如月
90 件の小説如月のお知らせ(日記四十七日目)
ここまで四十七日も続いたこの日記、もしかしたら今日を境に、毎日投稿はできなくなるかもしれません。また、現在連載中の『この荒廃した未来から』も、更に投稿ペースが落ちると思われます。 理由は大きく分けて二つ。 1.高校生活が想像以上に忙しいこと。 高校生になって、新しい塾に行き始めたんですが、そこがとにかく忙しい。あと、部活が思った以上に楽しくてのめり込んでいます。 2.別アプリでも投稿を始めようと思っていること。 誰とは言いませんが、Novelee仲間でもある友人が勧めてきました。勿論Noveleeも素晴らしいアプリなんですが、なんというか活動の幅を広げたく(?)思いましてね。 僕は大してフォロワーも多くないけど、それでも僕の小説や日記を読んでくれた方々、ありがとうございました。またたまーに投稿することもあると思います。その都度はよろしくお願いします! あと、プロセカの桐谷遥を描いてみました。ここ最近での一番の出来です。絵も上達できるよう、頑張ります!
如月の日記四十六日目(5月10日)
今日はうちの学校の創立記念日だと。それで授業は1時間だけ。その後午前中は式典と講演。とっっっっっっっても眠たかった。睡魔を紛らわせるために脳内でプロセカしたり(なんか無意識に指も動いてた)、小説の内容を考えたりしたけど、まぁこの世にはどう足掻いても逆らえない物事ってのは必ずあるって訳で。しゃーないしゃーない。 で、昼は学校無し!帰ってからは、今度はちゃんとタブレットでプロセカしたり、小説書いたり、YouTube見たり…… あぁ、そういえば、昨日で中間テスト1週間前らしいね。 「そーなのかー」 としか思えないけど。あ〜勉強…しないといけないの……かな?塾の先生は、 「やる気出たら一気にいける」 みたいなことを一昨日言ってたな。そのやる気がどうしても出ないんだなぁ…… あと、プロセカの次のイベントの予告されてたけど…… メガネ遥とドーナツ食べてる一歌、何この天国?
第3章・第14話 その先に待ち受けるものは……
「は?死ん……」 死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。 『死んだ。』という言葉の意味はわかるはずなのに、理解できない。理解できずに『死んだ。』という3文字が脳内で反芻し続ける。 『死ぬ』意味:命を落とす 命を落とす。命を落とす。命を落とす。命を落とす。命を落とす。命を落とす。 ……………あいつらが? 確かあの時トイレに行ってそのまま帰ってきてないのはヨシノサキ、アオキ、クマシロ、カワセ、シノハラの5人。 あの5人が……死ん……だ? 「え……あの、もう1回言ってください。」 水口は眼鏡をクイっとして再び言った。 「えぇ、死んだわ。」 その後のことはあまり覚えていない。両腕が何かに掴まれたあとのように少し痛い。恐らく軍服の男らに引きずられてここまで連れてこられたんだろう。ちなみに今、俺はベッドが並んだ部屋ではなく、大きな食堂のような部屋のフカフカの椅子に座っている。俺の後ろには大きな水槽、机は大理石のような物でできている。もの凄く豪華で、普段なら「それなりにすげー」って感動するだろう。 みんなはここにはいない。ココミに引っ掻かれた傷を治療しに何処かに連れて行かれたのだろう。 「…………………」 ……さっきから凄く気になる。俺の後ろには、水槽…だけでなく人がいる。さっきまでの軍服を着た男ではなく、警察官のような服を着ていて、更に屈強な見た目だ。ガタイがいいとか言うレベルじゃない。彼らからの突き刺すような視線で背中がムズムズする。 「…………………」 「…………………」 今、すっごく気まずい。 しばらくして警備員のような人に連れられてクラスメイトが6人程やって来た。やはり治療を受けていたのだろう。ココミに引っ掻かれたと思われる体の部位に包帯が巻かれていた。 「あ、」 「うん」 みんなの表情は暗い。更に20分程すると、ココミら元遠征組と死んだと言われている6人以外が帰ってきた。 これからこの部屋で何が起こるのだろうか。新たな絶望か。それとも希望となる光か。 (続く)
如月の日記四十五日目(5月9日)
今日はとにかく早く学校から帰りたかった。早く帰って── ローソンに行きたかった。何故って? ゼルダの伝説目当てに決まってるでしょう! 今日からローソンでゼルダの伝説の一番くじとかコラボ商品とか……最高か! 学校から帰って早速ローソンへ。とりあえず3000円でお菓子3個(ファイル1個分)、そして一番くじを2回。くじの結果は─── E賞とD賞 ということで、ファイル追加で2個とマグカップをゲットです!マグカップは普通に嬉しいですね。これから家で飲み物を飲む時の良き相棒となることでしょう。 もしローソンでゼルダの伝説の一番くじを引いたよ、って人がいたらコメント欄で結果を教えてね!
如月の日記四十四日目(5月8日)
毎日何かしらの祝日だといいのになぁ……と思う今日この頃。そしたら学校行かんくてもいいのに。 今日は、久しぶりの学校。ゴールデンウィークの宿題を一部やっていなかったことに気付いて絶望した午前8時。これだから学校は…… 6時間目の授業中、眠いな、と思いつつスマホいじってたら、気がついたらなんか他校の友人とディスコードで会話が白熱してた件。これは眠い授業する教師が悪いということで。 部活はなんか暇だったんで部屋にあった針金でトライフォース作りました。 今日も今日とて書くことが無さすぎる!
如月の日記四十三日目(5月7日)
今日は、 「あ〜今日でゴールデンウィーク終わりかぁー」 というような、ほとんどの人の憂鬱な心をそのまま表したような天気でした。 ………何書いてんだ? 今日、部室を掃除(?)していると、10cmはありそうな巨大な蜘蛛を発見。あんなでっかい蜘蛛、そうそう見ることないぞ。 デカい蜘蛛がいる=蜘蛛の食料が部室にいる=部室にゴキブリがわんさかいる という結論に至りました。や〜恐ろし。 そういや、人間は一生のうち、寝てる間に平均10匹は蜘蛛を食べてるらしい。知りたくなかった。 ……蜘蛛でこんなに書けるとは思わなかった。 帰ったら、暫くは自由タイム。クラスのプロセカ民から、挑戦状が送られてきたので、その曲を1時間程しまくってました。ウデイタイ。 夜は、今まで散々後回しにしてきたツケ(塾の宿題)を払うことに……だるいんじゃー!
如月の日記四十二日目(5月6日)
普段は土曜日にある部活が、今週は日曜日ということで、今日はゆっくり過ごそう……と思っていた時期が私にもありました。 学校の宿題?ナニソレー 仕方なく宿題をしようとしたんですが、家は勉強するには環境が最悪。主に弟Bとか弟Bとか弟Bとか……あぁ、他にも母とか母とかが原因ですね。とにかくうるさすぎる!この騒音の中で勉強しろと言うのは流石に無理がある。 ということで、隣にある母方の祖父母の家に移動しました。なんなら、ずっとそっちで暮らしたいまである。 とまぁ、紆余曲折ありましたが、なんとか学校の宿題は終わった……かな?しかし、明日からは第2章・塾編が待っているんだなぁ…… 今日は『スパイ教室』のエルナを描いてみました。この前、家のタブレットで見てちょっとハマってるんだよねー
如月の日記四十一日目(5月5日)
え〜今、ものすごく眠いので簡潔にさせていただきます。 今日はなんか知らんけど海に連れて行かれました。家にいたかったです。何故なら、弟Bが大嫌いで、それと一緒に行動するのがとてつもなく嫌だからです。 終wぁr………zzzzz
如月の日記40日目(5月4日)
今日は、 「せっかくのゴールデンウィークやから、どこか行こう」 ってなって、大阪に行ってまいりました。 りんくうタウンの観覧車に乗ったり、関空でなんか飛行機が飛んでいくのをボーッと眺めてたり…… 昼は、りんくうタウンにあるレストランで牛カルビ丼を食べたんですが、 「うおっ、結構量あるやん」 って思ったら、詐欺レベルで底上げされてました……涙。 帰りはかなり遠回りして、電車とバスを乗り継ぐこと3時半。関空を出た時は3時前だったのに、家に着いたのは6時半頃でした。 たまには意味もなく長旅を満喫するのもいいかもね。
第3章・第13話 また一人、また一人
「あれれー?どうしたの、アクト?さっきからボーッとしちゃってぇ〜。」 ココミがさっきからずっとこの調子で俺に呼びかけてくる。怖い。いつものココミはもっと言葉の斬れ味が鋭くて、厳しい。なのに、今はどうだ。 「大丈夫よ〜。心配しなくてい〜んでからね〜。」 ずっと俺に優しい言葉を投げつけてくる。こんなの、ココミじゃない。体はどう見てもココミなのに、俺はそれをココミだと認識できない。 どうしたものか……と悩んでいると、廊下からドタバタと足音が聞こえた。 「こんにゃろテメェら!」 「あっ」 バタン! 大きな音を立てて、扉が開かれた。 それと同時に、扉からこれまた軍服のような服に身を包んだ男が20人程、なだれ込んできた。彼らが部屋に入ると、その後ろに少し高貴な感じの軍服の女が入ってきた。 「水口第三司令長官!彼らのしたことは、我々への挑発行為!即刻、この場で然るべき処置を取るべきかと……」 男の一人が女にそう呼びかけ、銃口を俺たちに向けてきた。それを真似て、他の周りの男は、銃口を床に向けた。床には……さっきココミが暴れた時に倒れた俺のクラスメイトらがいる。 「お、おい……まさか──」 ここから先は言葉が出なかった。水口とかいう人が何か命令しないと、男は俺に撃つだろう。そして、床に横たわっているクラスメイトにも…… プルルル その時、何かが鳴った。水口は、胸ポケットから黒い何かを取り出し、彼女の耳元に当てた。 ……………………… ……………………… 彼女はそれを再び胸ポケットにしまって、そこで初めて口を開いた。 「君たちのお仲間さん、何人かトイレに行ったきり帰ってきてないんじゃない?」 「え……あ、はい。」 「どうしたのか、知りたい?」 え?この女、口を開いた途端に何を言い出すんだ。確かにまだ5人ぐらい戻ってきてないけど…… 「そんなに知りたそうな顔しちゃって、いいわね。私、嫌いじゃないわ。」 「え、いや、そんな」 顔、してたかなぁ? 「いいわ、教えてあげる。」 水口は一方的に会話を進めていく。 「死んだわ。」 は? (続く)