秋
一章
しゃんしゃん……
遠くから鈴が転がるような音がする。
木々が擦れて、ざわつきが森全体を覆っていた。
「見つかるわけには…」足音を消し、私の気配を木の葉に馴染ませ、誤魔化す。
狐人特有の耳が目立っているように思えて、気が気でない。着物の裾が木に擦れて跡が付いた。
逃走を図ったが、追手は確実に私の動きを読んでいる。
足の動かし方に迷いがない。追手は武人だ。
0
閲覧数: 95
文字数: 684
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/12/18 12:57
snow drop
初めまして。ボカロ、小説、アニメが好きです。
たまに喫茶店巡りをしています。
それと僕、実は学生です。相互フォローを心がけています。よろしくお願いします。