愛しき友よ、また明日

愛しき友よ、また明日
 二人で帰った帰り道を思い出す。  いつしか当たり前になっていたね。  君が自転車を引いて、私がその横を歩く。  たわいもない会話の応酬。  その日あった授業の話。  好きなアニメの話題。  車輪の回転音がカラカラと鳴っていた帰り道。  平日に君に会うのが当たり前だった日々。
しろくま
しろくま
はじめまして。はじめまして。