RAIZERU竜ノ介
40 件の小説最終話 勝利の道へ 俺は行く
世界中の巨大生物達が空に舞い上がり、ひとつに集まった。 ゼロツー「なんだあれ‥。」 クローズチャージ「空が暗くなっていくぞ!」 ひとつに固まった巨大生物が空中を回り、空を暗くしていった。 アークゼロ「全て終わらせる。‥何もかも!」 キバット二世「何っ!?」 ダークキバ「まじかよ‥。」 ジャッカルレイダー「一体どうなっちゃうの!?」 空は徐々に暗くなっていき、風も強くなってきた。そして、空から巨大生物が光線を放ち、辺り一面が火の海のようになった。人々の悲鳴も聞こえる。 ゼロツー「あの夢と同じ‥。なんで、こうなるんだ。」 ゼロツーはあの時の夢を思い出して思った。 アークゼロ「これで全ては滅び、地球の頂点に立つ!」 ダークキバ「どうすれば‥。そうだ!禁断の必殺技を使おう!」 ダークキバはウェイクアップフエッスルを取り出した。 ダークキバ「キバット二世、あの必殺技の封印を解け!あの巨大生物を絶滅させるぞ!」 キバット二世「待て!その技は使ってはならん!」 キバット二世が呼び止めた。 ダークキバ「なんで止めるんだ。」 キバット二世「ウェイクアップ・スリー!その名はキングスワールドエンド。これを使えば、一帯が灰に変わり、世界が破滅する!そうなればお前も攻撃範囲に巻き込まれ、命を落とすことになる!」 ダークキバ「このまま人類が絶滅するのを見届けろって言うのか!」 キバット二世「俺たちが代わって世界を終わらせるようなものだぞ!」 ダークキバ「君の使命はどうしたんだ!!」 キバット二世「何!?」 ダークキバ「前に言ったよな。モンブレスターを絶滅させる。自分の使命に命を賭けるのがプライドって。デッドエスの計画も止めずに自分の使命を捨てるなよ!」 ジャッカルレイダー「キバット二世君、安月君は死なないよ。絶対にね。」 キバット二世「ああ。お前達の言う通りだ。力を貸してやろう。」 ダークキバ「そう来なくっちゃな!空理は遠くへ行ってろ。ここにいると巻き込まれる。みんなにも伝えろ。」 ジャッカルレイダー「分かった。‥無事でいてね。」 『ダッシュ!』『オーソライズ』 ジャッカルレイダー「変身。」 『ショットライズ!ラッシングチーター!Try to outrun this demon to get left in the dust.』 ジャッカルレイダーは泣きそうになりながらバルキリーに変身し、ダッシュで山を下った。街にいる人々たちは既に避難している。ダークキバはウェイクアップフエッスルをキバット二世に三回吹かせた。 キバット二世「ウェイクアップ・スリー!」 飛び上がったダークキバが周囲を暗雲で包むと空に赤い月が輝き、紋章が徐々に巨大化した。 アークゼロ「何!まさか!」 キバット二世「絶滅タイムだ、喜べ。」 エネルギーにチャージすると、途轍もない大出力の破壊光線を巨大生物達に放った。地面が勢いよく揺れる。空が明るくなるとダークキバとキバット二世は勢いに耐え切れず、大ダメージを受けて地面に墜落した。数分後、バルキリーが高速で山へ登ってくる。 バルキリー「山が、灰に包まれてるよ‥。」 案の定、辺りはすっかり灰に包まれ、山はほぼ全焼していた。空にいた巨大生物達は絶滅していた。バルキリーは山の天辺で安月とキバット二世を見つけると変身解除して駆け寄った。 空理「安月君!キバット二世君!起きてよ!」 キバット二世「コラ!無理させるな。」 空理「あ‥良かった‥。」 キバット二世が起きるが、安月は意識を失ったままだった。 空理「安月君‥もしかして‥。」 キバット二世「心配するな。死んだわけではない。」 竜ノ介と上野もやって来た。 竜ノ介「安月は?」 空理「意識を失ってるよ。でも死んでないみたい。」 すると、アークゼロがやって来る。 アークゼロ「なぜだ‥なぜだ、なぜだ!!なぜ巨大生物だけが絶滅する!!これもキバットバット二世の仕業か!」 キバット二世「ああ。俺と安月で絶滅させた。キングでなければ力は完全に発揮できない。安月はそれを分かっててキングスワールドエンドを‥。」 アークゼロ「黙れ!!」 アークゼロがアタッシュアロー(弓)を精製する。 『アローライズ!』 アークゼロ「お前の友達を射殺する!!」 空理に向けて矢を放った時、キバット二世が空理を庇って背中に刺さった。 キバット二世「うあっ!」 キバット二世が地面に落ちた。 空理「キバット二世君!!」 竜ノ介・上野「!!」 空理「ねえ‥こんな時に死なないでよ!!」 キバット二世「空理‥、俺はもう生き返れない‥。もう二度と会えない‥のだからな‥。」 空理「いやだよ!生き返って!会えなくなるなんて‥耐えられないよう‥。だって‥友達だもの‥。」(泣) キバット二世「フッフッフッ‥。俺とお前は‥いい仲だ‥。安月‥お前は、良くやった。‥ありがたく‥‥思え‥‥。」 空理「キバット二世君‥?ダメだよ!!ダメだって!!死んじゃダメ!!」(泣) すると、キバット二世がダメージを受けた状態のおもちゃになり、中からボロボロの電池が出てきた。 上野「何これ、電池!?どういうことだ!?」 アークゼロ「そうだった。キバットバット二世は元々おもちゃだったな。彼の正体は竜ノ介も知ってただろ?」 空理「そんな‥。」 竜ノ介「‥」 アークゼロ「フッ‥ハハハハハハ‥。さっきは八つ当たりをしたが、そいつを倒してスッキリ、最高だ!お前達もどんどん死んじゃいな!!フッハハハハ!さあ今度こそ。」 アークゼロが空理に向かってアタッシュアローを撃つ。途端に竜ノ介が空理の体を横に押して回避させた。 竜ノ介「その言葉をそっちに返して貰うぞ。2年前から‥この時を待ってた。」 上野「つまり、あなたをぶっ倒す日がきたということだ!!」 空理「私の友達を‥命を!奪った罪は重いんだからね!!君を倒して、世界を守る!!」 竜ノ介「最後の戦いだ。行くぞ、みんな。」 空理「うん!」 上野「任せろ!」 『ゼロワンドライバー!』空理は安月を岩場に寝かせて3人は変身する。 『ジャンプ!』『オーソライズ』『プログライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick.』 『ウェイクアップ!』『クローズドラゴン!』『Are you ready?』 上野「変身!」 『Wake up burning!Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!』 『ショットライザー!』『ダッシュ!』『オーソライズ』 空理「変身。」 『ショットライズ!ラッシングチーター!Try to outrun this demon to get left in the dust.』 そして戦いが始まった。ゼロワンはキック技、クローズは格闘技、バルキリーは遠くからショットライザーを撃つ。しかしアークゼロはアタッシュアローでライダーを圧倒する。 ゼロワン「パワーアップする事を忘れるな。」 『ゼロツージャンプ!』『ゼロツーライズ!Road to Glory has to Lead to Growin’ path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!It's never over.』 ゼロワンは仮面ライダーゼロツーにパワーアップする。 バルキリー「私もパワーアップするよ!」 『レイドライザー!』『ハント!』『レイドライズ!ファイティングジャッカル!Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.』 バルキリーもファイティングジャッカルレイダーに実装して、テリトリーサイズ(大鎌)で攻撃した。三人の力によってアークゼロは押されていった。 ジャッカルレイダー「このままいけるね!」 アークゼロ「やるではないか。だがこれも忘れては困る。」 『アークワン』『ジンギュライズ 破壊、破滅、絶望、滅亡せよ コンクールジョン ワン』 アークゼロがアークワンにフォームチェンジした。 クローズ「そんな物はすぐに壊す!」 『Ready go!ドラゴニックフィニッシュ!』 クローズがレバーを回して必殺技を放つ。 アークワン「フン‥壊れはしないぞ。」 アークドライバーの天面ボタンを三回押す。 『悪意』『恐怖』『憤怒』『パーフェクトコンクールジョン ラーニング3』 アークワンは衝撃波を出した。クローズは強制解除して転がり落ちる。アークワンがクローズに近づき、ビルドドライバーを取り上げて破壊した。 上野「ビルドドライバーが‥!」 ジャッカルレイダー「デッドエスー!!」 『ファイティングボライド!』 アークワンの後ろからジャッカルレイダーが必殺技で攻撃するが、アークワンがレイドライザーに狙いを定め、それをパンチして破壊した。ジャッカルレイダーは強制解除した。 空理「私のドライバーを壊されちゃった!でもこれが‥うっ‥。」 空理はショットライザーを巻こうとするが、既に体力を使い切ってしまっていた。 上野「負けるかー!!」 上野はスクラッシュドライバーを巻き、 『ドラゴンゼリー!』『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴン イン クローズチャージ!ブラァァァァ!』 クローズチャージにパワーアップしてツインブレイカーで攻撃する。 クローズチャージ「次はあたしが相手だ!」 アークワン「お前でも俺を倒せないぞ!」 アークワンが天面ボタンを十回押して必殺技を発動させようとする。 『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』『闘争』『殺意』『破滅』『絶滅』『滅亡』 ゼロツーが阻止しようと攻撃するが、なぜか動きを全て予測されている。 ゼロツー「なぜ俺の動きが分かる。アークワン相手に苦戦するはずがない。」 アークワン「お前が俺を上回ったように、こっちのライダーシステムもアップグレードした。」 ゼロツー「それなら二人で力を合わせるぞ。上野。」 クローズチャージ「うん!一緒にやろう!」 『ゼロツービッグバン!』『スクラップブレイク!』 二人は力を合わせて必殺技を放つ。 『パーフェクトコンクールジョン ラーニングエンド』 アークワンも必殺技を発動した。結果、ゼロツーとクローズチャージが押されて強制解除した。二人はドライバーを破壊され、戦力を失った。 アークワン「もう打つ手は無いようだな。俺の勝利だ!」 竜ノ介「まだだ‥。敗北が見えても、俺達は諦めない‥。」 その時、安月が目を覚ました。 安月「竜ノ介‥これを‥。」 安月は竜ノ介に冬目が使っていた聖剣ソードライバーを渡して、再び気絶した。 竜ノ介「火炎剣烈火‥。そうか‥まだこれが残ってたな‥。」 竜ノ介はソードライバーを巻く。 『聖剣ソードライバー!』『ブレイブドラゴン!』『ライオン戦記!』『ランプドアランジーナ!』 竜ノ介「今度こそ、終わらせるぞ。」 竜ノ介は三冊のワンダーライドブックを装填すると火炎剣烈火を抜刀する。 『烈火抜刀!』 竜ノ介「‥変身‥。」 『三冊の本が重なりし時 聖なる剣に力がみなぎる!ワンダーライダー!ドラゴン!ライオン!アランジーナ!三属性の力を宿した強靭な剣がここに降臨!』 竜ノ介は仮面ライダーセイバー ドラゴンライオンアランジーナ(オリジナルフォーム)に変身した。 アークワン「なんだその姿は‥。」 アークワンがパンチ攻撃をしようとする。 『ライオン戦記!』『ブレイブドラゴン!』 セイバーは二冊のワンダーライドブックをタップした。水勢剣流水からの斬撃から水に変化して敵の動きを拘束し、右腕のバーンカットから熱を放った。アークワンに攻撃が効いた。 空理「二冊の技を組み合わせた!?」 上野「お兄ちゃん、すごーい‥ あ。」 その時、上野の体に異変が起きた。体から粒子が少し出る。アークワンがアタッシュカリバーを精製して斬りかかる。セイバーは火炎剣烈火と水勢剣流水を片手で二本持ちして斬り合った。 空理「両手で持つんじゃないの?」 『ライオン戦記!』『ランプドアランジーナ!』 セイバーが再び二冊のワンダーライドブックをタップした。火炎剣烈火を雷鳴剣黄雷に持ち変える。水を放水し、黄色い三日月形の雷を纏った斬撃を放つ。アークゼロは押されていった。 アークゼロ「お前にそんな力が‥バカな!」 セイバー「勝利の道へ、俺は行く。デッドエス、あなたの野望はここで終わる。」 アークゼロ「俺を、舐めるな!」 『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』『闘争』『殺意』『破滅』『絶滅』『滅亡』『パーフェクトコンクールジョン ラーニングエンド』 アークゼロが必殺技を発動する。 『必殺読破!』『烈火抜刀!ドラゴン!ライオン!アランジーナ!三冊斬り!ファファファファイヤー!』 セイバーも必殺技を発動し、お互いぶつかった。 セイバー「俺たちの絆を舐めるな‥!」 セイバーは炎、水、雷の順で剣撃を繰り出し、アークゼロが上に飛ばされた。 『必殺読破!』『ドラゴン!ライオン!アランジーナ!三冊撃!ファファファファイヤー!』 今度は、炎、水、雷の三つが合わさったキック技を落ちてくるアークゼロにぶつけた。アークゼロが強制解除して、アークドライバーは今度こそ破壊された。 デッドエス「お前達は‥何者だ。」 セイバー「仮面ライダー、だ。」 上野「あなたには世話になったな。」 空理「これでようやく、決着が付いたね。」 デッドエス「フッハハハハ‥‥最悪で‥最高だ。」 するとデッドエスは爆散した。セイバーは変身解除した。 竜ノ介「これで、全てが終わったんだな。」 上野「あたしもだ‥。」 二人が上野を見ると、体から粒子が出ている。 空理「なんで!?まだ生きてるのに!」 竜ノ介「恐らく、大量に改造を重ねてきた原因で、体が限界を迎えていたというわけだ。」 竜ノ介の目から涙が出てくる。途端に上野に抱きついた。 上野「竜兄‥。」 上野も竜ノ介に抱きついた。 竜ノ介「ずっと兄弟になってくれるんじゃなかったのかよ‥。」 上野「ごめんな‥。こんなこのになって‥。」 竜ノ介「俺はあなたを守ると言った。あなただけじゃない、この地球で生きる全ての物を。」 上野「誰に対しても差別をしない‥。あなたの‥そういうところが大好きだったんだ‥。 竜兄、ありがとう‥。20歳まで生きたかったな‥。」 竜ノ介「ダメだ‥。もっと生きろ‥!」 上野「えへへ‥‥だーい好き。‥お兄ちゃん‥。」 そして上野は粒子となって消滅した。 竜ノ介「俺も、大好きだ‥。上野。」 それから1週間後が経過した。 空理「それでは、うちの子をお願いします。」 保育士「分かりました。」 香「マーマ!」 空理「みんなと仲良くしてね。」 空理は香を保育園に預けて、プログラミングに関する仕事に出かける。 空理「竜ノ介君と安月君のために、頑張らなくちゃ!キバット二世君のためにもね。」 カバンの中には、負傷したキバット二世のおもちゃが入っている。 安月は病院に搬送され、命に別状は無かったが目覚めるまでに時間がかかるそうだ。 一方、竜ノ介は面接室の前で待機していた。 竜ノ介「俺は諦めない。誰かを失っても、夢に突き進む。そうだよな、上野、最魔さん、冬目さん、森華さん。」 面接官「次の方どうぞ。」 竜ノ介は面接室の扉を開け、中に足を一歩踏み入れた。そして椅子の横に立つ。 面接官「それでは、名前と学校をお願いします。」 竜ノ介「〇〇県立、面主(つらぬし)高等学校から参りました。金井竜ノ介です。本日は、よろしくお願いいたします!」 竜ノ介の面接がスタートした。 仮面ライダーによって救われた地球は、今も蒼く、輝いているのであった。 完 後書き みなさん、こんにちは。Secondary the仮面ライダーは本編としてはこれで終了となります。最後に登場した仮面ライダーセイバーのドラゴンライオンアランジーナというオリジナルフォームですが、これは本作品でいう最終回限定フォームです。もっと物語を描きたいと思ってるので、番外編として別の話を作るかもしれません。 みなさん、本当に応援ありがとうございました。
39話 デッドエスの計画 決戦突入
山模「はは‥楽しいませてもらったぞ‥。さすがは‥俺の‥友‥。」 そして山模は息絶えて川に落ちた。 ブレイズ「さようなら。‥山模。」 その後、ブレイズは帰りを急いだ。力橋の家では、竜ノ介が疲れ切って眠っている。その横に上野がくっ付く。 上野「一人で昼寝しちゃってさ。あたしも一緒に寝かせろよー。」 そして安月が帰って来た。 安月「二人ともいるか?」 2階の部屋に入ると、二人がぐっすり眠っていた。安月はゆっくりと部屋を出たのであった。 その夜、力橋の家で上野と香を寝かせた後、トレーニング場に向かおうとした時、キバット二世に呼ばれた。 キバット二世「おい安月。仮面ライダーを辞めたら何を目指すんだ。」 安月「なんで今更それを?」 キバット二世「モンブレスターの首領であるデッドエスがいなくなれば、すべての戦士達は消える。そうなれば、俺の役目も終わる。だがお前の役目は無くならない。夢を捨てない限り生きる価値があるということだ。」 安月「僕は、最魔が目指してた夢に向かう。前に話したんだ。」 回想 数ヶ月前、夜中のトレーニング場で最魔が実践を終えたところに安月がやって来た。 最魔「まだ起きてたのね。」 安月「君こそ。トレーニングは夜中にやるものじゃないぞ。」 最魔「昼は仕事で忙しいし、この時間帯じゃないとできないの。」 安月「頑張り屋さんだな。いつか僕も最魔みたいに強くなれるかな。仕事と特訓。何を目指してるのか、分からないよな。」 最魔「うん。私は昔、特殊部隊が夢だった。訓練生時代は、鬼畜な訓練の毎日。それでも、夢を諦めなかった。でも、結局育児優先で辞めて、夢は消えちゃったけどね。」 安月「諦めてんじゃん。」 最魔「でも訓練で鍛えた成果は消えない。無駄にしたくないから、仮面ライダーとしてモンブレスターと戦ってるの。モンブレスターが絶滅したら私は、人々を支えられるように、救命士になる。」 安月「だったら、僕は最魔の夢を追いかけるように、お互いに支え合いたい。」 最魔「私に追いつけるかな?」 安月「追いついてみせるさ。だって僕たちは、夫婦だろ。」 回想終了 安月「夢を叶えるように、動き出さないと。そして最魔のために。」 キバット二世「夫婦とは素晴らしい!」 すると、部屋に竜ノ介が入って来た。 竜ノ介「二人で何を話してるんだ。」 安月「ちょっとした思い出話だ。そろそろ寝るか。キバット二世も寝るぞ。」 キバット二世「俺は夜行性だ。まだ眠らん。」 安月「ああ‥そうか。」 空理の家 空理が配信を終えた後、最魔から受け取ったプログライズキーを握りながら独り言を言っていた。 空理「これ以上友達が減って欲しくない。最魔ちゃん、天国で見ていてね。私たち、モンブレスターなんかに負けないから!」 その頃の廃墟では、デッドエスが何やら計画を立てている。 デッドエス「山模がこの世を去ったか‥。ふっ‥、まあいい。これから最終段階へ突入する。最初は地中の奴らに任せるか。明日は必ず、仮面ライダーを破滅させる。」 地中の奴らとはなんなのだろうか。 翌日、皆が日常生活を送ってる中、突然激しい揺れが街を襲った。市民は地震かと思い、テーブルの下に隠れたが地面のしたからは、ミミズのように体の長い謎の巨大生物がいろんなところから出てきた。巨大生物は街中に出現し、あっという間に街はめちゃくちゃになった。山の崖には、デッドエスが見送っている。 デッドエス「これで全世界の人類は滅びる!」 安月「そうはさせるか!」 安月がやってきた。 デッドエス「一人だけか。他の奴らはどうした。」 安月「みんなは、別の場所で戦ってるぞ。」 別の場所では、 『ゼロツービッグバン!』 ジャッカルレイダー「気持ち悪い!こっち来ないで!」 『ファイティングボライド!』 『レディゴー!』 クローズチャージ「砕きやがれぇ!!」 『レッツブレイク!』 3人はそれぞれ巨大生物を撃破していくが、数が全然減らない。 ゼロツー「空理さん、安月のところへ向かえ。」 ジャッカルレイダー「分かった!けど、これいつまで終わるんだよ!」 ジャッカルレイダーはそう言いながら高速で山を登って行った。 安月「デッドエス、君を倒せば、世界中で暴れてる巨大生物はいなくなる!今ここで倒されるんだな!」 キバット二世が飛んできた。 キバット二世「喜べ。絶滅タイムだ。デッドエス、お前の血を吸わせろ。」 デッドエス「その次いでに、お前達の命も奪わせろ。」 安月「断る。」 キバット二世が安月の腕に噛み付く。 キバット二世「ガブリ」 安月「変身。」 デッドエスはアークドライバーを取り出した。 『アークドライバー』 デッドエス「変身。」 アークドライバーを腰に巻いて天面のボタンを押す。 『アークライズ オールゼロ』 安月はダークキバ、デッドエスは仮面ライダーアークゼロに変身した。ダークキバとアークゼロがお互いに攻撃し合う。 ダークキバは結界でアークゼロを封じ込むが見事に破られてしまう。アークゼロは衝撃波を出し、ダークキバは飛ばされた。 ダークキバ「ここで負けるか!」 ダークキバはキバット二世にウェイクアップフエッスルを吹かせる。 キバット二世「ウェイクアップ・ワン!」 ダークキバはアークゼロにストレートパンチを繰り出した。アークゼロは衝撃に耐えきれず必殺技を喰らう。 キバット二世「決めるぞ!力を合わせるんだ!」 ダークキバ「よし。」 ダークキバはウェイクアップフエッスルを再び吹かせる。 キバット二世「ウェイクアップ・ツー!」 アークゼロ「だったら‥!」 『オールエクスティンクション』 アークゼロもライダーキックをする。二人は同時に必殺技をぶつけ、ダークキバが押していった。そこへジャッカルレイダーがやってくる。 ジャッカルレイダー「安月君!デッドエスは倒したの?」 ダークキバ「まだ全然だ。」 アークゼロ「しばらく見ないうちに強くなったじゃないか‥。こうなったら、最後の手段だ。」 すると、世界中の巨大生物達が空に舞い上がり、ひとつに集まった。 ゼロツー「なんだあれ‥。」 クローズチャージ「空が暗くなっていくぞ!」 ひとつに固まった巨大生物が空中を回り、空を暗くしていった。 アークゼロ「全て終わらせる。‥何もかも!」 キバット二世「何っ!?」 ダークキバ「まじかよ‥。」 ジャッカルレイダー「一体どうなっちゃうの!?」 続く 後書き みなさん、こんにちは。 いよいよ決戦になりました。果たして仮面ライダー達はデッドエスの計画を阻止し、世界を救えるのでしょうか。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。 そして次回はついに‥ 最終話です! コメントお待ちしております!
38話 二人の決着 さらば友よ
最魔がボタンを押すと、四人がアジトから出た直後に建物が爆発して崩れた。最魔は爆発に巻き込まれてこの世を去った。 安月「そんな‥。最魔‥。」 上野「うわああああああああああん!!!」(泣) 上野は泣き叫びながら竜ノ介に抱きつき、空理は跪いた。 翌日、テレビのニュースで建物の崩落事件について流れた。 デッドエスと山模は廃墟で何やら計画を立てている。 山模「アジトが無くなったが、どうするんだ。」 デッドエス「問題ない。この場所は目立たないからな。俺たちは今まで通り計画を立てる。地球頂点ってやつをな。」 山模「地球の頂点に立つ前に、まずは俺に戦わせろ。」 デッドエス「いいだろう。まずは仮面ライダーを潰せ。」 その頃、空理はライブ配信の準備をしていた。 空理「最魔ちゃん‥。もう〜、今度こそ本当に一人だよ〜。配信始めようか‥。」 空理が配信を始めた途端、 リリ「こんリリ‥。」(泣) リリはなぜか泣き出した。こんリリとは、空耳リリの挨拶である。 コメント『こんリリ!ってあれ?』『どうした!?』『泣いちゃった。』『大丈夫!?』『大丈夫だよね?』 リリ「大丈夫じゃないよ‥。」 リリは建物の崩落と同時にプロデューサーの幼馴染が死んだことを説明した。すると、リスナーからたくさんの励ましの言葉が送られて来た。 コメント『辛かったですね。』『元気出して!』 リリ「ありがとうね‥!」グスッ 力橋の家では、上野が部屋で泣いていた。竜ノ介が気遣って話しかける。 竜ノ介「一人で背負い込むな。おいで。」 上野(泣) 二人はお互いに抱きしめた。別の部屋では 香「マーマどこに行ったの?」 安月「ママは、遠い所へ行ったんだ。もう帰ってこない。」 香「それはマーマに会えないってこと?」 香は泣きそうになる。 安月「‥そうだな。」 その日の夕方、竜ノ介が学校から帰っていると、山模が立ちはだかる。 山模「竜ノ介!地球頂点の為に、あの世へ送ってもらうぞ。」 竜ノ介「またそれか。」 山模「変身!」 『ヘンシン!』 山模は仮面ライダーダークカブト マスクドフォームに変身してゼクトクナイガンを手に持ち襲い掛かった。 竜ノ介「もう止められないか。いや、止める。」 『ゼロワンドライバー!』『ジャンプ!』『オーソライズ』『プログライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick.』 『ブレードライズ!』 竜ノ介も変身してアタッシュカリバーで攻撃する。二人が斬り合っていると、水勢剣流水(すいせいけんながれ)が二人の間をすり抜けて地面に刺さった。飛んできた方向を見ると、安月がいる。騒ぎを聞きつけてやって来たのだ。 ダークカブト「もう一人来たか。俺を楽しませようとしてくれるんだな。」 安月「違う。僕は君を倒す。竜ノ介は帰って二人の面倒を見てて。」 ゼロワン「どうして。」 安月「これは僕と山模の戦いだ。二人で決着をつけたいんだ。」 ゼロワン「‥分かった。勝利を祈ってる。」 ゼロワンはそういうと帰って行った。 ダークカブト「今日はキバット二世がいないじゃないか。どこにいるんだ?」 安月「キバット二世なら昼寝中だ。さあ、決着を付けよう。」 安月はお腹にベルトを巻く。 『聖剣ソードライバー!』『ライオン戦記!』『流水抜刀!』 安月「変身。」 『ライオン戦記!』 安月は仮面ライダーブレイズに変身した。 ダークカブト「面白いぜ。キャストオフ!」 『キャストオフ!チェンジビートル!』 ダークカブトはライダーフォームにキャストオフした。 ブレイズ「必ず僕が、君を倒す!」 そして二人は戦い始めた。ダークカブトがゼクトクナイガンのクナイモードで攻撃する。安月は攻撃が当たらず苦戦する。 ダークカブト「お前の兄とは違ってお前は弱い。だから勝てるわけがない。」 ブレイズ「正義の心を捨てた君が、結末を決めるな!」 『流水居合!』『読後一閃!』 ブレイズが必殺技を出すが、ダークカブトにガンモードで撃ち返されてしまう。 『ピーターファンタジスタ!』『天空のペガサス!』『流水抜刀!』『蒼き野獣の鬣が空になびく!ファンタスティックライオン!』 ブレイズはファンタスティックライオンにパワーアップして反撃する。ダークカブトがクナイモードで斬ろうとする。途端にブレイズは体を液状化させて回避して、ダークカブトの背中を斬った。 ダークカブト「ほう。思ったより強くなったじゃねぇか。やはり戦いは楽しい。」 ブレイズ「君の楽しみはここで消える!」 『必殺読破!』『ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊撃!ウォウォウォウォーター!』 『1!2!3!』『ライダーキック!』 二人は必殺技をぶつけ合い、ダークカブトが攻撃を浴びて強制解除した。 山模「あいつらに伝えろ‥。竜ノ介を‥ダークカブトに‥変身させたのは‥俺だ‥。」 ブレイズ「それって何?」 山模「デッドエスが‥面白くさせてやるからって‥竜ノ介を仲間に‥裏切らせるように‥俺に命令した‥。竜ノ介を‥背後からひっそり気絶させ‥ダークカブトに‥変身させたんだ‥。」 ブレイズ「僕には関係ないけど、分かった。」 山模「はは‥楽しいませてもらったぞ‥。さすがは‥俺の‥友‥。」 そして山模は息絶えて川に落ちた。 ブレイズ「さようなら。‥山模。」 その時、二人の女子高生がブレイズに近付いてきた。 女子高生「ねえ、あの人って仮面ライダーじゃない?」 女子高生「何してるんですか?」 ブレイズ「パトロールしてたんだ。(ん?その制服‥)」 女子高生「一緒に写真撮ってもいいですか?」 ブレイズ「待った。君たち、竜ノ介が通ってる面主(つらぬし)高校の生徒?」 女子高生「え、なんで知ってるんだろう。」 ブレイズ「竜ノ介の、親だから。」 女子高生「親なんですか!?」 その後、ブレイズは写真を撮った後に、女子高生と別れて帰りを急いだ。力橋の家では、竜ノ介が疲れ切って眠っている。その横に上野がくっ付く。 上野「一人で昼寝しちゃってさ。あたしも一緒に寝かせろよー。」 そして安月が帰って来た。 安月「二人ともいるか?」 2階の部屋に入ると、二人がぐっすり眠っていた。安月はゆっくりと部屋を出たのであった。 続く 後書き みなさん、こんにちは。 空理さん、元気出してください。 最魔さんと森華さんにつづき、山模さんも退場しました。このままいろんな人が死んでいくのでしょうか。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
37話 アジト崩壊 二人退場
モンブレスターのアジトでは、山模が自分が立てた計画をデッドエスに話していた。 山模「デッドエス、準備はできてるか?」 デッドエス「もちろん。これで全て終わるはずだ。フ‥ハハハハハハ‥。」 デッドエスは何かを企んでいるのであった。 午後11時、最魔が風呂に入った後、一階のリビングに入ると、上野が何かを読んでいた。 最魔「上野、明日出かけるんだから寝なさい。‥何を読んでるの?」 上野はアルバムを見ていたのだ。最魔が上野の横に座る。 上野「これってなんの写真?」 上野は、若い頃の安月と最魔の二人が写ってる写真を指差した。 最魔「恥ずかしい。上野に見られるなんて。」// // 上野「なあ、これってなんだ?」 最魔「それは安月と私が初めてデートした日の写真よ。」 上野「どうやって会ったんだ?」 最魔は上野の口に人差し指を立てた。 最魔「秘密よ。」 上野「え〜。」 最魔は、上野が赤ちゃんの頃の写真を見て上野に抱き付く。 最魔「大きくなったわね。」 上野「大きくなったぞ。こんなにな。」 最魔「あなたはまだまだ大きくなるわよ。」 翌日、香を保育園に預けて、五人はモンブレスターのアジトへ向かって出発した。アジトへ入ると、森華と山模が待ち受けていた。 森華「楽しませてもらうわよ。」 『アサルトバレット!』『オーバーライズ!』 盛華「変身!」 『ショットライズ!レディーゴー!アサルトウルフ!No chance of surviving.』 山模「待っていたぞ。楽しそうだな。変身!」 『ヘンシン!』 山模「キャストオフ。」 『キャストオフ!チェンジビートル!』 ダークカブト「そうだキバット二世、俺たちの元へ戻らねぇか?」 キバット二世「断る。俺は、誰の僕でもない。ガブリ」 四人「変身!」 空理「実装。」 他の五人も、竜ノ介はゼロワン、上野はクローズチャージ、最魔はバルカン、安月はダークキバ、空理はファイティングジャッカルレイダーに変身する。 七人はそれぞれ二手に分かれた。アサルトバルカンはゼロワン、クローズチャージ、ジャッカルレイダーと戦い、ダークカブトは、バルカン、ダークキバと戦った。ゼロワンたち四人が、三人が見えなくなるところで戦うと、アサルトバルカンが手を止めた。 アサルトバルカン「ここまで来たなら問題ないわ。」 ゼロワン「なぜ戦うのをやめる。」 アサルトバルカン「ここにいると、あなたたちは死んでしまう。ついて来て。」 クローズチャージ「負け惜しみか?そんなの通用しねぇぞ!」 ジャッカルレイダー「上野ちゃん。今は森華ちゃんの言う通りにしようよ。」 クローズチャージ「‥裏切ったらぶっ倒してやるからな。」 ジャッカルレイダー「怖い怖い‥。」 三人は変身解除して森華の後について行った。森華達が研究室に入る。 森華「デッドエスは留守みたいね。」 上野「一体どういうつもりだ。森華さん。」 森華「よく聞いて。あなた達を呼んだのはデッドエスよ。デッドエスはあなた達を誘き寄せてこのアジトごと消すつもりなの。私、本当は仮面ライダーの力を手に入れて世界を守りたかった。でもデッドエスが地球の頂点に立って支配すると聞いた私は、スパイとなって潜入捜査をしたの。だから私はデッドエスに協力しながら倒すチャンスを待っていたの。」 空理「そのチャンスが、今なんだね。」 竜ノ介「じゃあ、山模さんはどういう‥。」 森華「あの人は正義にならないままデッドエスに利用されてるってこと。あなた達が簡単にアジトに入れるのは、全部デッドエスの計画よ。あの3人は何も知らない。」 上野「まじかよ!それを止められる方法はないのか!」 森華「そう考えて、事前にこれを細工した。」 森華は、ボタンの付いた四角い装置を取り出した。 森華「これが、爆発装置を止められる唯一の手段。カバーを開いてボタンを押せば遠隔操作で爆発装置は止まる。」 空理「それなら、私たちは助かるね!やった!!」 森華「でも、この装置を使うには、誰かがアジトに残って自爆するしかないの。だから今押せばあなた達は帰らぬ人になっちゃう。」 この言葉でみんなは静まり返った。 森華「このボタンを押すのは私でいい。」 空理「駄目だよ!なんで死にたがるの!」 森華「だって私はデッドエスの計画を進めちゃったんだから‥。」 竜ノ介「それは違う。あなたは計画を阻止しようと俺達の為に動いてくれた。そんな人を亡くすなんてできない。そうだろ二人共。」 上野「そうだよな。」 空理「感謝でしかないよ。」 竜ノ介「森華さん、ありがとう。協力してくれて。」 そして竜ノ介と森華は握手をした。 その時、後ろからアタッシュカリバーが飛んできて、森華の背中に刺さった。 森華「うっ‥!くはぁ‥!」 三人「!?」 森華の口から血が吐き出た。飛んできた方向からデッドエスがやって来る。 デッドエス「我々の作戦をバラしたお礼だ。」 空理「森華ちゃんをよくも‥!」 上野「デッドエス‥。この野郎ふざけんな!!変身!!」 『ドラゴンゼリー!』『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァァァァ!』 上野はデッドエスに怒りをぶつけて変身した。 クローズチャージ「空理さんはみんなに言って来るんだ!」 空理「分かった!」 空理は最魔たちのところへ行き、竜ノ介は森華に駆け寄る。 森華「これでいいのよ‥。私はあなた達を‥混乱させた‥。これが、私の償いよ‥。」 竜ノ介「混乱させたんじゃない。協力‥したんだ。」 森華は装置とアサルトウルフプログライズキーを竜ノ介に渡した。 森華「良かった‥。あなた達の味方になれて‥。」 そして森華は目を閉じて生き絶えた。 竜ノ介「お疲れ様。森華さん‥。」 クローズチャージ「竜兄!早く手伝え!デッドエス‥変身してないのに強いぞ。クローズチャージでも勝てねぇ。」 デッドエス「俺を舐めるな!」 デッドエスはクローズチャージを蹴り飛ばしてテレポートした。 クローズチャージ「おい!逃げんのかゴラ!」 竜ノ介「上野、今はみんなのところへ行こう。」 その頃‥ ダークキバ「あの4人が見当たらない。」 バルカン「それにしてもなんかおかしいわね。敵のアジトって何度も簡単に入れちゃうことある?」 空理「最魔ちゃん!それは罠だよ!」 声が聞こえた方向を見ると、三人が走って来た。 竜ノ介「デッドエスはみんなごとアジトを爆発させる気だ。」 ダークキバ「なんだって!?」 すると、デッドエスがテレポートして来た。 デッドエス「爆発装置はすでにカウントダウンしている。アジトの中で苦しみを味わいたまえ!ちなみに、その装置は押しても止まらないただのスイッチに改造した。自爆装置は残ってるけどな!フッ‥ハハハハ‥!」 デッドエスはダークカブトを連れてテレポートし、建物が崩れ始めた。 ダークキバ「森華は?」 竜ノ介「死んださ。デッドエスに刺されてな。」 バルカン「それどういうことなの?デッドエスが裏切ったわけ?」 竜ノ介「あの人は最初から俺たちの味方だった。」 キバット二世「無駄話は後だ。この通路を進んで行けばエレベーターが見える。」 竜ノ介「よし、行くぞ。」 全員は瓦礫を避けながらエレベーターに向かって走った。建物が崩れて道が徐々に塞がれていく。 上野「エレベーターだ!」 エレベーターが見えて来た途端に安月の真上から大きなコンクリートが落ちて来た。 バルカン「安月!!」 バルカンが背中を押して間一髪回避したが、道が塞がれて、バルカンだけが取り残された。 安月「最魔さんが取り残されたぞ!」 バルカン「この瓦礫を破壊しないと!」 『バレット!』『シューティングブラスト!』 バルカンは銃必殺技を発動するが、コンクリートが何重も重なってて破壊できない。 バルカン「それなら!」 『パワー!』『オーソライズ』『ショットライズ!パンチングコング!Enough power to annihilate a mountain.』 『パワー!』『パンチングブラスト!』 次はパンチングコングにフォームチェンジして必殺技を発動するが、壊れそうにない。 バルカン「こうなったら!」 『ランペイジバレット!』『オールライズ』『フルショットライズ!Gathering round!ランペイジガトリング!Mammoth!Cheater!Hornet!Tiger!Polar bear!Scorpion!Shark!Kong!Falcon!Wolf!』 今度はランペイジバルカンに変身してショットライザーで必殺技を発動する。 『パワー!』『スピード!』『エレメント!』『オールランペイジ!』『ランペイジオールブラスト!』 だが、コンクリートはびくともしなかった。 空理「最魔ちゃん!絶対助けるから!」 安月「何か助ける方法があるはず!」 上野「でも時間がないぞ!」 コンクリートの隙間からバルカンの姿が見える。変身解除した最魔の手には装置が握り締められていた。 最魔「この装置は自爆スイッチでもあるんでしょ?早くエレベーターに乗って!」 竜ノ介「まさか‥自爆するのか?」 キバット二世「最魔!そこで諦めて死ぬ気か!」 最魔「竜ノ介!進路に向かって、夢を叶えて!上野!あなたの母親になって、いや‥あなたが強い子に生まれて、ママは嬉しいわ!安月!私との愛は、決して消えないよ!空理ちゃん!あなたは最高の‥、最高の!大親友よ!最後にキバット二世!二人のことを頼んだわ!これで、私のことを一生忘れないで!」 最魔は、隙間から二つのプログライズキーを投げて、それを空理が受け取った。そして、みんなが乗った後、最魔がショットライザーでエレベーターのボタンを撃つと、エレベーターがゆっくり閉じていく。 上野「ダメ!死なないで!ママーー!!」(泣) エレベーターの扉が閉まる。 最魔「ごめんなさいね、みんな。私はもう‥こういうことしか出来ないのよ‥。本当にごめんね‥。」 そしてカバーを開けて最後の言葉を放った。 最魔「みんな‥‥愛してる‥‥。」 最魔がボタンを押すと、四人がアジトから出た直後に建物が爆発して崩れた。最魔は爆発に巻き込まれてこの世を去った。 安月「そんな‥。最魔‥。」 上野「うわああああああああああん!!!」(泣) 上野は泣き叫びながら竜ノ介に抱きつき、空理は跪いた。 続く 後書き みなさん、こんにちは。 森華さんは決して悪い人ではないことが分かりました。ですが、悲しいことに、最魔さんと森華さんがここで退場してしまいました。最魔さんの名台詞かっこいいなって思ってます。みなさん、これからも応援お願いします。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
36話 空理克服 ダークカブト再び
空理「もう迷わないよ。キバット二世君が言ってくれたように、私は戦う。Vtuberとして、時には仮面ライダーとして!」 『ショットライザー!』『ダッシュ!』『オーソライズ Kamen Rider. Kamen Rider.』 空理「変身。」 『ショットライズ!ラッシングチーター!Try to outrun this demon to get left in the dust.』 周りの人が一気にざわついた。 一般人「リリの中身の人が、仮面ライダー!?」「自分から顔出した!」 バルキリー「急スピードで終わらせるよ!」 最魔「それ、自分の決め台詞にするの?というか、自分から顔を出して大丈夫なの?」 バルキリー「いいんだよ。私に隠したい事は、もうないから。一番嫌なのは、目の前で幼馴染がやられること。最魔ちゃん、一緒に倒そう。」 二人は手を取り、最魔が立ち上がる。 最魔「そうよね。身バレさせた仮は返さないと。」 『ランペイジバレット!』『オールライズ』 最魔「変身!」 『フルショットライズ!Gathering round!ランペイジガトリング!Mammoth!Cheater!Hornet!Tiger!Polar bear!Scorpion!Shark!Kong!Falcon!Wolf!』 二人はショットライザーを撃ちながら、デストップと戦い始めた。 一般人「女が仮面ライダーなのかっこいいな。」「ほんと、憧れちゃう。」 二人が撃った弾丸をデストップが吸収する。 バルカン「これならどうよ!」 『ランペイジバレット!』『ランペイジガトリングブラスト!』 バルカンが銃必殺技をデストップに発射するが、やはりエネルギーが吸い取られた。 バルキリー「あのデストップはエネルギーを吸い取る。変身解除されずにどう倒せばいいかな。」 バルカンはバルキリーのホルダーに装着されているプログライズキーが目に止まった。 バルカン「空理ちゃん。そのホルダーに収まっている物は何?」 バルキリーがホルダーからプログライズキーを取り出す。 バルキリー「これはなんだろう。」 『サンダー!』 バルキリー「サンダー?なんか使えそう!」 『オーソライズ』『ショットライズ!ライトニングホーネット!Piercing needle with incredible force.』 バルキリーはライトニングホーネットにフォームチェンジした。デストップが吸収したエネルギーを使って弾を発射するが、バルキリーが滞空しながらすべての弾丸を回避する。 バルキリー「わああ!飛んでる!これすごいね!すごいでしょ?」 バルカン「空理ちゃん!油断しちゃダメよ!」 バルキリーが油断してる隙にデストップが発射して、バルキリーの背中に命中した。 バルキリー「痛い!尻もちついちゃったよ。痛いの飛ばされたからこっちも!痛いの〜飛んでけー!」 バルキリーはハチ型ミサイルでデストップを攻撃した。 一般人「なんか喋り方が子供みたいで可愛い。」「まあ、空耳リリだからな。」 デストップはエネルギーを吸い取るどころか体に電撃が走った。 バルキリー「痛い?もっと痛い目に合わせてあげるよ。」 『サンダー!』『ライトニングブラストフィーバー!』 バルキリーはライダーキック必殺技でデストップを撃破した。 バルカン「空理ちゃん、なんか子供みたいに性格変わってない?」 バルキリー「これが、私だよ。うふっ!」 バルキリーは照れくさそうに笑った。その時、山模が二人の前に現れた。 山模「もう我慢できねえ。俺が相手してやる。」 空からダークカブトゼクターが飛んできて山模がキャッチした。 山模「変身!」 『ヘンシン!』 山模はライダーベルトにダークカブトゼクターを装填すると仮面ライダーダークカブト マスクドフォームに変身した。 ダークカブト「キャストオフ。」 『キャストオフ!チェンジビートル!』 ダークカブトがマスクドフォームからライダーフォームにキャストオフした。 バルカン「あれって‥。一年前に竜ノ介が変身してた仮面ライダーじゃん。」※1話を参照 バルキリー「そうなの?」 ダークカブトがゼクトクナイガンを手に襲って来た。 バルカン「なんであなたが変身するの!?竜ノ介が使ってたんじゃ‥。」 ダークカブト「勘違いするな。これは元々俺の物だ!」 すると竜ノ介が学校から帰る途中で3人に遭遇した。 竜ノ介「最魔さん。空理さん。‥ダークカブト?」 バルキリー「竜ノ介君!あなたも加勢して!」 竜ノ介「もちろん、断る理由はない。」 『ゼロワンドライバー!』『ジャンプ!』『オーソライズ』『プログライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick.』 ゼロワンが二人に加勢する。 ゼロワン「あなたは誰だ。」 ダークカブトは何も言わず、ゼクトクナイガンを撃った。ゼロワンが転がり落ちる。 バルカン「あのダークカブトは山模よ!」 ゼロワン「何?」 ダークカブト「そうだ。決着をつけたかったら、アジトへ来い、ライダー全員な。」 『クロックアップ!』 ダークカブトはそう言うと、クロックアップで加速して去って行った。 ゼロワン「あの人、ほんとに戦うことしか考えてないな。」 その後、力橋の自宅では、上野が竜ノ介に甘えていた。 上野「竜兄、大人になっても一緒にいてくれるか?」 竜ノ介「もう分かってるだろ。俺達は付き合えない。11年後までな。」 上野「あたしが18歳になるまで待ちきれないぞ。」 竜ノ介「本当は俺、恋人じゃなく、友達が欲しかった。俺には、友達が一人もいなかったから。」 上野「友達?‥友達なら、今ここにいるじゃないか。あたしが♡」 竜ノ介「俺たちは兄妹であって、友達でもあるな。」 上野「大好きー♡」 上野が竜ノ介を抱き締めた。 竜ノ介「上野、くっ付きすぎるな。」 それを横で見ていた空理は二人を羨ましがる。 空理「友達かぁ‥。そんな友達がいたらなぁ。」 キバット二世「最魔、アジトでの決着はどうするんだ。」 最魔「来いと言われたら、来るしかないわね。」 空理「みんな、一緒に行ってくれるよね。」 空理の頼みにみんなは頷いて賛成した。 安月「香は今寝始めたばかりだ。しばらく起きない。」 竜ノ介「それでも、ゆっくりしてられないな。そうだろ。」 上野「うん。デッドエス‥いや、モンブレスターをぶっ倒すぞ!」 安月「よし、明日出発だ。」 その日の夜、リリのVtuberの配信では、活動を再開すると同時にこんなことを宣言した。 リリ「みんな聞いてください。私のプロデューサーがこれから仲間と一緒に強い怪人と戦うようです。その日は私は配信できないけど、どうか応援してあげて!」 コメント『プロデューサーさんかっこよかった!』『頑張って!』『応援してるよ。』『世界を救って!』 リリ「みんなありがとうね!」// // モンブレスターのアジトでは、山模が自分が立てた計画をデッドエスに話していた。 山模「デッドエス、準備はできてるか?」 デッドエス「もちろん。これで全て終わるはずだ。フ‥ハハハハハハ‥。」 デッドエスは何かを企んでいるのであった。 続く 後書き みなさん、こんにちは。 空理さんにもついに系列フォームが出ました。ちなみに空理さんの人格は子供寄りです。 1話のみ登場したダークカブトを1年ぶりに出しました。小説を書き始めてもう1年ですね。 次回はどんな戦いが待ってるのでしょうか。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
35話 正体バレる 勇気を出す
現場に着くと、デストップが機械のエネルギーを吸い取っており、3人はデストップに向かって走った。ゼロワンはアタッシュカリバーで斬り、バルカンはショットライザーで撃ち、ジャッカルレイダーはテリトリーサイズ(大鎌)で斬る。戦っていると、一人の男の子が落とした物を取りに来た。 母「行っちゃだめよ!!」 デストップが男の子に気づき、近づいて銃口を向けた。 ジャッカルレイダー「男の子が‥!」 母「危ない!!」 ジャッカルレイダーが男の子を庇って、デストップに攻撃を返した。 ジャッカルレイダー「君、大丈夫?」 男の子「うん。ありがとう!」 ジャッカルレイダー「お母さんのところへ行って。」 周りにいる人達はジャッカルレイダーの声を聞いて疑問を抱き始めた。 一般人「なんかあの鎌を持った戦士、声と喋り方が誰かに似てるような‥。」「あのVtuberの空身 リリって人に似てる。」「知ってる。あのオレンジ色の髪の人でしょ。」 ジャッカルレイダー「よし、急スピードで終わらせるよ!」 ジャッカルレイダーが無意識に決め台詞を言う。 一般人「今のって、リリの言ってた台詞じゃない?」「まさか、あの子が変身してたりして。」「そんなわけない。」 『ランペイジバレット!』『ランペイジガトリングブラストフィーバー!』 バルカンがライダーキック必殺技をぶつけようとしたその時、デストップがバルカンに触れて、ライダーシステムのエネルギーを吸い取り、バルカンは変身解除された。 一般人「女の人が、仮面ライダー!?」 デストップが隙を見て逃げて行った。 ゼロワン「逃げられたな。」 ジャッカルレイダー「ねえ、大丈夫?」 最魔「顔見られると嫌‥。」// // 最魔が顔を見られないように下を向く。 ジャッカルレイダー「最魔ちゃん‥。」 最魔は手で顔を隠しながら二人と一緒に帰って行った。 翌日、トレーニング場で何十分も戦ったクローズチャージがすっかり疲れ切っていた。 キバット二世「シミュレーション終了だ。よくぞここまで頑張った!」 上野「暑い‥。上着脱ぐから見るなよ。‥ハァ‥疲れた。」 キバット二世「そうか、ゆっくり休めよ。」 その後、二人が部屋に戻ってテレビを見ると、バルカンが強制解除した動画が映ってる。最魔の顔は隠れていて見えない。 キバット二世「なんだこれは?」 上野「ママ!?なんで変身解除したんだ?」 キバット二世「恐らく、デストップの力によって変身解除したんだろう。」 上野「竜兄に続いてママまで‥。」 キバット二世「幸い、顔は隠れているから問題ない。」 空理の家では、最魔と空理がテレビのニュースを見ていた。 最魔「顔を見られなくて良かったわ。」 空理「これだとネットで私の正体がバレそうだよ。」 空理がスマホに映ってるSNSのポストを最魔に見せる。 最魔「これって?」 空理「なんか、声が空身 リリに似てたみたいで、変身してるのがその人なんじゃないかって、噂になってるよ。私、このままVtuberを続けられるのかなぁ。」 最魔「続けたいからやってるんでしょ。大丈夫よ。」 しかし、翌日の雑談配信、事件が起こった。空理は正体がバレそうなことに動揺したせいで、配信を終わる際に切り忘れてしまっている。 コメント『あれ?』『配信切れてないよ。』『リリちゃん気付いて!』『裏見れちゃうかも。』 コメント『え?』 そして顔がはっきり映った。コメント欄に同じような文字が沢山並ぶ。10秒経つと、空理が気付いた。 空理「はっ‥!やばい!恥ずかしいよ‥。」// // 空理は急いで切るどころか、顔バレしたショックで固まってしまった。 コメント『リアルも可愛い。』『固まっちゃった。』『大丈夫?』『顔が赤い』 最魔もその配信を見ていた。 最魔「やっちゃったわね‥。」 最魔もコメントを送る。 コメント『リリちゃん大丈夫?』 再びリリの姿が現れたが、空理は泣きそうになってる。 リリ「大丈夫じゃないよぅ。でも心配してくれてありがとうね。とにかく今日は終わり!」 そして配信が切れた。 最魔「切れちゃった‥。空理ちゃん、大丈夫かな💦」 この件はすぐに、ネットで切り抜きとして投稿され、拡散された。その日の夜の配信、リリは活動休止宣言を出した。 リリ「皆さん。今日で、Vtuberは活動を休止致します。理由は分かりますよね。」 最魔は寝ているキバット二世を起こす。 キバット二世「(いびき)」💤 最魔「‥キバット二世。」 キバット二世「‥‥?俺の眠りを妨げるな!」 最魔「そんなことより頼みたいことがあるんだけど。」 キバット二世「何?」 その後、最魔が空理の家に行き、ドアが開くと、空理が泣いていた。部屋に入ると、空理が喋り始めた。 空理「終わった‥。もう無理だよ‥。」 最魔「空理ちゃん、顔バレした程度でやめないでよ。私はあなたを応援してたのに。」 空理「応援してくれるのはありがたいけど、顔を出さないのが私のポリシーなんだよ。」 その時、デストップの出現情報が出た。 最魔「行くわよ。」 空理「やだ。一人で行って来て。」 最魔「何言ってるの。あそこで困ってる人達がいるのよ。顔バレと救出のどっちが大事なの!」 空理「こんな気分じゃ戦えないよ‥。」 最魔「そう‥。後で怒られても知らないわよ。」 最魔は諦めて家を出た。 空理「ごめん。でも今日だけは‥。」 窓からキバット二世が入って来た。 キバット二世「空理、お前も戦って来い。」 空理「なんでいるの?」 キバット二世「最魔にお前を説得するよう頼まれてな。」 空理「キバット二世君、ほっといて。私はこれ以上正体を知られたくないんだよ。Vtuberでは顔がバレて、さらに仮面ライダーだって知られたら終わりだし、これ以上ポリシーを破ったら‥。」 突然、キバット二世が怒り出した。 キバット二世「コラ!いい加減にしろ!!知られたら終わりだと?ポリシーなんて知ったことか!懸命に戦ってる最魔を死なせるのか!お前が戦わなければ、最魔がピンチから抜け出せないぞ!どうするんだ。」 空理「私は‥‥」 現場では、デストップが再び機械のエネルギーを吸い取っていた。竜ノ介は文化祭の準備で忙しいため来れない。マスクで口を隠した最魔がバルカンに変身して戦うが、一昨日のダメージがまだ残っているため、まともに戦えない。デストップの連続攻撃を受けて、強制解除した。 最魔「今日も人がいっぱいいる。このままじゃ‥みんなが!」 その時、どこからか弾丸が飛んできて、デストップに命中した。周りの人が弾丸が飛んだ方向へ振り向くと空理がショットライザーを構えて歩いて来た。 一般人「あれって、理利の中の人じゃない?」「ほんとだ。本物じゃん。」 空身リリのプロデューサーについては既に広まっている。 最魔「空理ちゃん、やっぱり来たのね。」 空理「もう迷わないよ。キバット二世君が言ってくれたように、私は戦う。Vtuberとして、時には仮面ライダーとして!」 『ショットライザー!』『ダッシュ!』『オーソライズ Kamen Rider. Kamen Rider.』 空理「変身。」 『ショットライズ!ラッシングチーター!Try to outrun this demon to get left in the dust.』 周りの人が一気にざわついた。 一般人「リリの中身の人が、仮面ライダー!?」 続く 後書き みなさん、こんにちは。 今回も最魔さんと空理さんがメインのストーリーです。 二人とも正体がバレて、さらには空理さんがVtuberにて顔バレ、自分が言うのもなんですけど、可哀想ですね。 やっぱりキバット二世の説教はカッコいいと思います。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
34話 上野の立ち直り 空理はVtuber
2階の部屋では、上野が閉じこもっていた。 上野「嬢野さん。あたしこれからどうすればいいんだ。」 嬢野「どうするも何も、私たちは一つなんだから。戦うのよ。」 上野「でも‥」 すると、 キバット二世「残念だ。安月の娘が死んでいたなんてなぁ。」 上野「キバットバット二世か。ほっといてくれよ。あたしがあたしじゃないと知ったら、もう戦えない。」 キバット二世「自分が自分じゃないと知って絶望するのはお前の勝手だ。だが、このまま戦わずにいるのか?ライダーが一人減っただけで、結果は大きく変わるぞ。」 上野「偉そうに言うな。あたしはあの二人の子供じゃない。パパやママは、きっとあたしに絶望してるさ。だからあたしは‥戦いたくな‥。」 すると突然、キバット二世が上野の腕に噛み付いた。甘噛みなので、上野の体に変化はなかった。 上野「いだっ!なにするんだ!」 キバット二世「コラ!親を敬え。お前は家族のことを理解してない。皆が戦ってるが、絶望したからこもる。それは、自分だけ助かればいいのと同じことだ。それ以上弱音を吐けば、噛むぞ。」 それを聞いて上野は黙り込んだ。 キバット二世「お前は今でも強い。なのに戦う意志が弱くてどうするんだ。根性を見せろ。力を込めろ。お前は、仮面ライダーではないのか!」 部屋の外には、空理が耳をすまして会話を聞いていた。 空理「かっこいい‥。クールで厳格‥と言うのはもう何回目だろう。テレビでも見たけど、やっぱり実際に見ても好きになっちゃう。待って‥。もしかして私、キバット二世君に片思いしてる?まさかキャラクターに片思いしちゃうなんて‥。私、どうかしてるかな。」 再び会話が聞こえる。 上野「あなたは空理のことどう思ってるんだ。」 キバット二世「空理は俺の友だ。あいつはいつも可愛い‥と言うのも恥ずかしいな。」 空理「可愛いって言われたんだけどー!!あっ‥。」// // 上野とキバット二世が空理の声に気付く。 上野「ドアの向こうに誰かいる?」 キバット二世「この声は、空理だな。相変わらずドジな奴だ。入って来い。」 空理は恐る恐る入った。顔が少し赤くなっている。 空理「ひょっとして、聞こえてた?」 キバット二世「聞こえてたぞ。」 上野「空理さんって、キバット二世さんに恋してるのか?」 空理「そんなことは‥。」// // 答える途中で固まってしまった。 キバット二世「今はそっとしといてやれ。」 1週間後 最魔「竜ノ介、学校生活の調子はどう?」 竜ノ介「この1週間でいろんな戦いをしてきたが、よくなってきたな。途中で戦いに行くのも当たり前になってきた。」 最魔「竜ノ介って、恋とかしてる?」 竜ノ介「恋?恋愛はあまりしないかな。まあ、上野のことは兄弟として好きだがな。」 最魔「義理の兄弟になったとはいえ、上野はまだ7歳だから付き合っちゃだめよ。ってもう分かってるわよね。」 竜ノ介「俺が欲しいのは友達だ。いくら恋しても彼女は作らないし付き合わない。そういえば、上野の調子はどうだ?」 最魔「最近トレーニング場にいることが多いのよ。キバット二世も一緒にいるし。何があったか知らないけど。」 トレーニング場では、上野がクローズチャージとなってシュミレーションで特訓していた。 『スクラップブレイク!』 クローズチャージは既に10体倒している。 キバット二世「まだまだだな。お前の本気を見せろ。」 キバット二世は装置を使って次々にデストップを出す。クローズチャージのハザードレベルを測定すると、5.2に到達している。そこへ竜ノ介が入って来た。 竜ノ介「上野。俺にも練習させてくれ。」 クローズチャージ「竜兄。一緒にやろうぜ。」 クローズチャージが嬉しそうに答える。 キバット二世「飛び入りか。ならお前も気を抜くな。」 二人はトレーニングを始めた。 竜ノ介「(こんな日が、いつまでも続くといいな。)」 8月 この数ヶ月間、竜ノ介たちはいろんな戦いをしてきた。しかし、空理はあまり戦わなかった。そのことが気になった最魔は空理の家を訪ねた。 最魔「最近戦ってないけど、どうしたの?」 空理「ちょっと忙しくて‥。」 最魔は空理の後ろにあるPCとカメラが目に止まった。 最魔「その後ろにあるのって、ひょっとして空理ちゃん、配信やってるの?」 空理「え!?その‥それは‥。」 すると、空理の顔が赤くなった。 最魔「ああ、ごめんね。急に言われて恥ずかしいよね。」 空理「大丈夫だよ。私、Vtuberをやってるの。// //」 最魔「自分から言うの?」 空理「だってもう隠せないし。」 最魔「あの、空身(そらみ) リリって人、空理ちゃんでしょ。」 空理「なんで知ってるの?」 最魔「たまたま動画を見かけたの。見てみたら声がすごく似ててさ。最近始めたんだって?」 空理「うん。2年前から始めてる。」 最魔「そんな前から?どうしてVtuberを始めたの?」 空理「他のVtuberの配信を見て、私もやってみたいなあって思って。必要な機具も揃ったから準備も早く出来ちゃった。」 最魔「空理ちゃんが頑張ってるんなら、私は応援するわ。」 空理「ありがとう。」 その時、怪人の出没情報が出た。 最魔「その場で変身しよ。」 空理「しょうがないね。」 『ショットライザー!』 『ランペイジバレット!』『オールライズ』 最魔「変身!」 『フルショットライズ!Gathering round!ランペイジガトリング!Mammoth!Cheater!Hornet!Tiger!Polar bear!Scorpion!Shark!Kong!Falcon!Wolf!』 空理がレイドライザーを腰に巻く。 『レイドライザー!』 バルカン「空理ちゃん。それって、もしかして。」 空理「山模君が落としていったから、私が使うことにした。」 『ハント!』 空理「実装。」 『レイドライズ!ファイティングジャッカル!Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.』 空理はファイティングジャッカルレイダーに実装した。 現場に着くと、デストップが機械のエネルギーを吸い取っていた。 竜ノ介「今日も人がいるな。」 バルカン「あの2人はどうしたのよ。」 竜ノ介「上野とキバット二世はトレーニング中。安月は子供の面倒を見てる。今は俺たち3人でやるぞ。」 『ゼロワンドライバー!』『ジャンプ!』『オーソライズ』『プログライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick.』 3人は、デストップに向かって走った。 続く 後書き みなさん、こんにちは。 今回の話は空理さんが主役みたいになってます。 キバット二世の説教がかっこいいです。それに惚れる空理さん、恥ずかしがり屋です。 仮面ライダーではありませんが、空理さんが初めてパワーアップしました。 空身(そらみ) リリが誰なのかというと、空理さんのアバター(分身)です。僕もいつかVtuberをやってみたいなと思ってます。最初から顔を出してますけどね。(笑)もしそれが叶うとしたらまだまだ先です。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
33話 上野は死亡? その真実とは
翌日、モンブレスターのアジトでは、森華が上野が帰ってこないことに疑問を抱く。 森華「上野、一体どこに行ったの?」 デッドエス「せっかく真実を伝えようと思ったのに。」 森華「真実って何?」 デッドエス「上野が既に、死んでるということを。」 森華「それはどういうことなの‥?死んでるって‥。」 デッドエス「知りたいか?それは‥‥」 空理の家では キバット二世「おいお前、昨日スマホを忘れていっただろ。」 空理「ごめんなさい。というか、なんでうちにいるの?安月君と一緒じゃないの?」 キバット二世「今日だけお前の面倒を見るよう、安月に言われてな。あと、最魔がお前に伝えたいことがあるらしいぞ。」 空理「伝えたいこと?」 すると、最魔から電話がかかってきた。 空理「あ、最魔ちゃんからじゃん。」 キバット二世「出てみろ。」 空理が電話に出る。 最魔「空理ちゃん、うちに来れる?」 空理「来れるけど、どうしたの?」 最魔「とりあえずうちに来て。」 空理「分かった。」 キバット二世「なんて言われた?」 空理「最魔ちゃんが、家に来て欲しいって。キバット二世君も一緒に行こうよ。」 キバット二世「良かろう。」 その後、二人が力橋の家に入る。 空理「お邪魔しまーす。」 最魔「空理ちゃん、上野が戻ってきたわよ。」 空理「え?それ良かったじゃん!でもなんで?」 上野「竜兄のおかげで目が覚めて戻ってきたんだ。それより、この前は敵になってごめんなさい。」 空理「前の事は謝らなくていいよ。」 上野「なんかカバンがもぞもぞしてない?」 すると、カバンからキバット二世が出てきた。 キバット二世「カバンの中は暑いな。」 上野「何これ?誰?蝙蝠が喋ってる。」 上野は少し後退りする。 キバット二世「俺は、キバットバット二世。」 上野「キバットバット二世?どこかで聞いたことあるな。なんか可愛いなぁ。」 キバット二世「コラ!恥ずかしいこと言うんじゃない!」 空理「キバット二世君とは友達だよ。」 上野「蝙蝠と友達になるなんて、珍しいな。」 安月「竜ノ介。最近学校の調子はどうだ?」 竜ノ介「調子が良いも悪いも、クラスメイトからすごい話しかけられたぞ。正体がバレてからはずっとそれ。でも幸い、俺以外に正体はバレてない。」 翌日、人が大勢いる街にデッドエスとデストップが襲い始めた。山模と森華は陰に隠れてる。 山模「俺たちは行かなくていいのか?」 森華「人に見られては困るからね。」 そこに竜ノ介、クローズチャージ、ランペイジバルカン、ダークキバ、バルキリーが現場にやってくる。竜ノ介以外は、来る前に変身している。 ダークキバ「デッドエス!今度はなんの遊びだ!」 デッドエス「頂点に立つのに、人間は必要ない!」 ダークキバ「答えになってないけど。」 バルキリー「襲ってる理由はよく分かったよ。」 竜ノ介「正体を知られたとはいえ、沢山の人に見られるのは気まずい。」 『ゼロツージャンプ!』『ゼロツーライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『Road to Glory has to Lead to Growin’ path to change one to two! 仮面ライダーゼロツー!It's never over.』 竜ノ介はゼロツーに変身した。 子供「仮面ライダーゼロツーだ!」 一般人「まさか本当にいたなんて。」 そして戦いが始まった。 クローズチャージはデッドエスを相手に戦い、それ以外のライダーはデストップと戦った。 クローズチャージ「この前は世話になったな。」 デッドエス「仲間の元へ帰ってきても遅い!」 クローズチャージ「遅い?それってどういうことだ?」 デッドエス「上野、お前は死んでるってことだ。」 これを聞いてみんなはシーンとした。 一般人「今、誰かの名前呼んだ?」「誰なんだろう。」 バルカン「上野が死んでるって、どういうことなの?」 クローズチャージ「あたしは死んでない!見ての通り生きてるだろ!分からないのか!」 デッドエス「フハハハハハハハ‥‥。お前は見てみないと分からない奴だな。真相を知りたければついて来い。」 クローズチャージ「また改造したらただじゃおかねえぞ。」 二人がアジトへ向かうと、ゼロツーもこっそりついて行こうとする。 ゼロツー「ここは任せた。」 ダークキバ「どこへ行くんだ?」 ゼロツー「上野について行くだけだ。」 ゼロツーは二人の後を追って行った。 バルキリー「そういえばあの二人は出てこないね。」 バルカン「正体が知られたくないからでしょ。」 上野とデッドエスが研究室に入ると、デッドエスはとある映像を見せた。竜ノ介は後ろからスマホで動画を撮っている。映像にはテーブルで横になっている上野の隣にもう一人の女性が写っていた。 上野「この女性は誰だ?」 デッドエス「お前の中に潜んでいる奴だ。」 上野「どうして彼女を捕まえたんだ。」 デッドエス「お前と同じように好戦的な人格を持つ人と融合すれば、最強のデストップになれる、はずだった。」 映像を見てると、実験中に異常が起きている。上野の体が耐えられず、命を落としてしまった。 『デッドエス「少女が死亡?実験失敗か。」』 上野「そんな‥認めない‥!認めないぞ!」 デッドエス「続きを見てみろ。」 『デッドエス「このまま失敗に終わるわけにはいかない。」』 するとデッドエスは記憶を嬢野に移し、体も嬢野から上野に変化させた。上野は激しく動揺した。 デッドエス「これで分かっただろ。本当の上野は死んでる。生きているのは、彼女なんだ。」 上野「うるせぇー!」 上野はダッシュでアジトを出た。竜ノ介も撮影を終えて追いかける。二人が戻った頃には、既にデストップを倒し終えていた。 ダークキバ「一体どこへ行って来たんだ。上野、どうしたんだ?」 上野は突然走り出した。その後、全員が家に帰り、竜ノ介は撮った動画をみんなに見せた。 キバット二世「ふん、なるほど。」 空理「キバット二世君は何か知ってるの?」 キバット二世「俺は知らん。」 竜ノ介「この映像を見る限り、死んでいるのは本当らしい。」 最魔「でも、記憶を保持してるんなら、上野は私たちの娘よ。」 安月「そう言い切れるんだろうか。上野は、ショックで部屋から出てこないし。」 2階の部屋では、上野が閉じこもっていた。 上野「嬢野さん。あたしこれからどうすればいいんだ。」 嬢野「どうするも何も、私たちは一つなんだから。戦うのよ。」 上野「でも‥」 すると、 キバット二世「残念だ。安月の娘が死んでいたなんてなぁ。」 窓側からキバット二世の声が聞こえた。 続く 後書き みなさん、こんにちは。 キバット二世と上野の初対面で上野に可愛いと言われてキバット二世は少し怒ったように照れます。そりゃ美少女に言われると恥ずかしいですよね。 そして、上野が死んでると言われている原因が明かされました。それがショックで上野は部屋に閉じこもってしまいました。心の中でもいいので、応援してあげてください。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
32話 光堕ちして家族再会
『スカウティングボライド!』 ゼロワン『上野、もう少しだから目を覚ませ。』 『ライジングインパクト!』 ゼロワンとパンダレイダーが同時に必殺技を発動してぶつかり、ゼロワンのキックがレイドライザーに命中した。レイドライザーは破壊され、パンダレイダーは強制解除した。 嬢野「何がどうなってんの‥。」 ゼロワンがゆっくりと嬢野に近づく。途端にゼロワンを突き離した。 嬢野「近づかないで!まだ終わってないわ!」 嬢野は上野が使っていたスクラッシュドライバーを巻いた。 『スクラッシュドライバー!』 ゼロワン「いつの間にそれを持ってたのか。」 嬢野「上野がずっと持ってたものさ。これであんたをぶっ倒す!」 嬢野がドラゴンゼリーを装填すると、 嬢野「うわああああああ!!」 体に電流が流れて倒れた。 ゼロワン「分かっただろ。それはあなたの体ではない。上野の体だ。」 上野「‥竜兄‥。」 その名前を聞いて変身解除した竜ノ介は近づく。 竜ノ介「竜兄‥?その呼び方、上野か‥?さっきの電流で戻ったのか。」 上野「竜兄ー!」 上野は竜ノ介を抱き締めた。 嬢野「(どうして変身できない!既にハザードレベルは4.0以上でしょ?)」 上野の体から嬢野の声が上野に聞こえた。 上野「あたしに聞くなよ。」 竜ノ介「誰に話かけてるんだ。‥まさか今度は、嬢野が上野の中に‥。嬢野はなんて言ってるんだ?」 上野「なぜ変身できないんだって。」 竜ノ介は嬢野の質問に答えるように言った。 竜ノ介「変身できないのなぜかだって?あなたに誰かを守るという気持ちはどこにあるんだ。ただ戦いが楽しいだけか?あなたの親も同じなのか?正義の心もないあなたは、仮面ライダーにはなれない。怒りや憎しみだけでもなれない。覚えておけ。」 嬢野「‥」 上野「嬢野からはなにも返事がないな。」 竜ノ介「今はそのままにしとけ。」 すると、竜ノ介の後ろの方から声が聞こえた。 一般人「ねぇ、あの人、仮面ライダーに変身してたよね?」「ほんとだ。小さい女の子と何してんだ?あれは妹かな。」 竜ノ介「この場を見られると面倒になる。行こう。」 竜ノ介と上野はその場を離れた。自宅に到着すると、上野が腕を掴んできた。 上野「パパとママになんて言われるんだろう。」 竜ノ介「二人はあなたを心配している。」 二人が家に入ると、家が留守で誰もいない。一方、最魔、安月、香の三人は買い物をしていた。最魔のスマホに竜ノ介から電話がかかってきた。 最魔「この時間に電話なんて珍しいわね。今買い物中だけどどうかしたの?」 竜ノ介「会いたい人がいるみたいから帰ってきて。」 最魔「会いたい人?一体誰だろう。もしかして‥。分かったわ買い物が終わったらすぐ帰ってくる。」 竜ノ介が電話を切る。 上野「あたしが帰ってきたこと、なんで言わないんだ?」 竜ノ介「急に言われたら困るだろ。それより、前に頼みたい事があるって言ってたよな。」 上野「あーあれか、竜兄、あたしの‥」 二人「兄弟になってくれ。」 上野「えっ、なんであたしと同じ事言った?」 竜ノ介「付き合えないって分かった後に頼み事って聞いたら、すぐ分かるさ。」 上野「ばれてたのか。」 竜ノ介「あなたにはまだ話してなかったな。俺はこの家に住むことになった。」 上野「えっ‥、えー‥!?でもなんで?‥そうか。冬目さん、死んじゃったもんな。‥うう‥。」(泣) 上野は部屋の隅に座って泣き始めた。 竜ノ介「どうした?」 上野「ごめん‥。あの時は、閉じ込めたりして‥。」 竜ノ介「まだあの事を気にしてるのか。」 上野「自分が一緒にいたい事ばかり考えて、竜兄をあんな酷い目に遭わせちゃった‥。怒られて当然だ。」 竜ノ介は、上野の肩に手を乗せた。 竜ノ介「もう、前の事は気にする必要ないだろ。なにより酷い目に遭ってきたのは、あなただ。仮面ライダーを続けていくうちに、あなたの笑顔が見れなくなっていた。でも今は違う。今度は、俺たちが笑顔を守る番だ。そしてあなたが大好きだ。」 上野「// //!?竜兄ー♡」(泣) 上野は泣きながら思いっきり抱きしめた。その後、三人が家に帰って来た。荷物を仕入れるために、最魔が竜ノ介と上野を呼ぶが、二人が降りて来ない。2階に上がると、部屋で二人が一緒に寝ている。最魔が涙を流す。 最魔「なによ‥。上野が帰ってきたって言いなさいよ‥。」 すると、上野が起きた。 上野「ママ‥?どうして泣いてるんだ?」 最魔「なんでもないわよ。」 香「おねーちゃん!」 香が部屋に入ってきて上野に抱きつく。 香「おねーちゃんに会いたかったよー!」(泣) 上野「香‥!‥ふふっ、よしよし。」 上野は、香を抱きながら頭を撫でた。 最魔「元に戻って良かった‥。おかえり。」 上野「ただいま。」 竜ノ介も起きた。 竜ノ介「なんだ?二人共帰ってきてたのか。」 安月が2階へ上がってきた。 安月「上で何してるんだ?‥上野?」 上野「ただいま。パパ。」 安月「全く、心配させるなよ。」 最魔はあまりの嬉しさに空理に電話をかけた。 最魔「もしもし空理?」 キバット二世「コラ!呼び出すんじゃない!」 最魔「えっ?ってそんなに怒んないでよ。空理ちゃんは?蝙蝠なのにどうやって電話に出た?」 キバット二世「あいつは仕事に行く際にまさかのスマホを机上に忘れていった。俺が触れても画面は反応するようだな。なんの用だ?」 最魔「上野が戻ってきたこと、空理ちゃんに伝えといてくれる?」 キバット二世「それは自分で伝えることだ。できることは自分で果たせ。」 すると電話が切れた。 最魔「キバット二世、いくらなんでも厳しいわよ。」 翌日、モンブレスターのアジトでは、森華が上野が帰ってこないことに疑問を抱く。 森華「上野、一体どこに行ったの?」 デッドエス「せっかく真実を伝えようと思ったのに。」 森華「真実って何?」 デッドエス「上野が既に、死んでるということを。」 続く 後書き みなさん、こんにちは。 今回は、変身失敗するシーンを出しました。強い思いがないと変身できませんね。 上野が家族と再会して良かったです。香の台詞は久しぶりに出しました。 キバット二世、やっぱり厳しいです。 そして、謎なのが、上野が死んでるということです。なぜなんでしょうか。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。
31話 正体がバレたその後 もう一人の上野
上野「一番邪魔なのは、金井竜ノ介。特にあの人は排除しないといけない奴。」 デッドエス「その意気だ。だがしかし、悪意によってお前はいずれ自我を失うだろう。」 上野「これが、今の私の自我よ。もう誰にも邪魔はさせない。」 上野はそう言っているが、上野の体内には、本当の自我がまだ残っていた。その上野の心の声が囁く。 心の上野「(違う‥!こんなのあたしじゃない!なんで竜兄やみんなを倒さなきゃいけないんだ‥。ていうか、あたしの体を動かしてるあなたは誰だ?)」 上野「黙って。」 翌日、竜ノ介が教室へ入ると、視線が集中している。 生徒「まさかあの人が仮面ライダーだったなんてね。」「ただヒーロー気取りしてるだけだろ。」「どうして正体隠してたんだろ。」「あんな陰キャがそうかよ。」 良く言ってる生徒もいれば、悪く言ってる生徒もいる。 竜ノ介「そうか‥。俺が仮面ライダーってこと、みんなに知られたからな‥。」 その時、1人の生徒が竜ノ介に近づいて話しかけた。 生徒「金井。なんでお前、仮面ライダーなんだ?」 竜ノ介は仕方なく答えた。 竜ノ介「怪人に対抗するためだ。」 生徒「そのためにテストを抜け出して戦ったのか。」 竜ノ介「当然だ。生徒を見殺しにしろって言うのか?」 生徒「お前って、優しいんだな。」 空理が仕事先でSNSを見てると、竜ノ介が仮面ライダーであることについて拡散されていた。生徒の誰かが、学校の中から動画を撮って投稿したのだ。 コメント『現実にも仮面ライダーがいるなんて凄すぎる。』『中身が大人かと思ったらまさかの高校生で草』 空理「こんなに拡散されて将来が不安だよ。いずれ私たちの正体もバレそうだし。」💦 SNSだけでなく、テレビや新聞紙でもニュースになっていた。 最魔と安月が地下のトレーニング場でテレビを見ながら休息を取っている。 安月「こんなことになるなんてな‥。最魔、どうしたんだ?」 最魔「しょうがないよね。見殺しなんてできないから。私たちも、後先を考えて覚悟を決めないとね。」 安月「最魔。」 最魔「上野って、一体何者なのかつい考えちゃう。自分の娘なのにね。」 安月「娘は娘だろ。」 最魔「上野は昔、かなりの不良だったけど、行方不明の後に再会してからはすっかり大人しくなってたよ。まるで人が変わったかのようにね。」 安月「確かに。」 その日の夕方、竜ノ介が下校していると、後ろから上野に話しかけられた。 上野「竜ノ介、ちょっと来て。」 竜ノ介「何の用だ。」 二人は人のいない場所へ向かった。 竜ノ介「ここなら邪魔が入らずに俺を始末できる、って思ってるんだな。」 上野「だから何。あんたは邪魔者よ!この世からいなくなって!」 竜ノ介「否定したら?」 上野「私が地獄へ送ってやる。」 『サーチ!』 その時、上野の本心が囁いた。 心の上野「(やめろ‥竜兄を殺さないでくれ。)」 上野はその囁きに答えた。 上野「黙ってよチビ。」 それを聞いて竜ノ介は違和感に気づき始める。 竜ノ介「‥あなた、本当に上野なのか?」 上野「上野?あー、この体の持ち主か。」 竜ノ介「誰だ。」 上野「私、黒井(くろい) 嬢野(じょうや)‥だ。」 竜ノ介「嬢野‥。あなたはいつから上野の中にいるんだ。」 嬢野「そうだなぁ。1年前‥かな?」 竜ノ介「俺と出会った時からの行動は演技だったのか?」 嬢野「勘違いしないで。私は1年前からずっと上野の中に潜んでいた。何もできずに、ただじっとしているだけ。‥ふふっ‥でも、また手術してくれたおかげで解放された。上野の自我を封じ込んで、あんたをようやく倒すことができる!実装!」 『レイドライズ!スカウティングパンダ!There is nothing unknown to his eyes.』 実装したパンダレイダーは咄嗟に竜ノ介に襲いかかった。 竜ノ介「改造ってまさか、デッドエスに‥。嬢野‥!上野の体から離れろ‥!」 パンダレイダー「もうこの体は私のもの!あんたは大人しく絶望していればいいさ。」 竜ノ介は腹部を蹴られて地面に転がる。 竜ノ介「その体は、上野のものに決まってるだろ‥。絶望しても、あなたに何を言われようとも屈しない。」 竜ノ介はゼロワンドライバーを腹部に巻いた。 『ゼロワンドライバー!』 竜ノ介「嬢野。あなたを止める。」 『ジャンプ!』『オーソライズ!』『プログライズ!』 竜ノ介「変身‥。」 『飛び上がライズ!ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick.』 二人は戦いながら会話する。 ゼロワン「あなたはこの世界をめちゃくちゃにする気なのか?望みは一体なんだ?」 パンダレイダー「私が望んでるのは戦いだけだ!」 ゼロワン「山模さんと同じ思いか。なぜデッドエスに手を貸す。」 パンダレイダー「ヤンキーを一網打尽に倒したところをデッドエスに見られてね。これを機にデッドエスは私に力をくれた。戦いは面白い。だからデッドエスの力になることにした。私のことを理解してくれる人なんてどこにもいない。人間は分かり合えない存在なのよ。あんたもだ‥金井竜ノ介!」 ゼロワンはレーザーで銃撃されて飛ばされた。 ゼロワン「‥それはあなたの妄想だ。」 パンダレイダー「なんだと!?」 ゼロワン「人間は、完全に分かり合えるわけではない。人の気持ちが100%分かるわけでもない。だが、これだけは分かる。あなたは、自分を責めてるんだろ‥?」 パンダレイダー「うるさい!何を言ってんのよ。さっきの話を聞かなかったの?私は、戦いを望むだけ!」 パンダレイダーが、動けないゼロワンに銃口を向けて引き金を引こうとしたその時、 上野「待ってくれ!」 上野の心の声が、体の中から聞こえた。 パンダレイダー「またあんた?邪魔しないでよ!」 上野「(彼はあたしの‥あたしの!お兄ちゃんなんだ!)」 パンダレイダー「はあ?兄弟でもないのにそんなこと言うなよ。」 ゼロワン「何がどうなってる。」 ゼロワンからは上野の声は聞こえていない。 パンダレイダー「あなたは私が完全に封じ込んだはず!」 上野「(これはあたしの体だ!自分の体を支配されてたまるかよ!)」 ゼロワン「どうやら、まだ上野の自我が、中に残ってるみたいだな。」 パンダレイダー「違う!そんなわけがない!!さっさと消えてー!」 『スカウティングボライド!』 ゼロワン『上野、もう少しだから目を覚ませ。』 『ライジングインパクト!』 ゼロワンとパンダレイダーが同時に必殺技を発動してぶつかり、ゼロワンのキックがレイドライザーに命中した。レイドライザーは破壊され、パンダレイダーは強制解除した。 嬢野「何がどうなってんの‥。」 ゼロワンがゆっくりと嬢野に近づく。 続く 新キャラクター 黒井(くろい) 嬢野(じょうや) 17歳の少女。人間不信で、交戦的な性格を持つ。デッドエスによって手術されているが、いくつか謎が残っている。 後書き みなさん、こんにちは。 ここで新キャラクターが出ました。色々謎はあると思いますが、ストーリーが進むにつれて明かされていきます。別人とはいえ、嬢野が上野の体を乗っ取ってます。 この小説がよかったらコメントで感想を聞かせてください。