声を聴いて 最終話

声を聴いて 最終話
 それから数日間、悠斗も愛も何だか気まずくて連絡できずにいた。ただ優斗は自分の中のモヤモヤを晴らそうと手話の勉強は続けていた。 (このままじゃまずいよな)  しかし優斗は愛との仲を修復する気持ちにはなれなかった。  その日愛の方から優斗に連絡が入った。 『この前様子がおかしかったのは何か怒らせちゃったの?』 『いや、そう言うのとは違うよ』 『じゃあどうしたの?』  しかし優斗は既読スルーした。 『ねえ、一度会って話しましょう』 『別に構わないけど』
よしだひろ
よしだひろ
まだ使い方もよく分かってません 童話を中心に色々書いてます 良かった点や悪かった点を率直に教えていただければと思います よろしくお願いします