雪姫
2 件の小説笑う君は少し大人で。
「転校」 たった漢字2文字のその言葉が私の耳に入り、脳みそで意味を分解し、体全身に響いた。 10秒もしないうちに涙が出てきたのは、自分でも意外だった。 なんでだろう。 なんで今なんだろう。 あなたが大好きで、あなたがいないと私は私じゃなくなるとやっと分かったのに。 なぜ今そんなことを言うの? あなたがいなくなるまでの間、私はあなたとどう接すればいいのだろう。 頭が痛い。胸のあたりがキューっとしぼむように痛い。 何日経ってもあなたの言った言葉が、頭の中で1日中目まぐるしく回っている。 そんなことを思っているうちに、いくつか疑問が湧き出てきた。 あなたは、わたしのことが好きではなかったのだ ろうか? あなたは、いつも笑っているけど、それは嘘の 笑いなのではないだろうか。 あなたはいつも私に笑ってくれた。 私を笑わせてくれた。 私はその笑顔を見るたびに幸せを感じていた。 あなたは、少し照れながら、たまに私の事を可愛いと言ってくれた。 ずっと一緒だって言ってくれた。 なのに、なのに、なんで? あなたには、私が想像もできないくらい辛いことがあったんだって、頭ではわかってる。 でも、でも、行かないでよ はなれないでよ、 わたしだってあなたと離れることは、世界の何よりも怖くて、寂しくて、死んでしまいそうなのに。 ねえ、嘘だと言って。 一生離れないと言って。
たった1人の愛する人へ
あなたは、私を笑顔にさせてくれた。 あなたは、私に「楽しい」をくれた。 私はあなたと出会って、世界が変わった。 あなたはそうじゃないかもしれないけど。 私はいつも誰といても笑ってる。でも心の中で、あなたと話してる時より全然楽しくないなって思ってしまうの。 自分でもなんでこんなに好きになっちゃったんだろうって後悔するくらい好きなの。 だから、離れないで。お願いだから、一緒にいて。 あなたは私から離れても何ともないかもしれないけど、私がだめなの。あなたに依存してる。 気持ち悪いと思うかもしれない。けどね、絶対に離れたくないの。そして、あなたの幸せをいつも願ってる。あなたの笑顔が見れればそれでいい。 だから、私の側にいて。笑っていて。 あなたに愛する人ができても、私はあなたをずっと愛してるし、あなたが死んでもずっとずっとあなたのことを考える。 寝てる時も、食べる時も、死にそうな時も、つらい時も、楽しい時も、あなたが好きなのは変わらない。 だから、お願い。側にいて。