誰もいない駅
山側からホームへ、春らしからぬ涼しい風が吹いてくる。
ほどよく鳥肌が立つ。
空を見ると、白というか鼠色というか、筆舌尽くし難い雲が立ち込めている。
明日はきっと雨だと、言葉にせず自分に伝えた。
“えェ一番ホーム〇〇線△△行き、まもなく発車致しまァす”
唐突のアナウンスに少しびっくりする。
そして、向こう正面に止まっていた電車がモーターを唸らせる。
ゆっくり、ゆっくり、電車は進み始める。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/4/29 6:59
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