コレクション⚠️R-18
暗闇。古い街灯がパチパチと点滅している。生暖かい風が吹き始める頃。薄らと映される湿ったアスファルトが、妙な気配を感じさせる。
「こんばんは、お姉さん。」
「え?」
そんなシチュエーションには似つかわしくない声。可愛らしい男の子の高い声だ。一人で歩いていたミヤコは、急に後ろから声をかけられたことで背筋を凍らせた。
バッと振り返ると、そこには声に似合う可愛らしい男の子がいた。年齢は…暗くてよくわからないが、中学生のように見れる。少し身長の高い小学生としても納得出来る。
「仕事の帰り?」
何食わぬ顔で話しかけてくる。幽霊?ミヤコに霊感は無いが、もし見えるとしてもこんなにはっきり見えるものなのだろうか。あまりにくっきりした男の子の輪郭は、ミヤコの恐怖心を和らげた。
「え、こんばんは。そうだよ?」
「お疲れ様。今日はもう家に帰るだけ?」
「そうだけど、」
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2022/9/7 11:12
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
N's
はじめまして。よろしくお願いします。
書いたヤツそのまま投稿したものが多いので支離滅裂かもしれません笑