零ト白

9 件の小説
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零ト白

読んでくれてありがとう

私という人間

私には文才がない 私が書いたものを褒めてくれた事もあるけど その褒めたくれた人の方が文才がある 私はそれをずっと妬んでいたし羨んでいた 褒められても素直に受け入れられずに 嫌味にしか捉えられなかった 私には得意と胸を張って言えるものがない ゲームも苦手、人付き合いも苦手 歌うのも下手、楽器もできない 絵も描けない 生きるのがとにかく苦手 全てに褒められると嫌味にしか聞こえない 元々の私の性格がこうなのか 環境が最悪だったからこうなったのか 私はつまらない人間だ ぽんこつで何も出来なくて 人を楽しませることも笑わせることもできない 苦しいのか悲しいのか この気持ちはなんなのかもわからない 何も感じなかった頃に戻りたい 中途半端に思い出した感情に苦しめられてる フラッシュバックする嫌な思い出に苦しめられてる 私はいらない子だった 私は産まれちゃいけなかった 私は生きてはいけなかった 中途半端に助けられて投げ捨てられた この人生になんの意味があるのか 誰も教えてくれない 誰も助けてくれない ただただ否定されるだけ 私を否定されるだけ もう疲れた。 だからさようなら。

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仕事の話(日記)

仕事が出来ない私には理由があって 今までの人生全部人格否定されて 職場の人からのいじめがあって 気づいてなかったけど 後輩にまで気まずいと言われるほど精神がやられてて それでも何とか踏ん張ってきた 落ちないように、落とされないように。 そしたら職場の前まで行けるのに そこから進めなくなった 入れなくなったの 怖くて怖くて怖くて。 また何か言われる。 また今まで以上に人格否定される。 そしたらね、心が壊れちゃった あれから随分時間が経ったけど 未だに人の目が怖い。 言葉が怖い。 感情が怖い。 本当に歩けなくなるんだって思った 体が本当に動かないの 今振り返るとそういうこと本当にあるんだなって思う 人との関わりが怖くて 外に出るのも怖くて 何もかもが怖くて 皆普通に生きてるのに私だけなんでって 何度も思った 私も普通に生きたい 普通になりたい。 でもわからないの。 普通って何?

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仕事の話(日記)

善か悪か

復讐したいと思ったことはありますか? 心から本気で復讐したいと思ったことは? 正しいことではないといわれるのでしょうね。 腕に刻まれた傷も 見えない心の傷も すべて間違っていて、心の持ちようだと。 それはこの傷を受けた人にしかわからないのに。 自分にしかわからないのに。 心が弱い、メンヘラだなどと評価される。 私をそんな風にしたのは 貴方の言葉だと知らずに。 貴方の行動一つの積み重ねで 今の私がいる。 それが何より憎いのだ 「普通」を歩けなくなった私の人生は 「当たり前」のことをするのには難しくて こんなものもできないのかと責め立てられる どうして堪えてきた私が責められるのか どうしてその感情を自分に向けてまで生きてきたのに そこまで言われなきゃいけないのか お前らが憎い。 そしてそんなことも言えない私が いちばん憎くて消し去ってしまいたいのだ。

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善か悪か

SOS

あの日。 いちばん辛かった日。 助けてって言ったの。 そしたらね お前より辛い人はたくさんいるって言われた。 私の辛さはそういう人たちと比べたら 辛くないんだろうって思って 踏ん張ったの。 でも。 心にずっと引っかかってた。 私の辛さは 本当にその人たちと比べられるものなのか。 少しでも押されれば倒れそうな自分がいて 蹲って暗闇に逃げ込みたい自分がいて すごく痛かった。辛かった。消えたかった。 だから何度も助けてって言ったんだ。 そのSOSさえ無視された。 だから助けてっていつの間にか言えなくなった。 今も本当は助けて欲しい。 当たり前の「普通」になりたくて 頑張ってるつもりでも 怠けてるようにしかきっと見えてない 頑張ってるよなんて言われたこともない。 こんなに苦しくて辛くて消えたくても 今を生きることが難しくても なんとか立ってる状態なの。 誰か私をこの暗闇から連れ出して。 私の暗闇は光がないの。 どこに行けばいいのかわからないの。 暗くてどこにいるのかもわからない 私を助けて。

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SOS

眠休

起きてても休まらないから ずっと寝ていたい でもさ、悪夢を見るんだ 動悸が激しくなって 水を飲み また眠るの 眠るのにもエネルギーが必要で すごく疲れる 悪い夢なんか見た日には尚更。 それでも。 悪い夢の続きを見たとしても 苦しいから、辛いから、きついから 布団を被って眠るの

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眠休

夢の住人

人)はぁ…もう疲れた… 住人)おやおや?君の世界はモノクロだねぇ 人)え!? 住人)あはは!びっくりしたかい? 僕はね、人が目を通してみる世界をみることが できるんだ! お花畑だったり、青空だったり♪ 人)…え…?何を… 住人)かわいいねぇ 君のそういう反応とても好きだ♪ 人)はぁ…… 住人)ふふっ、僕のこと怪しいって思ってるでしょ! んー、じゃあ、僕から特別にプレゼントしてあげるよ! 君の世界を鮮やかにしてあげる♪ 人)え…ちょっと…! 住人)さぁさぁ、目を閉じて〜 1・2・3!ぽんっ♪ ほら、目を開けてごらん♪ 人)…わぁ…!本当に綺麗な景色だ…! 住人)でしょ♪ これはね、本来君が持つ世界の色なんだよ♪ 人)私が…?こんな綺麗な世界を持ってる…? 住人)そう! …よく聞いてね? これは夢であって現実ではない。 でも君の世界は確かに鮮やかになった これで君は前に進めるよ♪ 忘れてしまった綺麗な景色を思い出したんだからね! 人)思い出した…? 前に…進める…? 住人)そう!これから道に迷っても この景色を忘れなければ 自然と君は笑顔になっていくし 温かくて優しい人達が君を助けてくれるよ♪ 今日はゆっくり休もうね さぁ、深く息を吸って、おやすみ♪ 人)う、うん… あ、あの、あり…が…とう… 住人)ふふっ、寝ちゃった♪ …君はここで立ち止まってはいけないよ もっと先まで行けるんだから …さて!また君を見守る役に戻りますか! おやすみ、愛する私。

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夢の住人

零ト白

この汚くなった体と感情が 全てなくなって白色になれたら ゼロからやり直せるだろうか 利用されてると知りながら 笑い続けたあの日も 求められたものを差し出したあの日も 親から愛されなかった今までの日々も いないもの扱いされた今までの日々も 勇気をだして「辛い」と言えたのに 誰にも届かなかった苦しい日々も 全てゼロになって 真っ白なキャンパスになったら この汚れた人生を変えられるだろうか なんて。 この汚れた人生からは逃れられないのに 考えてしまうんだ

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零ト白

ピエロの少年

ある所に一人の少年がいました 少年は周りに溶け込めず ずっと一人でした ずっとずっと孤独で そのうち少年は周りにも自分にも 心を閉ざしてしまいました 「僕はいらない子だから。 誰にも必要とされてないから。」 1年が経ち、2年が経ち、数年が経ち。 それでも少年は自分の居場所を見つけることができません 「やっぱりどこに行っても僕は一人だ」 周りの人を羨みながら 自分を憎みながら生きていました それでも少年は人と話す時はにこにこするのです まるでにこにこ顔の仮面をつけたピエロみたいに。 「笑っていれば人が集まるんだ」 その事に気づいた少年は 少しずつ自分の心が壊れていく事にも気づかずに ずっとにこにこしていました また数年が経ち、ついに言われてしまいました 「お前、気持ち悪い。 いつも笑ってばかりで自分の意見ないの? その貼り付けたような笑顔やめてくれない?」 その言葉に少年は深く深く傷つきました 周りから浮くことを恐れ仮面をつけた少年は 声を出すことすら怖くなったのです 人と話さなくなり周りから浮き もうそれでも構わないとさえ思ってしまっていたのです ある日少年は木の下でぼーっと空を眺めていました ただただ何も考えず 人と関わらないでいられる唯一の少年の居場所でした いつもと変わらない風景に 一つだけ変わったことがありました 一人の少女の存在です 「あなた、いつもここで何をしてるの?」 急に話しかけられた少年は声が出ませんでした 久しぶりに誰かに話しかけられたのですから。 「ふふ、無理に答えなくていいのよ。 人に言えないこともあるものね」 そう言って少女は少年の隣に座りました 「空っていいよね。 あんなに綺麗で自由で輝いてるんだもの」 少女は驚いている少年を気にせず話し続けました 「空だって泣く日もあるし、笑う時もある。 怒る時は怖いし、いろんな感情があるのよね」 「あなたも、泣いていいんだよ。 そんな顔、あなたには似合わないよ。 私いつもあなたをここで見てたの。 苦しい時は泣いていいんだよ。 理由は聞かないから、ここにいるのは私だけだから。 大丈夫。」 少年は少女の話を聞いているうちに 大粒の涙が零れてきました 初めて大きな声で泣きました 少年は誰かも分からない少女の言葉に 救われたのです あの出来事から更に数年。 少年は大人になりました あの時の少女が誰だったかは今もわかりません ただ一つだけ言えるのは あの時の少女の言葉に救われて 僕は生きているのです これから先もずっと忘れることはないでしょう 「ありがとう」 と空を見上げながら僕は呟くのでした

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ピエロの少年

ねぇ、だれか。

誰かが言ってた 努力は報われるとか きっといい日が来るとか そんなのは成功者の戯言で 今僕が欲しいのは そんな言葉じゃなくて この暗い暗い闇の中から 見つけ出してほしいんだ ねぇなんで 皆は日向にいるのに僕は違うの ねぇなんで こんなに苦しまなきゃいけないの 僕はただ ただ普通でいたいだけ 闇の中で膝を抱え 何も聞かないように 見えないように蹲ってる 誰か助けて 僕を助けて

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ねぇ、だれか。