家族以上、知人未満な僕と君。
(前回の続きです。)
36−運命の赤い糸
「ごめんなさい。」
初恋の相手に振られたのはもう10年前のこと。
僕らはもう24歳になっていた。
僕と言えば今はパティシエを目指している。
叔父さんの住む県でバイトとしてケーキ屋で働いているのだ。
ちなみにあの事件の後、僕の母親は桜と同じように交通事故で死んだ。
申し訳ないが、桜への態度といい、彼女の行動を見れば地獄行き決定だろう。
やっぱり僕には優しかったから、亡くなったときは悲しいとも思ったけど、どこかでざまぁと思ったよね。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/9/18 9:16
月白 雪加ーTsukisiro Sekka.
気まぐれ投稿です。たまに消えます。
書く専です。
respect→Suzuki daijiro様 hakuri様 Kisaragi choko様 Kume emiri様