banana
10 件の小説banana
初めて小説書くのでよろしくお願いします。 好きなゲームはMinecraftです。 好きな食べ物はお寿司です。 最近休んでいます。(^_^;) フォロバ100%
家出
僕は電車に乗った。 学生服のままだ。 家出したから。 「お母さん、なんでいつも話を聞いてくれないの。ぼくはもう塾は嫌なんだよ」 「何いってんのよ。最難関校に合格するには、塾に行くしかないのよ。」 「お母さんお父さんは無理矢理合格させようとしてるんだよ。お父さんは病院をつぐんだって言うし、 お母さんは賢くなりなさいって言うけど、学校でも成績、いい方だよ。」 「学校ではでしょ」 僕は必死に抗議した。 塾の日を減らしてとか、時間をもう少し短くしてって。 でもダメだった。 いくら言っても無駄だと思った。 だから家出するって決心した。 学校の帰り、下校集団を抜けて奈良駅発の快速急行に乗って難波に向かおうとした。 そこからはまだ考えていない。 難波につけばまた考える。 家の最寄駅を過ぎた。 電車から家が見える。 さよなら 僕はそう思った。 急に自分がバカらしくなった。 でももう決めたことだ。 決心したことだと。 左に母親と子供が手遊びをしているのが見えた。 僕も昔はあんなのだったのかなと思った。 いつか学校でおこなった道徳の授業を思い出した。 内容は『両親の優しさを思い出そうだった』 くだらん その時僕はそう思った。 なんでだろう。 今では両親がこんなに恋しいのに。 家出では早すぎると思うが、まだそこまで我慢できる歳ではない。 難波についた。 どうしよう。 今なら引き返せる。奈良行きの区間準急が見えた。 このまま乗り換えで南海電車に向かうと戻り方がわからない。 どうすればいいんだ。 またあの道徳の授業が蘇った。 「あなたたちは保護者の気持ちを考えたことはありますか?親はあなたたちに今までたくさんの優しさを与えてきました。 考えたことのある人はその優しさに応えなければなりません。今日も、これからも」 あぁ 僕はなんてバカなんだ。 もっと早くきずいていればよかった。 僕は親の優しさに応えれていなかった。 ごめんなさい そう思いながら奈良駅の電車が止まっているホームに向かった。
自己紹介(遅くなりました)
このアプリを始めたのは、少し息抜きにしてみようかな、と思ってやり始めました。 (今、受験に悩んでいます...) 信頼できる人は両親。 好きな食べ物は寿司。 特にケンサキイカ、ヤリイカとかだよ。 好きなことはゲーム 特にマインクラフト。 落ち着く場所は、自分の家の布団か、ベッド。 なぜなら、家の中だからww! これから色々書いていくのでよろしくお願いしまーす♪
こんなとき、君はどうする?
もし、友達が先生に叱られてたら君はどうする? 僕はわかっている もし、僕が屋根から落ちそうになったとき、君はどうする? 僕はわかっている もし、選択肢がないとき、君はどうする? 僕はわかっている いや、君にしかわからないこともあるのだろう
意味
全てに意味はあるのだろうか 生きる意味 動く意味 光る意味 割れる意味 そもそも、意味とは何なのだろうか?
僕の無人島日記②
「薄気味悪いところですね」 ほんとにそうだ。 この世にこんなところがあるのかというほど気持ちが悪い。 「そうですね。仙之助さん、何か見つけましたか?」 「いえ。食料になるものは一つも、、、あ、何かあります。あそこ」 「どこどこ?」 「ほらあそこ」 「え?」 「そこですよ」 「あ!ほんとだ!あれ栗ですかね?」 「そう、、ですね」 木の先端に栗が成っていた。 「みんなの分は十分にありますね。これ全部とって一旦帰りましょうか、仙之助さん」 「そうですね。」 一方、船長たちは、、、 「仙之助さんたち、大丈夫ですかね」 「大丈夫でしょ。あっちのチーム賢そうですから。それに比べて船長さんときたら、、、」 「すみません、」 船長たちは今、砂浜を歩いている。 食べれそうなカニが見つかったので、一応持って帰って仙之助さんに食べれるか聞くつもりだった。 「私ね、今、歩いてきた道を地図にして書いているんです」 「へー。たまには役に立つじゃん」 「それ、褒めてます?」 どうやら船長は元々船の地図職人だったらしい。 「あれなんです?」 船長がいきなり声を上げた。 海に何か浮かんで流れてきている。 「アザラシじゃね」 てきとうな答えを言うポン太 「もう少ししっかり答えてください」 「はいはい、わかったよ。人間とか?」 それは正解だった。 海から流れてくるのは人間だった。 「早く助けないと!」 「あ、あぁ。おk」 船長は砂浜で拾った縄を手に取り、それを流されていく人に向かって引っ掛けた。 二人は縄を手にして一緒に引っ張った。
ありがとうございます
20フォロワー達成しました。 みなさんのおかげでここまで成長しました。 ありがとうございます! これからも小説書くので(あまり上手くないけど)よろしくお願いします!
僕の無人島日記①
前書き 僕は沖縄に船で行こうとした。 しかし船の底が削れて沈没した。 船員と乗客は海流に流されて散り散りになり、僕は船長と助客二人と一緒にある島に来た。 乗客の名前はポン太と仙之助だそうだ。 今日から長い冒険になりそうだ。 「船長!どうするんですか?」 ポン太いきなり言った。 「いや、、、そんなこと言われても。私たちがどの海流に流されて、ここが日本の島かもわからないし、、、」 船長はしどろもどろに答えた。 どうやら新米らしい。 「まず、二手に分かれてしましょう。二人は島の探索、もう二人は島に使える材料があるか探しましょう」 仙之助はこんな時にも冷静で賢い。 「僕は千之助と一緒に行く!賢いもん」 「ポン太さん。グッとパーで決めましょう。」 またもや仙之助は良いアイデアを出した。 「「「「グッとパーでわっかれましょう」」」」 ちょうど決まった。 ポン太と船長、仙之助と僕だ。 「じゃあ、行ってきます。 「気つけて。船長」 「船長と嫌だ」 船長とポン太の話し声が聞こえながら僕たちは深い森に入っていった。
電車の中で
僕は心配だった。 友達が電車に乗り遅れるんじゃないかと心配だった。 「キミ。そこのキミ」 「へ?」 「大丈夫かい?顔色がすぐれないけど」 横の人に声をかけられた。 服は和洋折衷、帽子は中折れ帽をかぶっている40~50の男だった。 「あ、大丈夫です」 そんなに顔色、悪いだろうか? 確かに電車酔いはしているけれど、それほどか? バックの中からスマホをとりだし、顔を見てみた。 確かに、酔っている。 「なかなか発車しないね。キミは誰か待っているのかい?」 また声をかけられた。 返事しようか迷ったが、一応してみた。 「はい、友達を、、、」 「そうかい。僕もだよ。昔の友達を待っているんだ」 と、言ってすぐ、じゃ、と言いその男は座席を立ち、電車を降りた。 もうすぐ発車するアナウンスが車内に流れた。 僕は不思議な気持ちで、電車が発車するまで、その男を見つめていた。
病院
「大丈夫?お母さん」 「ええ、大丈夫よ」 僕は病院に通っている。 お母さんのお見舞いに毎日来ている。 新宿駅から10分バスに乗って2分歩いたところにある、○○病院に朝8時から夜6時までそこで過ごしている。 お母さんは細菌性肺炎にかかっていて、お父さんは2年前に亡くなった。 今は祖母と一緒に暮らしている。 「明日、手術だね。頑張ってね」 「ええ、わかったわ。早く元気になって、ご飯作るからね」 今日の病院に居る時間は終わりだ。 今から祖母の家に帰る。 「今日のさゆりの様子どうだった?」 祖母が聞いてきた。 「うん、元気だったよ」 ご飯を食べ終わり、宿題をし、風呂に入って寝た。 でも、寝る前にお母さんのことが心配になった。 (手術大丈夫かな?) そして僕は深い眠りについた。 今日はおかあさんの手術の日だ。 「お母さん、頑張ってね」 「ええ、分かったわ」 祖母は主治医と話していた。 「さゆりを治してやってください」 「精一杯やります」 2時間後、主治医が出てきた。 「さゆりは?」 「大丈夫です。二次感染しないかぎりはね」 祖母が泣いていた。 嬉し泣きだった。 僕も安心した。 (よかった) 主治医が「あと3日で退院です。今日はおひきとりください。まだ準備があるので」 「わかりました」 昨日が手術の日。 僕がまたお母さんのところへ行こうとした時、病院から電話がかかってきた。 「え!」 祖母が急に声を上げて、泣いた。 「どうした?」 「二次感染...」 と、祖母がいった 僕は泣いた。 ヒグラシが鳴く日、ひとつの命が旅立った。
金色の時計
「ん?」 僕は気づけば湖にたっていた。 真っ暗だ。 見えるのは浅い湖だけだ。 「うわっ!」 すると僕の耳元を金色の光が横切った。 それは僕がたっているところの少し先にとまった。 その金色の光が人間に見えてきた。 「じいちゃん!」 一回まばたきしたら、そこには、3年前に亡くなった祖父がいた。 「じいちゃーん」 僕は祖父の方に向かって走った。 水が跳ね上がってズボンが濡れた。 そんなの気にしなかった。 僕の視界には祖父しかなかった。 駆け寄って抱きついた。 「うわーん、じいちゃーん、寂しかったよー」 僕はひたすら泣いた。 「ごめんよ」 祖父が喋った。 それは祖父が亡くなる直前に発した言葉だった。 気づくと、祖父はいなくなりそこには祖父が昔つけていた金色の時計だけが残されていた。