宇宙の旅 第六話

宇宙の旅 第六話
宇宙の旅 第六話 新たな星  宇宙船で宇宙をあてもなく彷徨っていたデービット・ハンソニーとケビン・レイソンは、ロボット・アーミーの件もあり、疲労していた。 「はぁ、大変だったな、それにしても助かったよ、ケビン」デービットは椅子に座り、足を机の上に乗せたまま言った。 「いや、俺のほうこそ助かった。あのままだったら死んでた」ケビンは操縦席に座って、地図を見ながら言った。 デービットが窓の外を見た。 外は無限に続く星々の光があった。 「デービット、次はどの星に行きたいんだ?俺も行ってみたい星は山ほどあるんだ」ケビンは操縦パネルのレバーを引き、横の緑と赤と黄色のボタンを一回ずつ押した。 「そうだなぁ、たまにはスリル満点の危険な星も行ってみたいけど」デービットは笑顔で冗談混じりに言った。 ケビンはデービットの方を見て、ため息をついた。
ゆーくん
ゆーくん
宇宙の旅は長生きする。