文月 楓
2 件の小説妊娠
病院に15歳の女の子から電話があった 「お腹が痛い」 陣痛だとすぐに分かった 分娩室に直行し出産した 話を聞くと 同じ部活の男の子と帰りにsexをする関係になり 妊娠してしまったらしい 親や先生、誰にも言わず定期検診も来ていなかったため こんなことになってしまったのだ 相手の親にも来てもらい話合って 女の子と男の子、2人で同居し子育てするようになったようだ 2ヶ月後…… 病院に1本の電話があった 「赤ちゃんの全身火傷対応できますか」 対応しようと行ってみるとなんと 2か月前に見た赤ちゃんだった だが不思議なのだ 足首と顔だけ火傷してないのだ… どういうことか分かるだろうか 故意に熱湯をかけていたのだ 学校のトイレ掃除で使うような 厚いゴム手袋を2〜3枚重ねて使い 赤ちゃんの足などを押さえつけて虐待していた さらに身体に痣がいくつもあった 日常的に暴力が行われていた どうしてそんな事してしまったのか聞くと 「友達とカラオケに行きたかったから」 と言われた ふざけてるのかと思った 子供なら自分のしたい事を優先してしまうのは分かるがそれでも中途半端に子育てして虐待するくらいなら子供は可哀想だが施設にでも預けてあげてほしい ここまで来ると警察沙汰だ 警察が来たので少し話をして 後は任せるしかない
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飴
美術の時間絵の具を使う授業をしてた 書いてる途中誰かが僕に言ったんだ 「この色飴玉みたい」 僕の持ってた筆は奪われ 口の前に差し出された。 「舐めてみろよ」 そう言うとわまりの人たちも笑った 僕は抗わず目の前に差し出された 飴玉を舐めた。抗わない方が痛くされないと分かってたから ※この文章は高橋優さんのCANDYという曲の最初をモチーフに作成しました
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