ちぃ
6 件の小説自作小説 〜衝撃の告白と、発覚した事実〜
私には、ネッ友がいた。カノンと言った。Twitterで知り合ってから、毎日のように話ていた。 最近は、あまりTwitterを見ていなかった。暇になり、テレビをつけた。 …次のニュースです。速報です。x町で、中学生の自殺が起きました。「前田花音さん」が死亡しました。花音さんは自身のTwitterで自殺予告をしたことにより、この事件が発覚しました。 …カノン? 怖くなりTwitterを開いた。とある文字が目に入る。 「私は死にます」 スマホを落としそうになった。カノンのアカウントだった。 …え? カノンが? あのカノンが? いっつも明るく元気で、仲良かった、…あのカノンが? きっと冗談だと思った。いや、 思いたかった。 大粒の涙が落ちていく。 〜続〜
告白
その日は寒かった。 帰ろうとしていたら、クラスの森さんと廣瀬さんがいた。 森さんはにやけていた。 「おい、やめろって」 廣瀬さんが小声で言った。 ……???状況が理解できなかった。 2人で言うような大事なことならこんなドタバタ帰ってる時に言わ なくてもいいのになぜ? 実を言うと、最近廣瀬さんの悪いところは言えないが、いいところ なら無限に言える気がしてきた。 すると森さんが、 「こいつ櫻井さんのこと好きらしいぜ。」 俯く廣瀬さん。顔がみるみる真っ赤になっていっている。 「う、うん、この後習い事あるから、またね。」 実を言うと習い事はない。妙にドキドキしていて、その場から一刻 も早く離れたかった。 みんなも好きじゃない人から告白されてもこんな気持ちだろう、そ う思いながら真っ赤な顔を覆った。 顔が赤いのは寒いか ら。胸が熱いのは習い事があるって嘘ついたから。そう思いたかっ た。
(恋愛混じり)死にたかったとき、辛かったこと2
私には彼氏がいる。できてすぐは、死にたいと思っていた時期だった。 彼氏ができたこととは全く関係なかった。 彼氏に相談した。次の瞬間、 ぽたり、ぽたりと床に涙が落ちていっていた。 「櫻井さんが死んだらこまる。」 そして泣きながら、 「もしも自殺されたら俺も自殺するから。」 と言った。 …こんなんのために死ぬの?そんな…私なんか生きてても…死なないでよ… 私のことを大切に思っている人がいるなんて 2人で泣いた。もちろん自殺はしなかった。 涙の跡は床に残っていないけど、 私の心には深く残っている。
死にたかったとき、辛かったこと1
なんで自分が生きているのか。私は毎日のように自問した。 けど帰ってくる答えはため息だけだった。相談所に相談もした。 けど褒められれば褒められるほど心が折れていく気がした。 人も信じられなくなってきて、よく泣いた。 とうとう自暴自棄になって暴言を吐きまくった。 あるとき、こんな文をネットで見つけた。 「死にたい人、辛い人へ」 藁にもすがる思いで読んだ。 画面に涙がボタボタと落ちた。いつもの涙とは違う気がした。 咄嗟に掴んだ藁で生活が一瞬で成り立っていった気がした。 辛い人は、「死にたい人、辛い人へ」読んでみてください。少しでも皆さんを救えたらいいです。
死にたい人、辛い人へ
最近、死にたいっていう人が多い。私だって死にたかった。けどこの言葉を聞いて救われた。 なんで死にたいの?せっかく生まれてきたのに。自分なんて居なくていいなんて思わないでよ。死にたいなんて思わないでよ。 みんな悲しむよ。悲しむ人がいない?ここにいるよ。いないんならこんな小説書かないよ。 生き甲斐がないの?なら私が生きがいになってあげるから。死なないでよ。私は君に死んでほしくないんだよ。 とにかく死にたいの?なら一回相談してよ。こんなんでいいなら、どこでも相談に乗ってあげるよ。 やめてよ。自分なんか生きててもなんもないとか、死んだ方がマシとか、思わないでよ。ほんとにやめてよ。 学校が辛いなら逃げたっていい。仕事が辛いなら逃げたっていい。ただ、 生きることからは逃げるな。
すき
好きな人に告白された後のお話1 校庭開放から帰る道中だった。 「櫻井さんの家、行っていいかな?」 ……?ただ私の家に行きたいだけだろうけど、一応聞き返す。 「なんで?」 「いや………もし、櫻井さんが[不審者に誘拐されましたー]ってなったら…困るから。俺が。」 ボソッとつぶやかれた。 「守らないと」 ……?私を守りたいってことでいい?