幸川 萊
9 件の小説幸川 萊
さちがわ らい あなたに幸せが舞い降りてきますように。 不定期で掲載してます フォローよろしくお願いします 好きな作家 芥川龍之介、中原中也、与謝野晶子、知念実希人、東真直
悪魔たちの操り人形《マリオネット》
皆が寝静まった夜更け、私たちは動く。 主様の命令とあらば、何でも完璧に遂行しなければならない。俗に操り人形《マリオネット》と呼ばれる。私たちは集団生活を強いられている。そして、出だしにもあった通り、皆が寝静まった夜更けに任務を遂行する。 この物語は、私たちの仕事内容と 私たちの生い立ちも書こうと思う。 それでは引き続き物語を楽しんでくれ 〜マリオネットたちの仕事内容〜 私たちの仕事内容は主に、暗殺人探し誘拐探偵etc…… 依頼人は主様である依頼者の方々である。 私たちの中では、依頼者を隠語で悪魔と呼ぶ。 悪魔は、政治家や社長や富豪が多い。私たちは、高額な報酬を貰うために、金持ちを狙う。ボスから、「依頼が入った」と言われて、依頼内容を聞き、調査とターゲットの情報を集める。一通り集まったら暗殺する方法を考える。「ねぇフタバ今回のターゲットルルー・エンプルの殺し方どうしたらいいと思う?」「殺し方よりさ、ルルー・エンプルって、この前ターゲットになったロザリオ・エンプルと何か関係あるの?」なんて話していると、「んー、遠くからスナイパーで頭をスパッと撃ち抜けば楽じゃない?」と、ミコに言われた。そして結局、進まないままミコに言われたスナイパーで頭を抜くという作戦になった。当日、雨がザーザーと降る夜更け、ターゲットが家に帰るところを狙って、三十mほど離れたビルから頭を撃ち抜いた。撃ち抜いたら、ターゲットの死亡を確認。完了の電話を主様に、報告して依頼終了。 〜マリオネットたちの仕事内容その二〜 今回の依頼は人探し。ターゲットは、三年前に失踪して、警察も見つけられなかったらしい。そこで私たちマリオネットの役目ってわけだ。まずターゲットの特徴を教えてもらった。当時の特徴は、黒髪ボブ、身長百五十五cm、ちょっとなで肩。そして顔の特徴は、左目尻にほくろ、色素の薄い瞳、アニメに出てきそうな声らしい。その情報を元に、全世界の防犯カメラをミコとシイナがハッキング、そこからその特徴に当てはまる人物に着眼して、またそこから減らしていき、最終的には、三人に絞る。そして全世界の死亡者リストを見て、当てはまる人を探していく。合計で、十人にまで絞れた。絞れたが確信になるであろう左目尻にほくろのある人物には辿り着けなかった。この三年の間に、整形やほくろ除去をしている可能性もある。なので画像の画質を良くして、拡大したりして、パソコンと見つめ合うこと三日。ようやく、ターゲットらしき人物がいた。だがそれは、一年半前に亡くなった、身元不明の遺体であった。そして、主様に以来の結果を報告する。主様が電話越しに泣いてるのが伝わったが依頼は依頼である。見積もりを出した依頼料の三分の一を報酬として回収した。 〜マリオネットたちの生い立ち〜 まずは、アサヒから 僕の生い立ち……んー、僕は生まれてすぐ親に捨てられて、孤児院に預けられ、暗殺者育成施設のボスに拾われた。ボスは僕をアサシンにするべく、拾って3日で暗殺者育成プログラムを開始し、僕は最短の2年で世界最高のアサシンになったって所かな。次は、フタバね。 ハイハーイ!僕はねぇ、十三の時に親二人が事故でお釈迦なっちゃって、色々感性バグっちゃって、人を生かすも殺すも簡単だなって思うようになって、三年とか四年経った時に、今の家に引き取られたけど、虐待とかやばくてねぇ笑荒れまくってた時にアサヒに会って今に至るって感じっ!次はマリオネット唯一の女の子で双子のミコとシイナだよん ん、私と妹のシイナは、母親が私たちを妊娠したことを知った父親は母親を捨てて消息不明になって、それからシングルマザーで母親が育ててくれたけど、私たちが四歳の時に、母親に男ができて、そいつが家に居座るようになった。そしてそいつから暴力振るったり、性的な目で私たちを見てくるようになった。そして、キスをしてきたり服を脱がして触ってきたりしてきて、八歳の時に、そいつを私が殺した。その時に、殺す感覚にハマって、数年後にアサヒに出会って今。次は、最年少でマリオネットになったイツキね 僕はぁ、生い立ちとか分かんないけど、物心ついた時には、人を殺したりするのにハマっちゃってて、僕を見て無防備に近づいてくる大人たちを殺すのが楽しくなってたら、アサヒにぃにに、誘われてマリオネットしてるって感じ!次はロウガにぃにだよ! 俺は、高校出るまでは普通だったけど、大学に入って、友達と口論になってカッとなって殺した時に、殺すのって快感なんだって思うようになってそれからハマって裏サイトで暗殺依頼募集してたらアサヒに声かけられてマリオネットになった そして今日も、マリオネットたちは夜更けに街を彷徨う
わたあめのように甘い恋
「ねー、ぎゅーしよ?」 「ん、ちゅうは?」 なんて甘々な彼氏が欲しいと思い出し早ひと月 私の甘々な彼氏様は何処(いずこ)にいるのでしょうか はじまりのはじまり 甘々な彼氏が欲しいと思ったのは、高二の夏。 とある恋愛漫画を見て、甘々な恋人に思い焦がれるようになった。 「るまー、あの漫画どうだったー?」 この漫画を勧めてくれた、かりんだ。 「甘々な彼氏めちゃくちゃいいと思っちゃった(笑)」 なんて他愛もない話をして時間はどんどん過ぎてゆく 「あ、そろそろれいくん部活終わる時間だ!校門行かなきゃ。」 かりんを見送り、私も教室を後にした。 帰り道、困り果てているイケメンと遭遇した。 「あの、すいません。ここのお家に行きたいんですけど、、、」 と、声をかけられた。住所が書かれているメモを見ると、 それは私の家だった。 「あっ、その住所私の家です、何か御用ですか?」 と咄嗟に反応してしまった。 「え、じゃあ、姫澤るまって君?」 な、なんで私の名前を知ってるの?なんて疑問に思いながら、 「るまです、御用はなんなんですか?」と聞いた 「るりこさんから話聞いてないのか。るりこさんの再婚相手の 連れ子のひかる。」 あー。お母さん今日再婚相手の人紹介するって言ってたなーなんて思いながら話を聞いていた。 「ねー話聞いてる?さっきから上の空たけど、大丈夫?早く家連れてって」 その言葉で我に返った。
甘い初恋にミントのアクセントを
ねぇね、これいる? と、渡されたミントのチューインガム ミントは苦手だけど、大好きな君から貰ったから 食べれる。私はこのチューインガムの味を一生忘れない。 甘い初恋にミントを添えて
ゾンビへの疑問
ゾンビに感情はあるのか? ゾンビに好みはあるのか? ゾンビに人だった時の記憶はあるのか? ゾンビに言葉やコミュニケーション方法や能力はあるのか? そんな疑問を抱えている 私が実験台となり、私の疑問を解消させる 自分が実験台となれば、誰も悲しまない これでいいんだ。 恋人も、家族も、友人も 誰もいない。私はひとりぼっち 実験台になればというのは、 言い訳に過ぎない 本当は、ゾンビという集団の仲間になりたかった 少しでも寂しさを誤魔化したかった。 私は、ゾン、ビになる これで独りじゃなくなる?
花を持ったゾンビ
僕はゾンビになった。 街ゆく人に気持ち悪がられ、居場所なんてなかった ある日、人間時代の友人が、 「あれ?ゾンビになったの?」と、 声をかけてきた 「あ、あぁ」と言葉にならない声を 絞り出すだけ。 彼女は、僕に花を持たせてくれた。 「これでちょっとは、可愛くなったかな」と、 誇らしげに言った。 僕は、花を持ったゾンビになった
誰もがゾンビになるこの世界で
人がいきなりゾンビ化するようになってから、早5年。 僕の家族も、次々とゾンビ化して、目の前で射殺されていった。 政府の人も手の付けようがなく、困難極まりない。 僕もいつゾンビ化するか分からない。 明日かもしれない。5分後、30分後かもしれない。 そんな恐怖に脅えながら今日も生きている。 今まで普通に生活できることが嬉しく思えた。 昨日は、彼女がゾンビ化して、先週は姉。 これ以上、ゾンビ化して欲しくない。 これ以上孤独になるのは嫌だ。 これ以上僕をひとりにしないで。 これ以上置いていかないで。 大好きな人達が目の前で射殺されるのも、 僕だけが生き残ってしまうのも嫌だ。 これ以上、苦しめないで。 早くみんなの所へ行きたいな。 僕だけが生き残ったこの街はゴーストタウンそのものだ。 もう嫌だ。嫌だ。い、やだ。い、、、 (僕もやっとみんなの所へいけ、る?)
罪吐き乙女
この話は、私の犯した罪のお話です。 私の一つ目に犯した罪は殺人。 愛する旦那様を誑かした女も、私がいるのにそれにまんまとハマった旦那様も殺した。あの時の快感と爽快感は図り知れないものだった。ザクザクと人体に入る刃物の感触。やめてくれ、助けてと嘆く2人。とても清々しかった。とても快感だった。私は旦那様に優しくキスをして心の臓の奥深くまで刃物を指した。血は、温かく私に温もりを与えた。生き血を啜る私は、まるで吸血鬼のようだった。でも、鏡に映る私は、とても美しく見えた。2人の死体を野犬が多い山に捨てた。 二つ目に犯した罪も殺人。 私は、2人を殺しこの街からとても離れた街へ逃げた。そして、訳ありホステスが多く働く店のオーナー兼ママの留美子さんに拾われた。留美子さんは私の話を聞かずに優しく、「私の店で働いてくれない?」と、言ってくれた。私は、人一倍働き留美子さんに恩返しをした。しかし、事件は起こった。ある日、留美子さんのお得意様である社長の小野寺さんが私を指名した。「留美子ママには申し訳ないけど、あやちゃんの事指名しちゃった、いちばん高いお酒頼んじゃおっか!」と言い、いちばん高いピンクのドンペリをおろしてくれた。その時の、留美子さんの悔しそうな顔がとても堪らなかった。その日の売上は私が1位だった。とても嬉しかったが、みんなが帰った後私は留美子さんに呼ばれた。「小野寺さんは、私のお得意様なのよ?!なんで入って2週間足らずの小娘に取られないといけないの!ふざけてんの?私に恩を仇で返してんじゃないわよ!」と、めちゃくちゃ怒鳴りつけられた。私は、我慢できなかった。片付けようとして持っていたビールの空き瓶で留美子さんの後頭部を思いっきり殴った。「ぎゃっ」と、声を上げ倒れた。これで死ぬわけないと思っていたら、「いったぁ、あんたどこまで馬鹿なの?」と言いながら起き上がった。私は押し倒し馬乗りになり、留美子さんの顔を瓶で殴りまくった。留美子さんは、「やめ、、て、私が悪かったから、お前さんの手を汚したくないんだよ」と、言いながら死んだ。私はもう、人を殺すことに恐怖などなかった。留美子さんの返り血でドレスは真っ赤に染まり赤いドレスになっていた。留美子さんの美しい顔は、数分前まで美しかった顔は無くなっていた。とても残念だった。留美子さんの死体は、細かく切り、ミキサーにかけてトイレに流した。美しい女の最期は汚くても仕方ないと思った。 三つ目に犯した罪は詐欺。 また街から逃げ姿を消した私は、SNSで見つけた闇バイトをするために、隣の県へと行った。そこで、詐欺集団の一員となった。私は、顔がいいという理由で受け子となった。私は、指示された家に行き、お金を受け取る。単純な仕事だった。そして次の週に決行された。その日は肌寒くて薄いコートを羽織り向かった。家に着き、インターホンを鳴らすと老人が出てきた。無駄話をされ時間が押した。無線で「そんな無駄話はしなくていい、お前死にたいのか」と言われていたが、老人の話に耳を傾けた。話を聞くと、奥さんは6年前に病気で亡くなり、ひとり息子は音信不通で今に至るという。こんな老人から金を取るのは、殺人以上に罪悪感を感じた。無線を無視して、話を続けて数分。ボスが来て、「うちの新人が長々と話をしてすいません」と横に来た。「そうでしたね」と、老人は封筒を渡し、私は車に戻った。車に乗ってすぐ、私はボスに殴られ、首を絞められた。「おいお前ちょっと顔良いだけのくせに調子乗りやがって、あんな年寄りの話聞いてなんになんだよ」と言われた。薄れゆく意識の中、私はあぁなんでこんな人生になってしまったのだろうと思った。 気がつくと廃倉庫に居た。両手両足を拘束され口にはガムテープを貼られていた。そして、奥の方からボスがナイフを持って歩いてきた。「いやぁ、お前のせいでな?サツに見つかって幹部の奴らが塀の中入っちゃってな?お前が時間伸ばさなかったら絶対捕まらなかったんや。どう落とし前つけるん?」私はどうすればいいのか分からなかった。殺される、死ぬという恐怖しかなかった。3人も殺したのに、自分が殺されることは怖かった。涙が溢れ震えが止まらなかった。「なぁ、どうしてくれるんや。俺が捕まるのも時間の問題や。それまでじっくりあそぼうや」笑顔で言われ、頬をナイフで切られた。とても痛かった。血が頬を伝い、首に垂れるその感覚が死へとだんだん近づいていくことを自覚させた。涙が滲みて痛かったが、そんなことどうでもよかった。騒がないことを条件に、ガムテープを剥がして貰って、私は言葉を続けた 「あの、ボス。私の息の根を止める前にこの話を聞いてください」
忌み子
竹之助 たけのすけ 彌夜子 みよこ 長 おさ 一八三二年、とある村に赤子が生まれた。赤子の目は赤かった。歯が生え揃っていた。それを見た産婆は、悲鳴を上げた。村では、数十年に一度、忌み子と呼ばれる赤子が生まれるそうだ。数年以内に、村には災いが来る。死人も行方知れずの者も出て、村は大騒ぎになる。そして、忌み子が生まれた家は村八分に合う。それを聞いた母は泣き、父は赤子を殺そうとした。父は赤子に熱湯をかけて殺そうとした。それを見つけた母は赤子を庇い顔、背中、腕に酷い火傷を負った。父は、逃げるように村から姿を消した。母は、赤子を1人で育てた。赤子は歯が生え揃っていたが、まだ乳しか飲めないため、母が乳をあげた。あげる時に噛まれてとても痛い。痛みのあまりに涙を流した。それでも、この子に欠かさず乳を与えた。普通の子のように可愛がり、愛情を注いだ。赤子は、それに応えるように普通の子と変わらない子に育った。その二年後、災いが起きた。村から次々と人が消えていった。母は、赤子が殺されることを恐れ、真夜中に赤子を抱え村から逃げ出した。逃げる途中、村人に刀や鎌で切られ、母の背中はボロボロだった。隣村に着くと同時に母は事切れた。それに気づいた、隣村の村人が眠っていた赤子を長の元へ連れて行った。村長は、この子が忌み子だということはすぐ気づいた。だが、殺すことは無かった。なぜなら、忌み子から悪い気を感じなかったから。きっと、愛情をしっかり注がれていたのだろうと思った。忌み子はその時から、村で育てられることになった。 それから、七年ほどが経った。忌み子は、名を貰っていた。「竹之助」と。竹之助は、少年になっていた。竹之助は、元気に走り回り普通の子同然だったが、赤眼であることを恐れられていた。村人は、竹之助と関わろうとはしなかったが、子は違った。村の子達は、竹之助と沢山遊んだ。親にどう言われようが、楽しく関わっていた。その中に、よく思わない親が数名いた。そいつらは、竹之助を殺そうと、計画を入念に立てた。その日の晩、長の家へ向かう竹之助を後ろから殴り殺そうとした。だが、竹之助の瞬発力と視野の広さは常人より遥かに上だった。殴りかかろうとしたその時、竹之助は1歩大きく前に跳んだ。殺そうとした村人は驚き、軽く悲鳴をあげた。その声を聞いた長が外へ出てきた。竹之助は長の後ろにすぐ隠れ、事の経緯をゆっくりと話した。それを聞いた長は、大きな声でこう言った。「竹之助は、我が孫も同然。村全体が親となり可愛がってここまで成長した子を殺そうなんざ、お主らは何を考えとる。明日中に荷物をまとめてこの村から出ていけ」と。竹之助は、声にびっくりし、怯えた犬のように丸まり震えた。怖さと嬉しさが入り交じり不思議な感情だった。その日は、長の家で眠りについた。次の日、竹之助が長に呼ばれた。長は、竹之助が来た日の事をゆっくりと昔話のように話した。「竹之助が来た日は、とても寒く冷えきっていた。竹之助はすやすやと眠っていたが、竹之助の母は、お前が寒くないように抱きしめ事切れていた。背中には、たくさんの傷があった。それでもお前の母は、村まで必死にお前を守ってここまで来たのだ。お前を見てすぐにわしはお前が忌み子と呼ばれる存在なのに気づいた。だが、悪い気は感じなかった。きっとそれは、お前が母にたくさんの愛情を注がれていたから。だからお前は、わしらと生きるのじゃ。そして立派な大人になり、幸せになるのじゃ。」長の目には涙が浮かんでいた。竹之助は、「僕の母上は僕を守り抜いて死んだの?」と、問いかけた。それに長はゆっくりと頷いた。その日から、竹之助は体を鍛えるようになった。山を繰り返し登ったり、木や崖を上り、鍛えた。それから、十年ほど経ち、竹之助は立派な青年になった。竹之助は、自分を拾ってくれた彌夜子と一緒に暮らしていた。長は2年前に亡くなり、長の意思を継いだのが彌夜子だった。彌夜子は嫁ぎもせずに、竹之助のために生活していた。竹之助は彌夜子にとても懐き、甘えた。竹之助のその気持ちは、成長と共に、違う感情へと変わっていた。それは、恋愛感情だった。最初は、親の代わりだと思っていた竹之助だったが、十を過ぎたあたりから、スキンシップが激しくなっていった。犬のように舐めたり、甘噛みをしたり、愛情表現が分からないのか、動物がするような愛情表現だった。彌夜子は、それをやめさせようとした時があったが、竹之助が目を潤ませ、「僕のこと、嫌うの?」と、言われてしまい、心が痛くなり、何も言えなかった。その五年後、竹之助と彌夜子は夫婦になったのであった。 竹之助が生まれた村から、人が皆消え神隠しの村と有名になった。 逃げた父は、逃げてすぐ自○した。 ある意味、忌み子は呪われた子ではなく、幸せに育ててくれる人を見極めるために生まれた神の子だったのかもしれない。
捧げる
祈りを捧げる 跪き、手を合わせ、祈る 何を願い、誰に捧げているのかも分からず 雨の日も、風の日も、嵐の日も 雪の日も、祈りを捧げる 知ることの無い事実 知られざる真実 国民が知ると抹消される 闇に閉ざされた真実に 僕は気づいてしまったかもしれない