紅葉リリー

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紅葉リリー

不定期です(なるべく週一でします) ぜひ気軽にご意見ご感想をコメント してください 初めてなので大目に見てください。 作中のオリジナルキャラの名前   夏葉(かよう)ヒイ   紅葉(こうよう)リリー

東方外来日〈拾壱〉後日談

東方外来日誌〈拾〉の後日談ですまだ読まれてない方は、 先に↑を読んでからの方が楽しめると思います。  もう読まれてる方は、お楽しみください。 それからこの話にはあとがきがあります それではご覧ください 本編です。 宴会が終わった後日。ピピピピ、というアラーム音でリリーは起きた。 「もう朝か、」 まぶたをこすりながらリリーはもそもそと起き上がり、ぼーっとしている。寝ぼけているらしい。 リリーは布団を畳むと外に出た。 「あらリリーおはよう、起きたのね」 そう霊夢が言った。 「うん‥おはよー霊夢」 リリーは間延びしたように答えた 「シャキッとしなさいリリー。そうだ、昨日の宴会で、食べ物が少なくなったから、買い出しに行ってくれる?」 「分かったよー」 リリーはまたも間延びしたように言った。 「まず顔洗ってきなさいね」 霊夢にそう言われ、リリーは洗面台に向かった。 「おはようー」 顔を洗い終えると、ヒイが起きてきた。 「洗面台使う?」 「使うよ」 そう会話し、リリーはヒイに問いかけた。 「そういえば霊夢から、買い出し頼まれたんだけど、一緒に行く?」 「あー一緒に行くよ、買いたいものとかあるから」 「了解。じゃあ準備したら言って」 そうリリーは言い、ご飯の準備と身支度を済ませた。そうこうしているとヒイも準備ができたようなので、人里へ歩き出した。道中リリーは誰かに見られている感じがしたが、考えないようにしていた。 しばらく買い物をし、リリー達は帰ろうとした時、 「おやおや、もしかして最近幻想入りした人ですな?」 そう声がした。誰?とリリーが振り返ると、そこには探偵のような茶帽子に茶色のジャケット、黄土色のミニバックを持った少女がいた。 「私、ルポライターの…いや、鴉天狗の射命丸文と申します。安心してください、私はただインタビューに答えてもらいたいだけですので」 そう言い文はカメラを出した。 それから少しのインタビューがあり、終わるとすぐに帰っていった。 「…誰?」 リリーはそうポツリと呟いた。 「さっき自己紹介してただろ?」 「ああ、いや文のことじゃなくて…なんか見られてる感じない?」 「そんな感じしないけどな」 ヒイは首を傾げた。 「なんかなあ」 リリー達は疑問を持ちながら、帰っていった。 人里を抜ける時、リリーのスマホに電話がかかってきた。 「⁉︎…誰?この番号」 リリーのスマホには知らない番号から電話がかかってきた。 「もしもし…あのー」 リリーは一か八か電話に出たが返事はない。 「イタズラ電話?でも今の番号見覚えがあるような?」 リリーはもう一度番号を見た。090 2410 9679 そう書かれている。 「私メリーさん、今あなたの後ろに」ツーツーツー 途中で電話が切れた。スマホを確認すると、充電切れのようだ。 「メリーさん?」 リリーは小首をかしげた。 その後2人は神社へ帰った。その夜、電話の話をすると霊夢は、 「ああそれはこいしの仕業よ。それで驚かせたいんだけど、知名度があまりなくて、してないんじゃなかったかしら?」 「またいつか紹介するわ」 そう言い霊夢は、話を終わらせた。 その後、特に何事もなく1日が終わった。 その時、神社の後ろのヒビからは、人の指が数本見えていた。 あとがきです! 初めて描きますね。はじめまして(笑) 今回はお知らせがあって書きます。 実は外界の方で大きな異変が発生したようなので、5月いっぱいは休止します。次に出すのは6月くらいですかね〜 なるべく早く解決できるよう頑張ります 「そろそろ行くぞリリー」 「もうちょっと待ってて」 魔理沙達に待ってもらってるのでこの辺で、また次の話も    読んでください!それではさようなら〜

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東方外来日〈拾壱〉後日談

東方外来日誌〈拾〉 1幕終

「これも、私の技でなら、復旧できるかも」 リリーがそう言い、トランペットを構えた。 復符•再生 そう言うと、幻想郷上の炎は一気に弱まり、緑の光に包まれた。 その光が時晴れるとそこには、以前までの幻想郷の風景があった。 「これにて一件落着だな」 そうヒイが言うと、リリーは安心したように息をはいた。 その後、リリー達は博麗神社に戻った。 その日の夜、ヒイとリリーは宴会へ参加していた そこにはたくさんの妖怪や妖精、神様(?)も集まった。 「こんな人数でいたことなかったなあ」 リリーはそう呟いた。 「吹部では人数いなかったのか?」 ヒイが聞いて来た。 「そうだね、まあ中学の時は、って感じだかど」 リリーは、この年に高校へ入学したので、高校では、まだ数回しか大人数で合奏したことがないのだ。 「今までコンクールでは大人数で吹いてたけどなかなかなれなくて…ちょっと人酔いしてる」 そうリリーが苦笑交じりに言った。 「ここにも楽団ってあるかな?」 ヒイはそう言って周りを眺めた。 周りには、沢山の人々(?)がお酒を飲んだりしていた。 その時リリーはとある事を考えていた。 (行き来したヒビってどうにかなるかな) そう思い、リリーは神社の裏へと歩いた。そこの空中には、ひび割れがあった。 「このゲートから来たのかな 私達は…幻想郷に」 そうリリーが淡々と言った時、後ろの方から、誰かの声が聞こえた。 「あなたは達はこのゲートではなくって、私の隙間で呼び寄せたのよ」 その声の主は、姿を見せない。 「どこにいるの⁈」 リリーがそう言うが、返事はない。 (もしかして、前魔理沙が言ってた紫って人?) そうリリーが思っていると、後ろから足音が聞こえた。     その音を聞いてリリーは振り返るとそこには霊夢がいた。 「あんたようやく出て来たのね。何の用」 霊夢は少し鋭く言った。 「…逃げた」 少し間が空いて、ポツリとつぶやいた。 「今のは?」 「幻想郷の隙間に住んでる妖怪よ」 霊夢はため息交じりにそう答えた。 「あいつから何か言われなかった?」 「えっと…【私達はここにあるヒビではなくて、隙間から来たのよ】って」 「それなら、このヒビはいつから出てきたのよ」 霊夢は、ため息をついた。 「まだ何か起こりそうね」 「何かって?」 「今回みたいな異変よ。あなた達はより一層大変な異変を持ってきたわね」 霊夢はまたもため息交じりに言った。 はぁと言う霊夢に向けてリリーは 「そんなため息ついたら、運勢が悪くなるよ」 そんなことを言うと、 「誰のせいだと思ってるのよ…」 と霊夢は少し呆れたように言った。 「まあいいわ。今日はまだ宴会を楽しむようにしましょう」 そう言いリリーは霊夢と共に会場に戻った。 その日の夜。 どんちゃん騒ぎが小さくなってきた頃、 神社裏のひび割れから、2本何かが少しずつ出てきた。 その何かが全体を出すのは、まだ遠いようだ。

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東方外来日誌〈拾〉 1幕終

東方外来日誌〈玖〉

ヴォンという音がしてゲートが出現した。 そのゲートの先には、色とりどりに花が咲いている幻想郷の景色があった。 「成功した!」 リリーは嬉しそうに言った。 「これで帰れそうね。」 そう霊夢が言い、みんなはゲートの中へ入っていった。 ゲートを抜けるとそこには、色とりどりの花はなく 夜の中光る炎まみれの荒れた大地が広がっていた。 「何よ…これ」 そう霊夢が言うと、後ろに方で音がした。振り返るとそこには、 以前のリリーと今のリリーの型をした機械が立っていた。 「こんな景色…どこかで見たような」 そうリリーが言うと、霊夢が言った。 「前永遠亭で話してた夢じゃない?」 「それだ。」 「あの時のは、このことだったんだな」 魔理沙が言った。 「あの時は、私と魔理沙と思ってたけど、どっちも私だったなんてね」 リリーは苦笑しながら言った。 「さっさと倒すぞ」 そうヒイは意気込んだ。 :モナド•エンチャント みんなの周りや武器に紫色のオーラが出て来た。 リリーは自分のトランペットのベルに魔石をはめたそして、 :奏符•八つの音色 八色の四分音符の弾幕が相手を襲う。 その弾幕は避けられたが、魔理沙と霊夢に弾幕を見ていなく、当たった。 「よし!まだまだ行くぜ!」 そう魔理沙が意気込みさらに攻撃を続けた。 夢想封印とマスタースパークにより、制服姿の機械はすぐに倒れたが、もう一体の方はまだ耐えていた。 「いい加減にして!」 リリーはそう言いもう一度トランペットを構えた。 :吹符•スタッカート 丸い黒の弾幕が、鋭く相手へ飛ぶ。 その速度に追いつけずに、相手の体には、小さな穴が空いた。 「そんな威力あるのかよ」 ヒイは驚いたように言った。 :吹符•マルカート くさび形の弾幕が、バラバラに飛んで行った。 その弾幕は、相手に弾かれたが、注意を逸らすのには使えた。 :モナド•バスター ヒイが相手へ近づき、モナドを構える。 そのまままっすぐにモナドを振り下ろし、相手の機械は切れて消滅した。 「なんとか倒せたが、人里はどうする?」 ヒイが息を切らし、肩を上下に揺らしながら聞いた。 「これも、私の技でなら、復旧できるかも」 リリーがそう言い、トランペットを構えた。 復符•再生 そう言うと、幻想郷上の炎は一気に弱まり、緑の光に包まれた。

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東方外来日誌〈玖〉

東方外来日誌〈捌〉

その後3人は崩れた神社へ向かった。 「どうやって戻る?幻想郷に繋げるものってあるの?」 リリーは疑問を言うと、皆考えた。 「次元移動の魔法とこはないもんな」 「っ!皆避けて!」 ヒイが突然叫んだ。 「なんだ?!」 そう言うと後ろから、何かが飛んできた。しかしヒイのおかげで 助かった。 「何よ…あれ」 霊夢がつぶやいた。みんなの目線の先にいるには、全体が黒く、 丸い目の縁が水色に機械だった。 「よく分からないけど、行くよ!」 そう言いリリーとヒイは2人して突っ込んだ。 相手はまた攻撃を始めた。 「当たるか!」 魔理沙が避けながら言った。 :霊符•夢想封印 数個の眩しい弾幕を出し、ぶつけた。 恋符•マスタースパーク 太い虹色のレーザーを放った。 しかし、どの攻撃も効果がないようだった。 「どうして⁉︎さっきエンチャントしたはずなのに」 リリーは攻撃しながら言った。 「効果の時間切れか…考えてなかった」 ヒイはモナドを見つめながら言った。 「モナド•エンチャント」 しかし、何も起きない。 「インターバルか!」 ヒイは焦ったように言った。 そうモタモタしていると、相手がリリーに向かって動き出した。 リリーはとっさに魔石を前に出し叫んだ :吹っ飛べ! 突如暴風が起こった。 それを正面に受けて、相手は吹っ飛んだ。 「攻撃はできないけど、動かすことはできるのか!」 魔理沙が驚いたように言った。 「モナドなら、素で機械が切れる」 ヒイは、そう言い、切りかかった。 :エアスラッシュ ヒイは飛んでから、切りつけた。 相手はよろけた。それを見て、リリーはもう一度武器を作成した。 全体が青い筒状で、金色の丸い物が等間隔に3つあり、銀色の小さな碇のような物が付いた物をうでに取り付けた。 :アンカーショット! うでの碇を相手の足に向けて絡ませ、転ばせた。 「そろそろ大丈夫!」 ヒイはそう言いもう一度言った :モナド•エンチャント みんなの周りや武器に紫色のオーラが出て来た。 そしてみんなが叫んだ :恋符•ラストスパーク :霊符•二重結界 :赤編•アルタースパーク :奏符•8つの音色 それぞれのスペルカードをぶつけた。 その攻撃を受け、相手の機械は消えていった。 「ひとまず倒せたようね」 「ここへの被害はないようで良かったな」 「でも問題はここから出ることだな」 「もしかしたら、私たちに力なら」 そうリリーが言い、剣に力(エーテル)を込めた。 「何をすんだ?」 ヒイはリリーに聞いた。 「ヒイもモナドにエーテルを出して」 そう言い、ヒイもエーテルをだした。 「それじゃあ一緒にエーテル弾を一箇所に」 そうリリーが言い2人は構えた。 「せーのっ!」 その合図とともに、ヒイとリリーは一緒にエーテル弾を放った。 ヴォンという音がしてゲートが出現した。 そのゲートの先には、色とりどりに花が咲いている幻想郷の景色があった。 「成功した!」 リリーは嬉しそうに言った。 「これで帰れそうね。」 そう霊夢が言い、みんなはゲートの中へ入っていった。

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東方外来日誌〈捌〉

東方外来日誌〈漆〉

ひび割れの外の景色は、森だった。 「ここは?なにか見覚えのある場所だけど…」 ヒイは考えた。 (何か忘れてるような。でも、何だ?) 「そうだ。思い出した!ここは僕達が幻想入りしたところだ!」 ヒイはそう言った。その言葉にリリーも思い出したようだ。 「それじゃあ多分この辺に崩れた神社があるはず」 リリーは辺りを見回した。すると、 「あれ!向こうにあるのって」 リリーが指差したとことは、崩れた本殿のようなところがあった。 「私達が来たのは、この壊れた鳥居みたいだな」 魔理沙が下を見ながら言った。 「ここが外界か。広いなあ」 そう魔理沙は感嘆していた。しかしすぐに魔理沙は首を振った。 「まずは霊夢を探さないと」 「それなら、いい案があから、私の家に行こう」 そうしてリリー達はリリーとヒイの家に向かった。 家に着き、リリーは自分の部屋に向かった。 「何があるんだ?」 魔理沙はそう聞くと、リリーは探し物を見つけた。 「よし、これで。これだよ魔理沙、ヒイ」 そして探した物を2人に見せた。 「あ!…スマホか」 それを見てヒイは、スマホを探しにいった。 「今まで何回かそれ見てきたけど、それなんだ?」 「これは、今の状況をすぐにわかるスマートフォンって名前の機械。これで、霊夢の状況がわかるかもしれないからね」 そう説明しているとヒイが来た。 「僕も探してきたよ」 そして家を出て、ヒイはスマホを見て、霊夢の記事を探し、リリーと魔理沙で、近くを見て回った。(リリーのスマホは充電が少なかった) 「どうだった?ヒイ」 そうリリーが聞くと、ヒイは少し嬉しそうに答えた。 「ああ、何件もある。空を飛ぶ不思議な少女とか、あの     東方projectの博麗霊夢にリアルなコスプレイヤーとか」 そうヒイは言った。 「そう。ならよかった」 とても安心していた。 「どこにいるか分かるか?」 魔理沙が少しまだ不安そうに言う。 「大丈夫。場所は絞れた一旦家に戻ってリリーのスマホをとって向かおう」 それから、スマホを取りに向かった。 そして、リリーが今の時間を調べようとした時、ホーム画面を見て固まった。なぜなら、 「私は幻想郷のことを知ってたの?」 ホーム画面には霊夢と魔理沙のような人影が映っていたからだ。 「記憶喪失だったのか?そこだけ?」 そうヒイは言った。 「うーん、どこかで見たことがあるなあ。とは思ってたけど、」 「それより、霊夢はどこかわかるか?」 魔理沙は急いで言った。 「もちろん。 ここからしばらく歩いた先にある、ショッピングモール前の交差点だ」 そう言いみんなでそこへ向かった。 「いた!あそこ」 リリーの指差した先に霊夢がいた。 「霊夢!」 魔理沙が駆け寄ろうとしたが、ヒイに止められた。 「どうして」 魔理沙は驚いた。ヒイが説明する。 「もしこのまま行ったら、魔理沙まで囲めれる。無闇に行くのは危険だ」 「それじゃあ、私がみんなの注目を引くよ」 そうリリーは言った。 「注意を引くってどうすんだ?」 「こうすれば!」 リリーはそう言いながら空宙に浮いた。その様子を見た人が、騒ぎ出した。 そして、しばらくすると、ほぼほぼの人がリリーの方へ来ていた。 「今のうちに」 そうヒイが言い、霊夢の元へ走った。 「「霊夢!」」 2人は霊夢を呼んだ。霊夢がこちらを向いた気付いたようだ。こちらへやって来た。 「…で、どうする?今度はリリーを連れないと」 ヒイはため息紛れに言った。 「それなら、こうすれば」 そう言い魔理沙はヒイを箒の後ろに乗せて、2人は飛び、リリーの手をとってその場を去った。

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東方外来日誌〈漆〉

東方外来日誌〈陸〉

次の日起きた3人は、もう一度博麗神社に向かった。出る前に魔理沙の家にある魔石をリリーにあげた。そして、 「いつまでもその格好じゃな…これ使うか?」 リリーのボロボロの制服姿を見て言った。魔理沙はリリーに紫色のローブを渡した 「それから、魔法使いらしく帽子もな」 そう言い紫色の帽子をくれた。 「ありがとう それじゃあ早速出発だ!」 そしてリリー達は博麗神社へ向かった。 「なんだこれ⁉︎」 魔理沙はそう言葉をこぼした。なぜなら、そこにいた機械がシールドを破り、外へ出ようとしているからだ。 「不意打ちでなんとか倒せたってのに、またかよ」 とヒイは言った。 「今そんなこと言ってる暇じゃないよ!」 そう言いリリーは唱えた :聖杯の剣 その武器を見てヒイが驚いていた。 「プネウマ!なんでこんなところに」 などと言っていた 「プネウマ?なんのことだ?」 と魔理沙はポカンとしていた。 「行くよ!」 リリーがそう言い、全体の士気を上げた。 :ブレイズエンド! 数回切付け剣を投げる。そして剣はぐるぐる回り、手元に戻る。 それを見て、ヒイは祈った。 (機械を切りつけられる剣。なんでも切れる、神でも切れる剣を) その願いが届いたのか、その手元には中身に円形でガラス張りの穴があり、全体の色が赤い剣を手にした。 「……これって…神剣モナド⁉︎」ヒイはとても驚いていた。 「これなら確かに機械を切れる!」 :モナド•エンチャント そうヒイが言うと3人の周りに紫色のモヤがかかった。 「これで機械も切れるはず!」 「やっぱりヒイはモナドを持ったね」 リリーはそう言い切りかかった。ヒイが言ったとおり武器が通る。 :モナド•バスター 水色の光がモナドを囲った。 :スター•バースト 水色のビームが素早く発射される。 :恋符•マスタースパーク 太い虹色のレーザーが放たれる。 その3人の攻撃によって、相手の機械は細かい粒子になり、消えた。 「これであいつらと渡り合えるな!」 そう魔理沙が言った。 その後魔理沙の考えで、龍神の像へ向かった。 「やっぱりか…龍神の像の目の色が赤色だ」 魔理沙がそうこぼした。 「何が分かるの?この像で」 リリーが聞くとヒイが答えた。 「この像の目の色で、天気予報ができるんだ。でも、」 「今目の色は赤色、赤色が差す状況は、異変発生の印」 魔理沙が継いで答えた。 「あの機械は誰かが作った物じゃないってことか。 早く異変解決するぞ」 そう魔理沙が言い、調査を再開した。 『そこは、博麗神社の裏のようだ。 【なんだ?このひび割れみたいなの】魔理沙の声がする【さあ、でも何かありそうだよ】リリーも喋る 【ようやく進展ありか】魔理沙が呆れるように言う 【早く霊夢をここへ連れ戻そう】リリーが力強く話す :モナド•エンチャント ヒイがモナドを使い、強化した【よし、それじゃあ】そう言いみんなひび割れの中へ入っていった。』 (なんだ?今のはいったい) ヒイが混乱していると、 「どうしたんだ?ヒイ。顔色悪いけど」 リリーが心配そうに言った。気づけばもう日が暮れていた。 「…大丈夫。だけど、情報が入った」 ヒイは先ほど見た景色を話し出した。 「すると、さっきのは、未来視(ビジョン)を見てたと」 リリーは考え込んだ。その能力は、モナドを正しく操ることが出来る者のみ使える技。 「わかった。とりあえず、神社裏に行けば何かわかるんだな」 魔理沙が強く言った。 「…多分ね」 そして、リリー達は、もう一度神社に向かった。  そして、博麗神社裏。 「なんだ?このひび割れみたいなの」 魔理沙が尋ねた。 「さあ、でも何かありそうだよ」 リリーも喋る。 「ようやく進展ありか」 魔理沙が呆れるように言う。 「早く霊夢をここへ連れ戻そう」リリーが力強く言う。 「先にエンチャント掛けとくね」 そう言いヒイはモナドを取り出した。 :モナド•エンチャント ヒイがモナドを使い、強化した 「「「よし、それじゃあ」」」 そう言いみんなひび割れの中へ入っていった。

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東方外来日誌〈陸〉

東方外来日誌〈伍〉

あれから1ヶ月後の昼。リリーは退院した。 「ありがとうございました」 そう言い、リリーは博麗神社に行った。 しかし、神社も障子は破れ、中に人の気配はなかった。リリーが引き返そうとすると、後ろから声が聞こえた。 :恋符•マスタースパーク そう言い何かから太いレーザーが発射された。 その声で、魔理沙ということが分かった。 向かいには誰かが何も言わずに数個の眩しい弾幕を出し、ぶつけていた。魔理沙の後ろには誰かがいたが、見えなかった :赤編•アルタースパーク その声にリリーは懐かしさを感じた。 リリーは魔理沙のところへ向かうと、相手は霊夢ということが分かった。 しかし、霊夢はリリーへ向けて攻撃をして来た。 「なっ!」リリーは驚いたが防ぎ、霊夢の近くに寄った。2人が後ろで何か言っているが詳しくは分からなかった。そして、 :バレットストーム! 無数の弾幕が襲う。 その攻撃を霊夢は反応出来ずに食らい、神社の方へ飛ばされた。 3人は急いで霊夢の跡を追う。 「なに…これ?」 そこに居たのは霊夢の姿をした機械だった。 「魔理沙、何があったの?」 リリーは魔理沙の方を向いた。 「…しばらく前に、霊夢が行方不明になったから、ヒイと捜査してたんだ。それで、見つけたと思ったら、いきなり弾幕を展開したんだ」 そう魔理沙が言った。その後、 「そういえば、リリーだよね?」 少年が話しかけた。 「そうだけど…もしかして、ヒイ?」 「少しホッとした。生きてるかは分からないけど」 そうヒイは話した。 「再会は良かったが、今は霊夢を探さないとだ 博麗の巫女がいないのは大事件だ」 そう魔理沙が言って、リリー達は情報共有をした。 そしてまず、リリー達外来人が2人もいきなり来たことが原因と考えられた。実際今まで、外の世界から幻想郷にきた時、よく異変が起こるとのことだ。八雲紫という隙間妖怪が、こちらへ異変と人を一緒に連れてくるらしい。 (なんて厄介だ) そうヒイとリリーは思った。 「ひとまず今日は帰ろうぜ」 そう魔理沙が言ったので 「ここに置きっぱなしにするのは危険じゃないかな」 そうリリーは言った 「そうだな。…それじゃあこいつの周りに何重かの守りをしておくか」 そう魔理沙が言ったので、 :シールド とリリーは二重三重にあシールドを張り、魔理沙の家へついて行った。 魔法の森を通ると、ヒイがフラフラし出した。 「大丈夫?ヒイ」 そうリリーが聞くが、返事はない。すると魔理沙が 「リリーと私は魔法適正はあるけど、ヒイは今使い始めたばっかりだからキノコにやられたんだろう」 そう説明した。 私達は急いで家に帰った。その日の夜。 リリーは日誌を読んで眠りについた。 時は戻って1ヶ月前。 ヒイが霊夢達に見つかった後の事。 「幻想郷に来ちゃったのか」 そうヒイは1人つぶやいた。 「幻想郷は好きだけど、行きたくない場所だったのになぁ」 そう、ヒイは幻想郷の事を知っていたのだ。 「リリーもここにいるらしいし、危険性は分かってるだろうけど、心配だな」 そう言っていると後ろから霊夢がやって来た。 「そういえばヒイとリリーってどういう関係の?」 そう霊夢に聞かれ、ヒイは答えた。 「元々仲のいい幼馴染だったけど、どちらも小さい頃に親を亡くし、再婚してから、一緒に暮らすようになったけど、今度はまた両親が車に轢かれて亡くなったんだ。昨日家族って言ったのは、そういう事」 「…ごめんなさい。辛い事を思い出させてしまって」 霊夢があやまってきたが、 「大丈夫」 そう一言だけこぼした それからしばらく何もなかったが、突然事件は起こった。 バキッ!という音がなり、障子が破られる。そこから出て来たのは、よく分からない機械だった。 「何よあんた!」 霊夢が弾幕を展開した。そして霊夢の弾幕が機械を襲う。    しかし、弾幕は、通用しなかった。 「な…どうして!」 霊夢は機械に重い一撃を食らい倒れ込んだ。 ヒイは何も出来ずに、ただ立ちすくんでいた。 機械は何も言わずに霊夢を担いでどこかへ行ってしまった。    ヒイが動き出したのはしばらくしてだった。 「魔理沙に知らせなくちゃ!」 そう言いヒイはもう一度魔法の森へ向かった。 ヒイは気分が悪い中、魔理沙に状況説明した。 魔理沙は昔使っていた試作品のミニ八卦路を手渡してきた。それから数日間調査を行った。そして、 「もう一度神社に行ってみよう」 そう言い2人は神社へ向かった。 「霊夢!」 そう声を出したには、魔理沙だった。 神社の鳥居で、棒立ちしている。 「今までどこにいたんだよ!」 魔理沙は怒鳴るが、霊夢は何も言わない。 すると、突然霊夢が弾幕を展開した。 なんとか魔理沙とヒイはそれを避けた。 「いきなりどうしたんだよ…霊夢」 魔理沙はそう言うが霊夢は聞く耳を持たない。 「霊夢…いいぜ、永夜異変の時の再戦だ!」 魔理沙もそう言いながら魔法陣を展開した。 「ヒイ!早速試しだ!私達の弾幕、見せてやろうぜ!」 そう言い3人は神社を飛び出した。 ヒイは魔理沙の後ろに乗り、神社ゃを見た。するとそこに、誰かが登ってきていた。

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東方外来日誌〈伍〉

東方外来日誌〈肆〉

「書き留める能力?幻想を操る能力って?」 「能力が2つも」 そう霊夢が驚いていた。 「2つ能力があるのって珍しいことなの?」 そうリリーは聞いたすると霊夢は微妙そうな顔をした。 「いるにはいるけど、外来人で、それに能力があることが珍しいのに、二つあるのは、かなり少ないと思うわ」 そう言われリリーも驚いた。 すると、向こう側から小さな悪魔(?)がやって来た 「パチュリー様〜見覚えのない本が」 そう言い一冊の本を取り出す。 「何があったの?」 パチュリーが聞くと、ひどく焦ったように話し出した。 リリー達が図書館に入っていくときに突然落ちて来たようだ。 「それにその本、開けられないんです」 そう言い本をパチュリーに渡す。 そしてパチュリーが開けようとしたが開かなかった。 他のみんなも開けようとしたがみんな同じ結果だった。 最後にリリーが開こう来るとカチっと音がして簡単に開いた。 「えっ…」 みんな驚いたそれは、リリーが本を空けらこともあるが、本の中身だ。本には先ほどのレミリアとリリーの戦いが書かれていた。 他にも、今までの幻想郷に来てからのことが書き留められていた。 「どうして私の事が?」 「あなたの能力。書き留める能力が、この事かもね」 そうパチュリーが言い、皆その言葉に頷いたが、なるほどと頷いた。 今もこの状況が書かれている。 「退院したら、まず私の神社に来てね」と霊夢に言われた。その後2人はそれぞれ帰って行った。 その夜リリーはもう一度本を読み直した。 「どうして章の最後に誰か他の人のことが書いてるんだろう」 リリーは不思議に思ったが、眠気に勝てず、眠りについた。 少年が意識を取り戻したが、目は開かなかった。 「大丈夫か!?」 そう誰かが言ったそれはきっと少年に言ったことだが、少年は声が出せなかった。 「少し待ってろ、今霊夢呼んでくる」 そう言いその声の主はどこかへ行った。 少し経った後 「どうしたの魔理沙」 そうまた別の人が話した。そして最初の声、魔理沙が説明をして2人目の声、霊夢が少年を担いでどこかへ行った。 次に目を覚ましたときには、 部屋の中にいた 「知らない天井」 そうぽつりと呟くと、霊夢が来た。 「あら、起きたのね。 それにしても珍しいわね、いきなり2人も外来人がくるなんて」 そう少しため息混じりに話した。 それから少し喋り、魔理沙は帰って行った。 「そういえば名前を聞いていなかったわね、あなたの名前は?」 「僕の名前は、夏葉ヒイ。 外の世界で神社に巻き込まれた家族を探しに行ったら、自分も巻き込まれかちゃったんだ」 ヒイは苦笑いをした。 「最近来たのは紅葉リリーね、3日前にここに来たの」 そう霊夢が言うとヒイは驚いていた。 「リリーがここに⁉︎」 「今は永遠亭に居るから安静にしてないと。あなたも動かないようにね」 そう言い、霊夢は部屋を出て行った。 時計を見ると今は10時。 「そろそろ寝よう」 そう言いヒイは眠りについた。

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東方外来日誌〈肆〉

東方外来日誌〈参〉

「それでは、初め!」 そう昨夜が言うと同時に2人は動いた。 :神槍 スピア•ザ•グングニル レミリアは赤紫色の何かを取り出し投げつけたその道中は槍の形だった。 :シールド! リリーは地面に手をつき叫んだすると水色の正五角形が何枚もつながった壁ができ、グングニルを防ぎ、消えた。 そしてリリーは守りを固めて突っ込んだ。 自分の手にシールドを加工した剣を持ちながら。 :不死城レッド レミリアは赤い十字の弾幕を体の周りに出し、近づけないように した。 そしてリリーは跳んで避けたが、剣は当たって壊れてしまった。 「せっかくの攻撃手段が」そうリリーが言った時、 :紅色の幻想郷 無数の弾幕が襲う大きな弾幕に小さな弾幕それぞれが隙間なく発射される。 「こんな数そもそも避けれないのに、さらに動くなんて」 リリーは避けれず当たってしまった。 「まだこれでも挑戦を続けるの?」 レミリアにそう言われたが、 「この戦いをすると言った本人が逃げるのは嫌です!」 「そう、ならこれならどう!」 そう言いレミリアは、 :スカーレットディスティニー 突然眩い光が襲う。 リリーは咄嗟に判断できずかなりの深傷を負った。 「っ!」 ようやく目が開けられた時にはリリーは傷だらけだった。 「これならどうかしら?まだ‥」 :ヒーリング! そう叫ぶとリリーの体が回復してゆく。 「そう それが答えね」 (もっと強い武器を出さないと勝てない。) そう願いを込めながらリリーは力を込め剣を作った。 すると中心に翠玉色の十字の宝石、刀身は白が目立つ そして全体を囲うように翠玉色の何かが揺れ動いている。 その剣を見て皆驚いているが、リリーは別の意味で驚いていた。 「これって‥聖杯の剣⁉︎」 それは外の世界で遊んでいたゲームのキャラが使っていた剣であった。 「まぁいいや、この剣は強いからね」 そう言いリリーはレミリアに向き直った。 そして、 :レインボーダスト! 剣先から数個の弾幕を放ち、 そしてその弾幕はレミリアに。 レミリアは突然のことで少したじろいだがすぐに防いだ。 煙が立つ。 相手の視界が悪くなったのを確認するとリリーは動いた。 そして懐へ接近し、切りつけた。 その刃は顔には当たらなかったが、髪の毛だけがハラハラと落ちていた。 しばらくし静寂が訪れる。 「…合格よ、認めるわ」 レミリアが観念したように言った。 それからは素早かった戦いが終わると咲夜がすぐに掃除を終わらせた。 「お疲れ様!リリー よくやったな!」 「ほんとよ どこか怪我はしてない?」 2人が心配そうに行ってくれた。 「大丈夫。 でも、少し疲れた」 そう気が抜けたように言った。すると、 「案内するわ ついてらっしゃい」 そう言われて私たちはレミリアの後を追った。 そしてやって来たのは巨大な図書室だった。 (こんなに本があるんだ) 私が感心しながら進んでいると、 「話は見ていたわ」 水色の球体を持ちながら話しかけて来た。 「久しぶりねパチュリー」 霊夢の話を遮ってパチュリーは喋り出した。 「魔理沙、早く本を返しなさい!」 「何言ってんだ?私は死ぬまで借りてるだけだ」 となんか言い合っていると、 「今はそんなことしてる暇じゃないでしょ。 パチュリー、あんた能力が分かる魔法とかない?」 「鑑定って言う魔法なら持ってるわ」 「それじゃそれでここにいるリリーを占って欲しいの」 「分かったわ。私はパチュリー•ノーレッジよ」 「初めまして私は紅葉リリーと言います」 そしてパチュリーは魔法を発動させた。 その後目の前には1冊の本が 途中で開かれ名前や種族などがあった。 「名前:紅葉リリー :11月6日生まれ 能力:書き留める程度の能力 幻想を操る程度の能力」 書かれているのはそれくらいだった。 少年は森の中に入って行ったが、からだがとても重たい様子で座っている その周りには、キノコが沢山生えていた。少年の気は薄れていった

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東方外来日誌〈参〉

東方外来日誌〈弍〉

その夜リリーは夢を見た 隣には霊夢と魔理沙。目の前には、リリーによく似た者と魔法使いのような者。 下には火災によって崩れた里のようなところがあった。 そこでリリーは魔法のような物を使っている所で目が覚めた。 目が覚めると永琳がきたので夢の話をした。 不思議なことにこの夢はしっかりと覚えていた。 特に情報はなく、他に用事があるようで永琳はどこかへ行った。 「確か夢の中で魔法を使ってたっけ? 使ってみようかな」 そう言い願いを込めて言った 「ホイミ」「ベホマ」「ヒール」「ヒーリング」 しかし何も起こらない。 「もっと気持ちを込めないとかな」 そしてもう一度。 :ヒーリング するとリリーの体の周りから緑色の何かが出てき、その光は上空へ上がって行き消えた。 光がなくなった時、リリーの体に傷はなくなっていた。 「やった!‥‥成‥功‥だ‥?」 喜ぶも束の間すぐに身体がだるくなった。 「魔力切れってやつかな?」 そう言葉をこぼすと永琳がやってきたその後ろには昨日の2人もいる。そして 「どう?体調は」 「さっきお前の方から少し魔力を感じたが何かあったのか?」 そう魔理沙に尋ねられて困惑していた (ここで夢の話をするか?でも何か面倒ごとにならないかな) そう悩んでいると 「言いにくいんなら言わなくてもいいぞ」 と言われた。しかし、言わなければさらに大変なことになると思い、 「実は‥‥」と切り出した。 「‥‥って事があって、実際試したところ回復魔法が使えた。ということ」 そう説明すると2人とも驚いていた。しかし、 「リリーにも何かしらの能力があるのかしら?」 ということに収まった。 そしてどうにかどういった能力か確かめるすべを考えた。 「パチュリーがそんなこと出来ないか?」 「での、この子を紅魔館へ連れていくのは危険じゃないかしら?」 霊夢が心配そうに言うが、 「大丈夫さアタシらがいるんだからな」 と魔理沙は気楽に言った。 「は〜、まぁいいわフランさえ出会わなければね」 (フラン?パチュリー? 誰のことを言っているんだ?) リリーは混乱していた。 「明日くらいなら外に出ても大丈夫よ。 でも回復魔法で治ったと言っても、油断しないでよね」 そう永琳が言ったので、私達は翌日紅魔館へ行くことになった。 翌日の朝は早かったにで素早く準備をして出発した。 そして紅魔館というところに着いた 「大きな建物だね」 「外の世界じゃめずらしいのか?」 「あるにはあるけどあまり見ないかな」 そんな話をしていると 「どんなご用件ですか?」 そう中華服を着た門番が話した 「ここにいるリリーのことを調べようと思って来たの」 そう霊夢が言うと納得したらしい。 「ここ紅魔館の番人にして普通の妖怪、紅美鈴だ いつもは眠っているように見えるが、本当は気を張っているのだ。‥‥本当だからね」 「初めまして。私は紅葉リリーと言います。     最近こっちにきたばかりなのでよろしくお願いします」 そう言い私達は美鈴について行った こんこんこんとドワを叩き「咲夜さん、パチュリー様へお客さんです」 そういうと扉が開いたそしてそこには青と白のメイド服を着た少女の姿があったそして奥の階段の上には紫色の髪をして背中に翼が生えている少女もいた。 「は‥はじめましまして」 少し弱気になりながら言う。すると 「初めまして。私の名前は十六夜咲夜と申します ここ紅魔館のメイド長をしています」 「よろしくお願いします。」 私はそう答えたそして、 「『永遠に紅い幼き月』。レミリア•スカーレットよ   貴方は一体何のようでここへ来たの?貴方のような人間が来るところではないわ」 「実は、私の能力を調べて欲しいんです」 そう言うとレミリアは、 「あらそう、でもね、貴方のような人間に構ってる暇わないから早く失せてくれるかしら?」 レミリアは余裕そうな笑みを浮かべたそして続けて 「貴方がここに長居する資格があるか、確かめさせてもらうわ」 そう言いレミリアは大広間へ降りてきた 「お嬢様、大丈夫ですか?」 そう咲夜が聞くが、レミリアは微笑をしている 「分かりましたやってみます」 リリーがそう言うと魔理沙と霊夢が止めに入りそうだった。しかし咲夜に止められてしまった 「流石に手加減くらいはするわ。…そうね、もし貴方が私に一撃でも当てられたなら認めてあげるわ。 でも、一撃も与えられないのなら、素早くこの城から立ち去ると良い」そう言うとレミリアの後ろの翼が動き出した ここは博麗神社裏の森の中 「ここは何処なんだ?一体」 少年は戸惑っている。 先ほど巫女が出てきたので急いで隠れてしまった 「早めにここから移動しよう」 (ここが何処だかわからない以上ここに長居するのは危険だ) 少年は走り出した

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東方外来日誌〈弍〉