『未使用の感情』

第四章 鈴の音は、逃げ場を失ったように鳴り続けていた。 耳ではなく、胸の奥で。呼吸のたび、微かに震える。 「使うと、どうなりますか」 自分でも驚くほど、声は落ち着いていた。 店番は棚に視線を向けたまま答える。
獅勇
獅勇
はじめまして だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!