Tamaki@低浮上

15 件の小説
Profile picture

Tamaki@低浮上

わんこ大好き社会人。 自分でマフラーとかセーターとか、色々編んで売ってる。 朝イチの職場でコーヒーが大好き。 ちな、過度な変態。センシティブな投稿するかも、ごめん。 フォロバはするよ。 フォロバ目的のフォローはやめてね。 サムネは主にノーコピーライトガール様のものを使わせていただいております。

精巧な硝子細工のきみは 1

 キミと僕の出会いはフリマことフリーマーケットだった。  キミは、ごく普通のブルーシートの隅にちょこんとおいてあった。  すごく精巧な硝子細工だった。気づくとそれを手に取って、買っていた。  持ち帰って、リビングのテーブルに置いてみた。  僕はごく普通の高校二年生。  バスケ部に入っていて背は高い方で、月に最低でも15回程度は呼び出される。  ぼーっとそんなことを考えながらそのガラスでできた綺麗な女を見つめていたら、ふっと硝子細工が消えた。 「は⁉ 嘘だろ、どこ行ったんだよ⁉」  その瞬間、後ろで声がした。 「天海――碧くん?」  澄んだ綺麗な女子の声だった。  振り返ると、そこには今さっきまで目の前にあった硝子細工そっくりの女子が立っていたんだ。

3
1
精巧な硝子細工のきみは 1

君の夢 14

 次の日の朝、わたしはいつもより早めに起きて早めに朝ごはんを食べ、早めに家を出た。

4
0
君の夢 14

君の夢 13

 明日から友人を見返してやる、そう思ってランドセルに国語辞典を詰めた。

1
0
君の夢 13

君の夢 12

 自室に籠って泣いた。

1
0
君の夢 12

君の夢 11

 家に帰ると親にも叱られた。

1
0
君の夢 11

君の夢 10

 勿論それはわかっていたけれど、手が直ぐに動いてしまっていたのだ。

1
0
君の夢 10

君の夢 9

 先生に叱られた。

2
0
君の夢 9

君の夢 8

 気づけば、手が動いていたのだ。

2
0
君の夢 8

君の夢 7

 どんと、友人を突き飛ばした。

2
0
君の夢 7

君の夢 6

「夢生ちゃんってまだそんなに非現実的な将来の夢だったの? ばっかみたい。そんなの無理無理。だって、夢生ちゃん語彙力ないじゃん」

2
0
君の夢 6