笑う君は少し大人で。

「転校」 たった漢字2文字のその言葉が私の耳に入り、脳みそで意味を分解し、体全身に響いた。 10秒もしないうちに涙が出てきたのは、自分でも意外だった。 なんでだろう。 なんで今なんだろう。 あなたが大好きで、あなたがいないと私は私じゃなくなるとやっと分かったのに。 なぜ今そんなことを言うの? あなたがいなくなるまでの間、私はあなたとどう接すればいいのだろう。 頭が痛い。胸のあたりがキューっとしぼむように痛い。 何日経ってもあなたの言った言葉が、頭の中で1日中目まぐるしく回っている。
雪姫
雪姫
11’