はるきち
126 件の小説欠けたマーライオン
それは寒い日のことでした。 歯がね、 欠けたんです。 食器棚の扉をあけて、 キシリトールガムを取り出したんです。 チャック付きの袋を開けて、 ひと粒取り出しました。 手に取り、 前歯でカリッと噛んだ瞬間、 おやっ? と思ったんです。 ガムが砕けた感触と もうひとつナニカ砕けた感触があったんです。 私は、嫌な予感に少しゾワっとなりながら、 そっと今噛んだモノを手のひらにのせました。 砕けたガムのミントグリーン色の表面に、 中の白色の部分。 特に変わったところは何もありません。 しかし、何かおかしい。 さっきの『ガリッ』としたのは……? まさか飲み込んだ……? うーん……。それはなさそうだ。 私は舌で口の中を点検し始めました。 細かなガムの小さなかけらがザリザリと…… ⁉︎ んん……⁉︎ ……ない! 上の歯の先がない! 舌で何度も触って確かめます。 欠けた歯の断面のザリザリ感。 短くなったひとつの前歯。 やはり欠けています。 なんていうことでしょう。 只今、午後三時。 そして、今日はビューティフルサンデー。 いつも通っている歯医者はお休みです。 助けてGoogle先生。 「歯が欠けた 応急処置」 「歯が欠けた すぐに歯医者行けない」 「歯が欠けた 痛くない」 そう、痛みはないのです。 それでもやっぱり気になります。 欠けたところから虫歯になったらどうしよう……。 冷たいものは、しみるのだろうか。 明日まで放置していても大丈夫なのだろうか。 私の前歯は元に戻るのだろうか。 そうだ! 欠けた歯の一部はあるのか⁉︎ 急いで戸棚をまさぐる。 乾麺、お菓子、お茶漬けのもと、カレールーをどかし、 白い破片を探す。 さっき、手のひらに出した粉々のガムもよく見る。 ない。 やはりない。 グッバイ前歯(の一部)。 私は諦めることにした。 いいや。 明日、朝一番に診てもらいにいこう。 それから私は、粉々のガムを食べ、 夕食も普通に食べ、 普段通りにすごした。 たまに舌でざりざりと前歯を確認すること以外は。 次の日。 家族にも知られず、歯医者に行った。 詰め物をしてもらえるかと思ったが、 なんだかんだ考慮した結果、 欠けたところを少し削り、形を整えてもらうことになった。 歯医者さんの言うことには、 歳をとると段々歯が削れていくのだと。 もろくなって欠けやすくなるのでしょうがない。みたいなことも言われた。 そうか。 そんなに珍しいことでもないのか。 でも、これからガムは奥歯で噛むようにしよう。そうしよう。 こうして私の前歯は、ざりざりすることはなくなった。 私は歯医者に感謝をしつつ清々しい気持ちでクリニックを出た。 少しチビた前歯にメランコリックな気持ちも抱えて。 それから私には変なクセが少しついた。 手持ち無沙汰になると、舌で前歯をなぞるようになった。 今でもこの文字を打ちながら舌で前歯を確かめている。 それから、私は笑うと前歯が一本短いのだ。 少しは憂いたが、もう恥じらいもコンプレックスも感じる歳ではない。 「あっ、歯がみじかい!」 髪の毛切ったのは三日経って気づいたくせに、歯が短いことはその日に気づかれてしまった。 しかし、子どもにそう言われても私は構わず笑うのだ。 そうだよ。アンバランスだろう? 今日も私は大口開けて笑うのだ。
恋は麻薬、愛は毒。
過激な表現がございます ⚠︎ 未成年の方は読むのをご遠慮いただきますよう お願いいたします 恋してる人間ってのはさァ、 どこまでも身勝手で、 醜くて、あさましくて…… だけど…… 美しいんだよねェ…… 夢を見た。 懐かしくて、けれどまだ新しくて、倖せで辛い夢だった。 少し二日酔いの頭の中で、バーのママだったか、誰かの吐いたセリフと元カノとの思い出が響きあっていた。 両耳と頬に感じる痒みで目覚めた。目から水分が出ていたらしい。乾燥した頬にわずかな水路の跡を感じて、また胸が締め付けられた。 しん、とした静けさがこだまするベッドルーム。一人暮らしなのに、この広さにまだ慣れない。 枕元の電波時計に目をやるとまだ五時半。また夢に戻れないだろうか。内容は思い出せないけど、続きをみたい。己の女々しさを自覚しつつ、必死に彼女のイメージを膨らませる。 笑顔が好きだった。特に照れ笑いが。声も好みだった。高くもないが、話し方が穏やかで聴いているだけで心地よかった。 それから、ほんのり甘い香りのする髪。形の良い耳朶、柔らかい頬、少し低めの鼻、あたたかな唇。 丸みを帯びたふくよかな身体。本人はもっと痩せたいんだけど……と不服げだったが、自分は大好きだった。爽やかな色気を漂わせるうなじ、鎖骨のかたさ、噛みたくなるような下腹、触り心地の良い太腿、大きく弾力のある尻、手におさまるくらいのほどよい大きさの胸、女の匂いを放つ腋……。 どこをとっても最高の女だった。 耳朶を甘噛みすると、くすぐったそうに片方の肩をすくめる仕草。彼女の首筋に鼻をなぞらせると、もうっと怒ったふりをして笑い、鎖骨に軽く口をつけると、たちまち吐息が漏れ出す。それから俺はもう堪らなくなり、彼女の全身に自分の唇を押さえたくなる。 まるい肩に頬ずりをして、二の腕の感触を左手で確かめながら舌を鎖骨から徐々に下方へ這わせていく。舌は更に柔らかな感触を求め、移動する。寝そべった彼女の身体の上に覆いかぶさる。呼吸と心音がどちらの身体から聞こえてくるのか分からない距離。他には何も考えられない。彼女の全てを確かめたくて本能に従って手足を動かしていく。重力でそれぞれ左右に外側に向く頂点二つに舌と左手を添える。コロコロとして親指と人差し指でつまみやすいソレは、口に含んでも旨かった。喉奥から勝手に溢れ出てくる唾液で包み込み、舌で転がし、満足するまでこねくり回す。乳房の先を咥え、先っぽを舌先でチョンチョンとつついてみたり、乳首の回りを舌全体を使って何周も回してみる。すると、彼女は上半身を仰け反らせ、自分の左手を口を当てる。熱を帯びた吐息が左手の隙間からこぼれ出る。俺はその反応に静かに悦びながら、舌を回す速度を速くしたり、遅くしたり。その度に彼女の身体はクネクネと踊り出す。わざとピチャピチャと音を立てて吸い、反応を愉しむ。先端から離れて乳輪の端に沿って、ゆっくりと時間をかけて舐る。内から出る快感に抗うように小刻みに身体を震わせる姿が愛おしい。こちらの動きは小さいのに、彼女の身体は更に熱を持ち雌の匂いを部屋中に蔓延させる。焦らすように乳房のラインをなぞるように舐め、腋へと鼻をうずめる。途端、イヤッ……と汗ばんだ顔と潤んだ視線をこちらに投げかけ、俺に更なる疼きを無意識に与えてくる。腋のくぼみに少しチクチクする感触を感じながらゼロ距離で鼻息をかける。やめて……っ。そう口にする彼女のくすぐったさと羞恥心が入り混じった感情は、更に己の理性を置き去りにさせる。 もっと、もっと色々な反応を見たい。脇腹をくすぐるとどうなるのか、太ももをそっと指の腹だけでなぞるとどんな反応をみせるのか。もっと乳首を強く噛んだら、足の裏はどんな味がするのだろう、背中は……、舐めても舐めても飽きないだろう。舌が疲れても、涎を出し切って喉が渇いても、やめずに全身を支配したい。彼女の見た所のない部分も俺だけが知りたい。焦らして焦らして。彼女の中心がドロドロになって堪らなくなって求めてきても、ニヤニヤ笑ってやるんだ。何処がいい、何をされたい、……きかないで……、恥ずかしい……、……でも……、やめないで……、汗ばんだ肌に自分の身体を押し付ける。熱がこちらに移動してくる。羞恥と欲の狭間で揺れ動く彼女がもっと欲しい。愛おしい。どうぶつけていいのか分からないどうしようもない激情が身体の芯から沸いてくる。こっちを見て。どこがいいか教えて。……言わない……、恥ずかしい……、手をどけて。顔を見せて。少し汗ばんだ額。火照った頬に少し緩んだ口元。潤んだ瞳から流れる涙を舐める。こんなに甘美で熱い雫を俺は他に知らない。 ……こうして思い出すだけで硬くなる自分の一部の素直さに、男の性とはいえ我ながら呆れてしまう。 「女は上書き保存、男は名前をつけてフォルダ分け」 男女の恋愛観について、どこかで聞いた名言が頭に浮かぶ。 彼女はもう俺のことも忘れているのだろう。彼女にとって俺は思い出したくもない過去になってしまったのだろうか。 「女々しい」なんて言葉、誰がつけたんだろうなァ……。男の方が案外引きずってること多いぞ。未練がましい男が歌う歌もよくあるし、男の方がロマンチストだったり繊細だったりする。 元カノの思い出で一発抜いた後の賢者タイムはクソだなぁ。何を思っても自分がバカだという結論にしか至らねぇ。 汗ばんだ額に空気が少しひんやりと伝わるのが少し心地いい。 ――そうよ、恋愛ってバカになるのが当たり前なのよ。 とびきりの麻薬よね。 でも、アタマじゃなくて心に動かされるっていうのって、とってもフシギで、とっても魅力的よね。 美しさもあり、醜さもあって…… 人間くさくて、あたしは好きだな。 恋愛って本当に人を狂わせるよね。 あ、でもメーワクかけちゃうのはムリよ! 刺したり、刺されたりしたらヤだもん。 ……大丈夫。お前を刺しもしないし、刺される心配もない。もう連絡もしないから。怖がらせてごめん。 ただ知りたかったんだ。たわいもないことを。声が聴きたかった。笑い声が欲しかった。少しでも繋がりたかった。 もう自分に恋愛感情を向けられていないのは分かってた。俺が今のお前を喜ばせる方法も既にたった一つしかない事も。分かっていた。分かっていたのに……。 悪あがきしてごめんな。 あー、あー。泣けてくる。 こんな醜いナミダ、なっさけねぇ姿。誰にも見せずに知らせずにいられるならまだ一人で良かったかな。 裸で大の字、イチモツぶらんと垂らして、何やってんだろうな。 喉が渇いた。太ももに少し付いた精液もカピカピになってきた。シャワーを浴びなければ。その前にヤニ吸いてぇな。キンキンに冷えたコーラも飲みてぇな……。 思わず、くっと笑いがでる。ほんとに俺ってやつは。 さて、と。何の生産性もないクソ賢者タイムももう終わり。 とりあえず、この涙が乾いたら起きる。それまでは何も考えずくすんだ色の天井を眺めていたかった。
ノベリーお題集
ソフトクリーム 電池 クリップ 交差点 窓 キャンプ カレンダー ギター 鍋 ハンドクリーム 餅 スピーカー ティータイム クッキー ピアス 龍 栗 秋風 チューインガム おもち ゾンビ 台風 フェス 祈り 波 非常口 エアコン ラムネ瓶 傘 紫陽花 王冠 ツインテール シャンプー バイク 踏切 ピアス 出会い 唐辛子 嘘 夜桜 芝生 スタジアム 枕 地下室 エレベーター 剣 もち ショートケーキ イルミネーション キャンドル バス 紫 扉 行列 教室 つの 高速道路 雨 釣り ゲーム スーパーマーケット ハンバーガー 着物 恐怖 自転車 卵 足跡 帽子 ベル 惑星 波打ち際 トマト パズル キャンディ サイコロ ボート 砂時計 仮面 涙 写真 夢 コップ ラジオ 5 チョコレート ぬいぐるみ 鏡 イス 雪だるま お年玉 大掃除 クリスマス ネタにお困りの方や、ノベリーってお題どんなのがあったんだろう?と気になる方にお役に立てたら幸いです
斉藤くんからの年賀状
年賀状について、必ず思い出す事があります。 私が中学2年の頃の思い出です。 当時、私はスクールカースト低めの漫画大好きな地味な女子でした。 同じクラスに、斉藤くんというクラスの中心的存在の男子がいました。 斉藤くんは、バスケ部所属で運動神経が良く、 話も面白くて、性格も良くて、 カースト上位など関係なく、誰にも分け隔てなく接してくれる明るくて優しい人でした。 そんな普段接することがない斉藤くんと、二学期の委員会が一緒になり、色々話すようになりました。 今はもう話した内容は覚えていませんが、とても楽しかった記憶はあります。 そして、冬休みに入りました。 私は手紙など書いて送るのが好きで、年賀状も毎年友達に一枚一枚手書きで送っていました。 「あけましておめでとう!」 「昨年はありがとう」 「今年もよろしくね」 「○○ちゃんにとって良い年になりますように!」 そんな定型文を書き、イラストなど描いていたところ、 ふと、 斉藤くんにも送りたいな、と思ったのです。 しかし、こんな私が送ったら迷惑じゃないかと悩みました。 そこで私は、 「あけましておめでとう 昨年は色々ありがとう 斉藤くんにとって良い年になりますように」 と感謝の気持ちを込めて送りました。 斉藤くんの住所をなぜ知ってるかって? うちの住んでいる地域はせまーい田舎町なもので、 個人情報などダダ漏れだったのです。 母の生まれ育った町なので、母に聞けばすぐに分かるし、 電話帳を見れば番地や電話番号まで丸わかり。 今はなき、クラス全員の電話番号が載っている連絡網もありました。 そんな「個人情報保護」なんて言葉もないような田舎&時代でした。 そんな感じで私は、斉藤くんに初めて年賀状を送りました。 年が明け、ゴロゴロ寝正月を過ごしていたところ、年賀状が届きました。 仲良しのあっちゃん、みーちゃん、かなちゃん… その数日後に斉藤くんから年賀状が届きました。 私は返信が来ることを期待していなかったので、 見た瞬間ドキリとしました。 恐る恐る内容を見ると、 特に何も干支などのイラストもなく、 白地に文字だけの簡素な内容でした。 そして、決して上手くはない字でこう書いてありました。 「あけましておめでとう! 年賀状ありがとう 昨年はありがとう ってあったけど 今年もよろしくしないの? ということで今年もよろしく!」 …あぁ、 斉藤くんは気づいてくれたんだ… わざと、「今年もよろしく」というフレーズを入れなかった事に。 自分に自信がなくて、クラスの人気者に引け目を感じていた私に。 私は斉藤くんを、斉藤くんの人柄を尊敬していました。 恋愛感情ではなく、人として憧れていました。 いつも何かしら劣等感を抱く幼い私に比べ、 いつも笑顔で周りを思いやる斉藤くんは、 本当に同い年なのだろうかと思っていました。 その後、斉藤くんとは少し話したりするくらいで、中学生活は終わりを迎えました。 高校は別々です。 それから特に斉藤くんと交わることはなく、大人になりました。 実家を離れてから、母からだったか誰からだったか 斉藤くんについての噂話を耳にしました。 どうやら中学の時、一つ上の学年に斉藤くんのお兄さんがいたらしいと。 しかし、「斉藤」という苗字は1人しかいません。 親が離婚したから、 とか異母兄弟だ、 とかなんだか複雑そうな理由のようでした。 それを聞いた私は、 …あぁ、斉藤くんは苦労しているのに、それを少しも見せないなんてすごいな。 と思うと同時に、 だから、あんなに懐が広くて優しいのかな。 と思いました。 噂も本当かどうかも分かりませんが。 私には関係なく、特に不必要な事です。 ある日、実家にいる母と電話をしていると、斎藤くんの名前が出てきました。 「こっちに戻ってきて、町おこしで何か頑張っとるらしいよ」 そーなんだー。と返して電話を切った後、ふと斎藤くんを検索してみました。 すると、大人になった彼らしき顔写真が出てきました。 斉藤くんの隣には女性も映っていました。 二人とも幸せそうに笑っています。 彼は、母の言った通り、町おこしでとある企業を立ち上げ、頑張っているようでした。 その事で地方新聞にも載っているみたいでした。 あの時はありがとう、斉藤くん。 もう斉藤くんには届かないけれど、 これからもあなたの幸せを願っています。 ஐ〰ฺ・:*:・✿ฺ ஐ〰ฺ・:*:・✿ฺ ஐ〰ฺ・:*:・ あけましておめでとうございます いつもありがとうございます ノベリーを始めた頃に書いたものを、再編集して投稿しました 名前は仮名だったり、色々変えてはいますが、実話です でも今年で年賀状じまいすることにしたんですけどね 年賀状って良いこともあるよね っていうのも伝えたくてね でも年賀状じまい しちまうってね 郵便局の方も正月ゆっくり休んでもらうためにね!なんてね 昨年も大変お世話になりました 読ませてくださりありがとうございます いいねやコメントなど本当にありがとうございます たくさん交流もできて、色々教えていただけたり本当に感謝です 出会いをくださり、ノベリーには本当に感謝しかありません また今年もたくさん素敵な小説を読ませていただけることを楽しみにしてます🥰 皆さまの益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます 読んでくださり、ありがとうございました
いらねぇ魔法
私は生活において不必要な魔法を使うことが出来る。 例えば 服屋さんで 試着した時には似合うと思っていたのに、 店員さんにも聞いて、 「お似合いですよ〜♡」と後押しもしてもらえたのに、 いい物買えた♡とほくほくで家路につき、 自宅の全身ミラーで再び着ると、 「……あれ?」 ってなる魔法。 それから、すぐに忘れてしまう魔法。 「あっ、リビングからペン取ってこよ」 と思って2階の寝室から移動して 1階のリビングに着いた途端、 「何しに来たんだっけ……?」 となり、 また階段を上がり2階の寝室に行くと思い出して、 1階にまた降りるという。 非効率の極みを繰り返す。 また歳を重ねるうちにこの魔法が強くなってくるんですわ。 すーぐ忘れる。 数日前なんかね、公民館の図書室で本借りたんですけどね、 いつも私、表紙と最初の1ページを少し読んでから読みたい本借りるんだけど、 それで選んで数冊借りたのね。 さーて寝る前に読もうとページ開いて読み始めたらね…… もう読んだことあった本だったの…… これには大ショック…… それも割と近い時期に読んだ本だったんですよ 大体読んだ本って覚えてるもんで、表紙見たり著者名見たら分かるんですよ だから、読んでから気づくのは初めてのことで、ついにここまできたか……ともうかなりの衝撃。 自分の脳みそ大丈夫か本当に不安になったね! これぞ大人のリアルホラーですわ。 あとね、 化粧しても全く変化がないって言われる魔法! この歳で化粧が下手ってお恥ずかしい話です。 とんでもねぇ恥さらしですんまそん。 動画でさ、ビフォーアフター全然違う人ってすごいよね。 羨ましいぜ…… あれこそ魔法だな。 それから、顔の見分けがつかない魔法もあるよ! アイドルグループとか、もう一緒よ。 若い子とか。 ママさんの集まりとかあったらね、 もうみんな一緒に見えちゃう。 右からお洒落ママさん、お洒落ママさん、お洒落ママさん…… 系統が似てたら、初対面の人って見分け出来ないんす。 顔認識できる脳がバグってるんですよね。 だから顔がなかなか覚えられない魔法も使えます。 同系統で、すぐ顔忘れる魔法もあります。 スーパーとかで親しげに挨拶されて、 自分もにこやかに返して別れたあと、 夫に「知ってる人?」 って聞かれても、 「わかんないw」 って言っちゃう。 だってほんとに分かんない。 申し訳ない汗 それからね、(まだあるよ!) 右と左が瞬時に分かることが出来ない魔法 単純計算も時間がかかる魔法 タスクがいっぱいになったら頭真っ白になっちゃって何も手につかなくなる魔法 お出かけすると90%の確率でパトカーとすれ違う魔法 コンビニでお釣り受け取ったら、 商品忘れてレジに置いてっちゃって、 「お客様!」って呼び止められる魔法 手本の動画を観ながらやっても折り紙が折れない魔法 もうダメね、 イライラしちゃう⭐︎ わっかんねぇ……! って逆ギレよ 編み物も然り。 とまぁ、色々いらねぇ魔法がつかえまっす☆ 思いついたら順次更新していくので、また使える魔法が増えていきます。 *:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚ あなたはどんな魔法がつかえますか? *:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚ ↑(なんか、スバルのCMみたいな素敵なキャッチフレーズ! って自分で思ってます。フレーズだけ見るとね) 同じ魔法使えるよって方、他にも魔法使えるよって方、良かったらコメントでぜひ教えてください🎵 お付き合いくださり、ありがとうございました! 読んでくださった方に宝くじが当たりますように!
片方のピアスは永遠に
――あ、やめた。 そう思ってしまったらもう無理だった。今日の日に、と決めたサテン生地の紺色のワンピースを文字通り脱ぎ捨てたようとした。背中のファスナーを下ろすのさえも億劫になり、無理やり裾を捲り上げる。もちろん首元でつっかえたのでバタバタと暴れ回る。ジキジキジキ……と、ファスナーか、縫い目が裂ける音が聞こえながらもなりふり構わず手足をバタつかせた。それでもなかなか脱げも破れもしないので、さすがお高いだけあるわね、と感心しながら、入念に施した化粧も汗で台無しにしつつ三万円の布と格闘する。スベスベとした生地にファンデーションや口紅が付いていく。 こうなったらとことん汚れてしまえ。破れてしまえ。ブラとショーツにストッキング丸出しで首から逆さにワンピースがぶら下がる。自分が見たら絶対噴き出す格好だわ。想像しただけでもウケる。こんな格好だれにも見せられないなぁと半分冷静になりつつもワンピースを脱ぐ、もしくは破ることだけに意識を向けた。それでも脱げなかったし、ただ疲れただけだった。 ひぃふぅと息が切れてきたので、へたりとその場に座り込む。はぁーと大きく息を吐いて背中に手を伸ばした。敗北感を感じながら、しぶしぶファスナーをゆっくりと下ろす。膝の上で、へにゃりとしたワンピースに目を落とす。 疲れた。何をしてるんだろう私は。もうそろそろ出ないと予定に間に合わないだろう。脱ぎ捨てたワンピースによれたメイク。行くとしたらまた直さなければいけない。けれど、時間を確認するためにスマホを探す気力もない。もともと確認もする気がないのだ。 きっと亮平さんは待ち合わせ場所に到着してるんだろうな。いつも待ち合わせの時間に遅れた事がないから。デートの時もいつも待たせてしまっていた。たまには驚かせてやろうと四十分前に着いた時にはすでに居て、こっちが驚いてしまったこともあったな……。香りのキツいワックスで整えた髪型に、隙のないこなれた服、顔が映るんじゃないかってくらい磨き上げた革靴。隙のない服装。崩れない表情。いつも完璧な人。あぁ、想像しただけでも頭痛がする。なんでこんな人が私なんかにプロポーズしたんだろう。田舎出の冴えない小娘なんかに。 友人同士の繋がりから知らぬうちに親しくなり、なんだかあれよあれよと結婚する話にまでなってしまった。こんな説明でそんな馬鹿な、と聞いた人は思うかもしれない。でも、本当にいつの間にかそうなっていたのだ。自分でもお付き合いというものもあまり経験がなく、恋愛とはこんなものなのかと思うまま付き合って数年が経った。 そして、亮平さんのことは誰しもが口を揃えていう"いい人"だ。 じゃあ何故私は今こんなことになっている? 両家の顔合わせを迎えた日の朝に。 それは、お気に入りのピアスが片方見つからないから。別にいいじゃない、後で探せばいいのだし、別に今日つけていかなくても支障はないのだし。でもお気に入りのピアスがないの。だから終わってから探せばいいでしょう? 時間がないよ。ほらもう本当に支度しないと。……でも、……二つ揃ってないと嫌なの。落ち着かないの……。両頬に一筋のほのかな熱を感じる。ぽた、ぽた、とワンピースを握っていたこぶしに触れた。そこで私は涙が流れていることに気づいた。もう無理なの、亮平さんが嫌いとかそういう事じゃないの。でも一緒にいると窮屈なの。亮平さんは悪くないの。結婚がこわいの。なんだか分からないけど、こわいの。いい歳して子どもみたいなこと思ってしまう自分が嫌なの。我儘だって分かってる。だけどどうしたらいいのか分からないの。 もう限界だった。上を向き、わあわあと声を上げて泣いた。そうか、私は辛かったのだ。そう、辛かった。その自分の泣き声の先からスマホが呼んでる音がする。意識はしているけど、動く気にもなれなかった。ただひたすら自分の感情に従った。 ある程度、水分を出してしゃくり上げる程度に落ち着いた。鼻水を思い切り、ワンピースでかんだ。さすが良い布ね、肌触りがいいな、なんてことを思いながら、バイブ音が聞こえる方向に身体を向けた。泣いて体力が削られた身体を引きずりながら進む。シングルベッドに近づくと、どんどんバイブ音が大きくなる。私は布団の真ん中で震えているスマホを乱暴に掴み、部屋の一番遠くに壊れない程度に投げた。 耳をすます。バイブ音は聞こえないようだ。 それから掛け布団をめくり、まあるく身体に巻き付けくるまった。下着のままだと布団と布団の間ってすごく気持ち良いことに気づいた。裸で寝る人の気持ちが少し分かった気がした。メイクと鼻水が布団に付いてしまうかも、と少し思ったけど、もうそんなことどうでも良かった。ずずっ……、すぅ、はぁ、ふうぅぅ……、自分の呼吸音と心臓の音とシーツの擦れる音しかなくて。暗くてあたたかい小さな世界はやさしかった。聞こえる音だけを考えいたら、とろりと眠気もやってきた。まぶたが自然に下りてくる。久しぶりの感覚かもしれない。そういえばここ最近よく眠れてなかったな……。……亮平さん怒ってるかな……、向こうのご両親も。サイテーな相手だと思ったかな、お父さんお母さんも……。どう思うだろう……、すいません、こんな非常識な奴で。 私は、左耳に付いていたピアスを外し布団の外に放って、目を閉じた――
カエルを踏んだことはあるかい?
タイトルのまんまさ。 キミはあるかい? そう、両生類の跳ねるアイツのことだよ。 踏んだのが、わざとか、そうではないかは問わないよ。 自分が知りたいのは、 カエル。 を踏んだのかどうかってことさ。 それも素足でね。 何故それを聞くのか。 それはかんたん。 私がカエルを踏んだことがあるからだよ。 しかも素足でね。 その時のことを今から書いていくから、もう離れる準備は出来たかな? 良いかな? もしくは、読む気持ちは整った? これから読みたい人だけ進んでね。 ただね、自分がカエルを踏んだことについて、どうにか感情の整理をしたいだけで書いているだけなんだ。 それでも読んでくれる? カエル苦手な人は引き返すなら今だよ。 ページをめくってくれてありがとう。 それでは何で、カエルを踏んだのか。 そして、カエルは無事だったのか。 それを今から書いてくよ。 その時、わたしは脱衣所にいたんだ。 そう、そしてカエルも風呂の脱衣所にいた。 しかし、わたしはそのことを知らなかった。 実家のお風呂なんだけど、そもそも山に囲まれている超田舎な場所に実家があるんだ。 家の前には田んぼが広がっている。 カエルはこちらのテリトリーに侵入し放題さ。 またさ、風呂もさ、外にあるんだよ。 トイレと風呂は家の外に別で建ててあるんだ。 わたしの父上が自分で建てたんだ。 DIY以上、大工未満の素人建築レベルだよ。 そんな風呂場だから、カエルが風呂場に出ても全く不思議じゃないんだ。 なんなら、当時園児だった子どもと風呂場に入ったらハチがいたこともある。 こっちはまっ裸のトップオブ丸腰状態さ。 そんな防御力ゼロの状態で、ハチとどう戦ったかはまた別の機会に話をしよう。 話がそれてしまった。 カエルの話だったね。 そんなわけで、外に風呂場があるからさ、まずスリッパを脱いで脱衣所に上がるんだ。 んで、スリッパから一旦足を出して、マットの上に足を置いたんだ。 そしたらそのタイミングで、一緒にいた娘が「トイレ」って言ったんだ。 娘にとっちゃ、おばあちゃん家で慣れてないから1人じゃイヤみたいでね、私が付いて行くの。 あぁ、じゃあトイレに行こうって風呂場に併設されているトイレに行こうと、またスリッパを履こうとした時、 自分の右足の裏に何か当たったのを感じたの。 スリッパに足先入れたら、何か踏んだ感触がしたの。 その時は何か分からなかったんだ。 と、同時にスリッパから何か飛び出てきた感じがしたの。 最初は、なんだ? って全然わからなくて。 不思議に思って目線を足下に移すと、うす茶色っぽいやつがいたの。 そいつは、ピョンピョン跳ねてたの。 そしてその瞬間、刹那で理解した。 私はカエルを踏んだ! カエルだ! あのカエル、スリッパの中にいたんだ! もともと脱衣所にいて、私が足をスリッパから引き抜いた途端にスリッパの中に入ったんだ! それでまたすぐ私がスリッパを履いたから出てきた! 生きたカエルを踏んだ! カエルは無事⁉︎ 元気⁉︎ 生きてる⁉︎ 脚とか平気⁉︎ 内臓とか出てない⁉︎ はっ、跳ねてる! 壁に向かって跳ねてる! 見たところ全く問題なさそう! 良かった‼︎ あー!良かった! お互い良かった‼︎ ほんと良かった! 良かったよぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!!!! 多分、これを脳内で巡らせたの1秒くらい。 「あっ、カエル!」まるで今知ったような態度で娘の前では冷静さを装い、カエルを逃がそうとドアに誘導する。 その間も頭の中では、 あ〜〜〜〜〜〜カエル踏んじゃった〜〜〜〜!!! 私カエル踏んじゃったーーー!!! 踏んだ瞬間なんかグニュって………。んで、ちょっとひんやりとしめってて、思い出したらまだ感触が…………。カエルが無事で良かったけど、カエルを踏んだという事実は消えない……。あ〜〜〜〜…………。 じわじわと脳内再生が勝手に始まる。 それでもカエルをなんとか追い出し、トイレに行き、そして警戒しながら風呂場に戻る。 内心はまだビクビクである。 他にもいるのでは⁉︎ もういない⁉︎ 安全確認を怠らない。 服を脱ぐ時も、右足はなぜか床から少し浮かせてしまう。 ああ〜〜〜〜〜〜〜、カエルの粘液が付いてんのかなぁ〜〜〜〜〜?? 怖いよををををを…………泣 頭の中ではカエルを踏んだことばかり考えてしまいつつも、娘の頭を洗ったりいつも通りの対応をする。 娘を湯船に浸からせた後、自分の身体を洗う時、足裏を念入りに洗ったのはいうまでもない。 これで私がカエルを踏んだ話はおしまい。 書いている最中も感触がよみがえってきて、足の裏ずっとソワソワしてたよ。 一昨日の話なんだけど、まだ右足の裏に意識がいっちゃって、浮かせてるよ。 以上、カエルを踏んだ話でした。 お付き合いありがとう。 みんなも気をつけてね!
母の手とおにぎり
冬にはこたつにもなる大きなローテーブルの上に、水が入った茶碗が一つ。 その横に、隅に塩がのっている大皿が一枚。 それから、自家製の梅干し。 母がその前に座る。炊飯器から大きなボウルに、しゃもじでご飯を移していく。湯気が立つほかほかのご飯から甘いお米のにおいがする。 両手に茶碗の水をたっぷりつけ、多めに塩をすくいとる。手のひらにまんべんなくのばし、しゃもじでご飯一杯すくう。左手にのせて、ご飯の真ん中に梅干を一つのせる。それを右手でご飯をかぶせ、ふんわりと包み込む。軽く握って、一回、二回、と回していると角の丸い三角形ができてくる。ふたつの手のひらに覆われたそれは、くるん、くるん、とテンポよく回され、仕上げにぎゅっと力を込められたら大皿に。 白米をさらに食欲を唆る物へと変換する作業を黙々とする母。その同じ空間に、テレビを観ている父と、寝そべりマンガを読みつつ、出来上がるおにぎりの数を確認している私。 よしよし、これだけあれば一つぐらい食べてもいいだろう。大皿におにぎりの列が出来たのを確認し手を伸ばす。父も嬉しそうに手を伸ばす。 一個食べれば、もう一個。母のおにぎりは塩が多い。さらに自家製の梅干しも塩が多い。それでも母の作るおにぎりは美味い。 「母ちゃんのむすびはなんでこんなにうまいんだろうなぁ」食べる度に父が言う。 「誰が作っても一緒よ」手を止めず、目尻にしわをよせながら母が答える。 「いやいや、この味は出せんのよ。なんでだろうなぁ、なんか人の手には乳酸菌がそれぞれあるらしくて……」 蘊蓄(うんちく)好きの父が手に持っている食べかけのおにぎりを観察しながら語り出す。 母となった私も子どものためにおにぎりを握ることがある。母のように手を濡らしたり、用意や片付けをするのが面倒なので、私は必要最小限の労力で作る。 まず、大きめのお椀を少し水に濡らし、ご飯とふりかけを入れ、スプーンで軽く混ぜ、ラップに移してから握る。これだと手も汚れないし、洗うのも少なくて楽なのだ。鮭フレーク、天かすとアジシオ、明太ふりかけ。我が家の定番おにぎり。 「またおばあちゃんの作ったおにぎりが食べたい!」 そう、私のおにぎりは母のおにぎりを越えられない。 何度か帰省して、母のおにぎりを食べた我が子たちが家に戻ってからもそう言う。 そうだろうそうだろう。子ども達も特別な美味しさが分かるんだなと悔しさよりも嬉しさが先に立つ。 母だけが作れるおにぎり。 私はあと何回食べられるのだろう。 しわが増えた手でも子どもの頃食べたのと変わらない味。一緒に何を入れてるの。 同じ材料でも、きっと同じ味は出せないね。 * * * 蛇足な駄文 * * * お読みくださり、ありがとうございます。 この度は、湯呑さまのストーリーズから書く気がむくむくと。おむすびにまつわるエッセイを書かせていただきました。 おにぎり と おむすび。 どちらかというと、おむすびの方が縁起がいい印象ですね。 母のは、にぎった感じがあるので、おにぎり表記にしました。普段どっち言ってるかな? いつもは特に使い分け気にせず言ってる。 そうそう、最近Eテレで「おむすびニッポン」という番組をたまに観てまして。それもあって書きたくなりました。 ずんの飯尾さんと王林ちゃんのほんわかコンビに、ご当地のおむすびのレシピや、おむすびにまつわる素敵なエピソードが紹介されて、とても癒される番組です。 おむすび食べたくなります。 あと、料理つながりでキッチン戦隊クックルン。 おもろいです。娘がイケメン出てきて喜んでます。 この前はキティちゃん出てきてびっくりした。 コラボすげぇ。 マジで仕事選ばないキティさん。 50周年おめでとうキティさん。 あ、あと関係ないのですが、「しゅわわん!」という手話アニメーションの番組もすごく好きです。 毎回泣きます。 おすすめです。(日本放送協会の回しもんじゃないですよ! ) すみません、ずれました。 という事で、おにぎり美味しいよね。 同じ量の白米でもおにぎりにするとめっちゃ食べちゃうよね。ふしぎ。 あと、コンビニのおにぎりは、塩おにぎり好きです。 シンプルだけど、美味い。好きです。 最近食べてないなぁ…… 海苔はパリパリもいいけど、時間が経ってるしなしなも好きです。海苔うまい。 と、おむすびトークしたかっただけという。 ということで言いたいこと言いたいだけ書き散らすという通常運転の自分です。 お付き合いくださり、ありがとうございます。 よければ既読印で、お好きなおむすびをコメントしてってくだせぇ🙏 ということで、 おむすび、さいこー!(ハチワレボイスで)
しあわせだね マチルダ
すみません。マチルダちゃんの続きでもなくて。あとがき的なやつになります。 よろしければ「おやすみ マチルダ」をご一読されてから、お読みください🙇♀️ いつもお読みくださり、ありがとうございます。 これを書く予定もなかったのですが、ありがたい事にフォロワー様が宣伝してくださったおかげもございまして、それで思いがけず評価をいただけまして…驚きを隠せなくて、ちょっと語らせてほしくなったので、読んでくれますか。 そうですか。ありがとうございます。さすがノベリーの方は優しさのかまたり。ありがとうございます。かまたりスルーもありがとうございます。 ということで、「おやすみ マチルダ」という作品を語らせていただきます。 えー、基本わたくし感情で作品を書いていくタイプなので、マチルダちゃんも思いつきで感情のまま書いたのであります。 私がすぐ周りのものに影響されるブレブレ人間なので、芥川賞作品を読めば少し重苦しい文章を書きたくなるし、ライトな作品を読めばそのような作風になる…という感じになります。 ということは、そうです。マチルダちゃんは、絵本を読んでいた時にひらめいたのであります。 子どもたちに読み聞かせしたり、読み聞かせられたり、児童書読んだりした影響ズバリです。 「マチルダ」とか響きがかわいくて。「サブリナ」、「サマンサ」かわいくないですか。なんかときめく響きなんですよね。 「さよなら サマンサ」も下書きにおるんですよ。でもまだサマンサちゃんは話が進まねぇ。一行しか進んでねぇ。ということで、まだしばらくごめんねサマンサちゃん。 えー、話は、マチルダちゃんに戻りまして。 マチルダちゃん読んでくださった方すごく心が優しくて温かな方が多いなって思って。 その点、自分はなんて汚れてるんだって思って。 ちょっと不穏な空気におわせといたんです。自分的には。でもあまり露骨すぎても不快だし、と思ったので、すごーく薄く。薄すぎて伝わらなかったのは己の文章力の至らなさです。細かいニュアンスを短い文章や単語で伝えるのはどれほど難しいことか。勉強になります。ということで、いつものことですが己の不甲斐なさにめっためたにされております笑 それでも、そんな自分の作品でも伝えたいことが伝わって、同じような気持ちになってくださったり、コメントしてくださったり、本当にありがたいことであります。感謝です。 だからね、マチルダちゃんってほぼ勢いで書いたから、「自分ではイマイチかもー、反応よくないかもー…」って思いつつ投稿したので、自分の予想外すぎて驚きでした。 書いてたらありますよね。自分では自信作!って思ったのが、あんまり反応なかったり、 と思ったら、肩の力抜いたやつの方が意外とウケ良かったり。 分からんですね笑 でも、感情を乗せないとやっぱり届かないのかなって感じました。自分の作品はね。 小手先のテクニックではやっぱり見透かされるんですよね。顔や声は分からないけど、文章だけでも人となりって伝わるんですよね。 逆に、どうしても伝えたい事があるなら多少文章がおかしくても、案外伝わるもんだなぁと私は思います。 「進撃の巨人」も、最初「絵が下手」とか色々言われてたけど、そんな気にならないほど面白い作品で。それと同じだよなと思って。素晴らしい偉大な漫画を例えに出してすみません。 大好きです。進撃の巨人。ジャンとサシャ大好きです。あ、あとオニャンコポンも。 オニャンコポンて。響きがほんと凄くないですか。あの暗黒の辛いしかない章の唯一の光ですよオニャンコポンは!もうオニャンコポンは何回言っても飽きないね!考えた先生すごすぎだよ。 ……なんだ、何が言いたかったんだ、もう読んだ人はオニャンコポンしか頭に残ってねぇよ…それほどすげぇんだよオニャンコポンは… もうほんとこれだよ。すぐ好きに書くと脱線するんだよ… 収集つかなくなってしまうんだよ。でも楽しいんだな。 こんなお話にお付き合いくださり、ありがとうございました。 読んでくださった方にガリガリ君の当たりが出ますように!
34・35・36・37 通目
K.I 様 葛原ハラ 様 翡翠 様 loa 様 * * * K.I 様へ ミステリー、ファンタジー、恋愛・青春など様々なジャンルの作品を数多く書かれるK.I 様。 また、サムネイルも凝っておられて、目を引くものばかり。 社会派の作品や、人情系、ラブコメ系やブラックユーモアなどの笑わされる作品もあり、いつも楽しませていただきました。 連載もたくさんありますが、そのどれもが一つ一つK.I 様にとって大切な作品だと、文章やサムネイルから感じました。 私が好きな作品は、「傘」という作品です。 短編でテンポが良くので読みやすく、日常のありそうな話だけれど、最後に予想を覆されて「そっちか!」と思わず心の中でつぶやいてしまいました。 今後のK.I 様のご活躍を心より願っております。 読ませてくださり、ありがとうございました。 * * * 葛原ハラ 様へ 二作品。約二年前から更新が止まっているようですが、お元気でしょうか。 目を引く可愛らしいサムネイルの「彼女を愛したせいで」は、テンポ良く進む展開、ツッコミどころ満載の登場人物たちにページをめくらされました。 この先どうなるのか分からない続きは葛原ハラ様の頭の中に秘めておられるのでしょうか。 タイトル回収できる日を願っております。 読ませてくださり、ありがとうございました。 * * * 翡翠 様へ ホラーを書くのがお得意のようで、どの作品も楽しませていただきました。 始められたのが小学六年生とのことですが、読みやすくスッキリとした文体で、状況説明なども分かりやすく、まさに原石です。 特に「チャット」という作品は、現代ならではの身近に感じるホラーでした。 お忙しいでしょうか。これからも楽しく執筆活動を続けられることを願っております。 読ませてくださり、ありがとうございました。 * * * loa さまへ 現在、一作品。 「妖精の悪戯〜英雄の目覚め〜」 素敵なサムネイルの通り、壮大なファンタジーで、主人公の両親やルーツ、辿る旅の始まりと仲間たちとの物語。 まだまだ謎が多く、続きが気になります。 それともう一つ気になることが。loa 様のアイコンは何なのでしょうか? 名前の由来とアイコンが個人的に気になりました。 更新がされていないのですが、これから様々な謎が解き明かされる日を心待ちにしております。 読ませてくださり、ありがとうございました。