ただいま。
誰が今更思い出してくれるんだ。
正直、ここへ来たのに意味は無い。
彼が言っていた通り、自分達は戻って来ないものなのだ。
どうせ自分は活動を復帰する訳でもない。
垢を作り直しただけで、まともに小説はもうここでは書かないだろう。
ただ、昔仲良くしてくれた人達の“今”が知りたくなった。
当然、ほとんどがいなかった。
それでも、微かだがいるのだ。
仲の良かった、少しでもお話をした人が。
自分を見て、懐かしいと思ってくれたら嬉しい。
思わなくても良い。
何しに来たんだコイツ、ってだけでいい。
今は、居場所がある事に喜んでいます。