ちーな
4 件の小説今伝えたい人
大好きな先生へ 私が中学校卒業し、先生と会えなって6年経ちましたね。 元気に過ごされていますか? 私は今保育補助としてたくさんの子供たちと一緒に成長し頑張っています。 今はまだちゃんと保育の資格を取れていないから、先生って言われる資格は無いけれど、実際に子供たちや保護者の方に先生と呼ばれると少し照れてしまう自分がいます。先生ってこういうものなんだと、改めてわかることが多い毎日です。 保育と中学校の先生とは全然違う職業かもしれないけれど、人を育てる仕事である事は間違いないから、一緒に教育の仕事に関われていること、本当に嬉しく思います。 本当だったら、ちゃんと大学を行って音楽の先生となって、先生と一緒に働けるのが夢でした。でも、叶うのは少し難しく、何度もその絶望に当たってしまいすごく苦しい気持ちでいっぱいです。先生のおかげで私は中学校の先生になりたいと心の底から思い、たくさんの試練にぶち当たり何度も遠回りをしてやっと大学まで行けたけれど、大学でもまた試練が出て、自分ではきっとこのまま音楽を続けても自分を苦しめるだけ、たとえ音楽活動を再開したとしても、きっとまた同じことが起きるだけだと怖くなってしまい、私は中学校の先生を諦めざるを得なかった。 正直、すごく悔しい……。 中学の頃からずっと先生を目標に頑張り続けていたことが、こんな形で無くなってしまうって言うことに対してすごく悔しい気持ちでいっぱいです。 ですが、私はまだ諦めてるって言うつもりはありません。私はまだ、先生を目標にまた会いたい。 そして、どんな形になってもいいから、先生同士として一緒に働きたい。一緒に生徒たちの夢や希望を導き支えてあげたい。 いつになるかは本当にわからない…。 でもいつか、先生が定年退職するまでには、絶対に先生と一緒に働きたいです。 それが私の大切な目標であり、夢でもあります。 先生にとっては、私の事ただの元生徒として思っているかもしれないけれど、いつかお互い先生と呼び合えれる仲になり大人同士としてお付き合いできたらなと思います。
小さな憧れ
あれは私が中学生の頃の出来事だった。 中学3年生の頃、私はある担任の先生と出会った。 その先生はとても教育熱心で、行事がとても大好き。雰囲気は時々怒ってるのか怒ってないのか、ちょっと関わりづらいところもある。 でも、生徒のために頑張りたいと言葉を出さなくても行動で示すそういう先生だった。 担任の先生と初めて会ったのは入学式の時である。たくさんの先生方を見て、私はすぐ一目惚れをした。 先生方の堂々とした姿がすごくかっこよくて、そしてあんな若い先生方が私の1学年の先生方なんだなんて、信じられないと思った。 正直、あの入学式の頃から一目惚れというか、先生のことが好きになっていたのだと思う。 中学3年生の時、精神的な病気になってしまった。 私はすごく反抗的で、先生の言うことなんて聞かない面倒な不良少女になっていた。 夜になると外に出たり、自分を傷つけたり、そういう行動が乱れていってしまった。 それでも先生は諦めず、私と向き合ってくれた。 私がほっといて、見捨ててよって言っても、先生は絶対に私を手放さなかった。 今では先生の気持ちがすごくわかる…。 先生と言う立場だからこそ、どんな生徒でも前を向いて、私が助けてあげなければならない。 もちろん教師でできる範囲でしかこの子を助けてあげることはできないけれど、この子が卒業するまで絶対に支えたいと決めていたのだと思う。 私は、この先生は、すごいなと心の底から思った。 私はきっとその先生みたいにはなれない。 なぜかそう思った。 きっとここまで寄り添ってくれる先生はそんなに多くないからだ。 だから私もその先生のような先生になりたい。 いつかその先生と一緒に指導できることを信じて…。
未来に生きてる君へ
元気にしていますか? 今なんの仕事をしてますか? 今私はどの夢(仕事)に着きたいか悩んでます。 未来の私はちゃんと仕事しているよね? 尊敬していた先生と再会しましたか? 会えてたらすごく嬉しい♡ 今付き合っている彼と結ばれましたか? 結婚して子供できてたりしてたら嬉しいかも笑 今ちゃんと前へ進んでますか? もし挫けてしまいそうになったらこれからちゃんとやっていけるかしっかり考えのびのびと自分自信が前向ける選択肢をとってください。 私って無理しちゃうし、ネガティブに考え過ぎてしまうからあんまりネガティブに考えずできる限り前向きでいられるよう努力やね笑 何か辛いことがあっても、死にたいと考えるのではなく自分が生きやすい道を選んでこれからも頑張って下さい。
私の中で終わらない時間
第一章 はじまりの日 あの日のことは、今でも忘れられない。 中学一年生の入学式。 まだ少し大きい制服に袖を通して、私は体育館に向かっていた。 新しい生活への期待と、不安。 うまくやっていけるのか分からないまま、それでも前に進むしかなかった。 体育館には、同じように緊張した顔の生徒たちが並び、前には先生たちが立っていた。 一人ひとりが名前と担当教科を言っていく。 その中で、なぜか目に入った先生がいた。 山口先生だった。 特別な理由はない。 ただ自然と目が向いて、気づけば思っていた。 「かっこいいな」 それだけの、小さな始まりだった。 ⸻ 第二章 最初の会話 それから少し経ったある日。 私は一人で美術室にいた。 授業よりも少し早く来てしまったからだった。 静まり返った教室の中で、時計の音がやけに響く。 椅子を引く音すら、自分だけのもののように感じた。 そこに、ドアが開く音がした。 振り向くと、山口先生が立っていた。 一瞬で緊張した。 二人きりになるなんて思っていなかった。 何を話せばいいのか分からないまま、時間だけが流れていく。 その空気を壊すように、先生が口を開いた。 「中間テスト、どうだった?」 突然の問いに、少し戸惑いながら答える。 「全然ダメでした。特に数学が…」 言いながら、少し恥ずかしかった。 でも先生は、軽く笑って言った。 「私もだよ。中学生のとき、20点くらいだったから」 その一言で、張りつめていたものが少しほどけた。 「あ、先生でもそうなんだ」 そう思えた瞬間、ほんの少しだけ距離が縮まった気がした。 それが、私と先生の最初の会話だった。 ⸻ 第三章 遠い距離 それでも、そのあと特別な関係になったわけではなかった。 授業の中で少し話すことはあっても、 それ以上の会話はほとんどなかった。 近くにはいるのに、遠い存在。 そして正直に言うと、最初の頃の私は、 先生のことを少しだけ怖い存在だと思っていた。 厳しそうで、真面目で、しっかりしている。 簡単には近づけないような空気があった。 でも同時に、教育に熱心で、 行事を大切にする先生だとも感じていた。 だからこそ、余計に距離を感じていたのかもしれない。 ⸻ 第四章 不思議な予感 一年生の終わり頃。 私は、ひとつの夢を見た。 そこに出てきたのは、ソネ先生だった。 なぜその先生だったのかは分からない。 でも、その夢は妙に印象に残っていた。 そして迎えた二年生のクラス替え。 掲示を見たとき、私は思わず足を止めた。 担任の名前。 そこには、本当にソネ先生の名前があった。 「夢に出てきた先生が、担任になる」 偶然だと分かっていても、 どこか不思議な感覚が残った。 ⸻ そして二年生の終わり。 また、夢を見た。 今度は、山口先生が出てきた。 前の出来事があったからこそ、 私は少しだけ思った。 「もしかして、次は山口先生なのかな」 ⸻ 三年生の春。 教室で先生を待つ時間は、やけに長く感じられた。 ドアが開き、先生が入ってくる。 違う先生だった。 少しだけ、胸が沈む。 でも、そのあと—— もう一度ドアが開いた。 入ってきたのは、山口先生だった。 本当に担任になった。 驚きと同時に、 言葉にできない感覚が胸に残った。 偶然かもしれない。 でも、そのときは思った。 「何か意味があるのかもしれない」と。 ⸻ 第五章 近づいていく時間 三年生になって、私は考えた。 どうすれば先生ともっと話せるだろう、と。 そこで思いついたのが、「ライフ」だった。 誰にも見られずに、先生とやり取りができる場所。 私はそこに書いた。 「これからよろしくお願いします」 それが始まりだった。 最初は緊張していた。 でも先生の返事は、いつもやわらかかった。 「あれ、思っていた感じと違うかもしれない」 怖いと思っていた先生は、 言葉の中ではとても優しかった。 そのやり取りの積み重ねが、 少しずつ安心に変わっていった。 ⸻ 第六章 支えてくれたこと 夏休みの終わり。 母が倒れた。 どうしていいのか分からなかった。 そのとき、私は先生に頼った。 先生は、逃げなかった。 話を聞いてくれて、受け止めてくれて、 一緒に考えてくれた。 あのとき、初めて思った。 「一人じゃないかもしれない」と。 ⸻ 第七章 それでもうまくいかなかった私 それでも、私は変われなかった。 苦しくて、どうしていいのか分からなかった。 先生に心配をかけて、何度も注意された。 それでも、先生は向き合ってくれた。 怒られても、見放されなかった。 今になってやっと分かる。 あの時間が、どれだけ大きかったのか。 ⸻ 第八章 伝えられなかった言葉 卒業式の日は、雨だった。 本当は、伝えたいことがたくさんあった。 でも、言えなかった。 先生の姿が遠ざかっていくのを見ながら、 何もできなかった。 それが、最後だった。 ⸻ 第九章 その後の私 卒業してからも、私はすぐには変われなかった。 遠回りをして、何度も立ち止まった。 それでも、先生のことは忘れなかった。 「ちゃんと向き合ってくれた人がいた」 その記憶だけは、ずっと残っていた。