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なんでも書くと思います。 小説を書くのが憧れだったので初めてみました👍🏻

love is difficult

物心がついた頃から、私の親は胸を刺すような言葉を放ってきた。毎日毎日。怖くて黙って聞いてるしか無かった。 『 お前なんか生まなきゃ良かった』 『 お前のせいで』 こんなの日常茶飯事。正直この環境に慣れてきてしまっていた。 でも親を嫌うことは出来なかった。私の中でこんなことをしてくる母にも、愛はあるんじゃないか。もう少し時間が経てば愛してくれるはず、そんな私のどうにもならない期待を考えることが毎日の小さい希望でもあった。 中学生になって親は居なくなった。 学校から帰ってきて、いつものように何かに期待してた。家はいつも誰もいないが、夜になったら帰ってくるのが母。 でも今日は帰ってこなかった。 お腹がすいた、お金もないし。 『 餓死するのかな』 今思えばご飯をくれただけ良かったんじゃないかと思う。ご飯と言えばいいのか分からなかったが。 『 もうだめだ。寝よう。』 『…、ん? 』 そうか、私は昨日寝てしまったんだ。 玄関からノック音がする 『 だれ、?』 顔を見ても誰だか分からなかった その時いろんなことが頭に浮かんだ。 母が悪いことをして誰かが家を特定しに来たのか。ヤクザ、? 怖かった。 でもこんな日が毎日続くなら、なんでもいいや。と思いドアを開けてしまった。 『 は、い。、?』 『 えー!娘がいるって本当なんだ』 『 え、?』 『 あのさ、君に見てもらいたい動画があって。』 見せられたのは、母のみっともない姿だった。 男に土下座をして何か言っている。 『 ごめんなさい!ほんとにごめんなさい! もう嫌なんです、娘に当たってしまう、やめてください!』 え…、?なにこれ、なにこれなにこれ どういうこと?なにこれ。 『 君のお母さんさ、シングルマザー?w』 どういうこと。わからない。 『 はい、そうです…』 『 なんかさー、お金が足りないとか言ってくるから、俺たち金貸してあげたのに、お礼も何も無いからー』 え…、 『 ずっと実験台にして楽しんでたんだよ。ずっと薬盛ってあげてたよ』 え、え。やばい、これはやばい。 私のために、?ずっと薬を盛られてまで? 私のせいで?私が生まれたから? 産まなきゃ良かった。母の言う通りじゃないか。 生まれなければよかった。 『 あー刺激強かった?これお母さんからの伝言だから、じゃあね、もう来ないから安心して』 バタン 涙もなんも出てこなかった。これが絶望っていうやつなのか。もう分からなかった。 母からの伝言と言われ預かったものは封筒だった。 開くと10万程入っていた。 『 どこで貰ったお金なの、?なんで、?、なんでなんで、何も言ってくれなかったの』 手紙にはこう書かれてた “”ごめんなさい。私はもうあなたに会うことはできません。 愛を伝えることが出来なくてごめんなさい。 貴方は私のお腹に来てくれた大切な娘でした。 大好きで大好きで明日が楽しみじゃない日はありませんでした。 でも生まれてあなたが小学生になった頃、私は彼氏をつくってしまった。お金がなかったし、私の支えが欲しかった。その時にお金を借りて全てが変わってしまいました。 産まなければよかったなんて言ってごめんなさい。 初めてあなたの産声を聞いた時は嬉しくて嬉しくて何も言えなかった。これからこの子とどんな人生をあゆもうか。やりたいと思ったことはやらせてあげよう。いつか彼氏もできるのかな。なんて夢ばっか見てた。 馬鹿な母親でごめんね。 お金少なくてごめんなさい。 愛を言葉で伝えられなくてごめんなさい。 あなたには幸せになって欲しい。施設に入って欲しい。 きっと私はもう売られるから。ごめんなさい。 貴方は真っ当な人生を生きてください。 決して私みたいにはならないで。 生まれてきてくれてありがとう。 私に夢を見せてくれてありがとう。 ごめんなさい。 最後まで生きてください。 大大大好きです。世界で1番愛してます。 生まれてきてくれてありがとう。 愛してます。 馬鹿な親でごめんなさい なんで、なんでごめんなさいを連呼するの 『 嫌だ、嫌だ、!私をひとりにしないで、ッ、 なんでえ、!いやだ、なんで、』 う”ッ、い”やだ、やだ、、あ”あ、”ぁ なんで、なんで もういいや

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