荒汰
3 件の小説その後のローズマリー
僕は自殺を考えている。僕は一見ごく普通の家庭を持って普通の生活をしている。でも、心の中の孤独や劣等感は消えない。 自分がいなくなった後、家族はどうなるんだろう。 問題が1つ“君”だ。 僕みたいな毒親が消えたら妻と娘はどうなるだろう? ママは泣き続けるだろう悲しみに暮れ続ける。 ママは最初に会った男と再婚するかも。 やがて男は本性を表す。 「だから旦那は自殺するんだ」 「私が悪かった」 ママは毎日泣きながらその会話を続けるだろう。 君は8歳で煙草を吸う。12歳でマリファナ、そして15歳でヘロイン。麻薬中毒になり君は寂しく橋の下で死ぬかも。 ____ あるいはこんなことが起こるかも____ ママは悲しむ。悲しむママを見て育った君は悲しみを音楽で表し出す。 そしたら族風を巻き起こすだろう。パンク族風だ。 ♩〜Daddy committed suicide, I'm emotional no one understands ママは仕事に戻り忙しい日々を過ごす。母娘は仲良し。君は都会に住み親友と結婚。子供が産まれる。時は流れて君のママは死ぬ。火葬される母を見て少し僕を思い出す。 “夫であり父であるイーサン・バレット” 君は、泣くだろう。 そしてやがて君は死ぬ。その時は君の子供が泣くだろう。 そう、僕が居なくても世界は回るんだ。なら、僕が今まで散々耐えて苦労した理由はなんだったんだろう。僕の存在はなんだったんだ。 虚しさと怒りが込上がったその時。君が泣いた。 そっか、今僕は君を真っ直ぐ成長させる為にママと共に生きているんだ。
本物の正義
貴方が1度は見たであろう“ヒーロー漫画”ヒーローが悪者を倒し被害者に感謝されるオチが一般的。 よく小さな子が憧れるイメージがある。 そりゃあ困っている人を助け悪者を倒し皆に感謝される存在でいたら憧れる理由は分かる。 でも、私はそんなヒーローになんかなりたくない。何故ならヒーローは悪者が居ないと倒す相手も助ける相手もいないそうなったらヒーローがただの “一般人”になる。平和に日々を過ごせているなら勿論助ける相手も居なければ困っている人も出ない。そんなごく普通な一般人を理由もなくヒーローと呼ぶだろうか。ヒーローは必ず“何かが起きてから行動する”悪者が人を困らせた。建物が倒れた。災害が起きた。そういう時にしかヒーローは動かない。パトロールをしていたって目の届かない場所はある。大事件を防ぐ事は出来ないのか、起きる前に目を付け動けているのか。それを描写しているのは本のごく一部。 逆に悪者は違う。目標を決めずっと作戦を練る。成功するまで。何度失敗しても彼らは立ち上がる。ヒーローと違い自分から動く。そんな違いがあった。私がこれほど語っても考えは人それぞれだろう。だが私にはまだ理由がある。“偽善者”を演じるのが苦手だからだ。ヒーローは愚痴や汚い言葉を吐かない。もし吐いたら炎上する。私はそんなきっちりと決められた自分に合わない殻を被るより自由に広がる悪役の殻を被りたい。悪者が愚痴を言おうと人を助けようとそういうキャラだから炎上はしない。ヒーローだって愚痴を言いたい時もある。だが彼らに自由なんかない。だから私は悪者になりたいのだ。
自己満足
この物語は私が経験した小学校6年間です。 私は1月29日この世に産まれました。その時はまだこの世が残酷で冷たいなんて分かりませんでした。そんな毎日が楽しかった幼稚園も卒園し桜が宙を舞う春。私は“小学校”に入学しました。入学と同時に新型コロナウイルスが襲来してきました。まだ入学し初対面なのにも関わらず皆マスクで顔の半分が隠れその新しい1年間は友達も出来ずひとりで過ごしていました。 次の春が訪れ私は小学二年生になりました。そこで私の性格は少し変わったのです。少しヤンチャな女の子になりました。よく問題を起こし怒られては口答えをしていました。今思えばあそこで性格が変わらず普通に過ごせていたら“あんな事”にはならなかったはずです。ある日「いじめアンケート」が実施されました。紙に書いてある問に「はい」か「いいえ」を答えるだけでした。私は特にいじめられてなく問題は無いと答えました。後日いじめアンケートを回収し担任が児童と1体1で話しました。みんな呼ばれていく中私の名前が呼ばれました。私は「なんも無いでしょ」そう思いつつ視聴覚準備室に入りました。先生の第一声は私にとって衝撃でした。なんと私がいじめをしていたと言われました。複数人が私にいじめられていると答えたそうです。私は心当たりがありませんでした。毎日ひとりで騒いで避けられていたのに。理由を聞くと暴力を振るうからと言われました。もう後は絶望で覚えていません。多分泣いたんだと思います。3年生も4年生も覚えていません。 また新しい春が訪れました。私は小学校五年生になりました。担任のせいであそこまで変わるなんて思いもしませんでした。担任の先生は中年肥満おじさん(自称23歳)でした。正直汚らしくて臭くてだる絡みで大っ嫌いでした。ただその年は担任が嫌いすぎて他大きな出来事はありません。 小学校6年生。担任は変わらず私が1番大変だった年です。 私は何が原因かわからずただ死ぬほど辛く5回にわたって自傷行為をしました。気づいたら左腕は血で染まっていました。その後いちばん信頼していた若い男の先生に自傷行為の事自殺の事を話しました。でもそれが間違えでした。誰にも言わない約束でした。なのに彼は担任に告げ口したのです。そこから私は信頼を無くしました。親には酷く叱られもう心の拠り所がなくなりました。 あんなに楽しかった卒園までの人生があんなに冷たく裏切りでできた世界なんて知りませんでした。 これが私の6年間でした。でもこれから必ず不幸になるなんてどんな科学者も証明できません。自分次第で物語の結末は変わります。さて、あなたはどういう結末を迎えるのですかね。