石垣神子
9 件の小説忘れ物
「ふぅやっと終わったよ」 放課後の学校。 夕陽の光が教室のカーテンの間から差し込んでくる。グラウンドでは部活の賑やかな声が聞こえる。教室では賑やかとはかけ離れていて一人ぽつんと日直の仕事をこなしていた。 だが静かな空間を遮りドアが開く。 「びっくりした。どうしたの?」 そこに現れたのは同じクラスの河合さんだった。 『いきなりごめんね〜w忘れ物しちゃったからさそれを取りに来たんだ』 そう言いながら河合さんは私に近づいてくる。そしてそのまま窓まで追いやられた。抵抗することもできたが私はすんなり従った。 「忘れ物はいいの?」 『忘れ物はあんただよ』 そう言い河合さんは私の唇にキスをした。 そしてそのまま窓から落ちた。 ドンッ 私が最後に聞いたのは鈍い音だった。そこで私は動かない脳で確信した。 私と河合さんは死ぬということを。 だが嫌とは思わなかった。なぜなら出会ってから今日まで思いを寄せていた河合さんと 一緒になれるから。
嗚呼泣けてくる
はっきりではないですが死の表現をつけています。 無理な方はスライドしてください。 夜遅くまで起きてるといつも思う。 もし死んだら今までの思い出がなくなっちゃうのかな いつも考えるだけで泣けてくる。 家族と過ごす大事な日々や友達と遊んだ日、初めて推しができた日、運命の相手に出会った日。 これが全て忘れる。 全部忘れたくない。 辛い。 こんなに辛くなるのに人は思い出を作るの? 辛くなるくらいなら思い出なんて作らなきゃよかった でも人は思い出を作り成長していくんだよね。 嗚呼泣けてくる。 あ、いけないまた思い出が出来た。 嗚呼泣けてくる。
気にしちゃうよ
“次からはしっかりやろう“ “次はもっと早くからやろう“ “次からは余裕を持ってやろう“ 次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次は次はって何回言ったか覚えてる? 何にも変わってないじゃんw意味ないじゃんw 本当は意味ないって思ってたんでしょw 周りが優秀だから、自分と比べて頑張ってんの?w なんで自分のペースわかってないのよwバカ? 周り気にしてたらできることも出来なくなるよw だから自分だけ見てろよw だれも気にしてないし見てないからw とだけ言い残して次の日彼は屋上から落ちた。 誰も見ていなかったらしい。 流石にこれはぼくも気にしちゃうよ。
増殖
「みんな合格おめでとう!」 月曜日の朝担任の先生がみんなの前で話し出す。 「先生は誇らしく思うぞ!高校に入っても気を引き締めていくように!」とだけ言い、出席確認をする。もちろん私も第一志望の高校に合格し、自分んを誇らしく思う。家族や先生。先輩や後輩にも応援してくれたおかげで、最高の結果お出すこことができた。それからの残りの中学校生活は、とにかく楽しんだので最高の中学校生活を送ることができた。 それから数年後、私は中学校の先生を目指して日々勉強に励んでいる。そして私は今から、母校に教育実習としていくことになった。数年ぶりの中学校で心臓が吐き出そうなくらいに緊張している。 「担任の先生はまだ居るかな、、、、、」 私が、ちゅ学校の先生を目指した理由は、中学3年の時の先生にたくさんのことを教えてくれ私もこんな先生になりたいと思ったからである。「会えたらなんて言おうかな」こんなことばかり考えていたらとうとう中学校の前までついた。喜びと緊張を胸に正門を跨いだ。職員玄関まで行くと校長先生がいた。 「あなたが・・さんですね。」 「はい!これから二週間よろしくお願いします!」 そう言って私は頭を下げる。校長先生はニコニコしながらこっちを見ていた。 「では早速、中に入りましょうか」 校長先生はそう言い職員室に連れて行かれた。
題名 人生
人生とはなんだろう。 このこと考えたら埒が開かないんは知ってるよ。 でも知りたい、完璧な答えはなくていい。 でも少しだけ、答えに近づけたらいいな。 と、考えている15歳受験生が言った。
自業自得よ
“”勉強が全てじゃないよ“” “”まだ発展途上なだけ“” “”無理しないで“” “”“”そんな()でもけれからも一緒だよ“”“” こんなこと言ってた友達はみんな名門高校や有名インフルエンサーになった。 私は何になったかって?私は何にもできてない。頭も良くなくて、可愛くもないし、根暗だしキモいしなんにもできてないよ。今の私じゃあいつらの隣なんて入れないよ。でも妬ましい。妬む資格なんてないのに、憎い。こんなんだから彼氏もできてないんだよ。 わかってる()? 嗚呼辛い
経験値
みんなと同じくらい勉強しても、人に親切にしても、めげずに頑張っても、いい学校に行っても、 結局は愛嬌、美貌だった。 生まれた時からもう差はあったんだ。なんのために頑張ってきたんだろう。
今かよ
“”同じ人生はは来ないよ!“” でもこのこと話すの2回目ですよ。同じ人生も来るんですね笑 まぁこれで最後だけど、、、、、、ドン
歳をとると
人は歳をとる もちろんやることも変わる だけどやっぱり人間関係も変わる 昔はかわいいかわいい言われてたけど中学になれば、現実を突きつけられる それなら最初から正直に言って欲しかったよ