古都綾音
65 件の小説古都綾音
ライトノベル等書いてます よろしくお願いいたします 主に巫女ものがすきです 和風ファンタジー どうぞいらっしゃいませ ド天然おばさんでーす 一緒に書こうよ 幸せを💞がモットーでーす\(^o^)/ 元 蛍里 時雨です 風の標しは16年も前の小説を書き足してます なのでね出てくる携帯が ガラケーだったり 自動改札が普及し始めたりも❣️ノスタルジックな冒険をお楽しみください 西洋物にも最近目覚め万進しています 蒼月なんかもおたのしみに
ラクの旅
第二十七章 女王テス るん…… 一行が抜けると同時に 銀は巻き上げられた 「よく来てくれました」 ほわーっ 私が飛び上がる 美しい……! 「あらあら……自己紹介がまだだったわね……」 非常にフレンドリーな様子だ 「テスです……火の国の女王です」 にっこり 嗚呼ジェイクですら魅了されたようで たたらをふんだ 「あの……」 見れば辺りには赤い砂 王の間のように見えるけど 赤い ぎびぃ…… 王の間の扉から風鳴り 悪魔の笛のようだ ぎびぃ…… さらさら……砂が舞い込んで来る 「びっくりした?そうねするわね」 テスが人差し指をたてる 「エルディア様は白!こちらは赤だから……ドキドキするかもよ……?」 テスは 年の頃なら25歳くらい? 「テス……様?」 私がテスを みる 「ん……なぁに?」 桃色の爪で 私の巻き毛をすいた 「あらあらボサボサ……手入れくらい!シェーダ」 「は……」 奥からシェーダとよばれる女官が現れた手にはブラシ 「女の子はね……綺麗にしなくちゃ」 さらり……さら……り テスの衣の絹が鳴る 「はい……出来た」 私の髪をとかし終えると にっこり笑う 「ね……かわい子ちゃんたち」 どん……どどん……どん…… びく…… 私が跳ね上がる だって テスの慈しみが 急に殺気に変わったから……! 「イビル!」 テスは 衣を脱ぐ! げ……ジェイク! 私は目隠しした 「いい!こい!」 テスの声に怒り 「テス様!」 が……ん! 扉を蹴り開ける 「総員戦闘配置!女子供は 洞窟へ!いそげ!」 テスが 振り分ける 「お前たち!」 「は……はい?」 私がはねた あのラクーナです 名はいらん! 来いチビ! チビ? 「そこの若造お前は使えそうだ魔法銃どれぐらいもつ?」 「まだいける……」 「あの……」 レニーが すすみでる 「お前は中にいろ!」 は? 「レニーは剣の」 口答えするな! いいな! か…… 鋼の鎧に身を包んだ女王は 駆け出した
ラクの旅
第二十六章 転移ゲート かっ……っ ハウルが スタッフをつくと トロリと 宙から銀が たれ そこに鏡が出現した と…… ハウルが 触れると 鏡は ハウルをうつすでもなく ぽ……と魔法陣が点った 「開け火の国ハン!テス応えよ」 「ハウル様?」 女性?しかしたおやかな…… テス様? 「頼まれていた増員は確保出来た」 「は……こちらはイビル共の暗躍にほとほとくたびれ果てた所 感謝いたします」 鏡に息を飲むような美しい女性が映る 黒い絹の髪 瞳は赤 血色にひかれた紅 うつくしい そして その衣は白く絹であり その肌を覆う 「びゃうう……」 あ……こら…… 私が止めるまもなく スノウは鏡に飛び込んだ にゃあぁん のみこまれた? 「おやおや……」 「ふふ……この可愛い子は 増員の?」 「ああ……エレメントだ」 「雪……可愛い子」 びゃうんびゃうん…… ピョコタン ピョコタン スノウは甘えている 「あんの女ったらし!」 ジェイクが 頭を抱えた そちらに送る 「はいお願い致します」 テスは ニコリとわらった 深紅のバラの微笑み 「さぁいらっしゃい愛し子」 テスが 受け入れるように手をひろげる なーなー! サーバルが飛び込む 「あんのタラシ共」 まあ行ってご覧びっくりするから! ね? エルディアが ウインク 「行っておいで」 かっ…… ハウルが スタッフをつく とろ……り 一行を飲み込むと ゲートは宙へと還った
ラクの旅
第二十五章 お茶会? ティリン エルディアが 王妃をよんだ 「はい……どうぞ 」 脇の通用口から ティリンが手招きする 「ふふ……クッキーとチョコレート!ほめないと……?」 エルディア! ハウルがかっくりとうなだれた 「ほめないとなんですって?」 ぷりぷり 頬を膨らませるティリン 噛みつかれるよ! 「か……噛む?」 私とレニーが 飛び上がった 「馬鹿ね!そんな事しないわよ」 パッコーン 銀のトレイがとんでくる エルディアは 避けられそうなものなの にあえて当たり 楽しんでるかに見える 「お前ねコブ何個作る気だ」 ハウルのため息 「さあ!見てお花畑だよー!」 エルディア! 王は嬉しそうにかけていく これ 差し上げて 「うん!ティリン今回は フレイムドラゴンになったりしないだろうね?」 「ふれ……いむ」 前ねー配合間違えて ドラゴンになっちゃった人いるんだよ! 「エルディア!それはむかしのことでしょ!」 「今回は平気?」 エルディアが覗き込む ペち……王妃が叩いた 「たぶん……」 たぶんかい? 私達は いただくのに 酷く不安だった 「はい……紅茶」 「今回は……」 もういいわ! バコーン どうやら この夫婦漫才つづきそう しかし ドラゴン化? 私は怖々 1枚いただく ふわ! おお…… 「ティリンまた配合間違えたね?」 浮遊の魔法 ひゃ…… 私がふわふわ舞いあがる お城と街は白大理石 その花園だけが かっきりと 緑 特に美しかった 周りには花壇もちらほらあるけども ここまで咲いていない 「うお!」 私が気流に流される 「ラク!」 「はい!ジェイク出番だよ!」 エルディアが スッパーンとジェイクの背を叩く はあ…… ジェイクは ためいきをつくと リゲルを よんだ きゅるるる バサァ リゲルが 巨大化する とん…… ジェイクが 飛び乗ると 私の身体を 抱き寄せる 「あ……」 ジェイクの手が頼もしい 「ティリン……魔法薬は やめなさい」 エルディアが 叱っている 「大丈夫です」 私がかけよると ティリンが 私を抱きしめた 「びっくり したでしょう……したわよね……ごめんなさいね」 甘い匂いがする カリコリ おチビにもどった サーバル ミスト スノウはクッキーをかじる なうなう サーバルの嬉しそうな声 ビャウン ビャウン スノウは 尾をフリフリかじっていた ミストは くぅるる よっぽど気に入ったのか 飛び跳ねていた 「ごめんね」 「平気ですティリン様」 私はにっこり笑う きっと「何か」の「役」にたちます ? ティリンが 首をかしげる 「役?」 は……いえあの ありがとうございます クスクスクス エルディアとハウルが 楽しそうに笑う 「気に入った」 ハウルは カツカツと とよると 私たちに魔法の腕輪をくれた この腕輪に魔法力をこめておく なにかがあったら 祈るように それはプラチナとローズゴールドの組み合わせの腕輪で とても綺麗だった
ラクの旅
第二十四章 ベルカナ 蒼月の宵 ストーンヘンジの 門を潜れ そうきいた 「リゲル!あの門だ……潜れ!オーロラが見える」 「くるる……」 リゲルはのどをならすと 門を潜った にゃあああっ…… 空間が歪む ゴーンゴーン……ゴーン オーロラを抜けた瞬間に白! 白だ……白であふれかえる…… 何? 私はあたりを見回した すご…… 大理石だ! 石のてりに私の顔が映る 磨かれた白大理石! すべてが白 屋根……壁……ベンチ……歩道 全て白 ああ……ここが? 聖なる都? 「らしいね?」 「ここベルカナですか?」 ジェイクが歩いてきた女性に声をかけた 彼女は重そうな大きな本を抱えている 「ようこそ……勇者様 ベルカナへ」 ベルカナ…… 「すごい……」 「エルディア様の魔力がこの街を支え いつも姿を変えています……お嬢さん」 女性がそっと手を私の額に当てた 自己が強い方ですね…… にっこり笑う彼女は 私の肋骨に触れた ふわ…… あたたかい…… 「いいでしょう……折れてはいましたが……おチビさんが治したようですね」 ミストの頭を撫でて こういった 「癒しの力を高めなさい!石にたよっていてはだめです……いいですね?ブルームーンストーンは もうくすんでいますよ」 は? 私はネックレスに触れた 力がない! ベヒモスから命を救いました その対価に 力は消えたのです エルディア様とハウル様 そしてティリン様にお力をいただきなさい 彼女は最後に 「良き旅を……」 そう言ってオーロラへと消えて行った 「あ……」 かく……ん リゲルの背で膝がおれる ラク! ジェイクが抱きとめた 「降りろリゲル……急患だ!」 どん…… リゲルは着地すると みるみる 肩に乗るか乗らないかの幼竜になった パタパタ 軽い音で耳元を飛ぶ ジェイクが そのまま私を抱き上げる 「おろ……!」 「あ?」 「おろしてってば!」 「なんだって?怪我人が暴れてんじゃねー」 「来たね……」 ひどく柔和な青年の声 「来てくれたんだねラクーナ」 金の髪の碧眼の人 美しい面立ち 人好きのする笑顔 「おいで……ラクーナ」 「だ……だめだ!」 ジェイクが警戒する 「怖いかい?ミスター?」 「ち……っ」 青年は 麻の魔法使いのローブを纏い 手に水晶球を持っている 「大丈夫……穢れを吸い取らせるだけさ……さ……おいで……ラク」 軽々しく!よぶな! ジェイクが怒る 顔が真っ赤だ 違う……なんだ!こいつ!気迫が オーラが違う! ジェイク!おろして 「ラク……」 「いいから……みてもらおう」 「なんかしたら!」 ジェイクが 銃を抜く まて! レニーが ジェイクをとめた! 壁画で見た記憶がある! あれは!エルディア王 「しーっ……ダメだよ!スカーレット!声が大きいよ!僕の名を呼んではダメだ……みんな驚くからね!」 ウインクをくれると 水晶を 私の額に当てる すす…… 体に溜まった邪気が 吸い取られて行く そして パギャ…… 水晶が 砕け散った…… 「おやおや……手酷くやられたねラク」 にっこり 王は笑った 「さぁ行こうか!ハウルが待ってるよ」 王は よりによって私の手を握りしめて駆け出した 「あ……おい!こら!」 慌てふためくジェイク レニーは即座にしたがった 「ここさ……」 そこは歴代王の神像のある巨大な神殿 そこに エルディアとあり しかし その像には顔が無かった 「彫らせてないんだ!ないしょ!」 悪戯っぽく笑って 王は 私の手を握ったまま 「深呼吸して!耳ふさげ!」 「はい?」 「エルディア!!!!」 「きゃ!」 2人の男女の声! 「まーた抜け出して!なんかあったらどうするの!」 女の人は 絹の飾りの無いドレスを着ているが高貴な身分の人なのか 王をつけつけと怒鳴った 「もうバカね!」 「びっくりしてるだろ!ティリン!どなんないでよ!」 「はぁ……」 黒い絹の髪の男性は頭を抱えた 「お前!わかってるのか!毎回毎回」 「ハウルー!しわふえるよー」 「増やしてるのはお前だ!エルディア!」 ごめんー! にっこにっこ エルディア王が笑いながら外套をはらった そこに あらわれたのは黄金の鎧の青年王! 「陛下!」 レニーが 膝をつく 「かまわないから……レニー」 きゅっ…… 「てっ!」 エルディアの 頬をティリンが つねった 「わたた!ねー浮気じゃないよねー!ねーレニーちゃん」 あちゃー…… 私が頭を抱える 「このすっとぼけ王!しっかりしなさい!精霊王でしょ!」 はぁああ? ジェイクが 飛び上がった 「ふふ……驚いた?そう!僕がエルディアだ……よろしく諸君……」 かっこつけてもだめよ! ペち! ティリンにすっぱたかれて エルディアは苦笑いした こっちがお転婆王妃の 「ティリンよ……」 って!お転婆ってなによー! 自分で名乗ったんでしょ! 「あれれ」 「すまないな……いつもこうでな 」 ハウルが 目を細めた 「ふふ……いいねエレメントが 気に入りそうな子だ」 ハウルは私を見て手を伸ばした そして私の顎をすくう つ…… 顔を近づける! よ……せ! 「大丈夫だ少年……噛みつきはしない」 目に魔法の印がある 君の周り なーなー!びゃうう!ぴゃー 聞かなくても……わかるな 集って来てるじゃないか チビ助達は抗議抗議と鳴く おいでチビたち 大きくしてあげよう エレメントたちなんだよ 気づかなかったかい? 「え……野獣かと……」 「封じられている……エルディアだな」 「え……」 「君を守るために派遣したんだろう!」 なーご! サーバルの額に炎の石があらわれ ハウルが 唱えると 巨大なサーバルへと変化した 「フレイムサーバル目覚めの時だ」 にゃーーーー!!! サーバルが 悲しそうに鳴く 「おやおや大人になったら君に嫌われると怖いそうだよ」 ぶんぶん! 私は首を横にふった 「嫌わないよ!サーバル」 ゴロゴロ! 雷みたいに のどを鳴らしてサーバルが 擦り寄る 迫力! レニーが絶句した ミストドラゴンは 成体を見ているね 「はい」 いいよ おもどり…… さーて 雪豹くん! 君は頑固だねぇ! びゃううううううっ! スノウはジェイクに 隠れて第二十四章 ベルカナ 蒼月の宵 ストーンヘンジの 門を潜れ そうきいた 「リゲル!あの門だ……潜れ!オーロラが見える」 「くるる……」 リゲルはのどをならすと 門を潜った にゃあああっ…… 空間が歪む ゴーンゴーン……ゴーン オーロラを抜けた瞬間に白! 白だ……白であふれかえる…… 何? 私はあたりを見回した すご…… 大理石だ! 石のてりに私の顔が映る 磨かれた白大理石! すべてが白 屋根……壁……ベンチ……歩道 全て白 ああ……ここが? 聖なる都? 「らしいね?」 「ここベルカナですか?」 ジェイクが歩いてきた女性に声をかけた 彼女は重そうな大きな本を抱えている 「ようこそ……勇者様 ベルカナへ」 ベルカナ…… 「すごい……」 「エルディア様の魔力がこの街を支え いつも姿を変えています……お嬢さん」 女性がそっと手を私の額に当てた 自己が強い方ですね…… にっこり笑う彼女は 私の肋骨に触れた ふわ…… あたたかい…… 「いいでしょう……折れてはいましたが……おチビさんが治したようですね」 ミストの頭を撫でて こういった 「癒しの力を高めなさい!石にたよっていてはだめです……いいですね?ブルームーンストーンは もうくすんでいますよ」 は? 私はネックレスに触れた 力がない! ベヒモスから命を救いました その対価に 力は消えたのです エルディア様とハウル様 そしてティリン様にお力をいただきなさい 彼女は最後に 「良き旅を……」 そう言ってオーロラへと消えて行った 「あ……」 かく……ん リゲルの背で膝がおれる ラク! ジェイクが抱きとめた 「降りろリゲル……急患だ!」 どん…… リゲルは着地すると みるみる 肩に乗るか乗らないかの幼竜になった パタパタ 軽い音で耳元を飛ぶ ジェイクが そのまま私を抱き上げる 「おろ……!」 「あ?」 「おろしてってば!」 「なんだって?怪我人が暴れてんじゃねー」 「来たね……」 ひどく柔和な青年の声 「来てくれたんだねラクーナ」 金の髪の碧眼の人 美しい面立ち 人好きのする笑顔 「おいで……ラクーナ」 「だ……だめだ!」 ジェイクが警戒する 「怖いかい?ミスター?」 「ち……っ」 青年は 麻の魔法使いのローブを纏い 手に水晶球を持っている 「大丈夫……穢れを吸い取らせるだけさ……さ……おいで……ラク」 軽々しく!よぶな! ジェイクが怒る 顔が真っ赤だ 違う……なんだ!こいつ!気迫が オーラが違う! ジェイク!おろして 「ラク……」 「いいから……みてもらおう」 「なんかしたら!」 ジェイクが 銃を抜く まて! レニーが ジェイクをとめた! 壁画で見た記憶がある! あれは!エルディア王 「しーっ……ダメだよ!スカーレット!声が大きいよ!僕の名を呼んではダメだ……みんな驚くからね!」 ウインクをくれると 水晶を 私の額に当てる すす…… 体に溜まった邪気が 吸い取られて行く そして パギャ…… 水晶が 砕け散った…… 「おやおや……手酷くやられたねラク」 にっこり 王は笑った 「さぁ行こうか!ハウルが待ってるよ」 王は よりによって私の手を握りしめて駆け出した 「あ……おい!こら!」 慌てふためくジェイク レニーは即座にしたがった 「ここさ……」 そこは歴代王の神像のある巨大な神殿 そこに エルディアとあり しかし その像には顔が無かった 「彫らせてないんだ!ないしょ!」 悪戯っぽく笑って 王は 私の手を握ったまま 「深呼吸して!耳ふさげ!」 「はい?」 「エルディア!!!!」 「きゃ!」 2人の男女の声! 「まーた抜け出して!なんかあったらどうするの!」 女の人は 絹の飾りの無いドレスを着ているが高貴な身分の人なのか 王をつけつけと怒鳴った 「もうバカね!」 「びっくりしてるだろ!ティリン!どなんないでよ!」 「はぁ……」 黒い絹の髪の男性は頭を抱えた 「お前!わかってるのか!毎回毎回」 「ハウルー!しわふえるよー」 「増やしてるのはお前だ!エルディア!」 ごめんー! にっこにっこ エルディア王が笑いながら外套をはらった そこに あらわれたのは黄金の鎧の青年王! 「陛下!」 レニーが 膝をつく 「かまわないから……レニー」 きゅっ…… 「てっ!」 エルディアの 頬をティリンが つねった 「わたた!ねー浮気じゃないよねー!ねーレニーちゃん」 あちゃー…… 私が頭を抱える 「このすっとぼけ王!しっかりしなさい!精霊王でしょ!」 はぁああ? ジェイクが 飛び上がった 「ふふ……驚いた?そう!僕がエルディアだ……よろしく諸君……」 かっこつけてもだめよ! ペち! ティリンにすっぱたかれて エルディアは苦笑いした こっちがお転婆王妃の 「ティリンよ……」 って!お転婆ってなによー! 自分で名乗ったんでしょ! 「あれれ」 「すまないな……いつもこうでな 」 ハウルが 目を細めた 「ふふ……いいねエレメントが 気に入りそうな子だ」 ハウルは私を見て手を伸ばした そして私の顎をすくう つ…… 顔を近づける! よ……せ! 「大丈夫だ少年……噛みつきはしない」 目に魔法の印がある 君の周り なーなー!びゃうう!ぴゃー 聞かなくても……わかるな 集って来てるじゃないか チビ助達は抗議抗議と鳴く おいでチビたち 大きくしてあげよう エレメントたちなんだよ 気づかなかったかい? 「え……野獣かと……」 「封じられている……エルディアだな」 「え……」 「君を守るために派遣したんだろう!」 なーご! サーバルの額に炎の石があらわれ ハウルが 唱えると 巨大なサーバルへと変化した 「フレイムサーバル目覚めの時だ」 にゃーーーー!!! サーバルが 悲しそうに鳴く 「おやおや大人になったら君に嫌われると怖いそうだよ」 ぶんぶん! 私は首を横にふった 「嫌わないよ!サーバル」 ゴロゴロ! 雷みたいに のどを鳴らしてサーバルが 擦り寄る 迫力! レニーが絶句した ミストドラゴンは 成体を見ているね 「はい」 いいよ おもどり…… さーて 雪豹くん! 君は頑固だねぇ! びゃううううううっ! スノウはジェイクに 隠れて 「びゃううううううっ!」 と 毛をたてた 「おいで!痛くないから」 「びゃう……」 スノウはジェイクの 「びゃううううううっ!」 と 毛をたてた 「おいで!痛くないから」 「びゃう……」 スノウはジェイクの 外套にすっぽりおさまった 「来いスノウ」 ジェイクが抱き上げた びゃう? 「お前がでかかろうがなんだろーが男の友情は変わんないだろ!」 「びゃう……うん」 ふるふる 手足が震えている 「行ってこいスノウ!男になって!今度風呂入ろう!」 なんで風呂? そこツッコミたくなったが スノウが とことこと ハウルに かけて行く 「ふふ……変わった少年だ!」 スノウ…… ばり…… 窓がなる!巨大な雪嵐が 結界を吹き上がった だし…… 着地するスノウ 「でけぇ……」 ジェイクが 絶句した 「さーて!てこずったが!エルディア!」 「ほら!ハウルが呼んでる!」 ティリンに外套を引っ掴まれて やれやれとエルディアが 振り返った そしてし……ん いきなり無音になった エルディアの目がそうさせる 「目覚めた子達いけるね!」 声はさっきと同じ だけど 気迫が違う! アビスを 討つべく四精霊の国を辿って宝剣に力を承けるのだ……いいね 「有無はないんですよね?」 「ない……な……ごめんね」 「いいえ」 「君が君で良かったよラク……」 有り難き……幸せ…… ぱちん…… エルディアが手を打った 「お菓子をあげよう!ねーティリン?」 「え?お菓子?」 私はあんぐり口を開けたのだった
ラクの旅
第二十三章 ドラゴン リゲル カーン!カーン ガバ! 休んでた私達の耳に木を叩く音 夜だよ? カーン!カーン! ポウ ストーンヘンジの中央に 青い結晶体が あらわれた 「来たか」 ジェイク? ジェイクが カツカツと 結晶体に近づいていく なんの不安もなしに そして ざっ! 手をナイフでかくと 本にのせた 「誘え!落とし子!汝と盟約を交わすもの!我が名はジェイク!」 かっ! 結晶体が 翼を 広げた その翼 夜空色 そして月光に 煌めく鱗が星みたいに煌めいている 「ぐるる……」 ドラゴン! ど! 吹き上がる光の柱でみるみる ドラゴンは星竜となる 大きい! 人が2人はゆうにのれる 「リゲル!」 ジェイクが 呟いた 「交わす……お前を認めよう……」 ドラゴンが意思を伝える 「頼む」 ドラゴンの背に飛び乗ったジェイクは 一巡りストーンヘンジをまわる! ドラゴンライダーか! レニーが 笑う 「ドラゴンライダー……」 と私! いたんだね本当に…… リゲル!星の名か! と月が雲間に隠れた時! その闇を喰うように巨大な亀裂が あたりを喰らった ちょうど ストーンヘンジの 門のあたり? ずずず…… 闇を震わせて…… 闇たる獣が あらわれた 「ベヒ……モス」 ズドン…… そいつが足を鳴らすと 地が鳴いた! おおおおお…… 闇が吼える! 「ち……あいつ!ここを通さない気か!」 レニーが 剣を抜く リゲル! ジェイクが叫ぶとリゲルが爆炎を吐いた ずどど…… 闇がそれを喰らう だめ! 逃げて! 私が結界をはるよりまえに ベヒモスの鉄槌が リゲルを 見舞う 「リゲル転移!」 パシュ! ベヒモスの手は 宙を割く 来いリゲル! ジェイクがリゲルにのると リゲルは 舞い上がり 時空の咆哮を上げた! ビリビリ! 空間がよじれ ベヒモスの 肌を砕く! どん……ベヒモスの足が地を打った どど……地震! ミストが 結界をはってなければ 崩れるストーンヘンジの巨石の下敷きに! びゃうびゃう! スノウが 最大限界のアイスストームを 放った サーバルは ベヒモスの 体をかけ登り目を狙う なー!ぎゃう! しかし 弾き飛ばされた 宝剣! 私は剣を抜きはなとうと手を添えた しかし抜けない! 「え!」 ラク? レニーが こちらを見る 抜けないの! だけど声が出ない! 音波にならない 透明な膜に包まれて持ち上げられ地に叩かれた がは! 全身が砕けるような衝撃 ラク! レニーが 駆け寄った 「ラクーナ」 ジェイクが よんだ 「ぐ……」 立ち上がる 足腰が笑う 「う……あ……」 どうなった? ラクーナいいから!寝てな! レニーが叫ぶ あ…… たたっ…… 地面に血がたれた 唇からだ 肋骨がやられたか? 貴様! レニーが 宝剣をつかんだ スラ……リ! 抜き放たれる 「守ろうとする力!あたしに魔力があるってんなら!かしな!宝剣!」 「レニーあいつのコアは 胸の赤い石だ!レニー魔力を剣に込めろ!そして投げろ!俺がトドメを刺す!」 「込める?」 意思を 剣に流して……私の声が続かない やってみる! かっ…… 柄の ルビーが 燦然と輝く! 炎だ! レニー! しゅ! レニーがジェイクへと投げる バシ…… ジェイクが 剣をとると ベヒモスの コアへとたたきこんだ 「……ぎゃああああああああおおん」 ベヒモスが 身をよじりもろもろと風にほどける! 「やった……」 ラク!ラク!ラクーナ レニーが 私を抱き起こす ミスト!はやく! レニーが ミストの 首を引っつかむ ぴ……! ミストはつんのめると ぴゃゃああっと 癒しを かけた! 「……………………」 意識が戻った時 3人はリゲルの背中にいた 「あ!」 「暴れんな落ちるぞ!」 ジェイク! あの!リゲルって 「古文書にあったんだ!」 ふーん! 伊達じゃないんだね? レニーが ニヤリと笑う でもさ…… 「さっき 血相かえてさ……ラクーナぁ!って叫んで泣きながら突っ込んできたよねぇ」 ばっかやろ!そんなんじゃ! 「ふふ」 私が笑う 身体は痛くなかった
ラクの旅
第二十二章 旅立ち びゃううー スノウ上機嫌! 朝からジェイクの チキンを 半分もらったからである やっぱりジェイクはいいやつだ! 単純思考回路 そう結びついたのである なんななー サーバルとてサーバルでレニーに甘やかされてベッタリ! ミストが何故か私の頭をお気に召したようで がしと しがみついている 肩揉んでくれ! ぴゃー そんなかんじで一行はストーンヘンジを目指す びゃううー!パッタンコン パッタンコン 尾っぽフリフリ スノウ なんななー ピンと尾っぽを立てたのはサーバル ゴロロと喉を鳴らしてサーバルくん 頭をレニーのブーツに擦り付ける 「くすぐったいってば……にゃんこ!」 なんなん! レニーに媚び売りまくり あとでしばく! 私はミストと テクテク! 重いんだよー! ほれ! ジェイクがミストを どかす ぴゃぴゃ! ミストじたくた ジェイクの 腕の中 びゃうびゃう! スノウがジェイクの肩をかけ下ってミストを 舐めまくり始めた れーろれろ! 嗚呼 一向に 進まん とばす! とばすな! そんなわけで 昼を森のそばでたべて ちなみにマスタード抜きね 夕刻にはストーンヘンジに着いた だいぶ端折った! こら! 「ほら……肉!」 レニーがナイフで肉を切り分けてくれる チビ助には後でやるからラク食べな 貧相な胸して折れるぞ む…… 「貧相じゃないもん!」 「嗚呼冗談だ……鵜呑みにするな!」 ペシペシ ジェイクが私の頭を叩く 叩くな!縮む! 「小柄なのがモテるって」 ジェイク? 横目でレニー それってノロケ? 「あ……?」 真っ赤っか!ジェイク氏真っ赤っか あんた……バカ? 「るせーな」 切り分けられた肉を頬張りながらジェイクが呻く 「レニー口数多いとモテねーぞ」 「うるっさい」 パンがジェイクの 口にねじ込まれた 「パンはねじ込むもんじゃねーだろ?」 「もう!この変態!」 女二人にシバかれるジェイクくんであった 「嗚呼コブできたかな?」 妥当でしょ! パンパン レニーが 手をはたく これでもたべて 少ししたら痛みひくだろ! マジックシード 「ウチらの常備品ウチら回復魔法使えないからね!」 「確かあいつ レニーに魔力があるって?」 だからチビ助たちがあんなに懐いて べっちゃり チビ助達がレニーに纏いついている レニーの 手にあるお肉が目当てなのか レニーの魔法力にひかれてるのか とにかく……もうべっとり 「うわ……わ!わかった舐めるなやるってば」 レニーは笑いながら均等に肉をわける なーご! サーバルは 焚き火に ヘソ天で くったりとのび スノウは ジェイクの 外套にくるまってスースー寝息をたてはじめた ぴゃー ミストだけが周りを警戒している 「なあに?ミスト?なんかいるの?」 ミストは ストーンヘンジの中央に 金の瞳を 向けていた
ラクの旅
第二十一章 あうおうあうおう! スノウは それから ジェイクとかなーり距離を置くようになった だがしかし! 「ほれ」 おやつをほおられると ばしゅと 氷の粒子を けたてて突っ込んでいく そうして捕まる…… いわゆるひとつの……なんだ…… スノウのあつかいはジェイクのお手の物みたいだ びゃうんびゃうん おやつを振り回されると跳ね回る しゃしゃ ジェイクの皮のブーツを引っ掻いてねだる やるよ! ほら!のれ あうおー? しっぽ噛まれたんである!しっぽ! 魂に刻み込まれたあの 痛み忘れるもんか! おうあうおー! 微妙に距離を置く ほら…… ジェイクのが ひょいとスノウを掴んだ やるって寒い襟巻き! 「あう?」 ジェイクー? 私は ぐーを 作った しゃー!サーバルがジェイクのブーツに 粗相をした 「こら!」 ぷぷっ 私とレニーは 笑い出す 「はぁほらスノウ!パン」 びゃう! スノウが サンドイッチに噛み付いた ぴ! スノウが総毛立つ あふ! 煙を吹きそうなほどまっかだ あんたね マスタードサンドあげたでしょ? 「あ!」 嗚呼 私が頭を抱える ジェイクー びゃーむーん でろんとのびた スノウを回収 お水をあげる がぶがぶ スノウの飲みっぷり ピーナッツサンドと間違ったんだってさ 「ラク?あいつ天然?」 うー? 天然で悪かったな 地獄耳なのは確か 「もう!」 びゃう! スノウ君駆け上がる そしてジェイクに頬ずりをした ん! さみしんだろ? そんな目をするなよ! ジェイクが うなだれた さみしいよ! レロ……そんな ジェイクの頬をスノウは舐めたのだった 本当に 手馴れてるのはどっちだろーか 私とレニーは大笑いした
ラクの旅
第二十章 Theコップ磨き? レニーは 朝日に輝く なめし革の 鎧を着て 手には長剣を 持っていた 「で…どうする?参謀少しはかんがえてんでしょ?」 レニーが ジェイクの顔を睨めつける やるって言うんだから 作戦くらいあるんだろーさ 「ない!」 「はい?」 ジェイク?ここは即答したらマズイとこでしょ? 「ジェイク?」 ない! ストーンヘンジへいこう あのバカ! 蒼月の宵だっけ?1番影の長い門をくぐれ? らしいね 「うー?蒼月ってたしか」 そろそろだが 夜まで待つ? びゃう! パタコラとおチビ達が尾をふる あそびたいらしい 付き合ってやるか そんなこんなではじまったのが とんでも運動会! ぴゃゃ……ミストの氷の魔法 うおー レニーが追い回されている ななー! サーバルは手加減なし ファイアーボールで私の身体を焼きにくる 「嗚呼もう!」 私とレニーは ドタバタと駆け回った びゃう びゃう! スノウは なくたんびにジェイクのしりに噛みつき ジェイク半泣き? びゃーーーう! 半泣きもせず 古文書を みている びゃー!ー! さすがに切れたよスノウくん がぶっ 本気でかぶりついた 「ぐ………………」 それでも読むのはジェイク 「びゃーーーーーーう」 とうとうしびれを切らしたスノウ ジェイクの頭によじ登る びゃう! パシ おっぽを 古文書の上に垂らして妨害をはじめた パシ 「む…………」 ちょい……弾くジェイク パシパシ 「む…………」 ちょい がぶ! 何をおもったか スノウの尾にジェイクが噛み付いた 「んぴゃーーーー?」 パニックになったのはスノウ ……あうおうあうおう…… 訳の分からない鳴き方をつづけながら ぺちこぺちこと 前足で叩く みゃーう!!! しっぽコップ洗いのたわしにして しゅたと降りた びゃうう……びゃうう アイツ注意なのー! 私たちをみながら必死に訴えるスノウ ……ジェイク 「不味かった」 はい? 古文書によると蒼月も近い いこう! 「あうー」 その前にジェイク スノウにあやまんなさいよ 「わるかったな」 びゃうー…… 疑り眼のスノウくん あたりまえなんである
ラクの旅
第十九章 決意 ちいっ レニーが 剣を抜く ジェイクは 嫌なものを感じていた 魔法銃に装填は したが! ぐ……お! 重力波! ダイムのスタッフが ふられたとき 全体に ドズ……ンと 圧力の塊が 落ちる ぎゃああああ 貴族たちが巻き込まれる 私たちは 結界ごと はじかれて壁に叩きつけられた あう……! ばりり 結界をもたないレニーが 弾けた鎧で 剣を杖に たっていた ガフ……っ 「レニー!!」 「たすからんだろうよ!」 ダイム! 私が アイスストームを はなった しかし ダイムの身体を透過する 「仇でもうってやるかね?」 ダイムが 高笑いをしながら消えようとする バオ…… ミストが巨大化し ドームを突き破った 巨大な水球が ミストの 口元に生まれている だめ! ミスト! 街も王宮も巻き込まれる! もどって! びゃう…… スノウが レニーを 介抱していた 「あ……ラク」 レニー 駆け寄った私をジェイクが 弾く ざ…… 氷柱が ダイムから降り レニーを貫く 「あ……あ」 ガク…… レニーも……レニーですら絶命してしまう…… 「はっはっは」 ダイムは 消え去った 「レニー……レニー……」 涙が止まらない そんな馬鹿な! なんで! バシャ…… ミストから 水滴が降ってくる バシャ…… 「くおおおおん」 ミスト 見上げた私の顔を 水滴が直撃した 「しょっぱ……」 ミストは 泣いていたのだ 「おおおお……ん」 ぽ……レニーの 氷柱が 発光してきえる 「ふ……」 レニーから息が聞こえた 「レニ……?」 わっぷ…… 頭にポムンと ミストが しがみつく 「くおおん……」 重……い 「くおおん」 チビとはいえ ミストは重い びゃう……う スノウが 尾をふった なーご サーバルが ててて……と きてレニーの頬を ザラザラの舌で舐めた 「は……残っちまった」 「レニ……?」 「生き返っちまった」 あのまま死んでれば そう言いたげだ ふん! 魔力なんて いらないよ!親父 ああ…… レニーが 尻もちをつく 「情けないな!」 「ジェイク!あんたね」 私が ジェイクの 袖をひいた 「カイデン王が嘆かれるぞ!スカーレット!」 「う……るさい!う……るさい!殺せ殺せよ!その銃ではやく!」 私はレニーにすがりついた おやじぃ…… 貴族たちも 体が押し潰され 辺りは血臭にみちていた! 「レニー」 鎧の弾けた背を撫でてやる 「殺してくれ……なあ!ラク」 「まってレニー!国はどうするの?レニーが いなかったら?カイデン様いないのに……」 「ラク……」 ラクーナ…… ジェイクの声 振り返ればそこに あの人がたっていた カイデンさ……ま? 王は 首を振った 「どうするの?レニー」 レニーは 王が見えない死角だから どうするの?レニー びゃーう? スノウが 小首を傾げて見上げた 「あ……うん……そうか……私……王女よね」 「うん…………」 「は……」 「わかった……居る!ここに居る」 よく言った スカーレット! 「おや……じ……」 わ……拍手があがった 見れば ミストが 癒して回っていたらしい 全ての貴族が 立ち上がっていた 「スカーレット!ラクーナと共にダイムを討て!そしてもどれ!王位はお前のものだ」 だ……レニーが かけだした そして バチーン! 王の頬を ひっぱたいた! 「ばっか親父!!!」 セバス鎧! 「は……スカーレット様」 そしてずんずんと 戻ってきて ジェイクの 顔を睨んだ 「あんた……くえないね?ジェイク」 ふっ! ジェイクが 唇をゆるませる 「行くか?レニー?」 「ぶん殴って八つ裂きにしてやるよ!」
ラクの旅
第十八章 襲来 とぼとぼと出てきたカイデン王 鼻の下の左右対称の髭は そろりと剃り落とされていた 「親父……あはは」 「わらうな!」 もはや涙声 びゃうびゃう スノウが カイデン王の足元でお腹を出し 甘ったれた 元気づけているのかもしれない びゃうびゃーう! カイデン王涙しきり しかし スノウのその仕草が あまりに可愛すぎて ちょこっと手を出したが最後 びゃわわー レロレロと舐められて おもわず笑ってしまう 「ふふ……確信犯だね」 喉元をくすぐれば もっとやれとねだる 長いしっぽが ぱったんぱったん リズムをとった その尾にじゃれつくのがサーバル もはや赤子野獣の癒しの空間と化してしまう なーご? 見上げられてカイデン王 「よろしい!宝剣の主よ 神殿の街ベルカナへいかれよ!」 「ベルカナ?」 聞いたことがあった たしかオーディーンのルーンにあった そこで精霊王エルディアに会うのだ いや? ベルカナなんて街聞いたことないし 精霊王エルディア? たしか物語の主人公のはず? 「あれはただの冒険物語では?」 「少し先の森のストーンヘンジを抜けるとよかろう……蒼月の宵 影がいちばん長い門をくぐるとベルカナへの門が開く」 それも物語 太陽王ライトとお后シャリーの孫エルディア? ぐ……ジェイクがラクの肩をつかんだ 「もうあの方が即位されて1.3万年になる……冒険物語だろうな」 「んな……爺さんにあうの?」 「黙らっしゃい!」 カイデンがレニーの頭をこづいた 「こんの無礼者が あの方はハウル様とご一緒に永遠を生きていらっしゃる!」 「武王カイデン!随分くわしいな」 どく……ん! 嫌な気配がうねりをあげた ぞわ…… 私の髪が芯から逆立つ 「ついに!エルディアを殺せる!アビス様を復活させる!」 混沌の賢者ダイム! 王が名を呼んだ時 尖った矢が王の心臓を貫いた 「知りすぎている武芸馬鹿は邪魔だ!」 親父!! びゃうびゃーう! 駆けつけたがカイデンは息絶えていた 「ダイム!貴様!」 「おや?武芸馬鹿の子か?」 「スカーレットだ!父はカイデン!」 ふふん! 多少魔力はあるな? 私の味方につかないか? 「ふ……ふざけるな!」 「ふん!今回は挨拶だ!そこの赤毛のチビ」 私の全身が総毛立つ 恐れか?否 怒りだ! 「なんだ?口もないのか?チビ?名乗れれ」 あんたに名乗る名などないわ! ほほう? ダイムが土人形をとりだした そして人形の手を捻じる 「っ……あ……」 スカーレット! 「名乗らぬのは良い事だ!しかし無礼だとも教わらなかったか?チビ!」 ブチ 手がねじ切られる 「ぎゃあああああっ!」 出血はしない……だが関節が外されたらしい 「ミスト!癒して!スノウ結界!サーバル!剣に力を!いくよ!みんな!」 だん……!私は地を蹴った