第七十一話
驚いて顔を上げると、そこには父の姿があった。
「父上、どうなさいました?」
「あぁ。これをな。」
海野の父は、小瓶を持っていた。なんだろうと思いながら、父の方へと向き直す海野。すると突然、父は思いっきり海野の顔、いや、目に向かって小瓶に入った液体をぶちまけた。
「うわぁぁぁぁあああ!!!」
熱い熱い熱い熱い。目が焼けるように痛い。熱さは段々と痛みに変わる。両目を押さえ、床に転がり込む海野。すると、父が口を開いた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/2/7 9:35
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
澄永 匂(すみながにおい)
連載中の作品は、金、土曜日辺りに更新予定です。
大学生&素人なので文章がぎこちないですが温かく見守ってください。
中学生の頃に作っていた話(元漫画予定だったもの)を書けたらいいなと思い、始めました。