死んでしまったあと

私は「死」や「死別」をテーマにした作品を書く身だ。 だからこそ、人が死んでしまった後というのは、ある種興味深い。 私の祖父母の遺骨は納骨堂に納められている。 骨箱、というものを初めて持った。 「こんなに軽いのか」無礼かもしれないが、そう思った。 今目の前を歩く人々も、話している友達も、私自身さえも。 最終的に、これほど軽い物体になってしまう。 その事実は残酷なようで、なぜか温かかった。
蒼
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