スイ
60 件の小説ポケットSTORY第16話「見えない化石」
アロエとの戦いに勝ち、バッチを手に入れてたリリーは博物館を見学するため館内を歩いていた。 「あのゲージ、中に何もない?」 リリーは近づいてみると、その中央に置かれた台座には、 「世界中を 飛び回っていた ポケモンの 骨格標本」 と書かれていたが、そのには何もなかった。 「そこにある展示物かい? あれはカイリューの化石だと言われているよ」 リリーの後ろにいた男性が話しかけてきた。 「そこにあるって、ここには何も無いじゃないですか」 リリーが尋ねると、その男性は首を捻った。 「君こそ何を言っているんだい?大きな化石があるだろうそこに」 リリーとその男性が言っている言葉は真逆だった。 「チャブ!」 突如チャオブーがボールから飛び出し、外へ指を刺した。 すると、男性が 「君のポケモン、外に出たがっている様だね ここにいるのはあまり気に入らないのかもね残念だけど」 そう言いながらその男性は去って行った。 「どうしたの?チャオブー急に出てきて」 「チャブーブ、チャチャーブチャブ(向こうに匂いがする)」 「匂い?何の?」 「チャチャブチャ(化石の)」 それを聞いたリリーは急いで外へ出て、チャオブーにしたがって道を辿った。すると、そこには大きな化石が見えた。 「あれ…さっきの男性が言ってた化石かな?チャオブーありがとう」 そう言いながらリリーは化石の元へ急いだ。 「なんでこんなものがこんな所に」 リリーがそう言いながら化石を眺めていると、背後から声がした。 「誰かと思えばまたお前か さっきは見逃してやったが、警告も無視して首を突っ込んでくるたあ、よっぽど死にてえようだな!」 「MC団!今度は逃がさない!」 「へっ どの口が!」 MC団の団員が勝負を仕掛けてきた。 「容赦はしねえぜ!いけ!Adria!」 団員は暗い紫色の生物を出した。その生物は浮いており、赤く鋭い目をしている。 「頑張って!チャオブー!」 隣にいたチャオブーが覚悟を決めて出て行った。 「チャーブゥー!」 「Adria:水の波動! 「チャオブー:突っ張り! チャオブーは勢いよくAdriaに向けて走って行き、突っ張りをしようとした しかし、チャオブーの体はそのポケモンをすり抜けた。 「な、なんで⁉︎」 リリーがそう驚いて言うと、団員はおかしそうに笑った。 「タイプ相性すら知らねえのか⁈ こいつは笑えるぜこんなんで俺様たちを止めるたぁ馬鹿げてるぜお前」 団員は少し間を置いて行った 「死ね!」 そう言うと、お互いのポケモンの頭に上に大きな釘が出てきたかと思えば、ゆっくりと沈んでいた。 「チャオブー!」 リリーがそう言うと、チャオブーは鼻をピクピクさせた。何をしてるんだろうと不思議に思っていると、チャオブーは勢いよく相手へ突っ込んでいき、もう一度突っ張りをした。 「トレーナーがバカならペットにバカだな その技は今聞かなかった…」 団員は笑ったが、その攻撃は見事に相手のポケモン 急所に当たった。 「なっ!」 相手は驚いたように目を見開いていた。 「今のって何?!」 リリーも驚いて言うと、後ろから声がした。 「今のは嗅ぎ分ける。効果はゴーストタイプに格闘とノーマルタイプの技が効くようになる技!」 「ピア!」 リリーは後ろを向きながら言った。 「行きな! チョロネコ:追い討ち! ピアはボールから紫色の猫を出した チョロネコは相手を追い詰めるようにジリジリと近づいた。 「攻撃しないのか? ならこっちからだ!」 「Adria:波動弾! 「チャオブー!:ニトロチャージ! チャオブーはチョロネコの前に行き、波動弾を炎で弾いた。 「チョロネコ 今だ!」 ピアがそう言うと、チャオブーの後ろにいたチョロネコが勢いよく飛び出し、手を横に払った すると、赤と黒の斬影が相手を切り裂いた。 「ゲガっ!」 相手はそう鳴きながら倒れた。 「ちっ 戻れ!」 そう言いながらボールに戻し、続けてもう一つのボールを投げた。 「行け!デルビル」 「デッビ!」 そのポケモンは勢いよく飛び出すとそう鳴いた。 リリーが図鑑をかざすと図鑑が反応した。 「デルビル ダークポケモン 悪、炎タイプ 夜明けごろ あたり一帯に 響き渡る 不気味な 遠吠えで 自分たちの 縄張りを アピールする」 「炎タイプか…なら行け!ミジュマル:水鉄砲! ピアは図鑑の説明を聞くと、チョロネコを戻し、ミジュマルを繰り出し、指示を出した。 ミジュマルの攻撃は見事命中し、デルビルは倒れた。 「なっ!くっそ戻れ!」 男は情けない表情をしながらボールに戻した。 「あんだけ大口叩いといて、この程度? なっさけないな」 ピアは挑発するように言った。 「今はここで引いてやるさ ただ、これで終わりだと思うなよ!」 男はそう言いながらボールを地面に投げた リリーたちは身構えたが、そのボールから出たには煙だった。 「マメパト!この煙を払って」 リリーは慌ててボールから出して指示を出した。 「マメッパ!」 そう言いながらマメパトは翼を強く羽ばたかせ、煙を払った しかし、そこにはあの男の姿はなかった。 「逃げたか…なさけないやつだ」 ピアがそう吐き捨てるように言うと、ミジュマルの体は水色の光に包まれた。 「な、なんだよこれ! おい!大丈夫かミジュマル!」 「進化だよ!ピア!ミジュマルは進化するの!」 リリーが後ろから言うと、ピアは振り返って行った。 「なんで嬉しそうなんだよ」 「そりゃそうでしょ?進化なんて滅多に見られないんだもの」 「そうかよ…で、その姿が進化か?」 ピアはミジュマルに向き直って言った そこには光が晴れ、新しい姿になったミジュマルがいた。 ピアが図鑑をかざすと図鑑が反応した。 「フタチマル 修行ポケモン 水タイプ 流れる 水の如く 2枚の ホタテを 扱う 動きを 人は 剣術の 手本にした という」 「フタチマル……か」 ピアは図鑑を見ながら言った。 「行くぞフタチマル じゃあなリリー」 そう言いながらピアは去って行った。
ポケットSTORY第15話「シッポウジム」
リリーは博物館に入った。 (まずは、ここで謎解きだったよね) リリーは心の中でそう呟き、謎解きを開始した。 順調に謎を解き、リリーはついにジムリーダーアロエの所までやってきた。 「おや、もうきたのかい さっき来たトレーナーもだったけど、優秀だねぇ ま、負けちまったが」 「ありがとうございますアロエさん。 早速ジム戦、お願いします!」 リリーはアロエの言葉の後に間髪入れずに言った。 「礼儀もなってるね でも、少し急ぎ過ぎじゃない!?」 言い終わると、壁にかけられたスクリーンにジムリーダーと、リリーの顔が写真は映し出され、その下には2つのボールが描かれている。 そして同時に、審判の人が話し出した。 「ルールを説明します 使用ポケモンは2体のシングルバトル。 アイテムの使用は両者認めますが、ポケモンの交換はチャレンジャーのみ行えます。それではそれぞれのポケモンを」 そう言うと、バトルが始まった。 「ジムリーダーのアロエが勝負を仕掛けてきた。」 「行ってきな、ハーデリア!」 「デア!!」 大きな犬の見た目で青い毛が体を覆い、茶色い毛が中に見える 白い髭が伸び、頭にも白い毛が生えており、目が吊り上がって見える。 「行っておいで、ピカチュウ!」 「ピッカァチュ」 ピカチュウは勢いよくそう言ったが、ハーデリアの目線に萎縮してしまった。 「ピカチュウ:電気ショック! 「ピーカージュウ!」 ピカチュウは頬の電気袋を強く光らせ、電撃を発した。 「ハーデリア:突進! ハーデリアは電撃をもろともせず、ピカチュウ目掛けて走り出した。 「ピカチュウ!:スパークで避けてエレキボール! 「ピカァ⁉︎ 」 ピカチュウはその指示を受けて避けようとしたが、足を掠ってしまい、エレキボールを出せなかった。 「ピカチュウ⁉︎」 「残念だねぇ そう簡単に私のハーデリアからは逃げられないよ!」 「ピー…カァ…ジ…ュー!」 ピカチュウは頬から先ほどよりも大きな電撃を発した。 「ハーデリアもう一度だよ:突進! ハーデリアはまた電撃を無視し、突進してきた が、ピカチュウの目前で倒れた。 そして同時に壁にあったハーデリアの絵も灰色になった。 「戻りな、ハーデリア 強いねあんた でも、次はこうも簡単には行かないよ!」 「行ってきな、ミルホッグ!」 「ピカチュウ:エレキボール! ピカチュウは尻尾に丸い電気のボールを生み出し、投げつけた。 「ミルホッグ:かたきうち! ミルホッグはピカチュウのボールを正面から食いながら、ピカチュウの元へ近づき、尻尾を使って叩いた。 ピカチュウはその勢いに吹き飛ばされ、倒れてしまった。 ピカチュウの絵も灰色になった。 「ありがとう お疲れ様ピカチュウ」 「最後の一匹…頑張って チャオブー!」 「チャーブゥ!」 チャオブーはボールから出ると、勢いよくそう鳴いた。 「チャオブー:突っ張り! チャオブーはミルホッグに向かって行き、叩いた。 「効果抜群かい 基本もできてるねぇ」 「チャオブー:ニトロチャージ! チャオブーは身体中に炎を纏わせ、ミルホッグにその炎をぶつけた。 「ミルッホ…」 そう言いながら、ミルホッグは倒れてしまった。 同時に壁にあるミルホッグの絵が灰色に変わった。 「戻りな ミルホッグよく頑張った ポッドに聞いていたが、今年は強いトレーナーが多いねぇ良くも悪くも」 アロエは苦虫を噛み潰したように言った。 「シッポウジム勝利の証 ベーシックバッチをあんたに授与するよ」 「ありがとうございます!」 リリーはそう言いながらそのバッチを受け取った。 「ベーシックバッチ、ゲット〜!」 「チャーブチャブ〜」 リリーがバッチを天に掲げながらそう言うと、チャオブーがそう鳴いた。 「ありがとうございました!」 リリーはそう言いながらその場を後にした。 「気をつけるんだよ」 そう言うと、アロエは部屋の奥へと入って行った。
ポケットSTORY第14話「シッポウシティ」
「着いたー!シッポウシティ!」 「ピーカチュー!」 「チャッチャブー!」 リリーの言葉に続いてチャオブーとピカチュウは元気に鳴いた。 「…あれ? あそこにいるのって」 リリーは街を見回すと見覚えのある姿はあった。 「あーい、ピアー」 リリーはそう言いながら近づいた。 「…あ? リリーか 何の用だ」 「これ、博士からもらったの ピアの分」 そう言いながらリリーはピアの図鑑を渡した。 「あー わざわざご苦労さん」 そう言いながらリリーの持っている図鑑をひったくり、バックに直した。 「そうだリリー バトルしようぜ 今さっきジムで負けて腹が立ってんだ。 あんたを倒してリフレッシュするぜ」 「そんなストレス発散みたいに言われると癪に触るけど、いいよ」 そう言うと、リリーは後ろに下がり、バトルの場に着いた。 ポケモントレーナーのピアが勝負を仕掛けてきた。 「行け!ミジュマル」 「……」 ミジュマルは何も言わなかった。 「頑張って、ピカチュウ!」 「ピッカァチュ!」 ピカチュウは元気にそう鳴いた。 「ミジュマル:あわ! 「……!」 ミジュマルは何も言わずに口から泡をたくさん出した。 「ピカチュウ:電気ショック! 「ピーカー!」 電気袋から電撃をミジュマルに向けてクリーンヒットした。 「ミッジュ…!」 ミジュマルは後ろに飛ばされてそう鳴いた。 「ミージュー!」 もう一度泡を出した。 「ピカチュウ!:スパーク! 「ピッカァチュ」 そういいながらピカチュウはミジュマルに向けて突進して行き、泡を回避してあぶつかった。 「ミ…ジュゥ…」 ミジュマルは倒れた。 「ちっ 戻れ!ミジュマル」 ピアはそう言いながらボールに戻した。 「火に油を注ぐ様なことすんじゃねぇ!行け!リオル」 ピアはそう叫びながらボールからリオルを繰り出した。 「オ…ル!」 そう言いながらリオルはピカチュウに近づき、体内で生み出したエネルギーを解放し、強力な打撃を与えた。 「ピッカー!」 ピカチュウは吹き飛ばされ、後ろにある手すりにぶつかった。 「ピカチュウ!大丈夫?」 リリーはピカチュウのもとに近づいた。 「ピ…カァ……チュ」 ピカチュウは倒れた。 「お疲れ様、ピカチュウ」そう言いながらリリーはボールに入れた。 「ゆっくり休んで。 ……頼んだよ、チャオブー!」 「チャーブ!」 チャオブーはボールから出るとそう元気に鳴いた。 「あの時のポカブか…強くなっても許さねえよ!」 ピアは突然そう言うと、間を置いて指示を出した。 「リオル:はっけい! もう一度リオルはチャオブーに向けて走り出した。 「チャオブー:ニトロチャージ! チャオブーは体の周りに炎を纏わせた 「その炎を留めておいてチャオブー、:丸くなる! チャオブーはその指示を聞いて慌てていたが、すぐに気を取り戻して、防御に集中した。 「オ〜ル〜!」 リオルは勢いよくエネルギー波をぶつけた しかし、チャオブーの周りにある炎がエネルギーにより巻き上がり、リオルの体に移った。 「っ!オーーールーー!」 リオルは火傷を負い、その場で慌てた。 「よーし今だチャオブー!:ニトロチャージ! 「チャーブー!」 チャオブーの体に纏わせた炎は慌てているリオルに当たり、リオルは倒れた。 「くっそ! まだだ!次はこいつだ!」 そう言いながらピアがボールからポケモンを出そうとすると、いきなり倒れた。 「なん…だよ…いきな…り……」 そういながら気を失った。 「ピア!」 「あんた誰!」 リリーはピアに声をかけると、後ろの人に向けて言った。 「誰…か…そう言われて答えるとでも?お前がリリーだな テルドラとロダネが世話なったな」 そう言いながらその男は近づいてきた そして、 「っ!」 「こいつに切られたくなけりゃ、あんたのポケモンよこしな さもなけば…」 男はナイフを首元に突きつけて言ったが、いきなり無線機が音を出し、男はナイフをしまった。 「命拾いしたな」 「突然どうして」 リリーが聞くと、男はリリーを睨みながら言った。 「こっちは忙しいんだ まあいずれ殺してやるのは変わらねぇんだ いつ殺られるかビクビクしながら過ごしな」 そう言いながらその男は去っていった。 「……ク……ソが 誰だ あいつら」 ピアはそう言いながら起きあがろうとしていた。 「大丈夫⁉︎ピア もう少し安静に」 「安静? ざけんな それよりあいつは誰だ!」 「MC団って言う奴らだよ ポケモンのDNAを改造する悪い奴らだよ」 「そうか…あいつら ぜってぇ許さねえ!」 そう言いながらピアさは去って行った。 それを見てリリーはポツンと立っていた。 「チャーブ?」 その声でリリーは大丈夫だよと言って動き出した。
ポケットSTORY第13話「vsツタージャ」
「…なるほど そのトレーナーが助けてくれたのか」 コクがそう呟くと、ピカチュウが首を縦の振った。 「おや、目が覚めたんだね」 森に方から声がした。 「あなたがチェレンさん?」 リリーが尋ねると、その青年はそうだよと首を縦に振った。 「ありがとうございます チェレンさん 助けていただいて」 「どういたしまして。これあげるね」 そう言いながらチェレンはオボンのみを渡した。 「いいんですか?」 リリーが聞くと頷いた。 「体調に気をつけてね それじゃあ」 そう言いながらチェレンは去っていった。 「ありがとうございました」 リリーはその去る背中に向けてお辞儀をした。 少し時間が過ぎ、コクがリリーの方を向いて言った。 「リリー もう一回バトルしよう」 「またまたいきなりだね どうして?」 「あの空間にいて思ったんだ 自分の力のなさを」 少し間をおいて言った。 「だから、戦いたい。 さっきのバトルも中断されちゃったから だから、ツタージャとピカチュウで、バトルをしたい」 コクは決意を固めた眼をしながら言った。 「分かった… コク、いいよ戦おう ピカチュウ、行くよ!」 「ライバルのコクが勝負を仕掛けてきた。」 「ゆけ!ツタージャ!」 「タージャジャ!」 「行っておいで!ピカチュウ」 「ピッカー!」 「ピカチュウ:エレキボール! 「ツタージャ:グラスミキサー! ピカチュウのエレキボールはツタージャを捉え、勢いよく当たったが、あまりダメージは入っていなかった。 「電気タイプの技は草タイプには効果今ひとつ。 これなら勝てる!」 「ピカチュウ:フェイント! 「ツタージャ:成長! ピカチュウはツタージャの元へ走って行き、尻尾を使って叩いた。 ツタージャは木漏れ日を感じ、体を伸ばした。 「ツタージャ:グラスミキサー! ツタージャはリラックスした気持ちをシャキッとさせ葉っぱを飛ばした。 「ピカチュウ:スパーク! ピカチュウはその技で葉っぱを全て避けた。 「ピカチュウ、そのままの勢いで行くよ!:フェイント! 「まだだよツタージャ!僕たちはまだ倒れない!」 そうコクが言うと、ツタージャは青い光で包まれた。 「まさか、進化!」 ツタージャの光が晴れると、そこにはより体が伸びており、蛇に似た見た目だが、より綺麗な姿になった。 コクは図鑑をかざすと図鑑が反応した。 「ジャノビー 草蛇ポケモン。 生い茂った 草木の 陰を 潜り抜け 攻撃を 避ける。 巧みな ムチさばきで 反撃。」 「巧みなムチ捌きで反撃…か よし、ジャノビー!:つるのむち! 「ピカチュウ!」 ピカチュウはつるをもろにくらい、倒れてしまった。 「ピ…カー…ジュウ〜!」 ピカチュウは起き上がるとそう言いながら電気を発した。 「ジャ、ジャノビー!」 ジャノビーは倒れてしまった。少し時間が経っても起き上がらない。 「ありがとう ジャノビー」 そう言いながらコクはジャノビーをボールに戻した。 「ありがとう お疲れ様ピカチュウ」 リリーはそう言いながら、ボールに戻した。 「まだまだ足りない…ありがとリリー それじゃあ」 そう言うと、コクは道を走り去った。 「私たちも行こう」 そう言うと、リリーは道を歩いていった。
ポケットSTORY第12話「記憶」
時は遡り、リリーとコクが気絶してしまった後。 「ピピー!(リリー!)」 「ジャタ!(コク!)」 ピカチュウはリリーの元へ駆け寄り、ツタージャはコクの元へと駆けた。 「どうするロダネ こいつら捕えるか?」 「この程度で伸びるトレーナーのポケモンは要らないわ戻るわよテルドラ」 「あいよ」 「そうだ、これを見た人はいたら困るわね…どうしよ」 2人がそんな会話をしている 「ピカーピ、ピーカチュ?ピカピピカチュカ、ピカチュカ(ツタージャ、どうする?今戦うか、逃げるか)」 「ジャ…」 ピカチュウの提案にツタージャは言葉が詰まった。 「今戦っても、勝てるとは思えない。」 「じゃあ、逃げる?」 「いや、コクとリリーを置いて逃げたくなんてない!」 「同感…でも、どうやって倒すか」 ピカチュウたちがそう話していると、テルドラたちが動き出した。 「知ってるか?テルドラ ここから離れた地方では、四天王と戦う場所で波乗りを使うと、変な場所に出るんだって」 そう言いながらロダネはリリーたちの方へと近づいた。 「待って!」 ピカチュウはそう言いながらロダネの前に立った。 「邪魔 用済みなんだよお前は」 そう言いながら、ロダネはピカチュウを蹴り飛ばした。 「止まれ!」 ツタージャが葉っぱを飛ばして攻撃をした。 「Pokenvy:守る そうテルドラが指示を出すと、今まで地中にいたPokenvyが地上に現れた。 ツタージャの葉は守るに防がれた。 ロダネは舌打ちをしながら、リリーたちの目の前に立ち、Pokenvyも、人間の体を持って立ち上がった。 「Pokenvy:シャドーダイブ:波乗り そう言うと、Pokenvyは腕を体から4本のつたを生やし、下の2本を地面に向けて伸ばし、沈む闇を生み出し、上の2本を掲げ、青い水をを大量に流し込み、リリーとコクを強引に闇へと引きずり込んだ。 「やめろぉぉぉ!」 ピカチュウとツタージャはそう叫びながらロダネたちに向かって走っていった。 「邪魔だっつってんだろうが!」 「Pokenvy:破滅の光! そう指示をすると、Pokenvyはつたを一つにまとめて大きな大砲を作り、紫色と白色の太い光線を発射した。 「ムーランド:守る! どこからか声がすると、ピカチュウ達と光線の間に大きなポケモンが入ってきた。 「危ないよ!」 ピカチュウがそう叫ぶと、そのポケモンは前に大きな半透明な盾を出した。 光線はその盾に弾かれ、消えた。 「よくやったムーランド 誰です?あなた達は」 そのポケモン、ムーランドのトレーナーらしきメガネをかけ、白いワイシャツに赤いネクタイで青色にジーンズを履いた青年の人が言った。 「チッ 厄介なのが来たか 逃げるぞテルドラ」 ロダネが慌てたように言うと、テルドラが聞き返した。 「何慌ててんだ?こんなガキ、倒せるだろ」 「お前知らないのか! イッシュポケモンリーグ準優勝者のチェレンだよ!」 「優勝者じゃねえんなら余裕だろ」 「ここを占領しようとしたプラズマ団を倒したやつだぞ」 「げっ それはまずいな 戻れミルホッグ」 「戻りなPokenvy」 そう言いながら2人はボールに戻し、逃げていった。 「…君たちは野生のポケモンなのかい?」 チェレンはツタージャに向き直って言った。 「た…助けてくれてありがとうございます いいえ、僕たちはトレーナーのポケモンです」 そう言ったが、チェレンには分からなかったようだ。 「なんで⁉︎ リリーには伝わったのに」 「ポケモンの言葉はよく連れ添った人か特別な人にしか聞こえないんだよ」 ピカチュウはそう言うと、ツタージャが驚いた表情をしていた。 「ここは任せて」 そう言いながらピカチュウは前に出て、地面に文字を書き出した それを見ると、チェレンは驚いていた。 「…なるほど君たちはトレーナーのポケモンなんだねそれに文字の書き取りができるなんて… それじゃあ、君たちのトレーナーは何処にいるのかい?」 チェレンがそう聞くと、ピカチュウ達は首を横に振った。 そして、ピカチュウはもう一度文字を書いた。 「……分かった。 何かきのみを持ってくるよ」 そう言いながら、チェレンは森に中へ入っていった。
ポケットSTORY第11話「第二進化」
ポカブの周りの光が晴れ、新たな姿が見えた。 図鑑をかざすと反応した。 「チャオブー 火豚ポケモン 炎、格闘タイプ 食べた ものを 燃料にして 胃袋で 炎を 燃やすのだ。 怒ると 火力が 上がる。」 「チャオブー それが、新しい姿と名前なのね」 リリーがそう言うと、チャオブーは首だけ振り向いて頷いた。 「チャオブー ごめんだけど、勝てるとは思わない けど、できるだけの事はしよう!頑張って!」 「チャーブ!」 チャオブーはそう言いながらダークライの前に立った。 「チャオブー:つっぱり! チャオブーはダークライ目掛けて飛び上がった。 「チャーブー!」 チャオブーは腕を後ろに振りかぶり、殴った。 ドッと鈍い音が響いた。 「………」 ダークライは何も喋らなかったが、リリーたちを見つめていた。 それから時間が流れたが、ダークライは動かない。 「どうして避けなかったの?攻撃をしないの?」 リリーがそう言うと、ダークライはリリーたちの上空へ何かのゲートを開けた。 「な、 何あれ⁉︎」 コクは戸惑って言った。 「……少し前ここへ不法にも侵入したものがいた。 其奴は部屋の端っこで何かの技を使い、ここまで来たと言っておった。」 「何かの技?」 「それが何かは知らん お前たちも同じことをしようとする不届ものか と疑っていた。 だが、今の攻撃を受け、そうでないことは理解した お前たちを元の世界へ帰すとしよう」 「本当に! ありがとう、ダークライ」 リリーがそう言うと、ダークライは頭上にあるゲートをリリーたちへと向け、下ろした。 「ね、ねえ ダークライって何言ってたの?」 コクは突然そう言った。 「え?聞こえなかったの?」 「う、うん何も」 「テレパシーでも使えたのかなぁ」 そう悩んでいると、ゲートの先に出口が見えてきたと同時に、2人とも急激な眠気に襲われた。 「あれ…なんでだろ 急にすごく眠たくなってき…た…」 そう言いながら、2人は眠ってしまった。 「………イ!…リー!……リリー!」 リリーは目を覚ますと、すでに日は落ちかけており目の前にはコクが心配そうに呼びかけていた。 「コク?……あ、そうか 変な場所に飛ばされたんだっけ そうだ、ピカチュウは!」 リリーは寝ぼけ眼を晴らし、起き上がりながら言った。 すると、森の方がガサガサと揺れた。 「誰かいるの?」 リリーが聞くと、草の中から、緑色と黄色い尻尾が出てきた。 「ピカチュウ!ツタージャ!」 リリーがそう言うと、 「ピッカァ!」 「タジャジャ!」 と二匹とも元気に鳴いた その手にはいっぱいのきのみがあった。 ピカチュウはリリーの元へ行くと、両手いっぱいのきのみをリリーに渡した。 「ありがとう、ピカチュウ」 ツタージャはコクの方へ行き、コクにきのみを渡した。 「あ、ありがとうツタージャ」 コクがそう言うと、ツタージャは少し照れながら鳴いた。 「ピカチュウ、ツタージャ、何があったの?」 リリーがそう聞くと二匹は話し出した。
ポケットSTORY第10話「悪夢」
「やっと出られた〜 けどここは…?」 リリーは伸びながら言った。 そこは、大きな湖が中心にあり、その周辺を木々が覆っているそして、空には大きな満月(?)一つ 「なんか不気味な場所だね」 コクはそう言いながらリリーの横に立った。 「そうね…」 リリーは頷くと、歩き始めた。 歩いていると時折、獣の様な声が聞こえてきた。 「今のって何かの声かなぁ」 コクは少しビクビクしながら聞いた。 「分からない…慎重に行こう」 リリーはそう言いながら木々の物陰に隠れながら中心の湖へと向かった。 「綺麗な景色だね」 コクは空を見上げながら言った。 「そうね、それに静かね」 リリーが賛同しながらいい、間を置いて続けた。 「まるで嵐の前の静けさみたいに…」 「嵐の前のってことは、何か起こるの!また」 コクはびっくりして大きな声で叫んだ。 「声が大きいよ あくまで予感だけどね 何かが潜んでてもおかしくない雰囲気でしょ? 例えば」 リリーはそう言いながら少し歩き、そこにある白い十字の石碑の前に立ちながら続けた。 「ゴーストか悪タイプとかが、さ」 リリーはそう言いながらコクの方へ振り返ると、急に腰のボールに手をやった。 「ゴーストタイプって…まさかそんなこと 急にボールを持って何してるの?まさか…」 コクの顔色は暗くなっていた。 「ポカブ:ひのこ! リリーはポカブをボールから出すと、指示を出した。 指示を聞いてポカブはコクの後ろの方へ炎を発射した。 「わっ! な、何!?何⁈」 コクはそう言いながらリリーの方へとかけて行った。 「気をつけて、コク 何かいる」 「〈何か〉って?」 「分からない けど、嫌な予感は的中してそう」 そうリリーが言うと、後ろにいたコクがボールからソーナンスを出した。 「ソーナンス!」 「行こうコク、ソーナンス、ポカブ」 リリーがそう言うと1人と2匹は静かに頷いて、中心の池へと足を早めた。 「着いたぁ! うわぁ 綺麗な景色…」 リリーはその景色を見て気が抜けていた。 「リ、リリー!上!」 コクが急にそう叫ぶと、リリーは気を取り直し上を見上げた。 するとそこには、黒色の球の外に紫色の球が入った形のボールがリリーの上空から落ちてきた。 「いきなり何!」 リリーはそう言いながら後ろに避けた。 「バチュル:フラッシュ! コクは頭に乗っているバチュルにそう言った。 バチュルはこくりと頷くと、 「バーチュゥ!」 そう言い、放電させると、体の周りに白い光が纏い、周りを強く照らした。 「ありがとう、コク、バチュル あれって、ポケモン?」 リリーはコク達に礼を言うと、空からの逆光で見えなかった黒い生物を見ながら言った。 そして、リリーは図鑑をかざして情報を確認した。 「ダークライ 暗黒ポケモン 悪タイプ 自分を 守るために まわりの 人や ポケモンに 悪夢を見せるが ダークライに 悪気は ないのだ。」 そう告げると図鑑は閉まった。 「ダークライって言うのね あのポケモンは… 」 リリーがそう呟くと、コクが急かしたように言う。 「どうする?リリー 逃げる?戦う?」 「いや、今戦っても勝てるとは思えない。 だからここから出る方法を聞く」 リリーはそう言うと、ダークライの前へと歩いて行った。 「聞いて、ダークライ 私たちここに迷い込んじゃったの 外に出られる方法、したらな…」 リリーの言葉を遮ってダークライは影の腕を伸ばした。 「リリー、シャドークローが来るよ!気をつけて!」 コクがそう言うとリリーは静かに頷いた。 「ねえ、聞いて ダークラ」 リリーが言い出すのとダークライのシャドークローが飛び出てくるタイミングは同じだった。 そして、その手はリリーの頭を掠った。 「っ! ダークライ、お願いだから話を聞いて! お願い」 「リリー!」 コクが駆け寄ってきた。 「無茶だよ!リリー あの様子じゃ、話を聞いてもらえないよ!」 「そんなことない。 今の攻撃も、掠っただけ……それに止まってる相手になら、グサリと刺すことも出来たはずなのにしなかった まだチャンスは…あるは」 リリーが言い終わる前に次のシャドークローが飛んできた 今度は顔面目掛けて。 すると、突然目の前にポカブが飛んできた。 「カブゥ!」 ポカブはそんな声を上げながら、後ろの木にぶつかった。 「ポカブ! 大丈夫⁈」 リリーは急いでポカブの元へ駆け寄った。 「カ…ブゥ カブカブ!」 ポカブはよろめきながらも立ち上がった。 「ポカブ! 無茶しないで、ボールに戻って!」 リリーがそう言うが、ポカブは首を横に振った。 「カブカブ!カブゥ!(トレーナーはポケモンの、ポケモンはトレーナーの意志をサポートする!そうやって僕たちは生きてきた!)」 少し間を置いてもう一度言った。 「カブゥ…カブカカブ!カカァブ!(だから…戻らない!一緒に戦う!)」 ポカブは強くそう言い切るとダークライを睨みつけた。 「ポカブ…」 リリーは静かにそう言った。 すると、ポカブの体は青い光を纏いだした。 「ポカブ⁉︎ あ、これってまさか 進化!」 リリーはピカチュウが進化した時の光景を思い出して言った。 ポカブの体は四足歩行の姿から二足歩行に姿に変わり、体も大きくなっていった。 そして、青い光が晴れると、新しい姿が見えた。
ポケットSTORY第9話「謎の場所」
「うーん…?」 リリーはそう言いながら目を覚ました。 「どこ…ここって」 リリーはそう言いながらあたりを見回したが、そこは真っ暗で何も見えない。 「カブゥ!」 「メッパ!」 その声が後ろから聞こえた。 「ポカブ、マメパト、そこにいるのね」 リリーがそう言うと、後ろからボッと音がして、橙色の光がついた。 リリーはその光を見て後ろを向いた。 「良かった、ポカブ、マメパト 無事なんだね」 リリーはそう言いホッと胸を撫で下ろした。 「ピカチュウは⁉︎コク達も」 ほっとしたのも束の間リリーは急いで2匹に問うたが、どちらも首を横に振った。 「お〜い リリー!」 少し遠くに方で声がした。 リリーが声のした方向を向くと、コクが走ってきた。 「良かった、合流できた〜」 疲れたような安心したような声で言った。 「でも、ピカチュウがまだ」 「うん、僕のツタージャも見つかってないんだ」 「ひとまず、灯りがほしいねポカブにずっと火をつけてもらうのは申し訳ないし」 リリーがそう言いと、コクが自慢げに言った。 「それならお任せあれ さっきのリリーとの戦いでは出せなかった3匹目、出てきて!バチュル!」 コクはそう言いながらモンスターボールから黄色い小さな蜘蛛を出した。 「バチュル:フラッシュ! コクがそう言うと、バチュルの体は強く光り出し、あたりを照らした。 「すごい! こんなに小さいのに、こんな広い範囲を照らせるなんて」 リリーがそう言うと、バチュルは照れたように 「バチュゥ」 と鳴いた。 「灯り問題は解決だね」 「うん…でも、ツタージャ達はここにいなさそうだね」 コクは周りを見渡しながら言った。 「周りを見るにさっきの場所とは違う場所っぽいね ひとまず、ここを脱出しよう」 リリーがそう言うと、ポカブが肩に乗ってきた。 「そうだね、急ごう」 コクもそう言いながら、メガネをかけなおした。 「ひとまず歩きながら出口を探そう」 リリーはそう言いながら適当に歩き始めた それを少し遅れてコクもついて行った。 数時間後 「そ、そろそろ休憩しよ」 コクがそう声を上げた あれからどれくらい歩いたかは分からない。 「…確かに、このまま惰性で歩くより、情報をまとめるかぁ」 リリーの言葉にコクは安堵したような表情を見せながらその場に腰を下ろした。 「カブ!」 ポカブはいきなりリリーの方から降りると、訴えかけるように鳴いた。 「カブカブポカー」 「分かった。 ありがとう、ポカブ気をつけてね」 リリーはそう言いながらポカブを見送った。 「なんて言ってたかわかるの!?」 コクが聞くと、リリーは少し間を置いていった。 「うん なんか小さい頃から聞こえるんだいつからかは分からないけど、ずっと小さな頃から」 「ポケモンの気持ちを読めるなんてすごいね! それで、ポカブはなんて言ってたの?」 「えっと、 【2人が休憩している間に少し出口を探しにいってくる】って」 「出口をって…今こんだけ歩いても見つからなかったのに」 コクがそう言い、ポカブは走り出した 数十分後ポカブが嬉しそうに走ってきた。 「ポカブ!もしかして、出口見つかったの?」 リリーが聞くと、元気に 「ポカ!」 と鳴いてリリーの方に乗った。 「それじゃあ、道案内をお願い」 リリーがそう言うと、ポカブはさっきまでの進行方向の右側を指した。 「ここから真っ直ぐ行けばいいの?」 リリーが聞くと、ポカブは頷いた。 「よし、じゃあ行こうポカブ、コク!」 「も、もう行くの〜?」 リリーはそう言いながら走り出した それに遅れてコクも走り出した。 ポカブの指し示された方向へゆくと、そこには小さく白い光があった。 「この光が出口?」 リリーが聞くと、ポカブは頷いた。 「じゃあ、行こうか」 リリーはそう言いながら白い光の中に入ろうとしていたその時 「ちょ、ちょっと待って」 突然コクが呼び止めてきた。 「なに?早く帰ってピカチュウ達を助けないと!」 「そうだけど、まだ心の準備が…」 「いいから行くよ!」 「えっ!ちょっと待っ!」 リリーはまごまごしているコクの腕を引っ張りながら光の中へ入っていった。
ポケットSTORY 第8話「VS.MC団」
「いきなり何ですか!」 リリーは頭上を飛ぶ気球に向けて言葉を投げた。 「何って…その網を見たらわかるでしょ? あんたたちのポケモンをより使えるものにしてあげようとしてたのよ」 姿は見えないが女性と思われる声がして、別の男性と思われる声も聞こえてきた。 「あんたらが使ってるポケモン、物足りないんだよ ありがたく思いな!」 そう言うと、その2人は気球から飛び降りてきた。 「誰なの!あんた達は」 リリーがそう問いかけると、 「誰かって…悪役がそう易々と名乗るとでも?」 女性のトレーナーはそう言うと、少し間を置いて続けた。 「まあ今回だけは教えてやるわ これで侵略もしやすくなるだろうし 私はロダネ、こいつはテルドラ MC団の幹部とは私たちのことよ」 「MC団の…幹部」 コクはそう呟くと、続けた。 「な…何のためにポケモン達を改造なんか」 「何のためって そんなの決まってるだろ? MC団はこのイッシュ地方なんかで収まる身じゃねえ、この世界を支配するためだ」 テルドラはそう手を開きながら言った。 「…なーんか典型的な悪役ね」 「確かにそれだけ聞くとそうだな だが、そんじょそこらの悪役とは訳が違うぜ!」 そう言うと、テルドラはボールから茶色い体で、黄色いラインの入ったポケモンを出した。 「このミルホッグは、ポケモンの細胞や遺伝子を組み合わせてできた完成品だ その火力は、この通り!」 そう言うと、いきなりそのミルホッグは体の模様を光らせ、リリーの方へ向けて光線を放ってきた。 「なっ!」 リリーは思わずそう声を漏らしながら、その光線を避けた。 「いきなり何すんの!」 「卑怯だ とでも言うつもりか? そりゃあ嬉しい褒め言葉だなぁ俺たち悪役はその言葉を待ち望んでんだ!」 そう言いながらテルドラはもう一度ミルホッグに向かって指示を出した。 「ミルホッグ:怪しい光! ミルホッグは体の模様を光らせ、不思議な光を強く出した。 その光線にピカチュウとツタージャは当たってしまった。 「ピカチュウ:電気ショック! 「ツタージャ:グラスミキサー! そう指示を出すと、2匹はクラクラとしながら動き出すと、自分のことを殴った。 「ピカチュウ!」 「ツ、ツタージャ!」 「はっは〜混乱はどうだ?痛いだろう」 「ピカチュウ、意識をしっかりして!」 リリーがそう言うがしかし、ピカチュウは自分の両頬を叩いた するとそこから微量の電撃が発生し、ツタージャに向けて放たれた 「何やってるの、ピカチュウ!」 リリーがそう言うと、ピカチュウの電撃を喰らったツタージャはピカチュウに向けて葉っぱを投げ飛ばした。 「ツタージャ、何でピカチュウにいきなり攻撃を…」 「ピカチュウも、いきなり電気ショックなんて何で」 そう2人が言うと、 「ピッカ!」 「タジャージャ」 ピカチュウとツタージャは振り返りながら鳴いた。 「まさか混乱が解けたの!」 コクはがそう言うと、2匹は頷いた。 「攻撃で自分たちの目を覚まさせたか…だが、それを続けてたら自滅するぜ!」 テルドラはそう言いながらミルホッグに指示を出した。 「ミルホック:破壊光線! ミルホッグは体の模様を光らせた、最初に放ったのと同じ光線を発射した。 「っ!ピカチュウ:電光石火でかわして! リリーはそう言うと、体を後退させた。 その時、リリーの影がリリーの動きに少し遅れていた。 少し後ろにるコクはリリーの影を見間違いだと自分を納得させ、ツタージャに指示を出した。 「ツタージャ:グラスミキサー! ツタージャはそう言われると、葉っぱが渦を巻きながら出された。 「何やってるのテルドラ、さっさと仕留めなさい そんなガキどもなんて」 ロダネがそう言うと、テルドラは 「んなこと言ってる暇あったら手伝えよ!」 そう言い返した。 「もう向かってるわ」 ロダネはそう言うと、手を前に出した。 すると、リリーの影が動き出した。 「⁉︎ リ、リリー 後ろ!」 コクがそう言うと、リリーは急いで後ろを振り返り、横に飛んだ。 「Pokenvy:シャドークロー! その影は腕を伸ばしてリリーを切りつけた。 「っ!」 リリーはその勢いのまま、地面に倒れ込み頭を打って気絶してしまった。 「リリー!しっかして!」 コクはリリーのもとへ駆け寄ると肩を揺らして起こそうとした。 「あんたもこれでお終いよ!」 ロダネがそう言うと、Pokenvyはもう一度腕を変形させ、コクを切りつけた。コクはその攻撃で気絶してしまった。
ポケットSTORY第7話「VS.ライバル コク!」
「いつになったら進化すんだ? お前は!」 そのトレーナーはそう言うと、小さな青い体に黒い模様のあるそのポケモンを蹴り飛ばした。 「オ…ル…」 そのポケモンは小さく鳴いた。 「お前はあのミジュマルっつったか?と同じで使いモンにならねえな」 そう言いながらトレーナーはそのポケモンをボールに戻し、次の街へと向かった。 ここは3番道路 リリーはサンヨウジムを突破し、次の街へと向かっていた。 「ここを抜けたら洞窟かぁ…」 リリーはタウンマップを見ながら言った。 「ひとまず今はここを抜けよう」 そう言うと、リリーは野生のポケモンと戦い特訓しながら進んでいった。 「あ、リリー だよね」 リリーがしばらく進んでいると、草むらから声がした。 周りを見渡してみると、草むらから、コクが出てきた。 「ああ、コク久しぶりだね」 「うん、 早速なんだけど、バトルしようよ最近サンヨウジムを突破したんだ 」 「いきなりだね まあいいよ」 そう言うと、リリーは後ろに下がり、バトルの用意をした。 ライバルのコクが勝負を仕掛けてきた。 「頑張って、ソーナンス!」 コクはそう言いながらソーナンスを繰り出した。 「行くよ!ピカチュウ!」 リリーはそう言いながらピカチュウを繰り出した。 「ソーナンス:カウンター! 「ピカチュウ:電光石火! ピカチュウはソーナンスへ向けて勢いよく突っ込んで行った。 しかし、ソーナンスはそれをかわし、ピカチュウを叩いた。 「ピカチュウ:電光石火! 「ソーナンス:ミラーコート! ピカチュウはもう一度突進した。 「ソーナン…ス!」 ソーナンスはそう言いながら特殊な空間を張った。 「どんな効果かはわからないから慎重に行こうピカチュウ:天使のキッス! 「ソーナンス:カウンター! ピカチュウはソーナンスに近づいた しかし、ソーナンスは後ろに飛び避け、ピカチュウを叩いこうとしたが、ピカチュウもそれを避けた。 「もういいや、さっさと終わらせようピカチュウ:電気ショック! 「ソーナンス:カウンター! ピカチュウはソーナンスから離れ、電気袋から電撃を放った。 「ソー ナンス…」 ソーナンスはそう言いながら倒れた。 「ソーナンス お疲れ様、ゆっくり休んでね」 そう言いながらコクはボールに戻した。 「頑張って!ツタージャ!」 コクはそう言いながらツタージャを繰り出した。 「ツタージャ:つるのむち! 「ピカチュウ:電気ショック! ピカチュウの電撃はツタージャに当たったが、あまり効いていない様子だった。 「草に電気は今ひとつ!対して電気に草は等倍!」 コクは少し置いて、 「ツタージャ:グラスミキサー! ツタージャは体に周りから無数の葉っぱを浮かび上がらせ、渦を巻きながら向かってきた。 「ピカチュウ、葉っぱに気をつけて:電光石火! ピカチュウは葉っぱをなるべくかわして突進して行き、ツタージャにぶつかった。 「今だツタージャ!:宿木の種! 接触してきたピカチュウにツタージャは種を植え付けた。 「っ! ピカチュウ:電光石火! リリーがピカチュウに指示を出そうとした時、2人と2匹の頭上に何か大きな影ができた。 ピカチュウはツタージャに向けて突進したが、影を見て、止まった。 「どうしたの?ピカチュウ」 リリーがそう言うと、コクが急いで言った。 「な、何あれ!」 リリーが上を見上げるとそこには大きな網と、気球が落ちてきていた。 「戻って!」 2人はポケモンを抱き抱えて、網の範囲から遠ざ かった。