ダリヤス 闇より生まれし光

ダリヤス 闇より生まれし光
あらすじ 西暦2100年。世界は変貌(へんぼう)を遂げていた。 環境破壊とAIの進化によって都市は崩壊し、かつて100億に達していた人類は、わずか10億以下にまで減少していた。 
 それでもなお、人々は「永遠の命」を求め、肉体と心を機械に委ねていく。 こうして生まれたのが、AIと人間の脳を融合させた存在アマス。 彼らは不老不死という力を手に入れた代償として、感情を失い、涙さえ流せなくなっていた。   だが、その中で唯一の例外がいた。 少年ダリヤス。 彼はアマスとしての力を持ちながらも、人間の“心”を失わず、涙を流すことができた。 右半身には機械の力、左目には希望の光を宿す少年。    彼の前に現れたのは、宇宙の彼方より地球を見守る種族ルオニス。 彼らは“歌”に記憶を宿し、“魂の響き”を通して、人類が忘れ去った「心の光」を取り戻そうとしていた。    なぜ、ダリヤスはこの時代に生まれたのか? 彼が流す涙には、どんな意味が込められているのか?
空 導士(そら みちる)
空 導士(そら みちる)
キラリと光、希望と見えない闇、僕らは常に生きる為の道を自ら選び進んで行く。 間違えた道は闇、正しい道は希望の光。