桜夜
15 件の小説すれちがい
貴方はする事が終わると直ぐに 居なくなってしまう 「私がいるから頑張れるよ」 なんて言うけれど 私は別に一緒に頑張りたい訳じゃない 貴方と一緒に居たい することが終わっても どうでもいい事をずっと話してたいし 何もしなくても一緒にゴロゴロしていたい 少しでも長く一緒に過ごしたい 嫌われてないのは分かってる でもする事が終わればすぐに 「おやすみ、またね」って ルーティーンのように言ってすぐ消える だからいつも 私はタスクをこなすための 機械か何かだと思われてるのかなって思う 私が話したことも 貴方は大して覚えてないし 同じ話を何度したことか 「可愛いね、優しいね」 ずっとこんな体のいいことばっか話して 本当は何も思ってない 嫌われてもないけれど 貴方の心には何も残せていないのでしょう それだったらいっそ 思いの丈をぶちまけて 心に傷を残して去ってしまいたい 愛してるよとか言ったら すごく驚くんだろうな あわよくば結ばれて…… なんて願いたいけど 貴方の心に何もないのなんて 分かりきってるからなぁ笑 もう夢を見れるほど子供でもない どう足掻いても虚しいばかり この話はオチがつかないけど どこにも言えないので どうせ言う勇気もないので なんとなく ぶちまけたくなりました。
拒絶
気持ちには重さの違いがある それは知っていた どんな時でも私が思うことは 多分君にとっては気持ち悪いと 思ってしまうようなことだ 醜い嫉妬も 周りより仲がいいという優越感も 誰とも話して欲しくないという束縛も 全部全部 君に知られたらどうなるのだろうか 君は優しいから どんなに気持ち悪いと思っても 言葉で傷つけることはしない ただそこにあるのはゆるやかな拒絶 少しずつ気づかないほどにゆっくりと 手のひらが離れていく そしてそれに気づいてしまうほど 私の気持ちは重くて それに私は耐えられない この思いを黒い土砂みたいにまとめて 吐き出してしまいたい 食べ物みたいに簡単に吐き出せないなんて 本当にめんどくさい この気持ちを伝えることなんて 一生叶わないのに だったらいっそ拒絶された方が こんな思いを感じないから 幸せだって思えるのだろうか どうせなにやったって傷つくのに
身に余る言葉
私が憧れている人は 強くて芯があるけれどとても優しい 一緒に過ごしていると とても楽しくて心地が良い 他の人といる時は誰であっても 少なからず何かしらのエネルギーが 取られていくような感覚がある 憧れの人といる時は 失ったエネルギーが 回復していくような感覚になる 子供じみた私も受け入れてくれる人 憧れの人はいつもあなたは優しいね と言ってくれる 他の人といる時は絶対 「そんなことないよ笑」 って笑って謙遜するけれど 憧れの人といる時は 笑顔で「褒めてくれてありがとう」って 素直に言いたいから どんな時も優しくあろうと思う 憧れの人の言葉を 身に余るなんて思いたくないから 素直に受け入れられるように 今日も前を向いて頑張ろうって思う
疲れた
ぜんぶ疲れた。 人と話すのが疲れた。 自分を偽ってばかりで疲れた。 何かあればすぐイライラする 自分の心に疲れた。 何も無くても涙が出るのに 大切な時は一つも泣けない 意味がわからない自分に疲れた。 何が起きるか分からない 曖昧な未来を想うことに疲れた。 死んでしまいたいのに 死ぬことができない自分にも。 綺麗な景色とか、友達と遊ぶ予定とか そんな些細なものにすぐ流されて 何時になっても死ねないばかり。 あとどれだけ疲れれば私はちゃんと 死のうと思えますか。 疲れただけじゃ死ねないですか。
あと少しだけ早ければ
本気で誰かを好きになった。 貴方のすべてが好きだった。 少し低い声が、投げかけてくれる言葉が 私を幸せにしてくれた。 この人となら幸せになれる 本当にそう思えたのだろう。 未来の幸せを優先するより 今の心の空っぽを埋めようとしていなかったら。 愛する人を探すより、愛してくれる人ばかり求めていなかったら。 貴方と一緒に居たいと思うこの心を 素直に吐き出してしまえるのに 空っぽを埋めようとしても埋められなかった 気持ちを埋めることができるのに なんて私は浅はかなのだろうか。 あと少しだけ貴方と出会うのが早かったのなら あと少しだけ愛することの大切さを早くしれたのなら あと少しだけ… あと少しだけ一緒に笑いあえたなら。
あのね。
あのね。ママ、もういいんだよ。 私の為に頑張らなくていいんだよ。 必死にならなくていいんだよ。 あのね。ママ、ごめんね。 素直じゃなくてごめんね。 上手に生きられなくてごめんね。 こんなに頑張ってくれてるのにね。 私もう、動けないの。 疲れちゃったの。 あのね。ママ、許してね。 才能ない私を許してね。 上手く話せない私を許してね。 嘘をついてしまう私を許してね。 結局何が言いたいの?って? あのね。ママ、 何も無い私を愛してくれて ありがとうって言いたいの。 それだけだよ。本当に、もうそれだけ。
ぼっちな天邪鬼
1人でゲームをしていると ふと寂しくなってしまう。 周りを見ればみんなフレンドがいて この世界でぼっちなのは私だけかなと思う。 でもそれと同じくらい 1人が好きだと思ってる自分もいる。 誰かと関わることよりも 1人で好きなことをすることを望んでる。 どっちが本当の自分なのかといつも思う。 他人から依存されることが嫌なのに 心のどこかで私に依存してくれれば 嬉しいのにと思ってる自分がいる。 騒がしくて鬱陶しいと思ってた人が 居なくなった時にふと感じる静寂のような なんとも言えない気持ちがある。 本当は依存している人たちを見ると 羨ましいなって思う。 私はそれが出来ないから。 依存されている側は大抵嫌がっていて そんな風に私も嫌われてしまったらって思うと 怖くて胸の奥にしまってしまう。 これをこじ開けてくれる人がいるのか いや、いない方がいいのか。 だから私のありのままの心はぼっちのまま。 ありのままの心が汚い限りは 天邪鬼なままでしか居られないのです。 PS 久しぶりに書いたら全然言いたいことがまとめられなかった。 私はSkyっていうゲームをしているんですけど、すごくオススメです!
imitate your lover
「ピピピッ」とうるさく鳴った 目覚まし時計の音で目が覚めた。 隣を見るとまだ眠そうに目を擦る君の姿が見えた。 そっと近くによって首元にキスをした。 昨日つけた跡がまだ残ってるのが見えた。 そんなことにちょっと喜んでいる自分が 嫌になる。 「起きた?」と君が私に問いかけた。 んーと曖昧な返事を返しておいた。 窓を開けた彼は隣の部屋のベランダから 漂ってくるタバコの匂いに 嫌な顔をして即座に窓を閉めた。 時間が迫ってきたのか いそいそと君は着替えを始めた。 何となく目を逸らしたくなって ぼんやりと晴れ渡る空を窓越しに見てた。 今日も変わらない良い天気だった。 「今日の夜また抱いてくれる?」 なんの気なしにふと口から言葉が飛び出た。 いつもはそんな事言わないからだろうか。 彼は少し驚いた顔をして 「どうしたの?何かあった?笑」 と笑いながら聞いた。 んーと返してそのまままた眠りに落ちた。 ふわふわと漂う夢の中で君が額にキスした…気がした。 このまま夢の中にいたいと 思ってしまった。 目が覚めるともうお昼近くになっていた。 何も着ていなかった体は冷えきっていて鳥肌が立っていた。 そこら辺に投げ捨てられている 君のシャツをとって羽織った。 テーブルを見ると 「行ってきます」 という君のメッセージカードが残されていた。 丸文字な君の言葉を見て 少し笑みがこぼれた。 日記帳に書くことなんかなさそうなくらい 穏やかで何も無い日だった。 このままこの日々が続けばいいと思った。 私はメッセージカードを手に取りベランダに出た。 そしてオイルの切れかけたライターで そのカードを跡形もなく燃やした。 タバコを吸いながらこの日々がいつまで 続くのだろうと考えた。 君は今日も君の恋人に会いに行っている。 私は今日も君と恋人ごっこをする。
愛されたいと願うのは
私が好きな君の 好きな人は私じゃない。 その人のことを話す時、 その人と会話してる時、 その人と会った時、 表情も声も全然違う。 私の恋は 叶わないし、敵わない。 君が好きなあの子は 私みたいにブスじゃなくて 私みたいに性格が悪くなくて 私みたいに馬鹿じゃない。 絶対にかなうことはないって 分かりきってる。 けど、想像出来るのは 私と君が一緒にいる姿だけ。 馬鹿だからかなぁ、それしか想像出来ないの(笑) 一瞬でも愛されたいと願ってしまった。 だから天罰なのかな。 私の愛は不思議なことに 一つも叶ったことがない。 ねぇ、神様。 愛されたいと願うのは ダメなんですか。 それでも愛してしまうのは 私が馬鹿だからなんでしょうか。
殻を破る
私を包む大きな殻を破ろうとすると いつでも周りがそれを否定する 時には笑い、時には怒る 私はそんな態度に 一喜一憂して また再び殻に籠った。 何度挑戦して何度失敗したことか。 失敗を繰り返すほど 殻は固く重くなり ますます私にのしかかる。 助けてなんて言ったって 私の中で反芻されるだけ それでも私は少しずつ 自分の殻を破ってる 誰にも気づかれないけど 今度は挫けないと決めてる。 変わることは怖いけれど 殻を破ったあとの世界はきっと 軽くて柔らかくて とても美しいと思う。