6 件の小説
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メモです

4.15

今日くらいの天候がわりと好き ストレスで胃に穴が飽きそう 夜は眠れないが朝 目が覚める 天気がいいと少し疲れる 髪は乱れるが風が運んでくる潮の匂いが好き 慢性的な憂鬱と胃の違和感で食事を取らなくなる 少し痩せたが何故か背が伸びた アイス欲しさで献血に行ったが鉄分が足りず 妙な味のぬるい抹茶ラテを振る舞われて帰った ゆっくりと独特のテンポで喋る人が好きで、とりわけそのなかでも息を多く吐く人が好きだ 腹を下すくせにコーヒーを沢山飲む これも不眠と胃痛の原因なのかもしれないとふと思った でもそれ以外のなにも要らないと思う 自分の不甲斐なさから生まれた生活の不和をできることなら見て見ぬふりをしたい 可能ならばひとりきりで生きたいと思うけれどたまに寂しくて仕方なくなってアマゾンでロープを購入しようか検討したりしてしまうからそれも多分無理だ 適度な距離で他人と触れ合っていたい 昨日めちゃくちゃポジティブだったのにな

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4.15

来世は

酔生夢死な人生に彗星の如く突然現れた突飛で風変わりな人間に手を掴まれて何処か遠い所に行ってしまいたい!もう何もかも大丈夫だって思わせてほしいんだ

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来世は

眠りたいと思うほどに眠れない

5分で眠れる睡眠導入音楽を1時間垂れ流している 時計を見たらもうダメ 一体何時間こうして天井を眺めていたんだろう とか あと何時間寝れるんだ とか あとどれ位で空が明るくなるだろう とか 考え出して余計に目が冴える しまいには気持ちが落ち着かず 頭でごちゃごちゃ考え出してしまうのを どうにか平静に戻すためにこうして文字を書いたりする羽目になる 夜は明るい それが心底安心する 電子機器はずっと起きてる 冷蔵庫はムーンと、炊飯器はジーと、ヒーターはコーと 音を立てて呼吸してる おれはじっと息を潜めてそれらを聞いてる 夜は全然うるさい

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眠りたいと思うほどに眠れない

生きるということ

最近、生の意味というか 人間に生まれた以上無慈悲に与えられた人生の無意味さや残酷さについて、いやでも考えさせられるような、まだ暖かい人の肉片を鼻先に突きつけられるくらいの 目を背けたくなる出来事があって、今まで気付かないふりをしていた問題が悪夢みたいに 思考停止していた頭に流れ込んできているんです。数年かけて消化してきた鬱々とした感情が一瞬で溢れかえってしまって、心がもう、なんだかだめです。 おまえの努力なんて全て意味の無いことだよ と誰かが常に隣で囁いていて、僕はそれに反論するすべを何も持っていないんです。たとえ親より信頼している友人に、そんなわけない 大丈夫だ 死なないでくれよ と言われたって、それが心からの言葉だと分かっていても 分かっているからこそ、そのことばを正面から受け取ることが出来ないんです。ぼくは友人たちとより 希死念慮との方がよっぽど仲良くできる気がしているんです。 そもそも三年前に、世界でたった1人のよりどころだった恋人が交通事故で死んでから ぼくは常に希死念慮とともに生きてきました。三年前の事故から一週間後に 当時薬局で気軽に買えた睡眠薬を大量に服薬して自殺を図ったとき、なぜか死にきれずしぶとく生き残ったぼくは病院の天井を見上げて あぁ、彼女がとめたんだ しぬなと言ってるんだと思いました。けど、ひとりでいるのはつらい。考えないようにしていたけど、つらいです。 それでも今まで ぼくはなんとか地を這いずり生きてき、最近ではかなり自然に生活していたつもりでしたが、やはりあの時粉々に砕けきったぼくの精神は 元のように修復することは二度とないのかもしれないと 今 思い知らされているようで それがあまりにつらいです。もう一生ぼくは このぼくの歪な精神と生きていくしかないのだと 絶望しているんです。 現在の絶望は必然 未来へも繋がっているから、今この瞬間がつらいと考えているうちに、ぼくはこのまま大学を卒業したとして、仮に就職して、順当に定年退職、そして老後、そこに希望はあるのか?意味はあるのかと 考えてしまうんです。かつて恋人と2人で考えていた 将来お金を貯めて田舎に平屋を買って、大きい犬と2人で暮らそうという夢があったけれど、それを今実現したとて恋人はもういないので 意味は無いです。 もう、なんの話しをしているのか分からなくなってきたので、終わりにしようと思います。こんな話をして心配すると思いますが、どうか心配しないで。僕の話を聞いて同調したきみが沈んでしまうことを心配しています。 君の生活はキラキラと希望に満ち溢れているはずです。 どうか軽やかに歩いていけるように願っています。 ぼちぼち生きてます おやすみ

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生きるということ

11.30

授業が休講だったので昼過ぎに起きた 悲しくて優しい夢を見た しばらく夢の余韻に浸って ベットの中で身じろきをした 起き上がったその足で台所にゆき 湯を沸かす 顔を洗って 換気扇の下でタバコを1本吸う コーヒーを入れて ベットに戻り 窓を開けて空気を吸い込む 今日は太陽がやさしい スクランブルエッグとベーコンを焼いてパンに挟んで食べた ふと思い出して かなり前に買った詩集をペラペラめくる たまに手を止めて、じっくり読む 野良猫の声が聞こえて 外を見る 少し前から猫の声がよく聞こえる 誰かが餌を上げているんだろうか 課題をちょこちょこ進めながら ラジオを垂れ流しにしていた クリスマスっぽい曲がたまに流れる あまりにも早い 俺はまだ追いついていない 知人らから来る連絡を全て無視していた 溜まる通知が苦しい WiFiなんて無くなってしまえばいいと思う 気がついたら 窓の外が少し暗くなっていた 洗濯物を取り込んで、夕飯は何を食べようかと考える 久々にちゃんと料理を作ろうかと思った 少し遠いスーパーまで原付を走らせる 買い物が終わったあと 衝動的に海に行こうと思った 1時間以上かけてひとりで走る 原付は友だちから譲ってもらったボロくて古いやつ 速度は遅い 国道一号線に入ると 背の高い松の木が現れる 等間隔に置かれた街頭は気持ち悪いオレンジ 1つ2つとオレンジ色を数えて走った 潮の香りが無性に好きだ 波は高く 荒れていた 空には分厚い雲が広がっていて 肌寒い 雲の隙間からかすかに夕日の光が見えて 美しかった 東の空に 金星が見えた まだ明るい空でも確かに輝いていた 適当な所に腰掛けて しばらく景色を眺めた 昨日の雨を吸い込んだ砂浜が 尻を濡らす 視界の端から端まで 薄紫の分厚い雲 砂浜 地平線 あまりにも広くて 自分は小さくて 恐ろしくなった 打ちのめされる程に うつくしいと思った 死にたいと思う それを打ち消すのは いつも空や 月や 桜桃の味に違いないと 確かに思った

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11.30

眠りたい

なにか大きな出来事があった訳じゃないんだけれど、例えばクローゼットの角のささくれで指を切ったりとか、不注意でコップの水を床にこぼしてしまったりだとか、暗い部屋で目が覚めたりとか、前に行った美術館のチケットの半券を無くしてしまったりだとか、ひとつを取ればさして大したことでもないような出来事の積み重ねで心がいっぱいいっぱいになってしまったりする。 不安定な心で何も出来なくなってただひたすら眠りこけたりして、ふと目が覚め 隣で眠る人に縋るみたいに伸ばした手をほんの少し拒まれたような気がして、それもただの思いすごしだというのに ボロボロと涙が溢れて止まらなくなってしまったりする。どうしたのと眉を下げて聞かれても喋り出せば嗚咽が漏れてしまいそうな気がして出来ないのだ。こんなことで人の手を煩わせている状況が不甲斐なくてまた鬱々と沈んでいく。 柔らかい肩口に顔を埋めてじわじわと自分が作る染みを見て嫌気がさした。少し前までカーテンの外の日差しが眩しいと感じていたはずなのに気が付けば薄暗く肌寒くなっていて、心配の色が滲んだ優しい声に頭を抱える。悪夢みたいな春の夜の浮遊感にあてられて意識がぐるぐるとベットの上を回って、ああもう嫌だとうずくまるしか成す術がない。 救ってくれ なにもかも終わりにして

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眠りたい