スイ

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スイ

不定期です(なるべく週一でします) ぜひ気軽にご意見ご感想をコメント してください 初めてなので大目に見てください。 作中のオリジナルキャラの名前   夏葉(かよう)ヒイ   紅葉(こうよう)リリー

東方想起録I

「外の空気って気持ちいいね〜…なんて感覚なんてないのに」 そう呟いたのは、白いシャツにチェック柄のスカートを着たリリィだ リリィは町の端の方にある山の少し古ぼけた神社まで来ていた。リリィはカバンの中から、トランペットとマウスピースを取り出した。 時間帯は夕方。リリィは毎日この時間帯で楽器を吹くのが日課だ。 「さて…いつも通り吹くか! こう言う場所で吹くの気持ちいいんだよな〜」 そう言いトランペットの音が、静かな森の中を響いていた。しばらく吹いていると、暗くなってきた。 「ふう…もう暗くなってきたね そろそろ帰ろうかな」 そう言いリリィは楽器を片づけ、下山しようとした時、目の前には、謎のゲートのような物があった。 「…なにこれ?」 リリィはそれに近づき触れようとした次の瞬間、リリィの足元が崩れた。 「やばっ!」 リリィはそのまま地面を転がっていった。リリィは何本もの木々を抜けて転がり落ちてゲートの中へと入ってしまった。   ゲートの先は暗かった。夜のようだ。周りは竹林 「…ここどこ?ゲートに入ってたよね」 リリィは歩き出そうとしたが、足に激痛が走った。 「っ!」 リリィは倒れてしまった。足には何かが突き刺さっていた。 リリィは痛みを感じたことが無かったため、痛みのあまり意識を失ってしまった。 次に目を覚ました時、リリィは病室にいた。 「あら、起きたのね」 そう言い、奥の方から、誰かがやってきた。その人は、赤と青が半分で分かれてる看護服を着た女性だった。 「ここは永遠亭。里の人間が1人で来るのは久しぶりね。」 そう言いその人は、リリィの前に座った。 「私は八意永琳よ あなたは?」 「私は…紅葉リリィ」 そう弱々しく答えた。 「そういえば、これあなたの近くに落ちてたんだけど」 そう言い永琳は鞄を出した。中には、トランペットやマウスピースが入っていた 「ありがとうございます。 それと、ここってどこなんですか?」 そう聞くと、永琳は驚きながらも、説明してくれた 「ここのことを知らないってことは、外来人かしら? ここは幻想郷、全てを受け入れてくれる場所よ」 続けて 「今から霊夢を連れてくるから、安静にね」 そう言い永琳は外に出て行った。

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東方想起録I

東方外来日誌〈拾陸〉

霊夢は青いキューブを取り出した。 「っ‼︎それどこで⁉︎」 「やっぱりね…魔理沙が昨日持ってきたのよ…で、何か言うことは?」 霊夢は静かに、少し怒ったように言った。 「…今回の異変の犯人に、キューブを取られて、ヒイも一緒に飛ばされて… だから、助けに行こうと思って!」 「そう…私を頼らなかったのは、迷惑をかけなう言うに思ったのかしら?元々、あんた達が来たこと自体が迷惑なんだけどね…まあいいわ、貴方に私を安心させるほどの力を見せてちょうだい」 「分かった。でも、新調した弾幕の餌食になってもらうよ!」 そう言い両者宙へ浮き、弾幕を放った。 :無双封印! 霊夢のスペルカードがリリーへ一斉に向かう。 「新調したスペカの威力、早速試す!:幻符•エーテルスパーク! リリーの八卦炉がひかり,翠玉色の太い光線が、霊夢の弾幕を弾いた。 霊夢は何も言わないまま、弾幕を打っている。 :返符•夢想封印 リリーは霊夢の技を返した。 そんな攻防が続いてしばらくして、霊夢が言った。 「このままじゃあキリがないわ、さっさと決めるわよ!」 「これが空を飛ぶという力の、本当の意味。貴方は、私についてこられるかしら!:無双転生 一斉に大量のお札がリリーへ向かう。 「…これで…なんとかなれー!」 リリーは八卦炉を前に出し力いっぱい弾幕を放った。     しかし、リリーの弾幕は全て弾き返され、リリーは霊夢の弾幕によって倒された。 「私に勝とうだなんてまだまだ早いわ。…でも、いいわよ。最後のキューブ。あげるわ」 そう言い霊夢はキューブを出した。 「えっ!いや…でも…」 そう渋っているリリーに霊夢が言った。 「負けたのになんでって思ってる? 私思ったの。人が自分から行動しようとするのを無理に止める必要はない。逆に、応援してあげないとってね。いざとなったらこれを使いなさい。」  そう言い霊夢は、お札を出した。それには博麗結界と書かれている。 「それは幻想郷を囲む大結界とほぼ同じような効果があるわ。攻撃にも、防にも使える。ただ、一回きりだから慎重に使いなさい。」 「分かった。…ありがとう、霊夢」 リリーはキューブとお札を受け取った。  リリーはその後香霖堂の店主からもらった服に着替えた。青色の帽子に白いリボンがついた物。服は、紫色のワンピースに白いエプロンがついた物を着た。 そしてリリーは外に出て、赤く光っているキューブを前に出した。すると、キューブは赤く光出した。すると、数個の小さな正方形となり、リリーの手を中心にして、回転し出した。 しばらく回転するとキューブは集まり、白光りするゲートができた。 「それじゃあ、行ってくる!」 そう言いリリーは勢いよく飛び込んだ キューブの光の中に入れたヒイは、 紫色のキューブを持ちながら森の中を歩いていた。 この数日で、色々と歩いた。大きな湖があり、その奥に大きな洋館が立っている場所や、人が住んでいたと予測できる街もあった。そんな日が続いたある日、長い階段を見つけた。 「あの上に行けば、全体が見渡せるかも」 ヒイはそう言い、階段を登り出した。 「っ!」 ヒイは階段を登ると、息を呑んだ。 「ここって…博麗神社?」 そこには、鳥居が落ちており、そこには、博麗神社と書かれていた。 ヒイは確信した。 「ここって幻想郷だよな」 ヒイがそう言うと、後ろの方でドオンと音がした。 ヒイは振り返ると、そこには、2つの影が戦っていた。 ヒイはそこまで飛んで行った。 :赤編•アルタースパーク ヒイは当たらないように弾幕を出した。 「…あんた誰?見覚えないけど」 「僕?名前は夏葉ヒイ。そっちの名前は?」 「…私は紅葉リリィ。身内にもいたわその名前」 リリィはそう言い相手に向けて弾幕を放った。 :弾符•バレットストーム! 無数の弾幕が相手を襲う。 相手は赤黒くなった袖をし、パーカーをしていた。 「あんたがこの異変の犯人だな。 覚悟しな!」 そう言いヒイはモナドを出した。 :モナド•バスター ヒイは勢いよく男へ向かい、切りつけた…が、男は、そのボロボロな袖で受け止めていた。そのままヒイは投げられた。しかし、ヒイはすぐに止まった。 ヒイが後ろを向くとそこには、 「リリィ!」 リリィが飛んで、助けていた。 「さっさと決めるよ。そうだ、これ借りるね」 そう言いリリィはヒイのモナドを持ち向かった。それをヒイは黙って見ていた。 ヒイはモナドの時と同じように想像した。新しい武器を。 (素早く攻撃できる武器。軽い武器。魔力を増加させる魔石を)すると、ヒイの手元には黒い銃が出てきた  銃口には、丸い何かで埋まっている。 ヒイは急いでリリィの方へ向かい、男に銃を構えた。 そしてヒイは数発弾幕を放った がそれらは全て防がれた。 男はヒイの弾幕の何倍も素早いスピードで、移動しヒイの後ろに回った。 「そうくると思ったよ!これで今度こそ終わりだ!」 リリィは男より早く回り込み、 :弾符•レインボーアロー リリィの周りに何個かの魔石が浮かび上がり、そこから、七色の光や星が飛び出した。 男はその弾幕よ避けきれず、当たった。 「さっさと諦めなさい!前にも言ったでしょ!消えるのはあんただって!」 リリィがそう叫ぶと、男が 「…折角違う世界に繋げても、同じようにお前は、機械を壊し、挙句には俺を殺そうとする。実の兄のことを!」 男は苦しそうに叫んだ。 「どの世界も結果が同じなら尚更、諦めなさい!ヒィ」 リリィはそう言いながら叫んだ 「借りるよ、霊夢のスペルカード!:借符•無想転生! リリィは霊夢の夢想転生と同じ物。いや、それ以上の弾幕を発した。その弾幕を放った時、リリィは倒れてしまった 魔力切れだろう。 弾幕は全て男に当たった。煙が立ち、よく見えない。 「…弱くなったなリリィ」 煙が晴れえると、男の腕が取れていたっが、まだ立っていた。 「っ!まだ立つのかお前は!」 ヒイはそう言ったが、動かなかった 怪我人を持っては激しく動けなかった。 しばらく睨み合っていると、相手が特大の陰陽玉を放ってきた。弾幕はヒイの方へ向かい、ぶつかり壊れた。ヒイとリリィの目の前には、1人の影があった。

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東方外来日誌〈拾陸〉

東方外来日誌〈拾伍〉

次の日リリーは朝早くには外に出ていた。霊夢に見つからないように、ひっそりと出た。 「あとは…太陽の畑ってどこだろ」 そう呟きリリーはとりあえず歩き出した。 しばらくして場所がわからなくなり、情報を集めると、神社の近くにあると言われた。 「先にこっち来ればよかった」 リリーはそう愚痴り太陽の畑へと向かった。 そこは一面向日葵だった。そして熱い。 しばらく歩くと、汗だくになっていた。 「こんなところにあるの?ほんとに」 リリーはそう言いながら探した。 しばらくすると、遠くの方に人影が見えた。 その人影は近づいてきたので、リリーは少し身構えた。 「あら、見ない顔。貴方にまだ死を恐れる感情が残ってるなら、回れ右して、帰りなさい。今ならまだ間に合うわ」 「そ…そうには行かないです。異変解決のために、青いキューブを探しているんです」 「異変解決なら、博麗の巫女にでも頼めばいいでしょ」 そう言われ、リリーは言葉が詰まった。しばらくリリーが黙っていると、 「何か事情がある、と…貴方は、花は好きかしら?」 突然言われて、リリーは少し詰まったが、答えた。 「はい、好きですよ、四季折々の花を見たりすると、心が落ち着きます」 そう答えると、相手は少し口角を上げた。 「そう。ならいいわ。花を傷つける者だったら、容赦はしないで攻撃しようとも思ってね」 さらりと、とんでもないことを言い出してリリーは少し青くなった。 「貴方ならいいわ。どうぞ、キューブ渡してあげる。」 そう言いリリーはキューブを受け取った。 「そういえば名前を言ってなかったわね、 私の名前は、風見幽華。」 「私は紅葉リリーです。」 「よろしくね、リリー。それから、ここへはいつでもきていいわ、いくらでも、花を眺めてリラックスしてちょうだい」 「ありがとうございます!」 そう言いリリーは香霖堂に向かった。 「やあ、来たかい。借りてたものを返すよ あと、八卦炉と、服も新調したよ」 「ありがとうございます!これでようやく、異変解決できる」 そう言いリリーは受け取った。 「君に借りた十字のは、その八卦炉の中に入ってるよ」 店主は八卦炉の縁にある翠玉色の線をなぞって言った。 リリーは博麗神社に帰ると、そこには、霊夢が立ってい。 「どこに行ってたの?不自然な動きが多いけど」 「え…えーっと…」 「これを集めてたんでしょう?」 そう言い霊夢は青いキューブを取り出した。 「っ‼︎それどこで⁉︎」 「やっぱりね…魔理沙が昨日持ってきたのよ…で、何か言うことは?」 「…今回の異変の犯人に、キューブを取られて、ヒイも一緒に飛ばされて… だから、助けに行こうと思って!」 「そう…私を頼らなかったのは、迷惑をかけなう言うに思ったのかしら じゃあ分かったわ、今から貴方の力を見せてちょうだい」 「分かった。でも、新調した弾幕の餌食になってもらうよ!」 そう言い両者宙へ浮き、弾幕を放った。

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東方外来日誌〈拾伍〉

東方外来日誌〈拾肆〉

ゲートが閉じた。リリーを残して。 ゲートが閉じると、何かがいろんなとこに飛んで行った。よく見るとそれは、あのキューブだ。 「いつまでもぼーっとしてる訳にはいかない。 早速あのキューブの聞き込み開始だ」 そう言い人里へ向かった。 しかし、流石に夜中なこともあり、発見した人は少なかった。 しかし、情報が集まった頃、リリーは龍神の像の前に行っていた。何か地面の方から何かの力があると思ったからだ。 「何かあるかな」 そうポツリと呟いて、少し盛り上がっている土を掘った。すると 「やっぱりあった…これで一個目か」 そう言い、貰った情報のところへ向かった。 「近いし、魔法の森に行くか」 そして、香霖堂に向かった。そこでリリーは香霖堂の店主に話したが、知らなそうだ。 (そういえば、魔理沙の八卦炉ってここで貰ったんだよね…一応聞こう) 「ここで、魔理沙の八卦炉ってもらえますか?」 そう聞くと、 「うーんどうだろう…魔石を持ってるかい?持っていたら、一回魔石を貸してくれる?」 そう言われリリーは魔石と間違えて十字のクリスタルも手渡した。 「ふむふむ…これは興味深いね。しばらく預からせてもらってもいいかな?君の要望のものを作る代わりにさ」 そう言われ、リリーはどうぞと言い、頼んだ。 「ここの情報はあったんだけどなぁ。まぁいっか次は確か…妖怪の山の奥だっけ?」 そうしてリリーは飛んで行った。 そこは、静かな所だった。数個の出店が出ていて、完全に静かではないが。 「すみません。、青色で正方形のもの見てませんか?」 そう言い捜索を始めたが、特に情報得られなかった。 しばらく歩いていると、赤髪ツインドリル大きな鎌を持った見覚えのある人が立っていた。近づくとこちらに気付いたようだ。 「ここへ生きた人間が来るなんて珍しいね。 私は小野塚小町、ここいらを担当する死神だ」 「初めまして、私は紅葉リリーと言います。 突然すみませんが、青いキューブを見ませんでしたか?」 そうリリーは聞いた。 「これかい?」 そう言い青いキューブを出した。 「それです!すみませんが、そのキューブ貰ってもいいですか?」 そう聞くと少し悩んでから答えた。 「うーん…分かった。いいよ」 「ありがとうございます」 リリーはそう返事をし、キューブを受け取った。 「もう暗いし、気をつけて帰んなよ」 そう言われリリーは分かりました。と言い、神社へと帰っていった。 「こんな時間までどこ行ってたのよ!」 その夜リリーは霊夢に怒られた。

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東方外来日誌〈拾肆〉

東方外来日誌〈拾参〉

次の日の朝、鳥居のところには4人…いや、3人の人影がいた。 「そんなとこで何してるのよ」 霊夢がそう聞くと、1人が答えた 「昨晩のようなものを見つけまして」 そう言い、1人が青いキューブを取り出した。 「突然それが光出したのよ」 そうもう1人が答えた。そこへリリーが起きて来た。 「おはよう霊夢…とあとレミリアと咲夜?どうしてここに?」 「おはようございますリリーさん、私達はこのキューブの話をするために来ました。何か知りませんか?」 そう咲夜が答えた。 「私達も昨日見たばかりだから、分からないだよね」 リリーはそう言い続けて言った。 「そういえば、初めましての人が2人いるけど、誰?」 そう言うと霊夢達は驚いたようにリリーを見た。 「な…何?」 「何って…ここにはあなた入れて5人しかいないのよ?」 霊夢はそう言ったがリリーは首を傾げた。 「そこにいるじゃん黄色い服に翠玉色の髪の」 そう言うとまさかと霊夢は驚いたように言った。 「こいしの事⁈」 「こいしって前に言ってた電話の?」 ⦅詳しくは東方外来日誌拾壱をご覧ください⦆ 「そのこいしよ、無意識の能力で周りにはあまり気付かれにくいのよ」 そう霊夢が説明した。 「なるほどねぇ…そういえば、もう1人の名前は?」 「初めましてリリーさん私は魂魄妖夢です。冥界にある白玉楼で剣術指南役兼庭師をしています。」 「初めまして私は紅葉リリー最近幻想郷にやって来たばかりだけど、よろしくね」 そう挨拶を交わすと霊夢が喋り出した。 「そのキューブって、あと何個かあるのかしら」 「ここのいる全員が持ってるなら、こいしも持ってるんじゃないの?」 そう言うと、こいしはキューブを差し出した。そして、去っていった。 「ねえレミリア、そのキューブ貰っていい?」 そう聞くと、 「いいわよ、なんとなく、これは気味が悪いわ」 そう言い、咲夜が差し出した。 「幽々子様や、他の雑用係が触らないように、渡しますね」 そう言い妖夢からも受けっとった。 「ありがとう」 リリーがそう言うと、 「何か困ったことがあったら、また教えてください」 と妖夢がが言い、みんな帰っていった。 その日の夜、キューブは青色から、紫色に輝き出した。その光で目を覚ましたリリーとヒイは、霊夢に気づかれぬように、外へ出た。 「いきなり何?」 リリーが眠たそうに言い、キューブを見たすると横から勢いよく、何かが飛んでき、キューブを奪い取った。 「……」 とった相手は何も言わない。リリー達から距離を取るとキューブを前に突き出した。するとキューブは数個の小さな正方形となり、相手の手を中心にして、回転し出した。 しばらく回転するとキューブは集まり、白光りするゲートのようなものができた。そして、相手の腕が光で見えた。 「少し破れて、赤黒くなってる…てまさかあんたがこの異変の」 そう言いかけるとその相手…男はゲートの中に入った。 「待て!」 ヒイがそう言い追いかけた。それに続いてリリーも。 「え?…」 ヒイはゲートの中に入れたが、リリーは目の前のところで、ゲートが閉じてしまった。

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東方外来日誌〈拾参〉

東方外来日誌〈拾弍〉

「5/◯ 今日から日記を書くことにします。 今私は、新しい異変の解決を霊夢達と進めています。 その異変は、突然現れた男が、至る所で暴れているとのことです。その男の袖は破れ、赤黒く染まっているらしいけど、まだ見つかっていない今からもう一度調査に行ってみる」 そこまで書き、リリーは筆を置いた。 本名紅葉リリー。ある日神社で土砂崩れがあり、巻き込まれ、幻想入りした。リリーは今博麗神社という場所に居候させてもらってます。 そしてもう1人幻想入りしたのが、夏葉ヒイ。リリーを探すために 神社へ行くと土砂崩れに巻き込まれて、幻想入りしたらしいです。(詳しくは東方外来日誌一を読んでください) 「何書いてんだ?」 ヒイが話しかけて来た。 「ああヒイ。今日記書いてるの」 そう答えると「3日坊主にならないようにな」と言いその場を後にした。 その後昼になり霊夢達と共に、情報収集しに行った。 人里の人によると、その男を妖怪の山入り口で発見したらしい。 「これで一歩前進だな」 「でも移動してる可能性もあるわ…とりあえず二手の別れましょう」 霊夢がそう言い魔理沙とリリーで人里へ向かった。 妖怪の山で探し回っていると、とある一つの青いキューブがあった。 「これって何かな」 リリーがそう言うと魔理沙も不思議そうに眺めた。 そこへ霊夢がやって来た、情報がある程度集まったらしい。 霊夢にもキューブを見せると 「‼︎それどこで見つけたの!?私もさっき見つけたの」 そう言い霊夢も青いキューブを出した。その後話し合ったが、そのキューブに関しての情報はなく、 その日はもう遅くなったので家に帰った。 あとがき どうも初めまして紅葉リリー改めスイです。名前を変えた理由につきましては、ストーリーがIIに入ったので、心機一転しようと思い返させていただきました。実は5月の間に国家試験がありまして、そちらの試験の為、休ませていただきました。 (拾壱話では異変発生と言いましたが…) と…とりあえずまた次の話や前の話も見ていってください。それではまた会いましょう♪

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東方外来日誌〈拾弍〉

東方外来日〈拾壱〉後日談

東方外来日誌〈拾〉の後日談ですまだ読まれてない方は、 先に↑を読んでからの方が楽しめると思います。  もう読まれてる方は、お楽しみください。 それからこの話にはあとがきがあります それではご覧ください 本編です。 宴会が終わった後日。ピピピピ、というアラーム音でリリーは起きた。 「もう朝か、」 まぶたをこすりながらリリーはもそもそと起き上がり、ぼーっとしている。寝ぼけているらしい。 リリーは布団を畳むと外に出た。 「あらリリーおはよう、起きたのね」 そう霊夢が言った。 「うん‥おはよー霊夢」 リリーは間延びしたように答えた 「シャキッとしなさいリリー。そうだ、昨日の宴会で、食べ物が少なくなったから、買い出しに行ってくれる?」 「分かったよー」 リリーはまたも間延びしたように言った。 「まず顔洗ってきなさいね」 霊夢にそう言われ、リリーは洗面台に向かった。 「おはようー」 顔を洗い終えると、ヒイが起きてきた。 「洗面台使う?」 「使うよ」 そう会話し、リリーはヒイに問いかけた。 「そういえば霊夢から、買い出し頼まれたんだけど、一緒に行く?」 「あー一緒に行くよ、買いたいものとかあるから」 「了解。じゃあ準備したら言って」 そうリリーは言い、ご飯の準備と身支度を済ませた。そうこうしているとヒイも準備ができたようなので、人里へ歩き出した。道中リリーは誰かに見られている感じがしたが、考えないようにしていた。 しばらく買い物をし、リリー達は帰ろうとした時、 「おやおや、もしかして最近幻想入りした人ですな?」 そう声がした。誰?とリリーが振り返ると、そこには探偵のような茶帽子に茶色のジャケット、黄土色のミニバックを持った少女がいた。 「私、ルポライターの…いや、鴉天狗の射命丸文と申します。安心してください、私はただインタビューに答えてもらいたいだけですので」 そう言い文はカメラを出した。 それから少しのインタビューがあり、終わるとすぐに帰っていった。 「…誰?」 リリーはそうポツリと呟いた。 「さっき自己紹介してただろ?」 「ああ、いや文のことじゃなくて…なんか見られてる感じない?」 「そんな感じしないけどな」 ヒイは首を傾げた。 「なんかなあ」 リリー達は疑問を持ちながら、帰っていった。 人里を抜ける時、リリーのスマホに電話がかかってきた。 「⁉︎…誰?この番号」 リリーのスマホには知らない番号から電話がかかってきた。 「もしもし…あのー」 リリーは一か八か電話に出たが返事はない。 「イタズラ電話?でも今の番号見覚えがあるような?」 リリーはもう一度番号を見た。090 2410 9679 そう書かれている。 「私メリーさん、今あなたの後ろに」ツーツーツー 途中で電話が切れた。スマホを確認すると、充電切れのようだ。 「メリーさん?」 リリーは小首をかしげた。 その後2人は神社へ帰った。その夜、電話の話をすると霊夢は、 「ああそれはこいしの仕業よ。それで驚かせたいんだけど、知名度があまりなくて、してないんじゃなかったかしら?」 「またいつか紹介するわ」 そう言い霊夢は、話を終わらせた。 その後、特に何事もなく1日が終わった。 その時、神社の後ろのヒビからは、人の指が数本見えていた。 あとがきです! 初めて描きますね。はじめまして(笑) 今回はお知らせがあって書きます。 実は外界の方で大きな異変が発生したようなので、5月いっぱいは休止します。次に出すのは6月くらいですかね〜 なるべく早く解決できるよう頑張ります 「そろそろ行くぞリリー」 「もうちょっと待ってて」 魔理沙達に待ってもらってるのでこの辺で、また次の話も    読んでください!それではさようなら〜

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東方外来日〈拾壱〉後日談

東方外来日誌〈拾〉 1幕終

「これも、私の技でなら、復旧できるかも」 リリーがそう言い、トランペットを構えた。 復符•再生 そう言うと、幻想郷上の炎は一気に弱まり、緑の光に包まれた。 その光が時晴れるとそこには、以前までの幻想郷の風景があった。 「これにて一件落着だな」 そうヒイが言うと、リリーは安心したように息をはいた。 その後、リリー達は博麗神社に戻った。 その日の夜、ヒイとリリーは宴会へ参加していた そこにはたくさんの妖怪や妖精、神様(?)も集まった。 「こんな人数でいたことなかったなあ」 リリーはそう呟いた。 「吹部では人数いなかったのか?」 ヒイが聞いて来た。 「そうだね、まあ中学の時は、って感じだかど」 リリーは、この年に高校へ入学したので、高校では、まだ数回しか大人数で合奏したことがないのだ。 「今までコンクールでは大人数で吹いてたけどなかなかなれなくて…ちょっと人酔いしてる」 そうリリーが苦笑交じりに言った。 「ここにも楽団ってあるかな?」 ヒイはそう言って周りを眺めた。 周りには、沢山の人々(?)がお酒を飲んだりしていた。 その時リリーはとある事を考えていた。 (行き来したヒビってどうにかなるかな) そう思い、リリーは神社の裏へと歩いた。そこの空中には、ひび割れがあった。 「このゲートから来たのかな 私達は…幻想郷に」 そうリリーが淡々と言った時、後ろの方から、誰かの声が聞こえた。 「あなたは達はこのゲートではなくって、私の隙間で呼び寄せたのよ」 その声の主は、姿を見せない。 「どこにいるの⁈」 リリーがそう言うが、返事はない。 (もしかして、前魔理沙が言ってた紫って人?) そうリリーが思っていると、後ろから足音が聞こえた。     その音を聞いてリリーは振り返るとそこには霊夢がいた。 「あんたようやく出て来たのね。何の用」 霊夢は少し鋭く言った。 「…逃げた」 少し間が空いて、ポツリとつぶやいた。 「今のは?」 「幻想郷の隙間に住んでる妖怪よ」 霊夢はため息交じりにそう答えた。 「あいつから何か言われなかった?」 「えっと…【私達はここにあるヒビではなくて、隙間から来たのよ】って」 「それなら、このヒビはいつから出てきたのよ」 霊夢は、ため息をついた。 「まだ何か起こりそうね」 「何かって?」 「今回みたいな異変よ。あなた達はより一層大変な異変を持ってきたわね」 霊夢はまたもため息交じりに言った。 はぁと言う霊夢に向けてリリーは 「そんなため息ついたら、運勢が悪くなるよ」 そんなことを言うと、 「誰のせいだと思ってるのよ…」 と霊夢は少し呆れたように言った。 「まあいいわ。今日はまだ宴会を楽しむようにしましょう」 そう言いリリーは霊夢と共に会場に戻った。 その日の夜。 どんちゃん騒ぎが小さくなってきた頃、 神社裏のひび割れから、2本何かが少しずつ出てきた。 その何かが全体を出すのは、まだ遠いようだ。

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東方外来日誌〈拾〉 1幕終

東方外来日誌〈玖〉

ヴォンという音がしてゲートが出現した。 そのゲートの先には、色とりどりに花が咲いている幻想郷の景色があった。 「成功した!」 リリーは嬉しそうに言った。 「これで帰れそうね。」 そう霊夢が言い、みんなはゲートの中へ入っていった。 ゲートを抜けるとそこには、色とりどりの花はなく 夜の中光る炎まみれの荒れた大地が広がっていた。 「何よ…これ」 そう霊夢が言うと、後ろに方で音がした。振り返るとそこには、 以前のリリーと今のリリーの型をした機械が立っていた。 「こんな景色…どこかで見たような」 そうリリーが言うと、霊夢が言った。 「前永遠亭で話してた夢じゃない?」 「それだ。」 「あの時のは、このことだったんだな」 魔理沙が言った。 「あの時は、私と魔理沙と思ってたけど、どっちも私だったなんてね」 リリーは苦笑しながら言った。 「さっさと倒すぞ」 そうヒイは意気込んだ。 :モナド•エンチャント みんなの周りや武器に紫色のオーラが出て来た。 リリーは自分のトランペットのベルに魔石をはめたそして、 :奏符•八つの音色 八色の四分音符の弾幕が相手を襲う。 その弾幕は避けられたが、魔理沙と霊夢に弾幕を見ていなく、当たった。 「よし!まだまだ行くぜ!」 そう魔理沙が意気込みさらに攻撃を続けた。 夢想封印とマスタースパークにより、制服姿の機械はすぐに倒れたが、もう一体の方はまだ耐えていた。 「いい加減にして!」 リリーはそう言いもう一度トランペットを構えた。 :吹符•スタッカート 丸い黒の弾幕が、鋭く相手へ飛ぶ。 その速度に追いつけずに、相手の体には、小さな穴が空いた。 「そんな威力あるのかよ」 ヒイは驚いたように言った。 :吹符•マルカート くさび形の弾幕が、バラバラに飛んで行った。 その弾幕は、相手に弾かれたが、注意を逸らすのには使えた。 :モナド•バスター ヒイが相手へ近づき、モナドを構える。 そのまままっすぐにモナドを振り下ろし、相手の機械は切れて消滅した。 「なんとか倒せたが、人里はどうする?」 ヒイが息を切らし、肩を上下に揺らしながら聞いた。 「これも、私の技でなら、復旧できるかも」 リリーがそう言い、トランペットを構えた。 復符•再生 そう言うと、幻想郷上の炎は一気に弱まり、緑の光に包まれた。

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東方外来日誌〈玖〉

東方外来日誌〈捌〉

その後3人は崩れた神社へ向かった。 「どうやって戻る?幻想郷に繋げるものってあるの?」 リリーは疑問を言うと、皆考えた。 「次元移動の魔法とこはないもんな」 「っ!皆避けて!」 ヒイが突然叫んだ。 「なんだ?!」 そう言うと後ろから、何かが飛んできた。しかしヒイのおかげで 助かった。 「何よ…あれ」 霊夢がつぶやいた。みんなの目線の先にいるには、全体が黒く、 丸い目の縁が水色に機械だった。 「よく分からないけど、行くよ!」 そう言いリリーとヒイは2人して突っ込んだ。 相手はまた攻撃を始めた。 「当たるか!」 魔理沙が避けながら言った。 :霊符•夢想封印 数個の眩しい弾幕を出し、ぶつけた。 恋符•マスタースパーク 太い虹色のレーザーを放った。 しかし、どの攻撃も効果がないようだった。 「どうして⁉︎さっきエンチャントしたはずなのに」 リリーは攻撃しながら言った。 「効果の時間切れか…考えてなかった」 ヒイはモナドを見つめながら言った。 「モナド•エンチャント」 しかし、何も起きない。 「インターバルか!」 ヒイは焦ったように言った。 そうモタモタしていると、相手がリリーに向かって動き出した。 リリーはとっさに魔石を前に出し叫んだ :吹っ飛べ! 突如暴風が起こった。 それを正面に受けて、相手は吹っ飛んだ。 「攻撃はできないけど、動かすことはできるのか!」 魔理沙が驚いたように言った。 「モナドなら、素で機械が切れる」 ヒイは、そう言い、切りかかった。 :エアスラッシュ ヒイは飛んでから、切りつけた。 相手はよろけた。それを見て、リリーはもう一度武器を作成した。 全体が青い筒状で、金色の丸い物が等間隔に3つあり、銀色の小さな碇のような物が付いた物をうでに取り付けた。 :アンカーショット! うでの碇を相手の足に向けて絡ませ、転ばせた。 「そろそろ大丈夫!」 ヒイはそう言いもう一度言った :モナド•エンチャント みんなの周りや武器に紫色のオーラが出て来た。 そしてみんなが叫んだ :恋符•ラストスパーク :霊符•二重結界 :赤編•アルタースパーク :奏符•8つの音色 それぞれのスペルカードをぶつけた。 その攻撃を受け、相手の機械は消えていった。 「ひとまず倒せたようね」 「ここへの被害はないようで良かったな」 「でも問題はここから出ることだな」 「もしかしたら、私たちに力なら」 そうリリーが言い、剣に力(エーテル)を込めた。 「何をすんだ?」 ヒイはリリーに聞いた。 「ヒイもモナドにエーテルを出して」 そう言い、ヒイもエーテルをだした。 「それじゃあ一緒にエーテル弾を一箇所に」 そうリリーが言い2人は構えた。 「せーのっ!」 その合図とともに、ヒイとリリーは一緒にエーテル弾を放った。 ヴォンという音がしてゲートが出現した。 そのゲートの先には、色とりどりに花が咲いている幻想郷の景色があった。 「成功した!」 リリーは嬉しそうに言った。 「これで帰れそうね。」 そう霊夢が言い、みんなはゲートの中へ入っていった。

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東方外来日誌〈捌〉