絶望論
人を愛し、愛されないというのは絶望に値する。
細やかな愛情の切り取りが、張り付ける厚紙もなく無意味にごみになるアートのようなもので。
やはり受け取ってくれるものがいないとそれは孤独である。
しかし、愛というのは必ずしも帰ってはこない。
25歳、佐々木陽大。それは私の兄の名前である。
もう戻ることのない、また、愛に生きた人だ。
兄には愛し、愛しすぎた”男性”がいた。兄の性自認は真っ当に男であったが、兄の愛した人もまた男であった。
しかもそれは会社の同僚や、友達なんてものではない。
私の幼なじみだ。もとい、私の彼氏。そして一昨日婚約をした相手。
陽にい。私の兄、陽にいは佐々木陽大という名前の通り、陽気でおおらかで、誰にでも慕われる人だった。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/10/29 11:20
め い
ラーメン好きの女子大生