残香
──冬が大嫌いだ。
俺がそう思うようになったのは、まだ恋だの愛だのと、そんな感情に溺れてしまうほどに未熟だった大学一年生の頃だった。
地元から遠く離れた土地で大学へと進学した俺は、慣れない一人暮らしに多少の戸惑いを感じながらも、気の合う友人にも恵まれて充実した毎日を過ごしていた。
そんな俺の生活が一変したのは、冬華と付き合い出したことがきっかけだった。
冬華の凛とした美しい容貌はキャンパス内ではとても有名で、平凡な自分など近付くのも畏れ多く思っていた俺は、いつも遠巻きにその姿を眺めていた。
そんな俺が初めて冬華と会話を交わしたのは、大学の敷地内にいた野良猫に菓子パンを食べさせていた時だった。
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文字数: 4343
カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2024/11/16 13:06
最終編集日時: 2024/11/22 10:14
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
天音ろっく
ルビ機能が欲しいなー
執筆ジャンルはラブコメ・ホラー・ミステリー・コメディ・ヒューマンなど、その時の気分で色々と。
作品リスト一旦リセットしました。
ゆるっと気のむくまま投稿します。
最近は更新できてませんがYouTubeにて怪談朗読を公開中📕
https://youtube.com/@yuachanRio
【邪神白猫】【ホラーちゃんねる】で検索してみて下さい( . .)"