軌跡をたどりたい

あの人と同じ道を歩いていると思ってた。でも、そうじゃなかったみたいだ。 私はこの道が好きだ。 雨が降っても、雷が落ちても、嵐が来ても、雪が降っても。どんなに歩き疲れても。 私はきっとこの道を進むだろう。進み続けるだろう。 もし私が、この道に背を向けて歩いてみても。 きっとまた、つま先をこの道に向けるだろう。 この道の先に何があるのか、この目で見たいんだ。 この道の先に辿り着いた時、私をあの人と同じ眼差しで見てもらえるか、知りたいんだ。 この道をまだ足でさえ歩けず、汗水垂らして、惨めに這ってる私。 歩くよりも飛ぶ方が楽だと知っている。
萎落
萎落
好きなものを好きなように飾る