第一話後編 愛弟と邪老
ひとしきり笑いきると、冷静な脳の部分では今回の件を整理し始めていた。
「そういえば博士。今回の依頼対象はやっぱり、自我崩壊を起こしてしまったんでしょうか?」
その言葉に先ほどまでの飄々としたジジィの雰囲気は也を潜め、少しだけ真面目な科学者としての博士が顔を覗かせた。
「うむ…儂もアキラの連絡を受けてから十分程で駆け付けたが、その時既に心象は崩れ去って依頼対象は蒸発。脳裏心象体のみが居座っておったの。まだ生まれたてで管理者権限も支配されきっておらんかったから助かったわい」
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/2/24 13:43
最終編集日時: 2026/3/23 5:28
Gmy
ストーリー考えるのが好きでTRPGとかでも自作シナリオを作っていましたが、唐突に小説も書いてみるか。と思って書きました。
※なろう小説での更新内容をそのままこちらに投稿しています