アル

18 件の小説
Profile picture

アル

特に書く事ないです笑

弱い生き物

人間は弱い生き物です 弱い自分を見せたくなくて 努力するのが人間です 今 沢山笑える人は 昔 沢山泣いた人です 初めから強い人は居ません 未来が怖いと感じる事があった時に でも 明日一日だけ頑張ります 明日になったら  また一日だけ頑張ります 小さな事を少しずつ積み重ねるだけ それで十分なんです 他人に信じてもらえる人が居ます それは自分を信じている人です 他人に愛される人が居ます それは自分を愛している人です 自分という弱くて小さな人間を 誰よりも大切にして下さい 誰よりも愛して下さい 自分の代わりは存在しません 手の平が冷たい人が居れば 手を繋いであげて下さい 転んだ人が居れば 立ち止まってあげて下さい みんなが同じ歩幅では歩けません 人は皆 弱い生き物なんです だから 優しさや愛が溢れて 美しいんです

19
0
弱い生き物

時計

知らず知らずのうちに 時計の針は進んでるけれど いつか  針が止まってしまったら 捨てられてしまうのかな 不必要だからと

3
0
時計

不平等

世の中は不平等だから 誰しもが幸せになれるとは限らない 苦しくて 苦しくて 今日という一日が辛くて  明日という未来にすら 目を閉じたくなる きっと 誰かが抱きしめてくれる きっと 誰かが愛してくれる 夢の中くらい そんな幸せを 許してよ

10
2
不平等

生きて

人は  他人ばかりを気にするがあまりに 自分という  最も身近で  最も大事な人を見失う 大丈夫だよ 生きていてもいいんだよ 生きていて欲しいんだよ 世の中が キミを忘れても あの人はきっと キミを忘れない

9
2
生きて

それでも嬉しかった

一人の人を好きになった事がある 知り合ってから ずっと気になって 暇さえあれば遊びに誘って 気付けば手を繋いで星を眺めたり くだらない話をして 砂浜で朝を迎えたり 時には年上の君に怒られたり 時には年下の僕が慰めたり ずっと一緒に居るんだろうなって 勝手に夢をみていたんだよね 知っていた 君が少しずつ 僕から離れてく そこには  時間を取り戻せるならと 必死になっている 惨めな僕が居た 恋とは 幸せと辛さが入り混じる世界で きっと 儚いんだよね それでも 嬉しかったから

6
0
それでも嬉しかった

君は君でいい

人は人として同じ生き物だ だが 同じ容姿 同じ性格 同じ考え 同じ境遇 そんな人 居るだろうか そうだ 同じ人はこの世には居ないのだ 君は君だから 人は人だから 支え合って 協力し合って 多少の協調性は必要だけど だからといって 人と比較する必要は無い 僕達は人であって ロボットではない そうだ 君は君でいい 君は君だからいい だから世界は  美しいんだよ

7
0
君は君でいい

君がいたあの場所に 第2話

☆あらすじ☆ 俺は守。田舎暮らしの普通の中3。 いつもと同じような休日を過ごしていたが、日曜の夜に、花という転校生と出会った。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 月曜日になり、俺はいつものように朝ごはんを食べ、家を後にした。 親友の隆とは、少し歩いた先にある駅前のベンチで待ち合わせるのがお決まりだった。 守「なんか、今日早く着いたな。隆居ないし。まあ、遅刻するより良いか。眠い。」 俺は昨日の出来事があったからか、なぜか寝れず、結局朝を迎えてしまった。 するとそこへ、自分の学校と同じ制服の女子が、辺りをキョロキョロしながら歩いてきた。 守「あれ?もしかして、花ちゃん?」 守「おはよう!昨日話した守だよ。あっそうだよね、同じ学校だから同じ電車だよね笑」 花「あ、守くん。お、おはよう。そうだね。同じ電車だね笑 今日初めての通学だから、なんか、早く着いちゃった、、」 守「俺もいつもより早く着いちゃってさ、なんか、昨日寝れなくて笑」 花「そうなの?大丈夫?」 守「うん。大丈夫!少し眠いけど、なんとか笑。 てか、ここ田舎だから、電車も30分に一本くらいしかないから、乗り遅れたらやばいんだよね」 花「そか、私も気をつけなきゃ」 そうこう話しているうちに、隆がやってきた。 隆「おーす守。あ、あれ?隣の子知り合い?」 守「おはよう隆。ああ、この前近所に越してきた花ちゃんだ。」 花「あ、おはようございます、」 隆「あ、おはよう、、花ちゃん、だっけ?まさか同級生?」 花「みなさんと一緒だと思います、、」 隆「あ、そうなんだ、、で、なんで守と一緒にいるの?」 守「まあ、色々あってな、今日はたまたまだけど」 隆「へぇー、あ、電車来た」 俺達は電車に乗り込み学校へと向かった。 学校に着くと、早速ホームルームが始まった。 先生「えー、実は今日から、君達の友達が増えます」 明「え?聞いてないけど!まさかのサプライズじゃん!」 遥「てか、先生、女子?男子?」 先生「女の子です。あ、そろそろ入ってきなさい」 教室の扉が開き、恥ずかしそうに花が教壇に立った。 花「あ、初めまして、、中川 花、と言います、、あの、今日からよろしくお願いします。」 先生「紹介の通り、花さんだ。みんな仲良くな、花さん、席についていいよ」 遥「花ちゃん!遥だよ、よろしくね!」 花「あ、こちらこそ、よろしくお願いします。」 明「花ちゃん!俺あき、」 先生「えー、花さんも緊張してるから、あまり騒がないように」 明「へーい」 そんなこんなで午前の授業は終わり、昼休みになった。 守「花ちゃん、隆と俺と校庭に弁当食べ行くけど、一緒に弁当食べない?」 花「あ、ありがと、でも、私邪魔じゃない?」 守「大丈夫、隆も花ちゃんと色々話したいってさ」 花「ありがとう。」 俺達は校庭の脇にある大きい桜の木の下で昼食を食べるのが好きだった。 花「大きい木だね。なんの木?」 守「桜だよ。今は時期終わったけど、咲いてる時はすっごい綺麗なんだよね」 隆「守、無駄に桜好きだからな笑」 守「日本人は桜が好きなの!」 花「ふふ、守くんと隆くん、仲良くて羨ましいな。」 隆「仲良しというか、幼馴染ってだけだよ笑」 守「だな」 そこへ遥がやってきた。 遥「あ、やっぱり守そこにいた。で、なんで花ちゃんまで居るの?」 守「ああ、昨日色々あって、花ちゃんと友達になったから」 遥「だよね、普通に考えて奥手の守が花ちゃんみたいな、かわいい子と初対面でランチするわけないよねー笑」 隆「まあ、ど正論だな笑」 守「うるせーな、ごめんね花ちゃん、色々と騒がしくて笑」 花「あ、私なんかお構いなく!皆さん仲良しで本当羨ましいです!」 そうこうしながら昼飯が終わり、放課後になった。 駅で花ちゃんを見かけた俺は、電車の中で 少しだけ踏み込んだ事を聞きたくなってしまった。 守「あのさ、花ちゃん。花ちゃんは引越しを繰り返してきたって言ってよね?」 花「そうだね。」 守「今越してきた卓造さんの家、昔居たことある?」 花「まあ、父の実家だから、過去に何度かは来たことあるかな?どうして?」 守「俺さ、もっと小さい時、記憶が曖昧でわかんないことがあって。」 花「昔の記憶?」 守「俺、小学生くらいの時、不思議な体験したんだけど、そん時、花ちゃんにそっくりな子が居たような気がして」 花「不思議な、、体験、、?」

2
0
君がいたあの場所に 第2話

君がいたあの場所に

幼い頃に居た あの場所に まだ キミは居ますか? 梅雨も明けて、ほのかに暖かい日曜日 田舎暮らし、中3の俺(守)は 駄菓子屋で親友の隆とアイスを食べながらダラダラしていた。 守「隆さぁ、最近太った?」 隆「いやいや、まだまだこれから成長するから。てか、もうすぐ夏休みじゃん?守はなんか予定あんの?」 守「今の所ないなぁ。」 隆「まあ、お互い彼女も居ない事だし、花火大会でも見に行くか?」 守「いいよ。なんか悲しいが、いいよ。」 隆「ふざけんなよ笑 まあ、よろしく。」 アイスを食べて、俺達はお互いの家に帰った。 夜になって 俺はゴロゴロしていた。 母ちゃん「守?近所の卓ちゃんちにスイカ持っていけない?」 守「卓ちゃん?ああ、卓おっさん家か、暇だから良いよ。わかった」 スイカを持ちながら、蛍がキラキラ川辺を灯してる道を歩いてく しばらくして卓造の家に着いた。 守「こんばんはー。卓さん居ますかー?」 謎の少女「あ、ありがとうございます。」 守「あ、どーも」 奥が何やら騒がしい 卓造「あれ?守きとんのか?上がってけよー」 守「え?いや、俺は帰りますよー」 卓造「ちょうど昨日、せがれと娘の花が引っ越してきたんだよ。確か花、守と同級生だよな?」 守「え?ああ、俺中3。キミは?」 花「え、、中3です。」 卓造「まあ、明日から守とおんなじ学校に通うから、よろしくな。今親戚で飲んでるから、そこらで話してこい」 花「じいちゃん、でも、じいちゃんうるさいし、たしかにちょっと外で涼みたいかも、、」 守「あ、花ちゃん、少しだけ外行きますか?」 花「はい。」 卓造「若者同士仲良くなー」 俺達は川辺を少し歩いて座った 守「あ、俺、守って言います。」 花「あ、私、花って言います。」 守「あの、花ちゃんはどこからきたの?」 花「あ、少し都会の方に居ました。お父さんの仕事の都合でじいちゃん家に引っ越してきたんです」 守「そうなのか、とりあえずここは田舎だから、都会に比べたら何も無いけど、わかんない事あったら聞いて良いよ」 花「あ、ありがとう。守君、明日から同じ中学だね」 守「あ、そうだよね、同じ学校だし、同じクラスだね」 花「うん。私ね、小さい頃からお父さんの仕事の都合で転校ばっかりだったから、友達居ないんだよね、、」 守「そかそか、、辛かったね、、まあ、初対面の俺が偉そうな事言えないけど、花ちゃんの友達第一になっても良いかな?」 花「え?友達になってくれるの?」 守「うん。花ちゃんが嫌じゃなかったら」 花「ありがとう。すっごい嬉しい」 守「あ、あの、えっと、明日から学校でもよろしくお願いします!」 花「ありがとうね。守君また明日」 俺は暗がりの中、家へ向かって歩いた。 やばい、心臓がドキドキし過ぎて 何を話したかあまり覚えてないや、、

2
0
君がいたあの場所に

雨音

今日は いつもより強い雨が降った 車に乗り込んで 屋根に打ち付ける雨音を聞きながら しばらく泣いた 別に 悲しいからとか 辛いからではなくて あの日 何も出来なかった自分に ただ 嫌気がさしたから 次第に 暗くなってく空に目を向けると 後悔という雲が流れていく気がした 人は 誰しもが器用には生きれない 愛される人 優しくできる人 そんな理想を抱きながらも 遠ざけて 見て見ぬふりをして そんな小さな自分に ただ 嫌気がさしたから 守れなかった 救えなかった あの日 少しの勇気と 少しの優しさがあれば  世界は少しだけ 変わっていたのかな 馬鹿みたいと思う小さな出来事で 世界は少しだけ 変わっていたのかな ハンドルに手をかけて ワイパーでガラスを拭いたら 見える世界は 変わっていたのかな 時は戻せないけれど 未来は気持ち一つで 変えれるのかな ライトを灯して アクセルを踏んで それを 笑える日が来る事を 願って

6
0
雨音

優しさはいらない

不意に 冷たくなった手を見て そこに まだ暖かい何かがある様な気がして 時に 雪が降った 行き交う車のヘッドライトが 僕の傘を照らす 歩いて行く事が苦しくて 涙が止まらなくなったんだ 笑顔の頃の思い出が 薄汚れた靴に滲んでく いつだって夜は怖かった 独りが嫌だった 訪れる朝に ため息をつくだけだったから 居るという幸せに  慣れてしまっていたから 知らない人だらけの世の中に 知らない事だらけの世の中に 慣れてしまっていたから まだ 大丈夫 だった まだ 平気 だった 沢山の優しい歯車が 僕を動かしてくれたから でもね 一つ無くなると もう 動けなくなるんだよ

5
0
優しさはいらない