蒼乃 猫
123 件の小説約束
全盛から時が経ちすぎた私の体躯は、錆びた観覧車の如く、ろくにその機能を果たそうとしない。 …街並みは変わらず、常にあの日の光景を想起させる。 今日も電車の音が聞こえ、涼しい風が私のやつれた肌を撫でる。 まるで私だけが、年老いたようだ。 私は今、自宅にいない。純白の鳥籠の中で寝たまま、体すらも動かせない。 「あら一雄さん、お早いですね」 私の担当が顔を覗かせる。 ふと時計を見ると、予定の起床時刻より1時間早かった。 「体調はいかがですか?」 問題ない。そう答える。 「この前松葉さんが手品を見せてくれたんですよ。一雄さんにも見せたかったなぁ」 私の体を洗いながら、そう声をかけてくる。 隣の部屋の松葉さんは、私と同程度の歳にも関わらず若さを感じさせるほど快活な人だ。元気に過ごせているらしい。 「本当に元気な人ですよね、松葉さん。私も将来あんなおばあちゃんになりたいな、なんて思ったりしてます」 私の身体を拭き終わり、備え付けのスタンドから針を取り出す。 「はーい、じゃあ採血しますね」 針を私の皮膚に突き立て、血を採取する。…何年経っても針の痛みになれる気はしない。私はその痛みに耐えながら、ひたすらに窓の外を眺めていた。 「……はーい、お疲れ様でした。このまま押さえておくので、楽にしててくださいね」 少し高台から見下ろす街の景色は、やはり同じまま。 一昨日の事すらもう思い出せないというのに、何十年も前の記憶は忘れられそうにない。 「そういえば、もう桜が咲きましたね」 窓から外を眺めている私を気にかけたのか、そう声をかけてくる。 …もう春か。 「桜といえば…これ見てください!掃除員さんが空き時間に作ってくださった花びらの飾り!」 そう言われて彼女の首元を見ると、幾つかの重なった花びらに糸が通されネックレスのようになっていた。 「桜と言えば花見ですよねー、私はつい食べ物ばかり食べちゃって…一雄さんはどうでした?」 そう話を振ってきたものの、私はそれに応じる気はなかった。桜の花びらを眺めているうちに昔の記憶が呼び起こされたせいだ。 「老人の思い出語りに付き合ってくれるか」 気づけばそう口にしていた。少し驚いたようなそぶりを見せた彼女はすぐに笑顔になり、私の隣に座った。 「もちろん、ぜひ聞かせてください」 澄み切った青空、風が地面に落ちた花びらを巻き込む頃。忘れもしない交差点で、私の大切な人と出会った。 「あれ、同じ学校?」 高校の入学式に向かう途中、私が信号を待っていると、1人の少女がそう声をかけてきた。 「そうみたいですね」 「よろしくね!私、楠木原(くすのきはら)」 「間原一雄(まばらかずお)です」 挨拶と共に、原の肩ほどまで伸びた茶髪が揺れた。 「間原君ね、よろしく!」 「よろしくお願いします、楠木さん」 随分と元気な人だ、そう思った。 多分そんなところに、私は惹かれたのだと思う。 入学式が終わり、私は自身のクラスを探した。そして自身の名前を発見し、教室に入った矢先… 「私は楠木原と言って、南天台(なんてんだい)中学校出身です。趣味はテニスです!よろしくお願いします!」 原は同じクラスの生徒で、私は無難な自己紹介で事なきを得たのだが…それとは対象的に、記憶に残る自己紹介をしていた。 「あっ、また会ったね!同じクラスかぁ…改めてよろしくね!」 「こちらこそ、よろしく」 「あっ、そういえば猫飼ってるんだよね?なんの猫飼ってるの?」 「スコティッシュフォールドです」 「あ、私でも知ってる有名どころだ!いいなぁ、私猫好きなんだけどペット飼えないんだよね…」 「…マンション住みなの?」 「いや、母親にダメ出しされてるんだ」 そう言いながらあからさまに肩を落とす、彼女の姿も忘れたと思っていた。 「素敵なお話ですね、…楠木さんというのは一雄さんの口から初めて聞いた気がします」 さて、と言って彼女は椅子から立ち上がる。 「そろそろお昼にしましょうか」 そう言われて時計を見れば、時刻は既に昼頃。自覚すらなかったが、随分長く話をしていたらしい。 「昼食です、どうぞー!」 食事が配膳され、親鳥から餌を恵んでもらうように助けを借りながら食べる。点滴も刺しているが、やはり食事も必要らしい。 「そういえば…メニュー、いつもより豪華ですね」 そんなことを話していると、トレー回収の若い男性が言った。 「今日はうちの病院の『花見日』なので…普段より豪華なんですよ」 やがてこの鳥籠の中には老いた鳥と白鳥の2羽だけになった。 身の回りの片付けを簡単にした後、また彼女は私の隣に座った。 「お話の続きってあるんですか?」 「ああ、もちろん」 点滴のチューブが揺れた。私は生きているが、生かされていた。 あの頃は違った。自ら生きる理由があった。 具体的に何、と聞かれると答えられないが。 …幾つかのテストを乗り越え、初めての学校祭が訪れた。 「えー、学校祭の代表は……」 「はーい!!私やりたいです!」 原はそう言い放ち、勢いよく手を挙げた。 「はい、まずは楠木さんね。後1人誰かやってくれる人ー」 担任がそう言うと、クラスの男子たちが皆手を挙げる。今振り返ると、男子たちは学校祭ではなく原が目的だったのだろう。 「お前なんで挙げてるんだよ!」 「いやいや俺でしょ」 「ちょっと、みんな落ち着いて……」 担任が慌てて止めに入る。 「先生、私が指名してもいいですか?」 「もちろん。むしろそうしてくれると助かる」 クラスの人気者、楠木原はクラス全体を見渡した後、1人の男子生徒に目をつけた。 「間原くんでお願いします」 「じゃあ間原、よろしく」 …一瞬理解が追いつかなかった。ただ、任命された以上はやってやろう。そう思った。 そして、この日から二週間後。それが私が生きている理由になった。 「学校祭ですか!いいですね…定番行事じゃないですか」 「そうだね。…原が私の大切な人になった行事なんだ」 しばらく考え込んだ後、少し躊躇いながら私にこう言った。 「告白…とかしたんですか?」 告白、か。そうかもしれない。 「そうだと思う。…じゃあ、私が入院してきた時の記録を思い出してみて」 「……?はい」 「配偶者の欄、どうなってた?」 「いない、に丸がついていました」 「他の親族や友人の欄は?」 「……いない、でした」 「そう、私は独り身なんだ」 「…でも、楠木さんは告白したんじゃ」 「学校祭当日のあの日、約束したことがある」 陽は沈みかけていた。あの日と同じ、オレンジ色の空だった。 「いやー、疲れたね!11時まで残った時は流石に気がおかしくなりそうだったよ!」 ははは、と笑いながらそんなことを言う、変わらぬ元気さがそこにあった。……だが、彼女はだんだん真顔になって、そして顔を伏せて、私に話しかけてきた。 「ねぇ、間原くん」 「なんですか?」 「私さ、学校祭終わってちょっとしたら、ここやめなきゃいけなくなっちゃった」 「…どうして?」 「母親が入院しちゃってさ。父親もいないから、私が稼がなきゃ」 「そう、なんですね…」 いつもの元気さはどこかへ消えていた。 「でも、間原くんに伝えたいことがあるの」 「……」 「今は忙しくてそれどころじゃないんだけど…そうだなぁ…10年後!10年後、最初に会った交差点で話したい!」 私はそれを承諾した。そして10年後…今から60年前のこと。私は交差点にいた。既に故郷は出ていたから、船を使って帰ってきたんだ。…船は最低金額の雑魚寝だったから、船酔いがして吐いてしまいそうだった。 でも原に会えるなら。そう思った。 私も彼女に惹かれていたから。 「…来なかったんだ。原は」 「そんな……でも、約束はしたんですよね」 「1週間ぐらい故郷に滞在して、来る日も来る日もあの交差点で待ち続けた」 結局、原が姿を見せることはなかった。 「…なんで、なんで楠木さんは約束を…」 「私にもわからない。……私は家族や友人の中で1番長生きなんだ。もうみんな旅立ってしまったよ」 それだけ時間が経っても、原は姿を見せない。 「……」 「私はね。一度好きになった女性を見捨てるほどクズになりたくないんだ」 私は、鳥籠の中に閉じ込められて、最早飛べすらしない。 「そういえば、今日は桜が綺麗に見えるね」 「…『花見日』ですから」 「そういえばそうだったね…原と初めて会った時も、綺麗に咲いていたよ。懐かしいなぁ」 こう話している間にも、刻々と私の命の灯火は消えていく。 「…私ももう、限界なのだろう?」 「い、いえそんなことは…」 「毎朝起きたとき感じるんだ。起きられたのが奇跡だって」 私はもう時期この世を去る。去らなければならない。 「幸せに暮らしてくれていたらいいな」 私が願ったその声が、鳥籠の中に響いた。 翌る日の朝、一雄さんはベットに倒れ伏していた。急いで先生を呼んで対応したが、一雄さんの体は冷えるばかりだった。 付けていた心電図の脈動が止まる音が響き、私達は一雄さんの終わりを見届けた。 一雄さんの病室からは、満開の桜が見えた。 「すいません、間原一雄という方はここに入院されていますでしょうか」 受付にそう声をかけている老婆がいた。髪の毛の所々に茶色の毛が混じっている。 「間原一雄さんは、本日お亡くなりになられました。…ところで、貴方は?」 思わずその老婆の方を向いた。 「私ですか」 「私は」 「家族になれなかった、ただの知り合いですよ」 桜があしらわれた身分証には、提出者の名前が書いてあった… 『楠木原』
親愛なる妹へ、もう消える街から。
拝啓。お元気ですか? やっぱやーめた。疲れるわ。こんな建前は無しにしよう。 お前ならすぐ読み飛ばすだろうからな。 そっちの生活はどうだ? ちゃんとダンス頑張れてるか? この前のテレビ出演、ちゃんと見てた。中々やるじゃん? まあまだ俺の推しには及ばんけどな、精進したまえ。 で、なんで俺が手紙書いたかって言うと… 消えるらしいんだ。地図からこの街が。 どうやらダムの建設の時に邪魔だったみたいでな。 粘ったんだけど結局消えることになっちゃったよ。 だから俺以外、もうこの街に残っちゃいないんだ。 人1人いない街ってのも楽しいぞ、遠慮なく大声出せるし。 まあなんだかんだ言って、寂しくはあるんだけどな。 というわけで、来年から帰省は無しだ。 約束してたハンバーガー屋も閉店しちまったしな。 俺はこの街の最後を見届けようと思う。 そのあとお前ん家突撃するから、一部屋空けといてくれ。 なあ、もう戻れないんだな。 あの公園も、映画館も、みんなみんな沈む。 …って、妹宛の手紙に何書いてんだか。 彼氏さんにも挨拶したいからよろしく言っといてくれ。 ほんじゃ、また数日後に会おう!
あなたのことを忘れるだけの病気
もう10月の半ば。最近、物忘れが多くなってきた私を心配して両親の手で病院に連行された。 うっすらと聞いたのことある、「若年性アルツハイマー」とかだったらどうしよう、と両親が頭を抱えていた。 私は、余裕の表情で両親の横に座っていた。 12月病。 医者がそう言った。 5月病なら、私も昔聞いたことがあった。 でも、12月病というのは初めて聞いた単語だ。 詳しく聞いてみると、こんな症状だった。 「何らかの心理的要因により、記憶を司る海馬と感情処理領域の連携に障害が生じ、記憶と感情の対応関係が断続的に失われる症状」 これだけ聞いた時は理解できなかった。父も同じだったのか、家に戻るなりすぐさま調べ物を始めていた。そして、私たち家族が出した結論がこれだった。 「気持ちは残るのに、思い出だけが消える病気」 簡単な言葉に直されると、いかに恐ろしくて、とんでもないことなのかがわかってしまった。 そして、これだけでは終わらなかった。 「雪…その、なんだ」 父が言葉を濁らせていると、母が先に声をかけてきた。 「まだ、初期症状なんですって…重度になると、感情も忘れてしまう…」 私は、震えた指で彼氏に電話をかけた。 「雪、どうした?」 「ごめん、悠。私…」 「大丈夫か?」 「…大丈夫じゃないの。…私ね」 「あなたのことを忘れてしまうかもしれないの」 「……!」 電話越しなのに、彼氏が絶句する様も聞こえてくるようだった。…いつもは賑やかだったのに。 「何があったの?」 多分、記憶を失っても彼の優しそうな声色にまた、甘えてしまうのだろうな。…そう、思った。
100作品投稿記念とご報告
どうも、蒼です。 この度なんとカクヨムのアカウントにおきまして 「カクヨム甲子園」に参加させていただきました! まあ荒削りの文章ではありますが… あちらの方で読んでいただけると嬉しいです! そしてもう一つ、100作品記念でアイコン変更しました! ご報告が遅れてしまい申し訳ないです。 今後アイコンは50作投稿ごとに変更していく予定ですので、四季のように移り変わる私の顔面に乞うご期待!って感じで。 というわけで、今後ともよろしくお願いします! フォロワー様、読者様ありがとうございます!!
庶民すぎる貴族 回転寿司編
私は、とある屋敷でメイドをしています。 給料も良く、仕事への不満はないのですが… 「お父様!見てください!お寿司が回転していらっしゃいますわ〜!」 やっぱり、庶民派すぎません?この人たち。 「お父様、この回るお寿司屋さんはなんと言うんですの?」 「この寿司屋は回転寿司と言うんだ。美味いぞー?」 旦那様はそう言いながらタッチパネルを操作し、ビールジョッキを注文した。 「アサヒが一番美味いんだから、ビールは。……どうだ?」 私に視線で語りかけてくる。お断りします。 私ワイン派です。 「では私はポテトを頼みますわ〜!」 ……寿司は? 「追加で唐揚げ!」 ………寿司は? 「以上でよろしいでしょうか」 …あっ、私頼むの忘れてた。 「サーモン3皿お願いします」 そう言ったら、旦那様が驚きながらこちらを見てくる。 「……唐揚げは…?」 「…私は寿司を頂く場所だと思っているので」 「そうか…」 「私と一緒にポテト食べましょうよ〜」 「サーモン先食べてもいいですか?」 「構いませんわ」 最早、庶民派どころか…ただの変人ではないですか。
愛を追い求め続ける幽霊
夜の校舎に忍び込む。心臓の音がよく聞こえた。 幸い、警備もいない。このまま屋上までいけそうだ。 昨日の罰ゲームのせいで、こんなことに…… 僕はそういう、非科学的なものは信じない。そういう性分だ。 ただ、この妙な焦りだけは隠し切れそうもなかった。 【出る】と噂されている屋上に辿り着いた。 ……いる。半透明な、女性の姿形をした幽霊が。 仕草から見るに、泣いているらしい。 このまま帰るべきだったのだろう。僕は。 でも隙間から覗かせたその美貌に敵わなかった。 僕は足をそちらへ向け、一歩、また一歩と進んでいく。 「あなたは…もしかして…!」 半透明の美しい女性が僕の方を向いた。 「雄馬くん…?」 違う。僕は雄馬ではない。 それに、雄馬なんて名前は聞いたことがない。 「雄馬くん、やっと来てくれたんだ。待ってたよ」 そう言いながら、こちらに手を伸ばして触ろうとしてくる。 途端に恐ろしくなって、咄嗟に手を払い除けた。 「…ユウマ…クン…?なんでワタしをこばムの?」 「…ソんなの、ユウマくンじゃ、なイ。ニセもの」 そう言いながらすっと立ち上がった幽霊は、カッターを取り出した。 「雄馬クん、安心しテ。偽モのは私がケす」 お互いの手が届くほどの至近距離から繰り出されるカッター。 幽霊の腕を掴んで、カッターを押さえ込む。 「ツキハ」 「ツキハツキハツキハ」 そんな謎の暗号を繰り返していた。 僕は幽霊を張り倒し、急いでその場を離れた。 「なあ、あいつ罰ゲーム以降どこいったんだろうな」 「いやー、知らねぇわ。早く見つかるといいけどなぁ」
死んでしまったあと
私は「死」や「死別」をテーマにした作品を書く身だ。 だからこそ、人が死んでしまった後というのは、ある種興味深い。 私の祖父母の遺骨は納骨堂に納められている。 骨箱、というものを初めて持った。 「こんなに軽いのか」無礼かもしれないが、そう思った。 今目の前を歩く人々も、話している友達も、私自身さえも。 最終的に、これほど軽い物体になってしまう。 その事実は残酷なようで、なぜか温かかった。 手を合わせて祈り、そのあとお経を聞く。 お経。何回聞いても意味を理解できる気がしない。 「死者に語りかけている」ということらしい。 今後一生、私にはわからないだろう。 同時に私は、死を軽く扱いすぎなのではないかと思った。 死を書く。それすなわち、死を物語の要素にするということだ。 人の死を。 物語にインパクトを持たせるために。 ただ、私たちは死を知らない。 死んだ後のことは、誰も何も知らない。 だから、想像で書く。死というものを。 書くことで、死というものに近づこうとする。 そう気づいてから、私はこう結論を出した。 私は死を知るために、死を書いている。 今まで意識したことすらなかったが、なぜかしっくりきた。
エンディング
20年弱に及ぶオープニングが終わった、「人生」という映画。 オープニングのクオリティは高く、文句なしだった。 中身はどうだ?…はっきり言って、駄作だ。 あの頃持っていた目標はどうした? 毎日、楽しく過ごしてるか? なあ、知り過ぎたんだよ。俺らは。 大人、ってやつの汚いところをさ。 友達と行く祭り、カラオケ、楽しかったよな。 15分の休み時間でたくさん遊んでたよな。 今は? …そうだよな。15分なんてすぐだよな。 デスクから立って、少し伸びをして、それからコーヒーでも飲んでりゃ15分なんてすぐだ。 昔は俺らもわからなかった。 「あの頃が一番楽しかった」の意味が。 もうわかる歳になっちまったよ。 俺も、お前も。 残酷だよな。オープニングが一番面白い映画なんて。 1人って寂しいよな。 大人になると友達じゃなくなるんだ。 知り合い。グレードダウンさ。 家族で行ったテーマパーク、観光地。楽しかったよな。 高速のサービスエリアとか、妙にワクワクしたよな。 もう、ワクワクしないよな。 そんなこと思ったの、何年前の話だろうな。 …今、俺らが監督なんだと思う。 俺らの人生を踏まえて、新しい映画を作るんだよ。 だから、エンディングにはまだ早いんじゃねぇかな。 俺達は楽しかった思い出を作る側なんだ。 分かるだろ。もう、受け取る側は終わったんだ。
蒼の書き方講座(新規様向け)
※蒼なりのやり方です。100%真似て合えば幸いですが、形式等合わない場合は各自で改善することをお勧めします。 どうも、蒼です。 小説のネタが少なくなってきたのでお茶濁しでは…ないですけど。 新規さん向けの書き方講座的なのを行おうと思った次第です。 …ぶっちゃけ、N1(大規模大会)優勝者様とかの作風を参考にした方がいいような気はします。 あ、すいません。そろそろ本題入りますね。 1 適度に空行を挟んで見やすく ご覧のように、私の文章には空行が挟まります。 感覚的には2〜3行の文章書いたら1行のペースですね。 目立たせたい時は書いた1行以外を空にすることもあります。 こんな感じに。 空白の視覚的な効果って意外と大きいと個人的に思っていまして。 一般的な小説でこんなに空白用いるのって少ないですよね。 ここまで空白を使え!とは言いませんが、少し余白があると見やすい文章になると思います。 2 文章は適度に短く 文章は1行で、長くて2〜3行で終わるように調整しています。 こちらも視覚的な話にはなるんですが話の途中で文章が上下するのちょっと見づらくないですか? という話を友人にこの前したら、「お前小説向いてないよ」と言われてしまいました。悲しいね。 個人的には見づらいなと思うことがあるのでこうしています。 3 【強調するところは強調する】 鳥の魔物を退治すると、鍵を落として逃げていった。 鳥の魔物を退治すると、【鍵】を落として逃げていった。 どっちがいいと思いますか? 最初から物語中で重要なものとして扱うのであれば、【鍵】の方が分かりやすいと思いませんか? 強調することでその単語が目に入りやすくなりますし、その物語を読んでいる間は「これが重要なんだな」と理解して読み進めることができます。 伏線を貼る時や伏線回収型の作品には向かないかもしれません。 なのでそれ以外の作品に限られはしますが… 私としてはかなり意識して書いています。 以上3点が、私が小説・物語などを書く際意識していることですね。 以上の3点を参考にするなり、役に立たないから別の人の参考にするわ!でも大丈夫です。 自分に合った書き方を少しづつ、探していきましょう。 あ、あと読者様は大事に大切にしましょうね。 読んでもらえることって当たり前ではないですから。 さて、次のネタどうしよっかなぁ…
鈴(ホラー注意)
えー、別にね。事故物件ってわけじゃないんですけど。 休日の昼ぐらいにね、鳴るんですよ。鈴が。 うちの近所に神社があるわけでもございませんし ご近所さんは犬も猫も飼っちゃいないんですね。 ただこう、チリンチリンって小気味良い音がするんですね。 うちも鈴を買ってるわけではございませんから、 外の方から音がするんですね。 かれこれ鈴の音を何十年は聞いてますがね、 特に何か起きるわけでもないんですね。 ただ1年前からちょっと鈴の音が強くなってきたかな? と、ふとそう思ったんですね。 そして一週間前から生活音すら聞こえなくなるほどになりまして。 こりゃ流石にまずいと。そう思って神社に電話したんですよ。 事情を説明したら神社さんから一言、なんて言われたと思います? よく生きてたね そう仰られたんですよ 今鈴は鳴らなくなりましたがね、正体が何かわからないんですね。 あの鈴は一体なんだったのか、そんな話でございました。