
最後のじゃあね。を言うのが怖くて 何度もさよならを後回しにしてきた。 でも昨日君は僕に 「もう見損なったよ…」と言った。 僕が子供すぎたかな。 僕が君に釣り合わなすぎたかな。 − 愛が足りなかったかな − でも君はいつも通りにおはようと 挨拶を交わし、また明日を交わしてくれた。 何かあったら顔に出る君は、いつも通りの顔だった。 僕からしたら、 君は僕のシンデレラで1人だけのお姫様だった。 けど、 " 君の王子様は僕じゃなかったんだ" 明日こそ、ちゃんとさよならするから。 最後のじゃあね。
涙の理由
女の子が好きなわけじゃない。 男の子が好きなわけでもない。 ただ好きになったのが、女の子だったり男の子だったりするだけ。 好きになった人は一人の女の先生。 私は放課後、先生のいる教室にいった。 先生は一人だった。 すると先生は、 「お疲れさま。どうしたの?」といった。 そして私は、「いや、特に用はないよ」 と言った。 すると、 「早く帰らないと、暗くなるよ」といった。 私は「大丈夫だよ。心配してくれてありがと」といった。 先生とはこのくらい敬語なしで話したり、普通にバカとか言い合えるくらいの関係だった。 先生は「だめだよ。早く帰らなきゃ」 と言った。その時、私は、なぜかわからないけど、 先生の横に行った。 そして、黒板の文字を消していた先生を 後ろから抱きしめた。 そして黒板に先生の背をつけた。 その瞬間、黒板が大きな音を立てた。 壁ドン状態になってしまった。 でもそんなこと頭にもなかった。 その瞬間から、先生は突然のことに焦り、私に 「ちょっと…どうしたの?」といった。 そして私は「ごめん」といって 先生の唇にそっと__. その最中に先生は 「ちょ…、、っと、」と言っていた。 その顔がまた可愛すぎて離れられなくなった。 ただ、好きな先生にキスをした。 それは何よりもダメなことで、それが何よりもしあわせだった。 ずっと考えている。どうして好きになるって上手く行かないんだろう。… 先生は、きっとあのとき泣いていた。− その涙の意味を私は最後まで分からず 何事もなく卒業を迎えた.
滲んだオレンジ。
君がいつも言っていた。 「もし、この世から一つ消さなければならない色があるなら、オレンジを選ぶよ。」 僕はどうしてオレンジなのかわからなかった。 でも、君が一番好きな色はオレンジなのに。好きな色がなくなるなんて寂しい気がした。 だから僕は言った。 「君にはオレンジが似合うよ。だからオレンジは消しちゃダメだね」と。 すると君は、 「オレンジが似合うなら、尚更オレンジだね」と、… 僕は分かった。 「本当はきみはオレンジ色が好きなんじゃないんだ。」と気づいた でも、きみは僕の心を見たかのように 「私ね、ちゃんとオレンジ好きだったよ?」 といった。 そして、僕はきみとの帰り道に 思い出した。 「オレンジ色は僕が好きだった色だ」 そして、オレンジ色は夕方十六時の空に、滲んだ。 あの時の 「私ねちゃんとオレンジ好きだったよ。」 と言う言葉が今わかった。 その言葉の意味が分かった次の日に きみは、 滲んだオレンジ色になった。 そう、きみは僕が好きだったんだ。 だから、僕はしぬまで、 オレンジを好きでいようと思った。 きみが本当に好きだった色は、 きっとオレンジじゃない。 けど、きみはオレンジだと答えた。 さよなら。オレンジが似合う君。
君がいたから。
初めて話した時の印象は、 「なんだろ、この人。…なんか嫌い」 こんな印象だった。 でも、嫌いだったのに、 今では、大好きな存在だ。 君がいたから、変わったよ。 僕は人を好きになれなかった。 でも君がいたから、人を好きになる気持ちを知った。 君がいたから、変われたよ。 僕は嘘をつけなかった。 でも君がいたから、優しい嘘がつけるようになったよ。 君がいたから、変わってしまったよ。 君を失って、変わったよ。 君がいた頃とは全く違う、君がいたことで、僕はきみしか見えなくなった。 君が、あの時、さよならなんて言わなければ、僕は変わらずに済んだ。 でも、君がいたから変われてよかったこともあるよ。 それはね、 朝起きる時、目覚まし一回で起きれるんだ。 行ってきますと言えるようになったんだ。 ご飯を食べたらごちそうさまを言えるようになったんだ。 道に咲いている花に水をあげたいと思うようになったんだ。 確か、君が好きだったのは、 「月下美人だったっけ」
もし、あの日が最後だと知っていたら
君はね、一ヶ月前、途端に姿を消した。 廊下でいつも笑顔で話しかけた。 けど、 今はもう、姿さえ見えない。 どこに行ったのだろう。 君と仲のいい人に君のことを聞く。 「あの、、___はどうして学校に来なくなったの?」 するとその子は 「何か病気らしいよ」 そう言った。 君のことを知らない僕は唖然と立ち尽くした。でも、君の声が、すぐそこから 聞こえてきそうだった。 次の日も君はこなかった。 大丈夫だろうか、心配で仕方がなかった。 君と最後に話した会話さえ覚えていない僕は、、 君を本当に知らないんだと思う。 もしあの時、君が何かで苦しんでたなら、あの苦しみに気づきたかった。 もう遅い。 だって君の姿はないから。 家も知らない、好きな食べ物も 好きな本も、好きなことも。 何も知らない。 けど一つだけ分かる。 それは、 「君とはもう二度と会えない」 こうして、君がいない一月が終わり、 僕は、桜が舞う三月の門出を迎え 君との思い出をあとにし、 歩き出した。 そして、卒業の日の僕は桜の木に 一言呟いた。 「もしあの日が最後だと知っていたら、 君に好きだと伝えていたよ」 そして、春四月。 君がいない季節を迎えた。
ホワイトキス…
運命を信じてる。 君と出会えた時からこれは 運命だと信じていた。 十二月二十四日。 クリスマスイブまであと一ヶ月。 その日は君は僕の隣にいるのだろうか。 そして僕は君の隣にいるのだろうか。 まだ君にすきと伝えられてないままの 今から、恋人になることはできるのだろうか。……… そんなことを考えていると 後ろから、僕の名前を呼ぶ君の声が聞こえた。 振り返るとそこには、 白いマフラーをして、コートを着た 少し頬が霜焼けをしている君がいた。 僕は見惚れていた。 すると君は、 「どうしたの?」といった。 だから僕は今がチャンスだと思い、 君にすきだといった。 すると君は、冷たい手で優しく僕の頬に手を当て温かい唇が僕に触れた。 その瞬間… 空から白い宝石が降り 君の白いマフラーにかかる。 僕の髪の毛にかかる宝石を 頬を赤くした君が微笑みながら、手ではらう。 そして僕は、また君の唇に触れた。 今日この頃。
あと半年の物語。
僕は後半年で卒業。 早いようで遅く、遅いようで早く そんな3年間。 たくさん恋もしたし、たくさん泣いた。 そしてたくさん笑った。 でも心にあるパズルは完成はしない。 考えたけど、最後のワンピースが 見つからない。 落としたのかと思った。 でも、やっぱり見つからない。 でも本当は分かっていた。 きっと、君が最後のワンピースなんだ。 でも、パズルは完成しない。 だって分かってるから。 「君は僕の好きを知らない」 好きの二文字を言えない僕は きっと卒業までの残りのページを 何事もなくめくるのだろう。 今なら間に合う。まだ半年もある。 いや、本当は 「あと半年しかない」 僕は、わかっている。 きっと、 「半年後も変わらない」 半年あっても一年あっても 君に想いを伝えることはできない。 情けないよ。本当に。 でも一つ言い訳をするなら、 「まだ時間がある」 言い訳になんてなっていない。 でもこんな言い訳をしないと気が持たない。 本当に情けない。 でも言えない、。 それは君が好きすぎるから。 そして、君が好きなのは僕じゃない。 だから伝えないでおくよ。 「すき」と言ったら君はきっと 「ありがとう」というだけだから、 やっぱりでも、後半年ある。 きっとこの恋も後半年で終わる。 そう思っていた。…
見えない君を
今日からもう十一月。 冬も近づいている。 そのかわり、秋が終わろうとしている。 君は昨日、 「落ち葉って切ないよね」 って言ったね。 「どうして?」と聞くと、 「だって木の上にいたのにすぐ落ちちゃうんだよ。勝手に落とされるんだよ。」 といった。 僕は「仕方ないよ」といった。 すると君は「君は何も分かってないね」 と言う。 僕は何を分かってないのだろう。 君が見えない。 わからない。 それさえわからない僕は きっと、 君の気持ちもわからない。 すきだけじゃだめなんだ。 大人にならなきゃ。 そんなことを考えていた 10年前の僕。 本当の大人になった今でも、 あの日君が僕に伝えたかったことが わからない。 僕の中で誰かが呟く。 「大人になってもわからないんだね。 本当に君はわかってないね。 私の気持ちも。」 その声はきっと君だった。 その時、僕はわかった。 十年前、君と僕は、 ちゃんと両思いだったんだ。 いや、お互いが片想いだったんだ。 「分かったよ、今、やっぱり 君は、見えない。」
好きになったのは同性の先生。
「相変わらず今日も可愛い。 」 そう心で言った。 先生とは出会って半年。可愛すぎる先生で、いつも話しかけていた。 でもあと少し距離がある。 住んでる場所は知ってるけど、 好きな食べ物は知らない。何故かこんな 変な距離がある。 でも、何よりの距離は、 「生徒___と教師____」 だと思っていた。 でも、本当の一番の距離は 「同性。」 これだった。 いつも先生に「今日も可愛いね」 って言ったりすると、 「〇〇も可愛い!」と言ってくれる。 先生は意識してないのだろうけど 頭をポンポンしてり制服の 袖を持って引っ張ったり。 可愛いことをしてくる。 私は女の人を好きになったことがなかったが、元々恋は 男女関係ないと思っていた。 でも好きになったのがたまたま 先生で女の人だっただけ。 君の言葉ひとつで笑顔になり、 君の言葉ひとつで泣く。 恋は自由。でも先生は自由じゃない。 年齢も性別も。 「すき」 この想いが生まれたのは君と出会って 一ヶ月ほどの時。 あの時に戻りたい。 でも思う。 もし戻ったとしても 君を好きになったよ… 先生、大好きだよ。 こんなにも辛いなんて思わなかった。