きらきら

6 件の小説
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きらきら

リアル誕生日

今日、3月18日は私の誕生日 小さい頃は嫌でも両親がお祝いしてくれた ケーキやオードブル、お寿司やご馳走を沢山用意してくれた 今は旦那がいるけどプレゼントもなければ「おめでとう」の言葉も無い なんて虚しい現実なんだろうか 生まれたものは死に向かって生きている 私はあと何回誕生日を迎えるんだろう こんな寂しい誕生日ならもういらない いらない いらない

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毎日日記

おはよう 今日も生きてるよ この世の中、いつ何が起こるかわからないんだよね 生きてるのって辛い時の方が多いけど まだ生きている今日を繋いでいこうかな みんなも今日の命を明日に繋げていこうね

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毎日日記

今日も朝目が覚めた いつもと一緒 今日は何を頑張る? 何のために1日生きる?

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空き缶と人間

空き缶はアルミやスチールで硬い鎧をまとい中身を守ってくれている。 人間も皮膚、肉、骨などで硬い鎧を身に付けている。 人間はそれに加えて人格やプライド、自分という鎧を身に付けている。 しかし、それらは脆く儚い。 簡単に人の手で握りつぶされその機能を果たさなくなる。 人間も同じ。 誹謗中傷 いじめ 人間関係 人間の心は柔らかくすぐ崩れてしまうものだから 空き缶のように人の力によって心が空っぽになり握りつぶされてしまう そして世の中から排除されるのだ

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被害妄想なワタシ

ワタシは好きになった人を束縛してしまう 好きな人が、愛している人が、今まで見たことのないLINEスタンプを急に押して来たら ワタシ以外の女とLINEしてると思ってしまう テレビで元カノと同じ名前の人が出ると 彼が昔の事を思い出すのではないかと思ってしまう 彼が元カノと楽しい思い出を作っていた時代の音楽が流れると、元カノの事を思い出すのではないかと思ってしまう 携帯いじってるだけで誰か他の女と繋がっているんじゃないかと思ってしまう こんな自分が嫌で苦しい 人を信用出来ない 疑う事しか出来ない こんなワタシでも誰か優しく包んでくれる人はいるのでしょうか 誰か助けて 苦しいよ

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孤独な化物

私は幼少期からずっと独りぼっちだった。 一人っ子で、友達が居なくていじめられて、両親からも愛情を注がれず一人で居ることが日常だった。 毎日寂しさに押しつぶされ窒息しそうだった。胸が苦しくて、いっそ自分なんて居なければ良いのになって思っていた。 でも自分を殺める事は出来ず怒りだけが溢れる日々だった。 自分が出来る事と言えば写真をバラバラに刻む事。 憎しみを込めて、ハサミを握りしめて、涙を流しながら怒りの形相でバラバラに刻んだ。 この世の中から消えて欲しいと願いながら。 苦しめと願いながら。 身体だけが大人になった。 一匹狼で良い。誰とも触れ合わず生き抜こうと思っていた。 硬い鎧を着て高いピンヒールを履き生き抜く事を決めた。 でも「愛」は残酷で「愛」は厄介で私を苦しめる。 「愛」と言うものに触れてこなかった私は「愛」を知ってから「愛」に翻弄され「愛」に苦しめられ、今現在も私を蝕んでいる。 人間は人間を裏切り高揚する生き物だ。 裏切りするのも、されるのも、慣れているはずだったが「愛」の裏切りは残酷冷酷、殺人と同じだ。 いつの間にか強く硬い鎧を身に付けていたはずの私は「愛」の裏切りが怖くなっていった。 私は対象物に対して束縛、信頼不能、私だけの「物」にならないと気が済まない化物へ凶変した。 私だけの物となり私だけを見つめ、私全てを愛して欲しかった。 毎日、毎日愛していることを確かめたかった。 でもそんな対象物はこの世の中には存在しない。私を安心させ満足させてくれる対象物はいないのだ。 孤独のほうがずっと楽である。何も考えなくて良い。自分自身だけ考えていれば良いのだから。 「愛」を知ってしまったから私は化物に豹変した。 だから私は「愛」を恨む。そんなもの世の中から消えてしまえばいい。 幸せなんて必要ない。どうせ人間は人間を裏切る生き物なのだから。 私の事を哀れな目で見る人間は多いだろう。 頭がおかしい、病気だと思う人間も多いだろう。そんな事はどうでも良い。 それでも私を愛し生きている事に幸せを感じさせてくれる対象物がいたら、こんなに孤独になり苦しむ必要はないのに。 もう化物に豹変した私は疲れた。 誰か私を殺めて。 誰か私を殺めて解放して欲しい。 それかいっその事、私の対象物である人間を殺めて。 そうすれば、ずっと私の側に亡骸となった対象物が居てくれる。 亡骸は裏切らない。束縛する事もない。 私は満たされる。 誰か殺めて。

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