はちみつと恋の味🍬

21 件の小説
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はちみつと恋の味🍬

ポエムや映画のワンシーンのような短編をたくさん投稿します。男の子目線で書くことも多いけど女の子です。アイコンはフリーのを使わせてもらっています。フォローしてくれた人は声劇やセリフなどどの投稿も自由に使って大丈夫です。どのアプリで使っても大丈夫です。たくさんのフォローと閲覧待ってます。

手の届く距離の人が一番手が届かない人

「手の届く距離の人が一番手が届かない人」 なんでかって?? 、 、 それはね、 、 かけがえのない存在だからだよ。 かけがえのない存在は、 失いたくないもの。 だから、もしもを考える。 もしも、告白して振られたら気まずくなる。 もしも、付き合えたとして別れたら会えなくなる。 、 、 友達でいられなくなるくらいなら、 一緒に遊んだり話したり出来なくなるなら、 いっそのこと、 このまま密かに恋をしていたい。 そう、 思わざるおえない からだ。 だから、かけがえのない存在のキミは 「手の届く距離にいるキミは」 「一番」 「手が届かない」 それでも決断しなければいけない時は来る。 そのとき、貴方は、賭けにでるか、保持するか、どちらを選ぶのでしょうか。 ℯ𝓃𝒹

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手の届く距離の人が一番手が届かない人

必要とされてないと感じた瞬間、恋人ではいられなくなる

「必要とされてないと感じた瞬間、恋人ではいられなくなる。」 いつも私(僕)から連絡してる。 連絡した時したときしか連絡が帰ってこない。 デートの誘いもしてくれない。 デートに行きたいと言っても「どこがいい?」ばかりで積極的に提案してくれない。 プレゼントをあげてばかり。 好きって言われなくなった。 私(僕)に興味を持って貰えない。 、 、 、 こんな関係 、 、 恋人として受け入れるには辛すぎる。 だから、 恋人ではいられない。 本当の理由を隠して、静かに彼(彼女)の前から姿を消すのだ。 友達よりも私(僕)に好意を示さなかった形だけの恋人と。 別れのときに泣かれても今までの行いは報われない。 人間言葉を交わさないと伝わらない。 行動を示さないと伝わらない。 彼(彼女)はそれに気づけなかった。 気づけなかったということは、好きじゃなかったということだ。 それならば、私(僕)に好意を示してくれる人を探そう。 あるいは、それでも追いかけたいと思える程の魅力的な人を探そう。 そう思った。 ℯ𝓃𝒹

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恋愛体質の貴方へ

異性を好きになった。 振られたらまた別の人をすぐに好きになって 気づいた頃にはもう 付き合った人数も数えられなくて どんな名前だったかすら 思い出せなくなっていた。 君は確かに好きって言ってるのに 誰にでも言ってるのかもって思ったり 君のする些細な行動に傷ついたり 愛してるの重さを 日に日に薄く感じては 病んでいく。 そんな毎日を繰り返す。 誰と付き合っても変わらなかった。 恋愛体質なんて辞めたい。 そう何度思ったことか。 同じように思う人が少しでも少なくなりますように。 会えない時間にも想ってくれて 優しさを行動で現してくれる人たちが たくさんたくさん増えますように。 好きじゃない人と好きな人の線引きが 上手く出来るようになりますように。 焦らずに、 今はゆっくりと、 運命の人と巡り会える為の 準備をしよう。 一人だけの恋愛観ではなく、 友達と恋バナをして、 一緒に見極めて貰いましょう。 そうしたら、 この先、 今より少し、 息がしやすくなるはずよ。 ℯ𝓃𝒹

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ただ眠りに落ちていく

電気を消して 瞼を閉じて 全身の重さを布団に預けて 肩の力を抜く。 怒りを忘れるように 大きく息を吸ってゆっくりと吐く。 悲しみを癒すように 肺に空気を入れる。 怒鳴る声も 嫌なことも 不安も 今は考えなくていい。 長話は明日に回そう。 現状は今じゃなくても変えられる。 何年かかってもいい。 太陽はいつも温かく見守っている。 ゆっくりと自分のペースで 肩の力を抜いていられる居場所を 息のしやすい環境を 焦らずに探していけばいい。 穏やかに流れる時間の中で ゆっくりと緊張が解れてゆく。 柔らかな星空の下で 今日も ただ眠りに落ちてゆく。 ℯ𝓃𝒹

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好きな人とサヨナラした日

サヨナラを言った。 サヨナラを言われた。 辛いのに心が軽くなって、 心が麻痺しているかのように何も感じなかった。 別れたことを実感したのは次の日の朝になってから。 無性に寂しくなって、 スマホを取りだして、 トークを見返す。 別れたくて別れたのに何してるんだろって情けなくなって自分に腹が立つ。 数日してどうしても寂しさが拭えなくて連絡をしてしまう。 返信が返ってくる。 復縁する。 数週間続く。 嫌なことが起きる。 別れる。 ああ。 疲れた。 もう、こんな繰り返し嫌だってなって、 新しいことに手を伸ばす。 そして、 新しい自分に生まれ変わろうとして行動した活力が 一人で歩ける強さになる。 ここで初めて私は好きな人にサヨナラが出来た。 人間とは、どうしてこうも絡み合い、 どうしてこうも情が縺れるのだろうか。 しかしその縺れこそが恋愛の難しいところであり、 人間らしさなのかと思う。 いつか共に過ごした時間を重ねる度に、 お互いを深く深く 味わい深い趣のある恋人に導いてくれる人が現れることを 祈りながら。 ℯ𝓃𝒹

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おばあちゃんの優しさ

今日もまた思い出す。 僕が十一歳の8月のことだ。あの頃僕は祖母の家で暮らしていた。 「おばあちゃん、見てみて!ザリガニ捕まえたんだ!」 「すごいわぁ、レンくんは生き物が好きねぇ。」 「うん!明後日はママと一緒に動物園に行くんだ!」 「そうかい、それはよかったねぇ。楽しんでおいで。」 走り回ってよく遊んでいた僕に祖母はいつも優しくしてくれた。そんな祖母にいつも言われていたことがある。 「ほらほら、暑い日には帽子を被らないと倒れちゃうよ。」 と。 祖母が僕のために買ってくれた黒いキャップは僕のお気に入りだ。 二十歳を越えた今でも、夏になると祖母に優しくされたことを思い出す。 暑い暑い夏の日。今日もまた黒いキャップを被り外へ出る。スーッと自転車を漕ぎながら風を感じる。 「おばあちゃん、いつもありがとう。」 と、想いながら。 ℯ𝓃𝒹 (あとがき) 長い間して貰った優しさ。それはきっと何年先にも残る。叱られたり怒鳴られたりしたことも何年先にも残る。叱られたりしたことを思い出すと恐怖と嫌気で鳥肌がたつ。でも、こんな風に温かい優しさは思い出す度に心を包み込んでくれる。だから、大切な人に優しく大事に接していけたらと思う。

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ある夏の雨上がりのこと。

朝の陽の光に蜘蛛の巣の雫が反射して光輝いている。午後からもう一雨来るそうだ。ここ数日雨続きで畑の水不足は無いようだ。道をゆく先々で若者とお年寄りがにこやかに作物に愛情を注いでいる。丁寧に育てられる野菜たちも生き生きとしていた。 「おはよう、今日もまた雨が降るって言ってるから早めに終わらせて上がりましょうか。」 「おはようございます。はい、今日もよろしくお願いします。」 僕もまたその一人だ。夏の暑い日差しが好きな訳ではないが、デスクで冷房にあたっているよりは体調が安定している。僕は冷房に弱いのだ。扇風機も直であたると寒いので遠くに置いている。 「今日はきゅうりがたんまり取れるよ。形が悪いのもあるから何本か持って帰って皆で食べていいよ。」 「ありがとうございます。」 雑草をむしって、水をあげる。栄養が足りないところには栄養を与える。そんな繰り返し。これが意外と体力仕事。もちろん手入れされたいい土には虫もたくさんいる。最初は虫が出るたびにビクビクしていたが数年やってると慣れたものだ。スコップでよけれるくらいにはなった。 みずみずしく育つ野菜たち。トマトにきゅうり、ナスにスイカ。見渡す限り畑がたくさんあるこの地域は僕にとって居心地がいい。人間関係に今まで悩まされていた分、住んでる人も少なくその分仕事はお年寄りが手が回らない部分までやらないとで大変だが批判されたり怒鳴られたりすることも無く暖かい時間がゆっくりと流れている。そりゃぁ、何度もミスをすれば怒られることはあるが、いつも怒る人の声を聞いた近所の人や奥さんがまあまあとフォローしてくれる。そんな優しいこの土地の人たちが好きで、ここで暮らしていきたいと思った。 ここに来るまでは、「社会人として」とか「大人だから」とか「世の中の為に」なんて言葉に振り回されて葛藤して気づいたら身動きが取れなくなっていた。「働かなきゃいけない」「稼がなきゃ生きていけない」そんなことばかり考えて嫌なループを続けていた。 でもここは違う。 「働く」という概念ではなく、「育てる」ということだけだ。確かに働いてはいるのだが、数分単位の細かい時間に縛られないからある程度自由が効く。天気に左右されるから大変ではあるが沢山の先輩たちがいるから安心だ。 ただゆっくりと穏やかな時間が流れる中でせかせかと体を動かす。 朝早く起きて体を動かすから体力もついて生活習慣も治った。 近所のおばあちゃんとおじいちゃんたちが作りすぎたと言って野菜や果物だけでなく、おかずを持ってきてくれたりもするので食べるものに困ることも無くなった。 今はまだ駆け出しだけれど、いつかこの恩を少しずつ返せたらと思う。そして、僕も同じように苦しんでいた人に大丈夫だよと声をかけてあげられるようになりたい。 そんな風に思ったある夏の雨上がりであった。 ℯ𝓃𝒹

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夏休み直前の乙女心

夏休みが来るのが怖い。 君を誰かにとられたくない。 勉強は大嫌いだけど、 君と会えない方がもっと嫌だ。 夏休みは私は君に会えない。 声をかければいいって友達には言われたけどそんなの絶対できない。 苦しい。 窓の外から聞こえる蝉の声にまで嫌気がさす。 君と会えないなら死んだ方がマシだ。 そう思ったとき、 「あぁ、私、おかしくなっちゃったんだ。」 って思った。 恋は人を変えてしまうと言うけれど、 本当なんだって思った。 まぁ、死んだら二度と会えないし、 君と結ばれることまで譲る気はないから、 ちょっと長い長期戦頑張りますね。 はぁ。 夏なんて嫌いだ。 でももし、 君と偶然会えたなら、 すごく、、、 嬉しいんだろうなぁ。 夏休み…… 何が起こるんだろう……。 ℯ𝓃𝒹

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夏の短歌作ってみました

風薫る ひるがえす手に 想うのは 暑き日にみた 大きな星空 ℯ𝓃𝒹

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今日もまた穏やかな朝を迎える。

君を抱きしめて眠る夜。 それは毎日。 同棲してからずっと仲良しで ずっと一緒にいる。 勇気をだして告白して、 たくさんの愛情を注いでいる。 君も僕も忙しいけれど、 「好き」だから、 一緒にいれるときは一番近くにいたい。 触れたら離れたくなくなる。 そんな夜に思うこと。 「明日も君とこうして一緒にいられますように。」 そして、 『何事もなくただ平穏な日々が、 繰り返されますように』 と、願う。 君のいる安心感に包まれながら、 今日もまた穏やかな朝を迎える。 ℯ𝓃𝒹

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