夏色らむね

夏色らむね
爽やかな風が走り抜ける、真夏の日のことだった。 2人で学校をサボった日。 空は真っ青で、それでいてどこか透明で。 美しい白い雲も。その中だと引き立て役のようだった。 風は、自転車に乗る2人のワイシャツを、すり抜けていった。 “夏っていいね” って。 ラムネを飲みながら、2人で笑いあってた。
水彩絵の具
水彩絵の具
ぱれっとの中だけで生きてます。 自分の思ったことを書いてるただの水彩絵の具。 部活は万年ベンチ組。 スランプの沼に陥ってます。