140文字小説+α その162 「忘れ物」

 友人と温泉旅行へ来た。  宿は、温泉とご飯、どちらも素晴らしかった。  一夜明けて、後はもう帰るだけ。 「準備できた?」 「うん。チェックアウトしよ」  フロントに着いた時、友人がハッとした。 「ごめん、キャリーケース忘れた!」 「そんなことある?」  友人は、慌てて部屋へと戻っていく。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。