しのみや

3 件の小説
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しのみや

私は、小説書くのが大好きで、( ᐪ^ᐪ )でも好きだからといって、上手いわけでもなく、なんで書いてるんだろうと思わされる時が多いのですがwwでも、投稿していくのでぜひ読んでください

出目金

私は、赤くて綺麗な金魚たちに混ざる黒くて容姿も全く違う金魚のようだ。 幼少期の頃から周りに馴染めず、口下手な私はいつも先生に助けられてばかり。他人に話しかけてみようとするけれど、私に向けられる目は、いつも氷の様に冷たい瞳。あの子は誰?1人だけ金色に輝いている。色も違くて容姿も違うのにみんなに囲まれている。私とは何が違うの?...。そんな疑問が頭によぎった。引き込まれるよう無意識にあの子へ近づいた。あれ?暖かい?冷たくない?この子の瞳。不思議。とても不思議。 そう考えながら"あの子"の顔に触れた。 途端、私の中の何かが激しく揺れ動いた 『え?ど、どうしたの?花子ちゃん』 名前を呼ばれたのは初めてではないだろうか そう思うくらいに、胸が弾んだ気がした。 彼女の名前は-今戸 凛華-(いまど りんか) 私は少し思考を巡らせた後に、自分が彼女に触れていることを初めて認識した。 『あっ、いや、ごっごめん。急に、、なんでもないからっ』 逃げてきてしまった。 困惑した表情だったな… これはやらかしたかもしれない。 実はと言ってはなんだが彼女とは保育園以来の幼馴染である。 けれど直接話したのは小学校2年生の時だけだから、幼馴染と一概にまとめて良いものか… 続く

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出目金

華のJK#2

「あれ、もしかして、すみか?」 「えっ……」 なんてこった。この学園は、元中よりも遠くにあるから、ここに来る人はいないと思ってたのに、思ってたのに……!!!唯一、私の存在を知る人が現れてしまった。彼は、勇気 霞(ゆうき かすみ まぁ、一言で片付ければ、顔がよろしい、よろしすぎる。 なんせ、彼は私が保育園にいるころからの幼なじみてある。 こんな、こんな、、、乙女ゲー展開があってなるものかッッッ遠くの学園に来て、昔からのイケメン幼なじみと再開っ♡私、これからどうなっちゃうの〜?!じゃないんだから、、、はぁ。ホントにどうなるのよ

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華のJK#2

華のJK

やったぞ、私はついに中学の3年間を乗り越えた。 そして、そして本日は高校の入学式だー! 私の名前は、澄気 灯(すみき あかり 春から憧れのJKだ、でも高校生になった からと言って、特別なにかしようとかそん な立派なことは考えてなくて、ましてや恋なんて私には無縁だと思ってた。そう、思ってた。 「なぁなぁ、あの子見ろよ、あれさヴィッ ク被ってね?」 「有名人かなんか?」 私は、中学の時、色んな人からの視線が気になりすぎて、気に病んでいた時期があったのだが、いつもホワホワしている両親に相談してみれば、 「灯が可愛いからに決まってるじゃない〜」 と、いつものろけられてしまう。 そのため、「JK」という華々しい生活を平穏に過ごすために私は、ヴィックを買ったのだ、入学式にヴィックを被っていくなんて、邪道かとも思ったが、視線が気にならなくなったから一石一鳥だ。 うちの高校の偏差値は72、スポーツも有名で、数多くの芸能人を排出している、いわゆる貴族学校だ。みんな周りにお花が散っていたので、両親のような人が多いのだな、と感じたというのはまたあとのお話、 神様は、そんなに優しくして下さらなかった 「あれ、もしかして、すみか?」 「えっ……」

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華のJK