孤独華__小説家志望
5 件の小説二行文ポエム
強くなくていいんです。 弱いままでいてください。
マトリョーシカ
外に出るのが怖い 周りの目が気になって 周りの発言が気になって その空気の圧迫感に耐えれなくて 私は今日も明日もその次の日も ずっと外に出ずに引きこもってる だけどマトリョシカみたいに 何個か開けていけば 本音を吐いてる自分がいる 「外に出たい、変わりたい」 でもあと1個の前のマトリョシカが 見えない何かで押さえつけてくる そのせいで私は 今日も外に出るのが怖いと怯えてる ✄-------------------‐✄ 1部のみ公開させて頂きました あとはカクヨムにて投稿致します! マトリョシカ🟰心の扉です。 この短編小説のテーマは 広場恐怖症、社交不安症です。 少しでも共感して頂けたら嬉しいです!
第一話 純恋の日常
ピピッピピッ(スマホのアラーム音)朝6時30分 「おはぁよう…ふぁぁ」欠伸をし目を擦りながら ゆっくりと階段を降りてきた私は、朝食と弁当を毎日作ってくれてる母に挨拶した。私は朝起きたら洗面所より真っ先に台所に行き、冷蔵庫をあけて小さい頃から大好きな2リットル入りの牛乳をコップに入れずにそのままがぶ飲みしゴグゴグと喉を鳴らして豪快に飲むのが日常だった。 母 「こら、純恋💢 何回言ったら分かるの!」 またコップに入れないで飲んだ 私は朝から母親に怒られていたのである 福宮純恋(ふくみやすみれ)24歳 実家暮らし 彼氏無し、独身で高校卒業後から小さい企業に就職してもう4年経つが未だに会社を好きになれない。 もう早く辞めたいと4年も呟いてるが、ここを辞めても次を探すのがめんどいので辞めれないのであった。 牛乳を飲み干した後は洗面所に行き 顔を洗って、朝食についた。 母「今日も仕事遅いの?」と 母から今日も聞かれた私は 純恋「うん。多分遅いかも…」と答えた。 母「あら、そう。大変だわね…」 私の母は1人で育てた為 私が残業続きで身体を壊さないか とても心配でならなかったのだ。 朝食を済ませた私は、支度をし 玄関前で靴を履き終えてから母から弁当を貰った私は弁当を手に取り、母に手を振って 今日も 「行ってきます」 と元気に挨拶し家を出た。 電車で通勤してる私は、最寄り駅まで 徒歩で行き、そこから1時間かけて通勤している。 ガタンゴトン(電車音) 満員電車に揺られながら1時間が過ぎ 電車を降りて会社まで徒歩10分の小さな企業に到着後マイデスクに座り、すぐにパソコンを開いて昨日の書類を作成に取り組んだ。 書類作成中も会社の売店で購入してきた小さいサイズの牛乳をゴグゴグと喉を鳴らしながら飲みきった。 書類作成中、部下の安村浩二(やすむらこうじ)24歳 あの有名なT大卒で新卒採用されてこの小さな企業に入ってきた2年目の社員だ。 なぜ小さな企業を選んだのか 未だに理解出来ない私であった…… 「純恋さん、おはようございます」 と私に挨拶した後 「ほんとっ、純恋さんって牛乳好きですよねぇ」 と声をかけた。 「うん!大好き」 と部下に笑顔で返した私。 「僕、牛乳大の苦手なんでめちゃくちゃ尊敬します」 皮肉っぽい感じの言い方で言ってきた部下に 私は、いやいや尊敬って言われても…笑と思いながら苦笑いした。 定時すぎても上司から与えられた 仕事が終わってないので 残業することになった私は牛乳を買いに近くのコンビニに来た。 🎶🎶(コンビニに入る音) いらっしゃいませ〜 私は店員さんの挨拶にお辞儀しながら店に入った。 「小さいサイズしかないなぁ」と 独り言を呟きながら小さいサイズのパックを 6本購入して、足早と会社に戻った。 星矢「おう、おつかれ、お前また牛乳か?」と 話しかけてきたのは私の同期である 未当地 星矢(みとち せいや24歳 彼も独身だ。 私「おつかれぇ。もちろん牛乳だよ^^」 星矢「ははっ 相変わらず牛乳大好きなんだね」 「じゃ!残業頑張れ」と 同期の星矢は、そう言って笑顔で去っていた 私はデスクに戻り 牛乳を1パック飲み干した後 書類作成作業を再開した。 しかしその2時間後まさかあんな展開になるとは……
食卓
冷たい食卓 私の家族は 父と妹と私の3人家族 今は妹が家を出て 父と私の2人だ 父とは約3年前に一緒に住み始めた それまで私は祖父母と一緒に住んでた 祖父母の時は暖かった食卓 でも今じゃ冷たい食卓 1人で食べる飯は 何百倍も味が塩っけない 父と一緒に妹と一緒に いつか暖かい食卓をつくれるといいな
立ち止まった勇気
学校の門前で私は立ち止まった 怖い、行きたくない 私の心が叫び出した どうして怖い思いをして どうして私が苦しまないといけないの そう私は自問自答をした 怖い思いするのは苦しむのは 私じゃなく あいつらなのに… ますます息が出来なくなった 誰か誰か私に…… 勇気をください