空白で恋に落ちる

空白で恋に落ちる
夢か現か、その狭間に迷い込む。 「…ここはどこだ」 確か、僕は今眠りについたところだ。先程までベッドの上にいたはずなのに、1面星空が広がる不思議な空間にいた。 「そうか、これは夢の中。」 久しぶりに夢を見た、と思いながら呟いた。その時、後ろから声がした。 「少し違う。」
ひまり
中学生