海乃癒織

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海乃癒織

ひらめきでわーと書き散らしてます。

たこ焼き

「ねぇ…」妻は不意私の服の裾チョンと引っ張り私を呼んだ。 目はキラキラさせてじっと私を見る 無邪気に何か食べたいものを見つけねだるときの顔だ。 その時の顔はほんと可愛い。 遊ぶ、ねる、食べる等色々人には欲がある。 妻はどんなことが好きといえば美味しいものを食べることが好き。 ほんとに美味しいものは頬張るくらいに無我夢中で食べるがその時は無邪気な表情見せるのだ。 買ってあげれないとやっぱり悲しそうな顔をするが、もうそれが切なすぎるのだった。 そんな彼女とスーパーに夕食の買い出し行くんだけど、スーパーの入口近くで、たまに人気のキッチンカーがとまってるときがある。 「見てみるか?」と言うと嬉しそうに頷く。 ……寝てる時と変わらないくらいに無邪気なる瞬間。 キッチンカーの出店でたこ焼きが売られていてもう目がキラッキラしてる妻見て 夕飯に食べることにした。 車の中のたこ焼きの匂い、ふたりでお腹すいたねと帰る道は妻のお腹の音と笑い声が車内に響く。 ウキウキで買って帰って、いざ食べるってなった時…ほんと幸せそうに食べている。 …妻のその顔を見てるとどんなに仕事辛いとなったとて、この人が家にいるってだけでも良かったと言える時間である。 掃除とかは嫌いでも、 できることをやってくれるだけでも違うし、食い意地張ってるせいか作るご飯は私の味覚に合わせてちほんとに美味しいと思えるものを作る。 どこいこうとも私用なら甘えるようにくっついてくる妻。家でも甘えん坊なとこは変わらない。 正直めんどくさく、うっとおしい時もあるが 退屈はしないしそばいないと寝ない。なんなら妻の寝相も寝返りできない鬱陶しさが嫌という感情通り越して尊敬するくらい可愛いのだった。 年齢的にも恋愛はもうしないだろうが後にも先にも、嫁しかいないんだろうな思ってる 妻は私の癒しである −−−−−−−−後書き 息子と夫の会話からこれを書いた。 お父さんなんでお嫁さんにお母さん選んだの? 夫−食べる時の顔見てリスみたいに食べるけど本気で幸せそうに食べてるの見ててどこまででも食べさしたくなったから…… と言う…息子の質問攻めから私は部屋越しに何となく聞こえてしまっててかけたものです。

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ダリアと野獣

折りたたみ式の杖を畳んだ状態で手に持っていて、スラリと程よく鍛えてるのだろうか余計な肉感はなく、とはいえガリガリに痩せてる訳でもない。 その体の割にある豊かな胸元に葉っぱの形をしててさりげなく金継ぎ技術で象られた様な葉脈デザイン…とはいえ素朴な温もりも感じさせる木のペンダントがきらりと光る。 赤いリボンのあしらわれたカンカン帽被りその下から見える髪の毛はつやがあり、日本人の髪の毛は綺麗だと言うのも体現してると言えるサラサラで自然かつ綺麗なくろさの髪の毛… 若干足は引きずってるような歩き方をしてるものの その肌は白く珠のように綺麗で若々しかった為かどこか儚さが漂っていた。 青空色のサークルワンピースと白いボレロ丈の肩掛けを身にまとい 小さめのショルダーストラップついた革鞄を肩にかけ 誰かを待ってる姿に見蕩れた。 ……高嶺の花子さんいや何となくお人形さんのようなきれいな人 間違いなく彼女だと思う。 もう私は40前後と名乗れる年齢で 彼女ができず、片思いしてきた相手… 最後の恋だと俺は思ってる。 女性は35前後なはずなのに、どう見ても20前半の子にしか見えず すごく困惑している。 ずっとチャットや電話越しで話していた上で ずっと画像越しで見ていた顔より綺麗な子だった。そのどこか凛として爽やかで洗練されてる華やかな雰囲気の中に素朴さが見える出で立ちにたおやかさを感じる。私は少し今の自分の小太りでだらしない体型や自分の服装が気になってしまい、声掛けずらいと思ってると ふと視線に気がついたのかまっすぐ私を捉え、安心したかのような顔したかと思うとふわり花が咲いたかのような笑顔を見せる 「途中で事故起こしそうなったって聞いたから心配したよ怪我とか大丈夫?」 「大丈夫だよ……服可愛いね 似合ってます」 「ありがとう」 「私なんていつもの外着なのに……」私は自分が適当に来てきたスボンや長袖のTシャツを軽く引っ張る、 「素朴なとこ、私は素敵だと思うよ?……今日初めて会うから…君に可愛い思われたくて…」 そんなこと言いながらちょっと恥ずかしそうにしていながらも、 私の不安なんて一切気にしてないのか、見つめてくるアスナは本当に会えて嬉しそうだった。 「変に着飾って服に着られてると言うよりも自分が着てる、自分が似合うと思うものを身につけるのがいちばんよ」…アスナはボソッというのが聞こえた。 君のままでいて欲しいそんな意味だろうか…はたまた、アスナ1人はしゃぎすぎて恥ずかしいのよと言いたかったのか分からないが、ずっとその場に立ち話する訳もに行かないし とりあえず移動するということなってご飯食べることに。 数年……ネットの中でずっとそばにいて やっと会えた綺麗で会いたかった人 …私の知ってる人のなかでも 好きならないと思っていたタイプだった。 病的に私に惚れて欲しい…そこまで思ったが彼女の中でこうありたいと願う人の姿と真逆だったらしい。 過去を知ってるだからそこに付け入り、弱いとこ見せて欲しかった。 ただ、弱い部分をが見えて涙見せたとてできるところからやる底力を見せどんなことでもやりきる強かな女性だった。 彼女が離婚したと聞いた時はほんと嬉しかった。 そして弱ってると思ったほかの"虫"どもは群がっていたが、ひとりまたひとりと さりげなくほんと自然と距離を置かれていく。……私はその中のひとりでしかないのだろう。 あるミームにある 男のセリフに「誰にも懐かへんような子ぉが振り向いてくれて、俺の事好きすぎてボロボロのグッズグズになって貰うんが、一番幸せやからw」言うあの一言 私も近いのがあるが…… ほかの虫に対し誰にも懐かない……いや懐いてるように見せて置いて傍からは懐いてない。 虫は散っていくものの、他とは決定的に違うのがアスナはただ1つだけ…私にはなにか不安にさせることないようにと気を配ってくれる。 ほんと接し方は毅然としてながらに穏やかかつ静かで安定したものだった。 歴代の彼女といえば庇護下に置いて守って欲しいと依存し絶対離れないっていう巷のよく聞くメンヘラさんのような刺激的なものがなく…私が私を嫌うことがないようにと散歩したり運動し、美容保とうとするなどアイデンティティの確率がしっかりしててその分の彼女のマイペースさによる刺激に惹かれる。 歩いてて花屋が目に付いたらしい ふと足を止めたアスナはふわっと花を見て微笑みを浮かべる。 「花キレイだね」私が話しかけると頷くアスナだが…… 「そうね、けど買わない。」 「え?」 「花の管理大変なのよ、それならたいせつなひとへの時間に当てたいわ」 そんな事ゆって私の方を真っ直ぐ見つめニコッとする、そしてマイペースな歩調でゆっくりあるいているのに私も合わせて歩く。 「そ、そうか」なんだか照れくさくなり視線を前に逸らす。 駅前の駐車場で私が乗ってきた車にアスナを乗せ、走らせる。 助手席にいるアスナに…触れたかった。 そっと手を伸ばすと気がついたアスナは手をそっと包むように両手で私の左手を握りながらふふっと笑い私に視線を向けるも"あなたの下心、わかってるけど今は前見てね?"と言いたげな顔だった。 スっと背筋が伸びた気がした。 なんとも言えない逆らえない恐怖…… 人妻だった頃に鬼嫁だと散々元旦那に言われると愚痴を聞いていたが所以ここにあったのかもしれない。 予定していたレストランに入る。 とはいえ格式張ったところでもなくチェーン店のファミレスだった。 私の後ろに立つ彼女と、私を見た人はどことなく私とアスナの関係がどんなものなのか……分からないとばかりに見比べていた。 いいとこのお姉さんとくたびれ、太ったおっさんだからな……なんて自虐を内心で繰り広げてるうちに、 やんちゃそうな若い男がアスナを見てニヤついていた。 「あれって噂の清楚系じゃね??」 「俺ら声かけたら行けっかな」 下品な会話が聞こえたが、アスナは気がついて無さそうだった。 ニコニコと案内された席に座り、私と一緒にメニューを見ていた。 メニュー決めたあとアスナは御手洗に向かった。 下品な話をしてた男のひとりが席を立つ トイレの前に行きアスナが出てくるのわざわざ待っているようだった。 ……折りたたんで置かれた杖は私の傍にあり……心配なった為それ持って行こうと思った。 席だった時アスナが出てきたみたいで、男となにか話してるが…… アスナの冷笑と共に言う一言は私にとって驚いたものだった。 「まあっ……ジャック・オー・ランタンのように愛らしく素敵な頭してるのかしら?あの方は私のことをずっと考えささえ、行動してくれてますよ。愛されたいとか思うなら私はあの人が断然いい男のように見えますね」綺麗な人が本気で静かに怒ってる様はやはり怖い。 「…怖…」私は驚いてボソッとつぶやく。 それに気がついたアスナは私をみて 「…貴方、杖持ってきてくださったんですね。ありがとう」とぱっと表情優しく、明るく微笑み私の方に来て、杖ではなく、私の腕を組むような形で甘えるように「ねえ、お席へ行きましょ?」と歩き出す。 常に思う甘える時の声の色気、ほんと半端なく…私にはたまらなかった。 ジャック・オー・ランタン……くり抜かれたかぼちゃ……頭空っぽねって言いたかったのだろう…それに怒った男は私を睨み「なんでこんなおっさんがいいんだよ」 と言うも彼女がそれに対し ピシャリと「謙虚で献身的な優しさある内面」と答える。 遊びよりも真摯に向き合う恋愛がいいと言う彼女ならではの一言だろう。 …アスナの横にたっても恥ずかしくないような人でありたい……がいつなるんだろうか、気が遠くなり悲しくなった。 美女と野獣の話しだと薔薇が出てくるがかのしょは薔薇より 花屋で見かけた一番目を惹いた ダリアの花…何故か彼女見つめて脳裏にぽっと浮かんだのだった。 明日から商店街のジュエリー店の前とおる道で散歩するのと それ象った何かを今度贈ろう…私はそう思ったのだった。

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ダリアと野獣

白い嘘

「おはよう、調子どう?」 とあるアパートの部屋に入ると居るのは1人のお婆さん。 「あぁゆみちゃん、ちょっと血圧高くてね?でもお薬をお父さんに預けたんだけどどっか行っちゃってね……」 困った顔をしてるお婆さん。 ドアのメモには『タバコ買ってくる、母さん寝ててくれポータルトイレはベットの横だ』 ……古びた紙が貼られていた。 「お父さん……きっとすぐ帰ってきますよ、お母さんトイレは行けそう?血圧測る前にトイレ行った方が良さそうな気がする」 「……そうね。ゆみちゃん、立つの手伝って?」私はお婆さんを抱え車椅子に乗せトイレに連れていく。 お婆さんのトイレの手伝いが終わり車椅子に座ってもらって。 「お母さん、なにか飲もっか一息着きたいよね?。いつもの昆布茶でいい?」 と言うと嬉しそうにほほえむ 私を見つめる目は温かくやさしかった。 「ゆみちゃん、お仕事行く前に来てくれたりぬけだしてまでここに来てくれるの助かるけどむりはしないでね?」遠慮がちに言うお婆さんにすごくなにか切なさを感じた。 「……お母さんとご飯食べたいの、だから無理じゃないよ?」お茶っぱ急須に入れてお湯もセット湯のみ替わりのステンレスの取っ手付きマグに注ぐ前にお婆さんの手をそっと握る。 私はグッとなにか堪えながら誤魔化すようにふと視線を逸らしたくて 「お母さんベランダ見て猫ちゃんいるよ」 「可愛いね」 そうゆって車椅子からベランダみてるお婆さん。 _私はゆみでもない……一介の介護士だ…… 本当のゆみさんやお父さんは…… 部屋の隅に置かれる仏壇を見つめる。 ゆみさん、ゆみさんのお父さん ごめんなさい……白い嘘つかせてください ゆみちゃん、私はちゃんと代わりでなくともあなたのお母さん護れてるでしょうか…… 友人であった彼女の母親を介護士として見ると思ってもなかった。 元気だった頃のゆみさんやお婆さんの一家を見つめていて、孤児だった私にとって気にかけ愛情をおすそ分けしてくれた1家だった。二人を亡くしたお婆さんは……いつしか私と亡くなられたゆみを重ね手見てる気はしていたが、認知症が進行し、私をあやちゃんと呼ばずもうゆみと呼ぶようなって娘と勘違いしてるようなった。 否定すると彼女はとてつもなく申し訳なさそうにする。 切ない思いとともに…私は彼女の中の世界をもう壊すことをやめ、出来る限り寄り添っている。 私にとっているはずのないお母さん像のモデルなってる人でもあった。だから……余計に辛い 「……お母さんお茶持ってくるね、あとご飯食べた?」 「ううん、ご飯食べるために体動かすやろ?めんどくさくてね……」明るく微笑むお婆さん、私はため息ついてざっと見ると息子さんが買って置いたであろうクロワッサンがあった。 食べ合わせ的には合わないかもしれないが、お婆さんをダイニングテーブルに連れて、クロワッサンと昆布茶を渡す。 「ゆみちゃん、仕事は平気なの?」 「今日は大丈夫だよ、お母さんの方心配だし、ちゃんと言ってあるから」 「ごめんね?ゆみちゃん」 「最近の会社はね?介護における理解がちゃんとあるから大丈夫、安心して?こうしていれるのは社会制度とお母さんがこうしてにこにこしてるおかげでサボれるんだから。」と冗談言うともうっと言わんばかりに軽く腕をペチンとはたく。 けどにこにこしてるお婆さんに私はホッとしてる。 「ゆみちゃん仕事はよ行きんさい!」 「お母さんがしっかりご飯食べて、薬飲んで、ベット行った飲みたら行く!恩返し(親孝行)も仕事のうちと上司にまた怒られるんだからね?」 「全く…いい上司さんやね……」 「お母さん働いてた会社の後輩だよ鈴木さん覚えてる?」 「あのうみボウズ?」 「…っ、もーそんなんゆったらダメだよ社長なんだから今笑」 お婆さん達は自営業だった、今は知り合いに事業渡すことでその会社は続いている。 「立派になったんだね……」 懐かしそうにゆっている。 そんなこんなたわいもなく話してると 朝食は食べ終わったようで、今度は私が薬確認をし渡す。 飲んだのを見て、御手洗行くか聞き、 行かないとの事で私はお婆さんを寝室に連れていく。 部屋のベットそばにあるお茶を回収し、さっきの昆布茶含め、どのくらい飲んだかを記録とり 新しいお茶を水筒など洗った後いれて渡してから 「お母さん、行ってくるね?」 「気をつけていって来なさい、寒いんだから暖かくね」 そう言われ 部屋を出ていった。 ……それが最後だった。 私がお母さんと親しみこめほんとうに慕っていた方が亡くなられた。 要因は火事だった 助け行きたかったが……もう遅かった。 出火元はゴミ収集所、ガスボンベの処理の甘さとポイ捨てによるタバコによって 爆発引火したのがすぐ側にあるアパートの木に燃え移り広がった。 死因は……一酸化中毒。 ご遺体を前に私は泣き崩れた。 学生時から人の優しさ、温かさを1番教えてくれた恩人 仕事だったけど娘として見てくれていた時間…… あまりにかけがえのないもので彼女のこと考え否定しなかった嘘だとしても…… 白い嘘を着いてた罪悪感から開放されるのと同時に大切なものを失った感覚が抜けなく、仕事に手がつかなくなってしまった。 行ってらっしゃいの一言が聞こえなくなって……どれだけ泣いただろうか… 私は感謝を伝えたくて仕方なかった。 陽だまりのような穏やかな関係を教えてくれた…彼女や友人らに もう伝えれないんだと思うと悲しかった。

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白い嘘

恋のカルチャーショック

人の話を沢山聞いてて思うこと こうして欲しい自分はこうありたい その欲望や考えかた、人なりの奥底には 幼い頃叶わなかった絶望したものがあって、なにかに人は縛られているということ。 たとえば 幼いころある人は親同士でいがみ合い離れたとする。 相手に対し異性の親に似た部分をひとつ持つ人に人はよく惹かれる物だ。 とある人とふと会話を重ねた。 恋愛に対してその人は他自認める愛情が重い人だという。 会話をしていてその方は 俺のことをずっと見てて欲しい 見れないのなら洗脳しようが手段選ばず 法に触れない程度に手段選ぶつもりは無い。依存ドップリしてて欲しいというものだった。 恋愛における価値観というのを調べるという 取材じみた企画していたが その人の端々に俺の理想というのが見えてきていて、それをしてくれる人を探してる、そんな感じがしたのだ。 そこから透けて見えた物… あなたならどう見えると思いますか? 私は話してるうちに相手を信じきれてないまたは支配下にしたいのかなそう感じるようなった。 そこから見える渇望するものというのは自信、信頼を基に愛するということを知らない人と言ったところだろうか 余裕が無さそうに見えるんだ。 さらに過去の話聞いてても生きてきた中での経験とやらは恋愛や基本的人格の形成にも繋がるものなんだなと心から思った。 相手を充分思いやれるとてもやさしい方なのに、愛情の求め方でやっぱだいぶ変わるのだろうか。 カルチャーショック受けた企画の話でした。

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ごめんなさいが言えなくて

ゲームのギルドに あまり誰とも話さない人がいる ソロプレイが目立つ人 とはいえその人が非協力的とでもない。 話しかけても静かにモーションで答えるだけ。 気味が悪く私はなんとなく嫌っていた。 ボイスチャットは最初の挨拶だけ。 ど陰キャな女の子って感じがしてる。 でも噂だと配信もしていて割とコアな人気があるらしい。 ……気になって、私はその子のとこに行く。 南側の訛りで、物腰柔らかくて普通に穏やかだけど、何かしらといじられ、箸が転がっても笑う勢いの女の子って感じ 優しい子だった。 ほんとなぜあそこまで黙ってるのかわからなくて…余計腹たった。 後日プロフを見た時ハッとした。 配信では多数がコメント文のリアクションなのだ。 ギルド通話は温泉……配信の時、骨伝導イヤホンだったのも踏まえ、彼女は耳が悪いことプロフィールに書いてあった。 ハッとするも…気がついたら彼女の在籍は消えていた…… 遅かった。 謝れもせず、個人的連絡したかったけど 全てブロックされていたし、ギルド自体近寄ることもなくなっていたようだった。 罪悪感が半端なかった。 ごめんなさい…… その一言が言えなかった

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穏やかで静か

ココ最近ふと見返すと 音楽アプリで履歴見ると 「[ピアノ]ジブリ」の検索ばかり 人の声よりもほっとしたいんだなって思える極。 穏やかで落ち着く曲ばかりだ。 時には昔の話を……など 大好きなアーティストいるはずなのにね お茶と共に最大音量なのにかすかに聞こえるジブリ…… 家族からしたらきっとうるさいんだろうな そう思う でもジブリだと文句ないらしい。 煩わしいさ無いのだろうか はたまた……楽しみがないわたしへの… 今日貧血起こし半日動けなかった 好きなことしたいのにできなくてせめてのジブリである… 気が付けばそばに夫がいて家事してくれた。 なんも言わずほっぺたまにつんつんしてくるけど 視線見るとニヤッとしてる。 お腹痛いから湯たんぽ欲しいって甘えると頭撫でて湯たんぽ渡してくれる。 さり気ない行動でタオルまで ほんまありがとう……

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サイクリング

目を瞑る 呼吸はできるけど、少し息苦しさを感じる。 冷たい風が私の体を叩くようだった。 緩やかな坂、そこをロードバイクで走り抜ける。 車と一緒に、欅の並木を通り抜け 商店街の一本横の道を通って 駆け抜ける 必死に漕いでるからそりゃ息苦しさあるけど信号以外で止めたくなかった。 下り坂に差し掛かり、 お気に入りの公園に着いた。 …ただただ雑木林みたいな場所の中央にちょっとした開けた芝生がある公園。 そこで私はレジャーシートとアルミ保温シート2枚重ねて敷いて 木陰で休む。 …気がついたら寝ていたようだった。 虫除けはしていてなんともないし大丈夫なんだろうけど。 困ったことにちょこんと見知らぬ子犬が膝にお手をしている。 興味津々な様子。 困惑してると飼い主であろう女の人が遠くで名前呼んで探してる。 「ママが探してるよ、お行き」 と女の人の方指差すと犬はそっちをみて 飼い主の方へと走り去る。 …可愛かったが…飼うほどの余裕なんざ私にはない。 「遠くへ…行きたい」 ポツンと私は空を見上げる。 寒空の下ぼんやりとつぶやいた。 お爺さん、私はそっち行く勇気なんて無いし何しても中途半端。 くやしくて泣こうとも何にもならないし努力しようにもあれダメこれダメとすら周りに言われる始末… 私どう生きたらええの ほんとは膝に負担かかる自転車 次怪我したら二度と歩けないのわかってる。 私ができる遠出ってたかが知れてる。 馴染みの景色… 昔見つめてた景色に帰りたいと思っても 似たような景色眺めるだけで終わってる 流れるように生きてるのだから 故郷、地元と言える場所なんて私にはない。 それらでもなんとも言えない郷愁に駆られる。 …涙出た。もう帰ろう 泣きながら汗だと言い訳心にしながら帰ることとなった。 15年前の冬の何気ない日の出来事

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硝子の鯨を書いて…

寝ようとすると脳裏にイメージが湧いてしまった 輝くクジラが海原を跳ねるイメージが消えない と同時に何故か分からない対象的に近いイメージが浮かぶ、描写を描かずに居られまい 忘れる前に書いといてあとから次の投稿で書き直す。…これを前書きとする 山間の湖傍から山の獣道、雑木林をぬけて底なし沼とたどり着く。 底なし沼の近くからまた更に裾野を駆ける。 大岩をぴょんと 飛び乗り、空を見上げる。 草原の向こうに人里があるが なにやら焼けた匂いがする。 不快感を感じた。 そして嫌な予感がした。 塒(ねぐら)へと戻ろうした時だった。 (白狐)様だと叫ぶ人の子の声。 ガサガサと音が大きくなる。人の子の足音だろうその音に俺は身を翻し 駆け上がる。 人は底なし沼をサライノヌマと呼び 山をサラクラヤマと呼ぶ。 鬱蒼とした人が手をつけきれないほど深い山林、その山林をかけ、辿り着くのは小さな湖、そこは…人が里に使う水をそこからひいてると聞く。 あまり近付かない方がいいのは分かってはいるが俺ら動物にとっても大切な水源でもあった 狩りは上手くいかずねぐらをもどった頃には周りのうるさい鳥共は寝静まり 唯一…ミミズクが歌っているだけだ。 不思議に思ったことがある。 時々人が山林に入る。 気が付けばなにやら人里にある人間の巣のようなこじんまりとはしてるが頑丈なものがたっていた。 赤く塗られた木で作られたくぐれるものと石を綺麗に並べた人間の巣の通り道だろうか、そのまわりに砂利と人の形下石が並ぶ、 そしてその近くのサライノヌマへ やせ細って窶れた姿で…幼子や赤子を抱て行く なにか歌い親であろうものふたりは泣きながら幼子や赤子をタライに載せ水に浮かべる。 そして親は姿を消す。 …俺にはよくわからなかった。 ただ沼に泣き声が響く。 毎度俺には大きく感じその場にはいるのは嫌で立ち去る。 人の子の習性なんて分からないが 燃えたぎる里の様子は…山の中の塒からもよくわかるものだった。 そして臭かった。 気が滅入りそうだ、 嫌な気分を飛ばすように…風を感じ、山林を抜け湖、で水を飲んだあと草原や沼地を駆け抜けてく日々だった。 仲間はそんな俺を変わったヤツとしか見なかった。

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硝子の鯨

月に輝く硝子の鯨 三周忌の夜だった。 眠れないまま、私は岬へ向かった。 祖父と、よく歩いた場所だ。 祖父が生きていた頃、夜中に目が覚めてしまうと、いつもここに来た。 崖の上から、暗い海を眺めた。 波の音だけが、静かに聞こえていた。 今日は、その同じ日。 同じ暦の、同じ夜。 昔、この岬の下で、国同士の争いがあったという。 多くの人が、海に沈んだ場所だ。 私は、崖の端に立った。 月は、ほとんど満月に近かった。 風が、少しだけ強い。 そのときだった。 水平線の向こうで、何かが、光った。 一瞬だけ。 ガラスのように、透き通った光の塊が、海から跳ねたように見えた。 水しぶきが、月の光を受けて、きらきらと散った。 そして、すぐに消えた。 ……あれは。 私は、息をのんだ。 祖父が、幼い私に語ってくれた話を、思い出した。 祖父は、よくこう言った。 「うちの先祖はな、海賊だったんだよ」 小さな私は、布団の中で目を丸くした。 海賊。 そんな言葉が、夜の部屋に、そっと落ちてくる。 「でもな、海と生きることを選んだんだ。  争うことをやめて、魚を獲る者になった」 祖父の声は、いつも低かった。 波の音みたいに、ゆっくりだった。 「ある夜のことだ。  快晴の空に、満月が浮かんでいた。  海は、驚くほど静かだった」 船の中で、先祖は目を覚ました。 何かが、聞こえたからだ。 低い、長い声。 まるで歌のように、海の底から響いてくる。 甲板に出ると、船のすぐ近くに、クジラの群れがいた。 月の光を浴びて、ゆっくりと泳いでいる。 黒い背中が、波を割って動く。 先祖は、息をのんだ。 そのとき、月の方向、ずっと遠くで、何かが跳ねた。 クジラだ。 でも、普通のクジラではなかった。 ガラスのように、透き通っている。 光の塊のように、輝いている。 海から大きく身を翻し、水しぶきを高く上げた。 月の光がその飛沫に反射して、一瞬、海全体が光ったように見えた。 まるで、クジラの幽霊だった。 そして、水平線の向こうへ、静かに消えていった。 私は、崖の上で、静かに息をのんだ。 今、見た光。 あれは、祖父が語ってくれた、硝子の鯨だった。 あの水しぶきは、ただ美しいだけではなかった。 かつて争いのあったこの場所で、 彷徨う魂を静かに連れ出し、 争いの記憶を、洗い流していくように見えた。 でも、私には、別の意味にも思えた。 光の塊が、激しく水を跳ね上げて消えていく。 その激しさが、まるで戒めのようだった。 「二度と、海を血で染めないでほしい」 そんな声が、飛沫の中から聞こえた気がした。 私は、静かに息を吐いた。 祖父はもういない。 でも、この岬に立つたび、あの話が蘇る。 海賊の血を引きながらも、海と生きることを選んだ先祖。 その物語を、祖父は幼い私に残してくれた。 そして今、同じ暦の夜に、同じ光景を見た。 硝子の鯨は、水平線の向こうへ消えていった。 月の光だけが、静かに海を照らしている。 私は、しばらくその場所に立っていた。 争いのない海が、ずっと続きますように。 そう願わずには、いられなかった −後書き 後書き鯨は先祖の供養も含め天へと誘って貰えたら嬉しいな…そう願ってます

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硝子の鯨

シルフ

会社からの帰り道 公園でたまーに聞き心地の良い歌が聞こえる時あって 歌とともに聞こえるのはブランコの揺れる音 キーぃキーィ音がなりその音共に歌が聞こえる。 綺麗な声でもどこか切ない声だった とおりゃんせ とおりゃんせ ここはどこの ほそみちじゃ? てんじんさまの ほそみちじゃ ちっと とおして くだしゃんせ ごようのない ものとおしゃせぬ…… そのこえに……誘われて覗いてもだれも辺りには居る様には見えずいつもゾッとするのだ。 ゾッとしてながらも揺れるブランコみて早足で帰る。 誰かの悪戯であって欲しいと願ってた。 ……それが1年続いて……気が付けば歌は聞こえなくなてたのに気がつく 代わりに変わったことといえば…… 異国の血を引いてるのだろうか、 黒毛に青い瞳で猫耳着いたキャスケット被る19くらいの女の子がブランコ漕ぎながら、毎日誰かと通話して笑ってる。 話は聞き取れない、けど多分、ポルトガル、スペイン語混ざった英語だろうか 楽しそうな笑顔、恥ずかしそうにモジモジしてる様子…… 微笑ましい光景だった。 そんな日々の中、彼女がブランコで腰掛けながら通話しつつ歌い出した時、あの時の声と同じように感じた。 彼女だったんだ…… 公園の入口からは死角なる遊具の裏にあるベンチに座って移動してから歌っていた。 ホッとした。 そして聞き惚れた。 …でも歌い終わったと思ったら突風が吹いて目を瞑ったあと…彼女の姿はなく、 「え?」と声が出た。 恋してるんだろうなと遠目からちらっと様子が伺えた。

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