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後悔

取り返しのつかない後悔は多い。 もう二度と、やり直せない。 時間は戻らない。 それを知っていても尚、まだ悔いてしまう。 人はよく、 「大事なのはこれからだから。」 「後悔しないように生きていけばいい。」 そう話す。 多分、間違ってはいない。 だけど私は、自分が不器用なことを知っているから。 これからも沢山間違えるし、道を外す。 そうなった時、私はまた必ず自分を呪う。 だけど、それらの後悔も全て含めて私のものだと大事に出来たら いいと思うんだ。 「後悔しない。」じゃなくて、「後悔まで刻む。」 だって、そっちの方がきっと楽しい。 間違えて、後悔して、その時は自分を嫌っても。 全部を大事にして抱えて歩けたら、私はそんな私を好きになれる。 だから是非、あなたも。

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中間子

真ん中の子供は影が薄い。 先駆けることもなければ、優しく手を引かれることもない。 「正直、俺が居なくても家族は上手く回ると思う。」 そう話す誰かの返信にはたくさんの励ましがあった。 「そんなことない。貴方がいなかったら家族は悲しむ。」 だいたいそんな内容の。 でもそれは、彼がその家族の一員として、もう既にこの世に存在しているからであって、元から誰も居なかったとしたらそれは− そう思った。 だって…だってね、私たちはめったに、『一番になれない』。 誰からも『見てもらえない』。『聞いてもらえない』。 ……『特別』になれない。 『初めて』の入学式でなければ、『最後の』卒業式でもない。 『初めて』も、『最後』も、全部、私のじゃない。 だから、大事にされない。 私にとっては全部、『初めて』で、『最後』なのに。 「私を見て。言葉を聞いて。」そう、言えたらいいのに。 言えないよ。だって私だけの親じゃない。 姉は忙しくて親の手伝いがないと部活に行けない。 弟は幼くて目が離せない。 ねえ、私は? 私はいつあなたの時間を独り占め出来ますか。 嫌いじゃないよ、弟も。 だけどね、やっぱりずるいんだ。羨ましいんだ。 だって私、ずっと我慢してるんだよ。 もっと甘えたい。もっと話したい。もっとお出かけしたい。 でも全部、黙ってるの。迷惑かけないように。 だけど、もう疲れちゃった。苦しくなっちゃった。 同じように愛して貰ってるのは分かってる。 けどお願い、『私だけ』をちょうだい。 ひとつでいい。一言でいい。一回でいい。 『特別』を私にもちょうだい。 それだけで、もっとお姉ちゃんも妹も、頑張れるから。 【ここまで読んでくれた人達へ】 あなたの周りに中間子の子供はいますか。 もしかしたらあなた自身がそうなのかもしれませんね。 または三人の子供を持つ親御さんかもしれません。 中間子、彼らに限った話ではありませんが、子供は何も考えて無さそうに見えて、意外と色々なことを考えているものです。 たとえそれが未熟なものであっても、彼らは一生懸命なのですから、笑ってはいけません。 中間子なら誰しも、「私は要らない」と思ったことがあるのではないでしょうか。 きょうだいに対する嫉妬と、そんな感情を抱く自分に対する嫌悪もきっとあります。 しかし、彼らは誰より家族を愛している。 見返りを求めず、そっと、でも大きな愛でみんなを包んでいる。 誰かの機嫌が悪いとき、空気を読まずおどけているように見えるのは彼らなりの気遣いです。 まだまだ上手ではないけれど、一生懸命空気を和ませようとしているんです。 彼らは家族の“平和”を願い、それを保つ役割を果たし続けます。 彼らは期待や注目を浴びることは少ないけれど、それでも彼らは輝く。その方法を産まれて今に至るまでずっと学んでいる。 「大事だ」と直接言われることはなくとも、彼らには分かっている。通じています。 だけど、時々それだけじゃ足りない時があります。 どうにも寂しくて、柄にもなく甘えたい時がある。 だから、気づいて欲しい。 「いつもありがとう」たったそれだけの言葉が彼らを救います。 無理に時間を作ってくれなくていい。家族の疲れた顔ほど、彼らが嫌うものは無いですから。 「あなたも大切だ」じゃなくて、「あなたが大切だ」と。 ひとつだけでいいから彼らに『特別』を作ってください。 中間子を持つ親御さん方、どうか彼ら彼女らに目を向けてあげてください。彼らはいつも、頑張っている。 長子より無責任で、わがままかもしれない。末っ子より生意気で、悪知恵が働くかもしれない。 だけど彼らはあなたが大好きです。大好きな人に見えもらえて、褒めてもらうことより嬉しいことがあるでしょうか。 時折「頑張りを見てるよ」そう、伝えてください。 それから、彼らの前ではできるだけ笑顔でいてあげてください。彼らは家族の笑顔が大好きです。 きっと喜びます。 中間子として産まれたあなた、ここまで沢山頑張ってきましたね。これからも気苦労は耐えないでしょう。 あなたの、誰にも褒められない静かな強さが今の家族を支えています。 あなたはかけがえのない、大事な子です。 ありがとう。

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学校からの帰り道、駅を出て駐輪場へ向かう。 部活のある日は大人達と一緒の電車に揺られることが多い。 信号待ちの人達の後ろ姿を、これまた一緒に信号を待ちながら眺める。 この大人たちのことを私は知らない。 なにも知らない。 ただ、彼らには帰る家があり、守りたいものがある。 それがどこなのか、誰なのか、そもそも人なのか、分からない。 分からなくていい。 分からないからこそ、いいんだ。 憧れるんだ。かっこいいんだ。 この人達が今の日本を支え、回している。 引っ張りはせず、後ろから押しだすひと。 先駆者が見落とした綻びを、静かにそっと治すひと。 それら全てに、見返りを求めない。 いつか私もこうなりたいと 右手に握った自転車の鍵を揺らしながら日々思う。

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大人サン

公園でボール遊びを禁止したのも 建物ばっかり建てて空き地を無くしたのも ゲーム機を開発したのも、買い与えたのも 持っていないと恥ずかしいなんて雰囲気を作ったのも 全部全部大人なのに 悪いのは子供なの? 聞いた話だけどね、 最近の子供はゲームばっかりしてるんだって。 最近の子供は外で遊ばないんだって。 ねえ、知ってる? 最近の大人は外で遊ぶ子供を嫌うんだって。 部活の練習に打ち込む子供は迷惑なんだって。 子供の声は、【騒音】なんだって。 じゃあ、何が残されたんだろうね。 全てを禁止されて、否定された子供はどこにいればいいんだろう。 あのね、もしかしたら子供は ゲームしか、遊ぶ方法を知らないのかもしれないよ。 外で遊べないのかもしれない。 そんなはずないって、ほんとにそうかな? だって、時代は変わったんだもん。 昔みたいに、遊ぶ場所が少ない、狭い。 一緒に遊べる仲間が居ない。 「私達が子供の頃はねえ」って、いつの話をしているの? 貴方が子供の時と、今の環境は一緒なの? 貴方が子供だった時、今の貴方みたいに文句ばっかり言う 自分勝手な大人がいたの? 自分だって、沢山許してもらったんじゃないの? それなのに、そんなこと言えるんだね。 本当に面白い。 だって、どっちが子供なのか分かんないんだもん。 ダメだ禁止だと言われて行き場を無くした彼らと うるさい邪魔だと馬鹿みたいに騒ぐ誰かさん。それに群れる馬鹿。 ねえ、貴方はどうなの。どっちなの。 子どもは好き?それとも憎らしい? 答えてよ、大人サン。

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そう言える人になりたい

休んでいい、逃げていいって そう話す人は沢山いるけど ここまで沢山頑張ってきたんだね 逃げられない理由があったんだよね、って そう言ってくれる人はあんまり居ない気がする。

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ふと思った

ネットで誹謗中傷をする人が酷い言葉を知っているのは、 自分がそれを言われたからで、 自分の大切な人がそう言われているのを聞いたからで、 じゃないと記憶になんて残らないから。 だからってそれらの行動を正当化できる訳じゃないけど、 でも始まりは彼ら自身じゃないんだなって。

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蓮と秋明菊

もしも私が死んだとしたら あなたはちゃんと泣いてくれるかな なんて。

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交差点

帰り道の途中の、少し大きめの交差点。 人も車も他よりは多い。 大人も、子供も。 歩行者用の信号が青になった瞬間に、周りが一斉に動き始めるのがちょっと好き。

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貴女のその、飄々とした表情が好きです。 その、綺麗な流し目が好きです。 全てを透かしてみているような、その瞳が好きです。 時折音を紡ぐ、その薄い唇が好きです。 器用な細い手が好きです。 少し低いその体温が好きです。 ややかすれ気味のその低めの声が好きです。 貴女は誰とも深く関わっていないように見える。 きっと誰も貴女を知らない。 誰にも依存しない、執着しない。 だから、私にも何も話してくれない。 貴女のことを聞かれても、きっと何も答えられない。 私は特別じゃない。 貴女がどこかに行った時、私はきっと探せない。 何処にいるのか、分からない。 だから、どうかどうか、このままで。

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誰も見てくれていない、良い行い 誰も知らない、一人の頑張り 誰にも届かない、私の言葉 誰が褒めてくれるんでしょうか。 誰に縋ればいいんでしょうかね。

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