snow drop

50 件の小説
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snow drop

初めまして。ボカロ、小説、アニメが好きです。 たまに喫茶店巡りをしています。 それと僕、実は学生です。相互フォローを心がけています。よろしくお願いします。

これぞ、夏の風物詩ーーー

いっそのこと、首吊って死のうかな。 冒頭の二時間前に遡る。 空が薄青から橙に変わりつつある夕方だった。 「今日という日は、もう逃がさん。」 はあ、またか。家から出たくないって何回言えば。 「日の光浴びると肌が爛れる〜」 「黙って言うことを聞け。夏休み最終日ぐらい外に出ろ。」 君は姑か何かなの?毎日毎日僕の家に来てさあ。好きにさせてよ。 今も僕を羽交い締めにして、玄関まで引きずっている。ああ、あと少しで家から出てしまう。君、なんでこんなに力強いのさ。 こんなやつと幼馴染になるんじゃ無かった。 あはは、いいこと思いついた。 「今日、夏祭りあるんだって。弟と行って来なよ、家族と行った方が楽しいでしょ。仲直りするいい機会じゃん?」 そういえば、由貴には思春期真っ只中の弟がいた。こいつをダシにすればいい。 「たしかに、あいつとはしばらく喋ってなかったからな。朔は身内以外が側にいると緊張するし、お前は連れていけない。チッ」 予想通りの返答だねえ。このままいけば逃げれる。この夏休み、一歩も外に出ないと決めたから。 「次は無いと思え。」 「はーい、じゃあね。」 よしセーフ。 後は、自室に返ってゲームをするだけだ。玄関の扉を背に足を--- 「今日、夏祭りでしょ、行って来なさい。」 「え〜、やだ」 最悪、タイミング悪すぎでしょ。さっき敵を追い返したばっかりなのにさ。 「さっきあんたが言ってたじゃない、今日は夏祭りだって。」 「うぐ、‥‥」 はあ、聞いてたのか。これだから親は。 「二時間ゲームしたら行く〜」 「今から準備しなさい、ゲーム回収するから。」 安定の鬼畜の所業。こんなだから子供に嫌われるんだよ、親って。 「浴衣着るのかあ、面倒くさ。」 「さっさと着替えて財布持って行きなさい。」 なんでだろう、無性に死にたい。 「行ってきます、はあ。だる」 玄関の扉を開けて、重い一歩を踏み出した。 八月三十一日、夏休み最後の1日を、最悪の気分で過ごすことになった。

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感想

刺激的デでグロい描写全てに意味があり、作品に臨場感を与えているように感じました。 主人公のロイデが母親から気絶するまで虐待され、日々の苦しみを吐き出せる何かを欲しがっている場面に、強く引き込まれました。 ロイデの心に秘められた強い感情が、音楽という方法で外界に放出される未来が、非常に気になります。

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風鈴

この小説はフィクションです。 夏になると、近くの神社で色とりどりの風鈴が吊り下げられる。 私は毎年、この時期に必ず風鈴の絵付けをしている。「今年は、何を描こうか。」絵柄を決めるまでに、毎回30分ぐらいタブレットをいじったり、周囲を見回したりする。 「どれにした?」 不意に、正面から声をかけられた。 誰だろう、この子。この辺りに住んでいるのかな。 神社の境内に小さめの作業机を置いて、自分は絵の具とパレット、水入れ、絵筆を持ち込む。 その子は、橙色の琥珀糖のような風鈴を,手にぶら下げていた。 「まだ模様は決めてないけど、あなたは?」 あちらから話しかけてきたあたり、この子は何を描くのか決めたのだろう。私からも質問した。 「これ。」 ぐい、と私の顔の前に差し出した図案は、蝶を表していた。 「綺麗。」 きっとこの子は、蝶が好きなのだろう。実は、蝶を描くのも良いかもしれないと思っていたので、案が一つ消えてしまった。 振り出しに戻って、また何を描くのか考え「お揃いにしよう?」 「え?」 考えていた途中で話しかけられて、思考が中途半端に途切れた。 「せっかくだし、出来上がったら隣に飾ろ?」 「わかった。」 作業を進める中、この子についてわかったことがある。 この子は、神社の子らしい。だから、祭りでもないのに和服を着ている。 おかっぱに切り揃えられた髪は、和装によく合っていた。 「出来た。」 完成した風鈴を日の光にかざす。この動きを、風鈴を作るたびに繰り返している。 えもいわれない感覚がするからだ。 「風鈴棚に掛けに行こ。」 「うん。」 風鈴棚とは、 たくさんの風鈴を並べて吊るす、格子の壁のようなもの。 「来年、また一緒に作りたいから」 私はそう言いながら隣を見る。 新しく吊るされた風鈴二つが、並んで風に揺られているだけだった。

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魔法集め 三章

『草の匂いがする。』 魔術師から引き剥がされた私は、騎士の修練場らしき場所に連れてこられた。 屋外の修練場に放り込む出された私は、とりあえず周りを見回した。芝生と、立て掛けられた剣ぐらいしかない。 状況はいまいち読み込めないが、何かアプローチした方が良いかもしれない。 魔術師を組み伏せた騎士(?)に向かって、とりあえず 『誰?』と首を傾げてみた。 私は喋れないので、甲冑の騎士に自分の意図が伝わっているのか分からない。 ただ、ゴゴゴ、という音が鳴りそうな重苦しい気配を感じる。騎士(?)は、ガタイが良く背が高いので、後ろに立たないで欲しい。 『私、何か間違えた?』 騎士(?)は、私に話しかけようと口を開きかけたが、結局その口が音を紡ぐことは無かった。私は、何か言いたくてもコミュニケーションをとる術がないので、二人の間で時間だけが過ぎていく。 私は視線を宙で彷徨わせたのち、近くに掛けられていた時計を見上げる。 「魔術書なんだよな?」 後ろで声がした。騎士(?)が喋ったらしい。 その通りなので、私はコクリ、と頷いた。 「奴に良いように使われていないか?」 その通り、こき使われてる。 あー、駄目だ。伝えたいことが、魔術師相手のようには上手く伝わらない。 私は、今、どうしようもない問題に直面している。

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チョコレートコスモス

夕暮れ時にコスモスを摘んでジャムを作る。それが私の仕事。 でも、今日は初めて見る花を両手で包んだ。 それは、茶色のパッとしないコスモス。「こんな花をお出しするわけには、…」 お嬢様にお出しする紅茶に合うジャムを作らないといけないのに。 「調子はどう?」肩に誰かの指が触れた。 「ただ今、紅茶に添えるジャムの材料を集めております。順調にことを進めておりますので、ご安心ください。」実際は、この花をどうしたものか答えが出ないまま、頭の中で黒い何かをこねているだけ。 「そう。」お嬢様は、ただ一言だけ返された。 お嬢様はいつもお一人で過ごしている。旦那様も奥方様であっても、誰に対しても、彼女が心を開いているようには見えない。 せめて、お嬢様に心休まる時間をお届けできれば良いのだけれど。 お嬢様はガゼボのベンチに腰掛けて本を読んでいた。ただページを捲る音だけが聴こえる。それは一定のリズムを保っており、音楽のようだった。 「お嬢様、紅茶をお持ちしました。」 「そこに置いておいて。」 「かしこまりました。」お嬢様との会話は、どこまでも定型文。 使った花は、できるだけ華やかなものを選んだ。それは奥方様の庭に咲いていた花。お嬢様は気に入るだろうか。 『メイド達は気付かない。』令嬢の心の声は誰も気づかない。気付けない。 ---今まで、彼女が全く菓子に手をつけることがなかった事を。誰も信じない、信頼しない少女が求めるものにも。 誰もいない庭園で、少女は東屋から身を乗り出し、細い腕を伸ばす。一輪の花を摘んだ。 黒く長い影を引きずる彼女は、独りで花を愛でる。 両手で、茶色のコスモスを包む。 チョコレートのような甘くて苦い香りを漂わせる花を、彼女は紅茶に浮かべた。 彼女は華やかさなど求めない。華やかに飾ることに、彼女は価値を見出さない。

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放課後の純喫茶二章

シャリリン ドアベルの涼やかな音が鳴った。 「いらっしゃい」 メイドさんが、私にもてなしの言葉を向ける。 「あ、あの…昨日、来た…「昨日の子か。面接しようか。」」食い気味に返答が返ってきて、私の視線が、天井のシミを繋いで星座を作る。 本当に、行動力のあるメイドさんだなあ。 奥の部屋に案内されて、メイドさんについて行く。 「し、失礼します。」 パイプ椅子に座るよう促され、私はピアノの椅子に腰掛けるように浅く座る。 メイドさんの目が見れない、目、合わせないといけないのに。 「まず、名前を聞こうか。」 「、と…、佐藤 、可憐(さとう かれん)、です。」 「可憐ちゃん、どうしてこの喫茶店で働こうと思ったのかな?」 「私、は、…メイドさんに、憧れてて、いつか私も、メイド、やってみたいなって、思って、たから、です。」 何か、メイドさんになるために必要なこと、とか言わないといけないシーンだった気がする。けど、何も思いつかなかった。 「うん、採用。」 え、なんで? 実技の試験とか、しなくて良いの? 「それじゃあ、メイド服、どれ着るか決めようか。」 着るのって、クラシカルなメイド服では? 「メイド服って、そんな…、にたくさん種類、…あり、ましたっけ。」 「あるよ。」 あるんだ。 「可憐ちゃんは、そうだね。女給風メイド服かな。」 あ、うん。そういうね。 「着替え、ましたけど…」 私に着られているメイド服が、可哀想になってくる。なぜかサイズがぴったりだった、すごい。 「今日から、接客練習しよう。マニュアルはこれ。」 他のバイトもこんなスピード感なのかな?

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レモンソーダ

スツールチェアに軽く腰掛けて、浴衣の袖を押さえた。 カウンターから奥をのぞいていると、 「注文は?」と声をかけられた。 「レモンソーダ」 夏はこれに限る。色々試してみたけど、やっぱりこれに戻ってきてしまう。 ソーダが運ばれてくるまで、遠くに見える海を見下ろすことにした。 「あ、」砂浜で貝殻拾いをする幼い子供がいた。 「お待たせしました。」 気泡入りの、小さな足つきグラスに透き通ったレモンソーダが入っている。中の氷が、カチャと音を立てて傾いた。グラスの口に指を沿わせる。 「メロンソーダひとつ。」 横から声がした。

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レモンソーダ

放課後の純喫茶 一章

学校の授業が終わってから、一度行ってみたいと思っていた喫茶店の前にいる。 お店の前で、店内での必要な会話を、脳内シュミレーションしてから深呼吸して入店。 シャリリン、とドアベルの涼しい音がした。 「いらっしゃい」 それは、 喫茶店で、よく聞く言葉だった。でも、ここはただの喫茶店じゃない。 『メイド喫茶』だ。 外観も、内装も、完全に純喫茶のそれだが、 店員はメイド服を纏っている。 「何名様ですか?」メイドさんが、来店した私に話しかけてきた。 モノクロ写真が、レトロな風景写真に合成されているような違和感。でも、不快じゃ無い。私は、この変わったメイド喫茶に強烈に惹かれた。 「一人、…です。」 喉から振り絞った声は、情け無いくらいに掠れて小さい。嫌になる。 席に座って、店内を見回す。メイドさんは一人しかいない。どこか寂しいけど、歴史を感じる店だった。 私は、「お帰りなさいませ、ご主人様。」というお決まりの台詞を一度も聞いていない。 メイドさんが、「いらっしゃい」って言うと、なんか媚びられる感じがしなくて新鮮で気楽だなぁ。 「ご注文は?」 サバサバしたメイドさんだなあ。 「え、えっとコーヒーとベリーケーキ、…でお願いします。」 「分かりました。」 メイドさんは、厨房に入っていった。 料理もメイドさんがやるんだ、一人で全部こなしてる。 一人でお店やるって、大変なんだな。 メイド、やってみたい。 「こちらが、コーヒーとベリーケーキです。」 ふわふわと思考に溺れていたら、いつのまにかメイドさんが注文したセットを持ってきていた。 綺麗。最初に思い浮かんだ言葉が、それだった。 ケーキには、クランベリー、苺、ブルーベリーとかのベリーが使われていて、光沢のある宝石みたいだった。 「あの…、」 「はい?」 「ケーキ…とかって、…お店で作ってるん…ですか?」 つっかえて、うまく喋れない。ていうか、もしも違ったら、恥ずかし過ぎて今日寝れなくなるかも。 「そうですよ、私が作ってます。」 良かった、合ってた。 メイドさんは、一言答えるとカウンターに戻って行った。 ケーキがそんなに甘くないので、食べやすい。 コーヒー、美味しい。これ、多分モカだよね。 うん?視線、感じる。 メイドさんがこっち見てたんだ。私がケーキ食べてるのを、微笑ましそうに見ていた。メイドさん、ちょっと笑ってる。 思いっきり目が合った。ど、どうしよう。目、そらすのは良くないよね。あ、メイドさん、こっち来る。 「見てたの気づいちゃった?」 「えと、…はい。」 「もしかして、嫌でした?」 「い、いや、そんな事…ないです。メイドさん、に憧れてて、かっこいいな、って思っただけで。」 「メイド服、着てみます?」 「え?」ほんと?メイド服って、可愛い女の子が着るから、可愛く見えるのに。私が着たら、メイド服がかわいそう。 「サイズ合うの、あったかな。」 もうメイド服探してる。早くない?嬉しいけど、いいのかな、私が着ちゃって。 「これ、着てみてください。」 「あ、え…はい。」 着ちゃった。似合わない、よね。 「似合ってますよ。」 頭の中がぐちゃぐちゃになってる私に、メイドさんが話しかけてきた。 「メイドに興味があるなら、うちで働いてみますか?」 え、良いの? 「働いてみたい、…です。」 「明日、きてくれたら、軽く面接しましょう。」 「は、はい。」 お金払って帰ろう。 「コーヒーと、ベリーケーキで、820円です。」 「あ、…はい。」

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放課後の純喫茶 一章

魔法集め 第二章

『魔術って、発動するまでの手順がとにかく多い。』 私の脳に術式を保管すると、魔術を保管した瞬間から二十四時間経つまでは何もできないし、 経ったら経ったで踏むべき手順を正確に踏まなければいけないらしい。これ全部、魔術師の言ってたことの受け売り。『魔術って、結構ポンコツ。』 今、私は、せっせと床に広がっている紙を拾っては、それに記された術式に目を通している。紙があるんだから、綴じて本にすれば良いのに。ぶつくさ考えながら作業を続ける。魔術師に嫌味の一言も言えない。『喋れないのが、これほど悔しかったことは無いと感じた。』 当の魔術師はと言うと、優雅に紅茶を飲んでいる。『せめて別室でくつろいで欲しい。』 私の刺すような視線に気づいたのか、魔術師がこちらを見た。 「余計なことを考えるのをやめなさい。意味がないので。」大人の余裕を披露した魔術師は、どこ吹く風といった調子で、私の視線をあしらった。 『本当に、良いご身分。』 カランカラン ドアベルの軽やかな音が鳴る。 「どちら様でしょうか。」魔術師が扉に向かう。でも、扉に触れる前に、魔術師の足が止まる。 バキッという鈍い音がして、何かが倒れる音がした。 床から、いつも踏みしめていた木の感触が消える。気づいたら、魔術師が私を荷物みたいに肩に担いでいた。 「逃げますよ、リーン。」魔術師が、私の名前を呼ぶのは、今が初めてだったと思う。 一瞬の魔術師の声に気を取られて、反応が遅れた。冷たい金属が腕に当たり、上を見上げる。 『誰?』多分男の人だと思う。私の首根っこを掴んで吊り上げているのは、背が魔術師より高く、甲冑を纏っている騎士(?)だった。

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魔法集め 第二章

メモリ

今日も日記を書く。 書かないと、全部忘れちゃうから。 今日の事、昨日の事、一昨日の事、もっと前のいつかの事。全部、この日記帳に記してる。書いても書いても、私の頭から全てが消えていく。 この日記帳は、私の全て。私の『脳』。 いつからか、私は空想の世界に溺れていた。古紙の香り漂う図書館に行ってみたり、異国の魚が泳ぐ水族館やゴシック調の城を訪れたりして時間を潰した。 ずっとずっと、特に何もせず、妄想を繰り返した。 だって、そんな存在しない世界は、忘れてしまっても思い出さなくて良いから。 私の家族は、何も覚えられない私を捨てた。 ずっと、屋根裏部屋に一人で居る。 そのうち自分がどこに居るのかすら忘れて、ぼんやり時間が過ぎるのを待つだけになる。『いっそ、そうなりたい。』 この部屋には窓が無いから、オレンジ色の光すら見えない。 今日も、日が暮れたのかすら分からないまま、瞼を閉じた。 屋根裏部屋の外で、朝と呼ばれる時間になる。 タンタンタン…『階段を踏む音だ。』 ベッドの中でシーツにくるまったまま、天井を見つめる。『誰かが来た』 バタン 「魔術書を保管しているとは思えない場所ですね。」 『誰?』 「口を開いても僅かに空気の音がするだけとは、深刻な教育不足です。」 「言葉が分かるなら、首を縦に振ってください。」 コクリ 「そうですか、まあ最低ラインは大丈夫そうですね。」 「私は魔術師です。」 「ついでに言うと、貴女は魔術書です。」 『私、自認は人だけど?』 「貴女が記憶を保持できないのは、魔術を除く全てを、貴女の脳が拒絶するからです。」 「記憶が宿る事で、脳のストレージが減ってしまうので、記憶は片っ端から削除されます。」 「今の説明で、貴女の役割が分かりましたか?」 コクリ 「素直でよろしい。」 「では、こんな埃っぽい場所から出ましょう。」 コクリ 階段の下は、虚しいくらいに静かで広かった。部屋に装飾はされていたが、華やかさは無い。 『私の家族が暮らしているはずなのに、誰もいない?』 『気にするだけ無駄かな。』 魔術書と私の共同生活が始まった。

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