love is difficult

love is difficult
物心がついた頃から、私の親は胸を刺すような言葉を放ってきた。毎日毎日。怖くて黙って聞いてるしか無かった。 『 お前なんか生まなきゃ良かった』 『 お前のせいで』 こんなの日常茶飯事。正直この環境に慣れてきてしまっていた。 でも親を嫌うことは出来なかった。私の中でこんなことをしてくる母にも、愛はあるんじゃないか。もう少し時間が経てば愛してくれるはず、そんな私のどうにもならない期待を考えることが毎日の小さい希望でもあった。 中学生になって親は居なくなった。 学校から帰ってきて、いつものように何かに期待してた。家はいつも誰もいないが、夜になったら帰ってくるのが母。 でも今日は帰ってこなかった。 お腹がすいた、お金もないし。 『 餓死するのかな』
aiueo
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なんでも書くと思います。 小説を書くのが憧れだったので初めてみました👍🏻