社畜
5 件の小説礼拝堂
礼拝堂で殺されそうになった事があります 僕を殺そうとしてきたのは友人でした 「さっきの神への侮辱を僕は許さない。その命を神に捧げて償え」 そう言いながら僕の首に手を出しゆっくりと手に力を入れ僕は苦しくなった 僕はとある宗教に入っていてその宗教はきっと普通の宗教とは違くて変わってる宗教だと思います毎日その友人から 「神は僕たちのような哀れな人間に生き物を僕達の為に創り出してくれて生きる権利を与えてくれたんだよ でも僕達は争う何をしようが争う。だったら神が創り出した物を大切にして神が怒り終末が来ない為に僕達は祈るんだよ」っと宗教の内容は毎朝神が創り出したと言う神の水って言うのを飲みます飲む理由は神に祈りを捧げるなら神に近い存在になった方が祈りが届くと思うらしいです 学校では友達を作ることを禁止され作れるとは同じ宗教に入ってる子のみです 服の色は全て緑 涙を流すのは神への無礼とされるので泣いてはならない 神は最初に自然を作っただから自然に1番近い緑の服を毎日着るようにする 僕は調子に乗って入ってしまいすぐに抜けようか悩んだけど僕より宗教にいた人に止められ抜けられなくなりました 僕はこの宗教が怖く感じてつらいのです 自由を奪われて何が幸せか分かりません だから友人に言おうと思います 「今度二人で遊びに行こ」 僕は誘いました 友人は笑顔で 「いいよ」 と言いました 誘った日になりました そこは礼拝堂の近い海です 綺麗で落ち着くとこです 友人は 「人が変わってもこの海は綺麗だね」 と海を見ながら言いました そのキラキラしてる目に僕は辛く感じました だって自由はもっとあるのにもっと綺麗な所があるのにこんなとこで輝いてる目をするなんて哀れで哀れで見ててつらく感じる つらく感じるから抜けこと早く言いたい 「あ…あの」 僕が友人から目を逸らしながら手を握りしめて 続けました 「宗教…抜けようかなって思ってて…それにこんなのに理由なんてないと思うんだよ変な水を飲んで友達を作ったらダメで好きなように服を着させてくれなくて泣いちゃだめなんて自由じゃない。」 友人は真っ青な顔をしながら 「神は居るんだよ本当に居るんだよだから信じないと」 僕はこれでもかって思うくらい怒りを噛み締めました 「それでも僕は自由がほしいだけ神は要らない」 友人は怒った顔で手を引き礼拝堂の方に引っ張ってた僕は手を解こうとしてもその友人の力が強すぎて逆らえなかった 礼拝堂の中心に投げ出され尻を床についた 今は夜だから宗教の人達がいなかった。 友人は僕の上に乗り 「さっきの神への侮辱を僕は許さない。その命を神に捧げて償え」 そう言いいながら僕の首を絞めた 苦しくて視界がぼやけてたけど その時の友達の顔はうっすらと見えた 泣いていた。 泣くのは宗教の反逆ってことになる 僕は苦しみながらも 「な…泣くのは神…へ、の侮辱…」 友達は驚いた顔で首に巻いてる力を緩めて大泣きした 「僕だって頑張ってたし神を信じてた…はずなのに」 僕はそのまま意識が飛んだ 次の日起きたらおしゃれな家に居て落ち着く匂いがした 友人が部屋に入ってきて生きててよかったと言った その後話を聞くとどうやら友人も僕も反逆として捉えられ宗教を追い出されたらしい 僕は友人に謝るが友人はニコニコしながら 「よかったよ自由になれて」 友人は小さい頃から宗教に入っていて洗脳されてたらしい 友人は続けて 「神じゃなくて自分を信じることが大事って分かったよ首を絞めた時はごめんなさい」 僕は何も言わず友人に抱擁した
クロアゲハ
今まであまりいい評価を得たことはありませんでした 勉強もあまり出来ない。 運動もあまり出来ない。 優しい訳でも無く友人も少ない。 根暗で学校でも人から好かれてませんでした 親とは食事をする時以外話すことは少なかったです 僕には話す力が無くて僕が話すと皆退屈そうな顔をする 僕はきっと何も出来ないのだろうと思いました 僕がいつも通り学校の教室の中で一人で居る時外にクロアゲハが飛んでました とても綺麗でずっと眺めていました 写真を撮りたかったのですが手元にはノートと鉛筆しかありませでした ノートに残せばいいと思いました 僕は絵を描いたことはありませんでしたが描きました クロアゲハは花に止まって本当に綺麗でした 描き進めあともう少しで終わる頃にチャイムが鳴りました 家に帰ったらまた描こうと思いノートを閉じました 家に帰って来て部屋でクロアゲハの描く続きをしている時食事の準備ができた母が呼びに部屋まで来ました 部屋の扉が開く音がして母がご飯出来たよと言いチラリと僕のノートを見ました 僕はクロアゲハを馬鹿にされると思い隠しましたが母は絵に評価をしてくれました 上手だね!絵描けるのね凄いよ!と褒めてくれました その時はありがとうしか言えませんでしたが次の日学校でクロアゲハを描いた絵を見てる時友人が絵を見て 蝶々だ!上手!って褒めてくれました 僕はありがとうって言いました 全然話した事ない先生にも凄いと言われました 僕はありがとうって言いました その後も沢山の人に褒められました 僕はありがとうって言いました 段々と僕は蝶を見つける度絵を描きました アゲハ モンキアゲハ スジグロシロチョウ モンシロチョウ ヤマトシジミ ルリタテハ アサギマダラ 僕は沢山描きました その度に話したことない人達からも褒められるようになりました でも今まで褒められたことも無いのにちょっと描いてるだけで褒められてそれ以外は褒められない 自己満足でしか描いてない絵を褒められてもあまり嬉しくはない 僕は複雑な気持ちでした もしかしたら絵を褒めてくれてることもお世辞なのかもしれない。 僕は褒められたいから絵を描いてるのではなく蝶が美しいから描いてるだけ 僕は今まで僕が話すと退屈そうな顔をする人達が急に褒めてくるようになって恐怖を感じているのかも 凄い 美しいね 綺麗 上手 さすが 天才だね 尊敬する よく描けるね 完璧だね 最高 華があるね 今まで褒めてこなかったくせに急に褒めてきて怖い 本当に煩い
悪意はなかったんです
山に行く 友達に会いに行く為 今日の空は暗く雨が降っている山に行くには危ない でも友達が僕の好きな本を貸してくれると言ってくれた だから行かなきゃ 朝の9時に家を出て傘をさして歩いて山まで行った 友達から貸してもらえる本はミステリーで面白い そんなことを思いながら山を登ってる時声をかけられた知らない人だった 小柄で太ってる その人はずぶ濡れで寒そうに震えてた 傘をください。 そう言った僕は傘を1本しか無いから無理と言ったけど小柄の男性はまた 傘をください。 って言いました僕は早く本を借りたいから小柄の男性を見ないふりをして横をすーっと進みました小柄の男性の横を五歩くらい歩いた時小柄の男性は僕の傘を引っ張り始めた 僕は驚き傘を思いっきり引っ張りました。 小柄の男性は転けて近くにあった岩で頭をぶつけて動かなくなった 僕は殺したと思い目を泳がせました このままだと捕まる犯罪者になる。 手が冷たい。足に力が入らない。 そして頭に思い浮かんだのは友達から借りる本でした うっすら友達から教えてもらった内容を思い出しました 犯人は殺した相手を抱き抱えわざと指紋を体に付けてその場で嘘泣きをして警察のところまで行く。これで自分が殺したのでは無く。殺された所を見た人と考えられる。 僕はそれをやろうと思った 小柄の男性を抱き抱え太っている体に指紋をわざと付け今日は雨だから上を向き目に雨を入れた。 友達には申し訳ないけど山を降りて警察のとこに行き犯人を探すようにさせる。 僕はそう思った だから小柄の男性を連れ山を降りる 山から人が上がってきて僕が連れてるとこを見てしまったらきっと僕の犯行が上手くいかない。 全部の感覚が敏感になる。 雨の音がうるさい 山を降りた山から近い警察署に来た ドアを思いっきり叩き 警察の人が出てきた 警察の人の中に小柄で太ってる人が居た。 僕が殺した人と似てる気がした 僕は殺した 僕は傘を欲するだけの人を殺した 僕は殺したことを無くそうとした 僕は本を借りたかったから山に行ったのに結末はこれ。 僕は罪を偽装しようとした 警察が目の前で慌てながらどうしたんだいと大きな声で僕に言う でも僕にはそれも聞にくい 耳鳴りが鼓膜を破壊しそうなほど鳴る 僕は一言言った 悪意はなかったんです
罪悪感
罪悪感でした 罪悪感を覚えたのはつい最近でした 親しい人に嘘をついた時心臓の鼓動が早くなってその人の真を知りたそうな目を見て逸らしたくなりました 僕は人より上に立ちたかっただから嘘をついた 最初は軽い嘘でも自分より凄い人が居るとその人より上の存在になりたかったのです 殺人鬼。僕は密かに憧れてました 皆から怖がられ闇の方では上の存在なのだから なので僕は嘘をつきました。 「僕人の殺したことあるんだ」 親しい人は驚き60秒くらい固まりました 親しい人は良かったと言いました僕は何を言ってるのか分からなくなりました親しい人は「君みたいな人が人を殺めるには絶対理由がある」と言いました僕は親しい人がこんなにあっさり嘘を信じ込むのに驚くのと親しい人に嘘をついた罪悪感で足が震えました その親しい人のおばあちゃんは殺人鬼に殺されたのですから。 嘘の限度も考えられない僕は罪悪感を覚えましたここまで優しい親しい人を汚すようなことを言って今更嘘なんだなんて言える訳ない 人より上になろうとして嘘をつくのは人を汚すことなんだと思い罪悪感で心が傷んだ
偽りでした
本当の愛って何なのでしょうか 2月の17日__ ある人に告白しました 彼は驚いたと共に嬉しそうでした。 返事は 裏切らないでね でした 2月24日 毎日愛を伝えました僕は愛してました本当に愛していましたしかし僕は愛されてたのでしょうか。 彼女を連れ海に来ました海は波が荒くその日は空は薄暗く彼女はどうしてここに連れてきたのか問い詰めました 僕はここに来たかったでも自分でも理由は分からなかったのです しかし海は僕の心みたいでした。 3月9日_ 僕は彼女に別れたいと告げました何故なのかは分かりません 彼女はやだと言いました何故嫌だったのでしょうか 彼女は本当に僕を愛しているのでしょうか 僕だけが彼女を愛してるだけなのでしょうか 彼女の口から愛してると言葉を僕は聞いたことありませんでした 聞きたかった ただそれだけ 愛してると告げてくれたらきっと僕の中の海は薄暗い荒いとこから簓着のにゆったりとした海になるのでしょうか。 6月1日_ 彼女と別れた 結局愛していたのは僕だけでした。 彼女は自ら別れたいと言いました 3月9日にやだと言ったのは何故別れる直前彼女は最後に愛されたかったと言いました 何故でしょう 僕は愛していたのに もう何年も経ちました 僕は何をしたらいいのか分からず虚無の時間を歩んでます。 気づいたかもしれません 僕は愛されたかったのでしょう それで彼女は僕と同じで愛されたかっただけでした僕は愛されたいとゆう気持ちだけで彼女と向き合っていました きっと彼女はその気持ちに気づいてたのでしょう 僕は嘘の愛を彼女に注ぎ込んでました。 彼女からの愛が聞きたかったから 僕は彼女を愛せなかった偽り愛なのですからそんなの裏切りです。 きっと彼女は本当の愛してると言う言葉を求めてたのでしょう 僕も愛されたかったから己に嘘をつき偽りの愛してるを言ってたのでしょう 僕はもう偽りの愛しか言えなくなりました 彼女は僕に愛を求めて別れたいと言った時やだと言ってくれたのに本当の愛を伝えることなど一切出来なかったのです 裏切りでした。